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第十四話
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「今はこうやって平穏無事にいられるから、気にしないで大丈夫だ。それより今に至るまでのことは話したが、その先のことも話しておこうと思う」
そう言われて、急いで涙をぬぐったセシリアはしっかりと頷く。
この先リツがどのような道を進んでいくのか、どこに向かっているのかを聞いておらず、彼がどんな選択をするのか興味があった。
「とりあえず、その、操魔の魔王だったか? を倒すために、そいつの城を目指そう」
「……えええええっ!?」
まさかの発言にセシリアは大きな声を出して驚いてしまう。
「あ、あの、魔王の城に向かうんですか? しかも、倒すって……いやいや、相手は魔王なんですよ?」
いくらリツが強いとはいえ、一介の旅人が魔王を倒すなどというのは、絵空事もいいところだった。
「危険ですし、なんでわざわざ自分から魔王に? それも、倒すということは完全に敵対するおつもりなんですよね?」
本来ならば魔王とは避けるべき存在であり、近寄らないのが正解だと言われている。
にもかかわらず、リツはその魔王との戦いを考えていた。
「だって、そいつが生きていたらセシリアが不安じゃないか。そいつが求婚してきたせいで、今回のような騒ぎになったわけだ。あの街からは離れたが、この先生きていくのに怯えながら行動するなんて意味がない。何か問題があるなら、原因を取り除くのが正しいだろ? だから、俺はそいつを倒す」
これは既にリツの中で決定事項になっている。
セシリアを自分の仲間として連れていく以上、魔王を相手取らなければならないことはわかっていたからだ。
「いや、でも、そんな……」
そんなことをしてもらうのは、身に余ることであり、自分のためにそこまでしてもらうことを申し訳なく思っていた。
「いいんだって。それより、魔王の城とやらはどっちにあるんだ?」
「えーっと、ここからだとあっちになると思います」
セシリアはキョロキョロと周囲を見回してから、おおよその方向を指さす。
魔王の城というのは、権威を示すために遠くから見ても目立つものだったため、見晴らしのいいこの場所からでも大体の方向くらいはわかる。
「なるほど……それじゃ、挨拶を……」
ふっと笑ったリツは腰の剣に手をかける。なにをするのか察したフェリシアは鼻歌交じりだ。
真剣な表情のリツはすっと腰を落として、視線は魔王の城がある方向へ向ける。
「リ、リツさん……?」
何をしようとしているのかわからないため、セシリアは混乱しながらそっと声をかける。
その次の瞬間、大気が静まり返るのがセシリアにも伝わってくる。
「はあっ!」
気合のこもった声に、魔力が乗り、更に勢いよく引き抜かれた剣は衝撃波を生み出して、大気が震えたと思うと、一気に目標の方向へと飛んでいった。
「い、今のは……?」
声の大きさ、空気が震えたこと、何かが飛んでいったこと、そして今も空中に漂っているリツの強力な魔力。
そのどれもがセシリアの理解をこえており、混乱をきたしている。
「例の魔王に挨拶をしたんだよ。これから、お前の首を狙いに行くから待っていろよ、って。まあ、さすがに距離が離れているから衝撃波が届くことはないだろうけど……もしかしたら、ね」
「は、はあ……」
からからと笑うリツが本気なのか、冗談で言っているのか判断がつかないため、セシリアは気の抜けた返事をするだけだった。
「それはそれとして、ここからだと一番近い街はどこになるんだろ。セシリアの街以外で」
もうあの街に戻るのは難しい。
彼女がいれば再び魔王の軍勢がやってくるはずである。
なにより、あの街の有力者であるベイクとはケンカ別れとまでは言わないが、リツがだいぶ強気な態度をとって逃げるように家を出て来たため、いまさら戻る気などなかった。
「そうですね……それでしたら魔王の城との中間に、商業都市があるはずです。あそこはこの大陸の中でも重要な拠点で、魔王も迂闊に手出しできないと言われています。まず目指すならあの街が良いかと……大きな街ですので、色々な物が売っていますし、休息もできると思います」
セシリアにそう言われてリツはあることに気づく。
「あぁ、どうも疲れているような気がすると思ったら……召喚されてから、一度も、休んで、なか、ったっけ……?」
「――えっ? リ、リツさん!? ……ね、寝てます」
リツはゆっくりとセシリアのほうへ倒れこむと、そのまま眠りについてしまった。
急いでフェリシアが風の結界を張り、リツが安心して休めるような状態を作り出す。そしてリツの傍で寄り添うように眠りについた。
なんだかんだずっと気が張っていため疲れを感じていなかったが、意識した瞬間どっと疲労が襲ってきて、それは意識を失わせるほどであり、リツは一瞬で夢の世界へと旅立っていった。
「んしょっと、これでいいですね」
セシリアはなんとか態勢をいれかえて、リツの頭が自分の太ももに乗るようにする。
いわゆる膝枕状態であり、彼はすやすやと穏やかな寝息をたててぐっすりと眠っていた。
「ふふっ、こうやっていると年相応に見えますね。どことなくあどけなさがあって、可愛らしくて……やだ、私ったら!」
助けてもらったからか、好みの顔なのか、強引さに惹かれたのか、理由はわからないが、セシリアは彼の寝顔を見てドキドキしている自分がいるのに気づく。
「でも、あんな風に守ってくれたのも、私のことを認めてくれたのも、お父様とお母様以外だと初めてかもしれないです……」
頬を撫でる風が心地よく、セシリアもしばしの休息にと、フェリシアの結界の中から遠くまで広がる景色を眺めることにした。
同じころ、操魔の魔王城では……。
「――ど、どこからの攻撃だ!」
「城の周囲に敵影は見えません!」
「あれだけの威力の攻撃となると、まだ近くにいるはずだ。急いで探せ!」
魔王城は突然の襲撃に騒ぎ立っていた。
突然城が何者かによって攻撃を受けたのだ。
それは鋭い剣戟によるもので、城の壁に刃による大きな傷が入っている。
この大陸で君臨してから好き勝手やっていた魔王に反抗する者がいるとは思えなかった。
仮にいたとしても、これほどの実力があるのであれば、噂に聞いていなければおかしい。
しかし、城内の誰もそれを聞いたことがない。
もちろん操魔の魔王自身も……。
「もういい……恐らく近くにはいないだろう」
気を張っているのが馬鹿らしくなった魔王はため息を吐くと王座に座り込む。
襲撃からしばらくはコウモリの魔物に指示を出して周囲を哨戒させていたが、怪しい影は全くといっていいほどなかった。
更にいえば、今回の攻撃は衝突するまで気づかないもので、着弾するまで力の発動すらわからなかった。
つまり、超長距離による攻撃である可能性が高い。
それに気づいた魔王は顔を上げるとゾクゾクと沸き起こる気持ちからニヤリと笑う。
「ははっ、私が魔王になってから、初めて面白いと思えそうなやつが現れたな。早く、来い!」
まだ見ぬ強敵、自分をおびやかすかもしれない相手、その人物に彼はワクワクしていた。
しかし、その相手は精霊に守られながらセシリアの膝枕で穏やかに眠っていた……。
そう言われて、急いで涙をぬぐったセシリアはしっかりと頷く。
この先リツがどのような道を進んでいくのか、どこに向かっているのかを聞いておらず、彼がどんな選択をするのか興味があった。
「とりあえず、その、操魔の魔王だったか? を倒すために、そいつの城を目指そう」
「……えええええっ!?」
まさかの発言にセシリアは大きな声を出して驚いてしまう。
「あ、あの、魔王の城に向かうんですか? しかも、倒すって……いやいや、相手は魔王なんですよ?」
いくらリツが強いとはいえ、一介の旅人が魔王を倒すなどというのは、絵空事もいいところだった。
「危険ですし、なんでわざわざ自分から魔王に? それも、倒すということは完全に敵対するおつもりなんですよね?」
本来ならば魔王とは避けるべき存在であり、近寄らないのが正解だと言われている。
にもかかわらず、リツはその魔王との戦いを考えていた。
「だって、そいつが生きていたらセシリアが不安じゃないか。そいつが求婚してきたせいで、今回のような騒ぎになったわけだ。あの街からは離れたが、この先生きていくのに怯えながら行動するなんて意味がない。何か問題があるなら、原因を取り除くのが正しいだろ? だから、俺はそいつを倒す」
これは既にリツの中で決定事項になっている。
セシリアを自分の仲間として連れていく以上、魔王を相手取らなければならないことはわかっていたからだ。
「いや、でも、そんな……」
そんなことをしてもらうのは、身に余ることであり、自分のためにそこまでしてもらうことを申し訳なく思っていた。
「いいんだって。それより、魔王の城とやらはどっちにあるんだ?」
「えーっと、ここからだとあっちになると思います」
セシリアはキョロキョロと周囲を見回してから、おおよその方向を指さす。
魔王の城というのは、権威を示すために遠くから見ても目立つものだったため、見晴らしのいいこの場所からでも大体の方向くらいはわかる。
「なるほど……それじゃ、挨拶を……」
ふっと笑ったリツは腰の剣に手をかける。なにをするのか察したフェリシアは鼻歌交じりだ。
真剣な表情のリツはすっと腰を落として、視線は魔王の城がある方向へ向ける。
「リ、リツさん……?」
何をしようとしているのかわからないため、セシリアは混乱しながらそっと声をかける。
その次の瞬間、大気が静まり返るのがセシリアにも伝わってくる。
「はあっ!」
気合のこもった声に、魔力が乗り、更に勢いよく引き抜かれた剣は衝撃波を生み出して、大気が震えたと思うと、一気に目標の方向へと飛んでいった。
「い、今のは……?」
声の大きさ、空気が震えたこと、何かが飛んでいったこと、そして今も空中に漂っているリツの強力な魔力。
そのどれもがセシリアの理解をこえており、混乱をきたしている。
「例の魔王に挨拶をしたんだよ。これから、お前の首を狙いに行くから待っていろよ、って。まあ、さすがに距離が離れているから衝撃波が届くことはないだろうけど……もしかしたら、ね」
「は、はあ……」
からからと笑うリツが本気なのか、冗談で言っているのか判断がつかないため、セシリアは気の抜けた返事をするだけだった。
「それはそれとして、ここからだと一番近い街はどこになるんだろ。セシリアの街以外で」
もうあの街に戻るのは難しい。
彼女がいれば再び魔王の軍勢がやってくるはずである。
なにより、あの街の有力者であるベイクとはケンカ別れとまでは言わないが、リツがだいぶ強気な態度をとって逃げるように家を出て来たため、いまさら戻る気などなかった。
「そうですね……それでしたら魔王の城との中間に、商業都市があるはずです。あそこはこの大陸の中でも重要な拠点で、魔王も迂闊に手出しできないと言われています。まず目指すならあの街が良いかと……大きな街ですので、色々な物が売っていますし、休息もできると思います」
セシリアにそう言われてリツはあることに気づく。
「あぁ、どうも疲れているような気がすると思ったら……召喚されてから、一度も、休んで、なか、ったっけ……?」
「――えっ? リ、リツさん!? ……ね、寝てます」
リツはゆっくりとセシリアのほうへ倒れこむと、そのまま眠りについてしまった。
急いでフェリシアが風の結界を張り、リツが安心して休めるような状態を作り出す。そしてリツの傍で寄り添うように眠りについた。
なんだかんだずっと気が張っていため疲れを感じていなかったが、意識した瞬間どっと疲労が襲ってきて、それは意識を失わせるほどであり、リツは一瞬で夢の世界へと旅立っていった。
「んしょっと、これでいいですね」
セシリアはなんとか態勢をいれかえて、リツの頭が自分の太ももに乗るようにする。
いわゆる膝枕状態であり、彼はすやすやと穏やかな寝息をたててぐっすりと眠っていた。
「ふふっ、こうやっていると年相応に見えますね。どことなくあどけなさがあって、可愛らしくて……やだ、私ったら!」
助けてもらったからか、好みの顔なのか、強引さに惹かれたのか、理由はわからないが、セシリアは彼の寝顔を見てドキドキしている自分がいるのに気づく。
「でも、あんな風に守ってくれたのも、私のことを認めてくれたのも、お父様とお母様以外だと初めてかもしれないです……」
頬を撫でる風が心地よく、セシリアもしばしの休息にと、フェリシアの結界の中から遠くまで広がる景色を眺めることにした。
同じころ、操魔の魔王城では……。
「――ど、どこからの攻撃だ!」
「城の周囲に敵影は見えません!」
「あれだけの威力の攻撃となると、まだ近くにいるはずだ。急いで探せ!」
魔王城は突然の襲撃に騒ぎ立っていた。
突然城が何者かによって攻撃を受けたのだ。
それは鋭い剣戟によるもので、城の壁に刃による大きな傷が入っている。
この大陸で君臨してから好き勝手やっていた魔王に反抗する者がいるとは思えなかった。
仮にいたとしても、これほどの実力があるのであれば、噂に聞いていなければおかしい。
しかし、城内の誰もそれを聞いたことがない。
もちろん操魔の魔王自身も……。
「もういい……恐らく近くにはいないだろう」
気を張っているのが馬鹿らしくなった魔王はため息を吐くと王座に座り込む。
襲撃からしばらくはコウモリの魔物に指示を出して周囲を哨戒させていたが、怪しい影は全くといっていいほどなかった。
更にいえば、今回の攻撃は衝突するまで気づかないもので、着弾するまで力の発動すらわからなかった。
つまり、超長距離による攻撃である可能性が高い。
それに気づいた魔王は顔を上げるとゾクゾクと沸き起こる気持ちからニヤリと笑う。
「ははっ、私が魔王になってから、初めて面白いと思えそうなやつが現れたな。早く、来い!」
まだ見ぬ強敵、自分をおびやかすかもしれない相手、その人物に彼はワクワクしていた。
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