R18 咎人は死なずの騎士姫に恋をした

薊野ざわり

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#69 クラウシフ 不可逆

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 バルデランからの報告が届いたのは、いつもどおり会議室に缶詰になって話し合いをしていたときだ。このときの議題はルジットとの国交正常化についてだった。

 マルート関係の話しあいほどぴりぴりせず、しかし細かい調整項目でなかなか落とし所が見つからず、倦んだ空気が漂っている会議室。そこにせわしないノックを響かせ、かつかつと靴の音を立てて踏み込んできた城務めのお仕着せを着た男。彼の行く方向を、おー誰のとこの使いだ? とのんびり目で追っていたら、ぐるりと部屋の端を回って俺のところに来やがった。

 呼び出された廊下で「落ち着いてお聞きください。バルデラン殿よりご連絡です。奥様がお亡くなりになりました。至急、お戻りください」と一息に言われたのだ。

 相わかった、と返事をし足早に城を出た。本来だったら、会議室に戻って「これこれこういう理由で帰宅します」と報告すべきだったんだろう。そんなことにも頭は回らず、家から連れてきた馬を係留してあるのに城に来ていた車――金さえ払えば自由に使える運転手付きの――に乗り込んで自宅へ向かっていた。馬のほうが速いのに。

 移動中はろくなことが考えられなかった。

 ――イェシュカが死んだ?

 にわかには信じられず、このところ泣きわめき俺を困らせることを日課にしている病床の妻が、俺の関心を引きたくてそんな嘘をついたのではないかと疑った。そうあってほしい。それだったらいくらでも付き合う。

 そんな俺の希望は、帰宅するなり打ち砕かれた。
 蹌踉とした様子のバルデランが、門の前で待っていた。近くには懇意にしている医師の車も停まっていた。

「バルデラン、イェシュカは? 先生の見立てはなんて?」
「イェシュカ様はご寝室に。今、先生は処置をなさっておりまして」
「助かるのか?」
「……処置は、アンデルさまの処置です。奥様はもう」

 小走りにホールを進みながらの会話で、俺は、ああ、イェシュカの嘘じゃなかったんだと落胆した。

 ホールの奥の階段を登る。以前、ハイリーとイェシュカがうちに遊びに来たときに、きゃあきゃあ笑いながら歩いていた場所だ。ハイリーに遊んでほしいアンデルが、彼女にまとわりついて、落ちるぞと注意を受けて手を引かれていた。
 ぐっと目をつぶり、それを忘れる。
 
 寝室に到着すると、ベッドの上に横たわっているイェシュカがいた。彼女の体を清めていたメイドたちが止めるのも聞かず、顔に掛けられていた布を取り払う。

「イェシュカ」

 次の言葉は出なかった。
 ざっくりと縫い合わされた頭部の裂傷が、固まった血の合間、覗える。美しかった鳶色の髪はもつれ、肌は白くなってしまっていたが、……驚くほど、安らかな顔つきをしていた。
 しばらく見ていなかった。こんな彼女の寝顔は。

 アンデルの処置を終えた医師が声をかけにくるまで、俺は、イェシュカの温かみの失われた頬を撫でていた。



 亡くなる前、数年でイェシュカの容態は、じわじわと悪化していた。
 原因が俺の呪縛にあるのか、それとも本当に病なのか、はっきりしなかった。もちろん、ギフトのことを医師に話すことはできないし、もしギフトが原因だとしたらまっとうな医者には手立てがない。そのため、通常の病と同じ処置を続けさせていた。

 もしかしたら、シェンケル家の妻がみな短命なのは、ギフトが原因なのかもしれない。

 彼女はいつしか、子どもたちに手をあげるようになった。そうしたあとは酷い自己嫌悪に陥って、ただひたすら部屋で泣き暮らす。数日して部屋から出てくるとまた子どもや俺に暴力を振るう。その繰り返し。

 子どもたちとは一緒にしておけない。子どもたちのためにも、イェシュカのためにも。

 俺はヨルク・メイズに相談にいった。よけいなことをされるかもしれないと警戒し、彼には一度もイェシュカの体調不良のことを話したことはなかった。
 そもそも、イェシュカのことを話した相手は本当に少ない。ヨルク・メイズに付け入られる隙を与えたくなかった俺は、すっかり疑心暗鬼に陥っていたんだろう。

 ヨルク・メイズに話をするのは、死ぬほど嫌だったし、不安だったし、結果は目に見えていた。それでも、万が一、やつが気まぐれで『構わないぞ』と言ってくれたら。そんな期待と、覚悟を持って。やれることはすべてしなければ。

「……ふうん、ではつまり、イェシュカの呪縛を解きたいと」
「はい。かわりにできることはなんでもします。彼女はもう限界です、これ以上は堪えられません」

 ヨルク・メイズの、久々に見せる満面の笑み。アンデルが発表した星霊花の論文の褒章を下したとき以来か、この顔を見るのは。

 ああくそ、こんな男に頭を下げて、恭順の意を表明するのは死ぬほど癪だ。だが、……そんなことでイェシュカが助かるならいくらだってする。シェンケルのギフトの秘密を、ヨルク・メイズが公表すると言うなら、それもやむ無し。俺が独断で行ってきたこと、俺一人処刑されて済むならそれでいい。

 イェシュカとの結婚生活はひどいものになっちまったが、それだって、最初から思い返せば、全部が全部悪いものだったわけじゃない。いいことだってさして苦労せずたくさん思い出せる。アンデルと三人で彼女が作ったクッキーをむさぼったり、子供が産まれて泣いて喜ぶ彼女を抱きしめたりという、えらく平凡なものばかりだが。ひどい結婚生活だった、で切り捨てられるほど単純なもんじゃない。それにこの数年、俺だって最悪な毎日だったが、彼女だって、いや、彼女こそ辛い目に遭い続けてきたのだ、もう解放されたっていい。彼女にはなんの落ち度もないんだから。

 あんなに欲しがっていた子供に手を上げて涙するイェシュカを、そのままにしておけるか。

「クラウシフ。お前は存外、妻思いのよい夫だったのだなあ。感心したぞ。その申し出、叶えてやりたい」

 嫌味とともに思いがけない言葉が降ってきた。自分から申し出ておきながら、ほとんど期待していなかった救いの言葉。
 俺は、ヨルク・メイズの大地の色の目を見つめる。

「イェシュカにかけたギフトを解け。離縁し新たな妻を娶れ。特例を認めてやろう」

 新たな犠牲者を生めというのか。
 いやだ、と全身が嫌悪感でこわばった。だが待て、離縁しすぐに再婚とはならない。だからそれまでになにかしらの手が打てるかもしれない。
 
「ありがとうございます。まずは、妻の実家と話をしてみます」
「そうするがいい。新たな妻に関しては、まずは今の妻が片付いてからだな」

 イェシュカを荷物かなにかのように言って、ヨルク・メイズは大儀そうに椅子に深く背中を預けた。ため息なんかついて。

「ひとつ、勘違いをしているようだから、訂正しろ、クラウシフ」
「勘違いですか?」
「堪えられないのはイェシュカではなく、お前の方だろう?」

 にいっと口の端を上げた国主は、返事は求めてないと手を軽く振って俺に退室を促し、自身は琥珀色の液体を手ずから杯に注いで煽った。



 深いため息のあと、ケートリー氏は首を横に振った。
 ケートリー家の居間は、商売が軌道に乗っている証拠に、壁も天井も新しく塗り直され、装飾性重視のシャンデリアがぶら下げられている。

「クラウシフさん、あなたのお気持ちはよくわかりました。医師の診断結果のこともわかります。ですが、イェシュカを離縁するのだけはおやめください」

 ケートリー氏の隣に座ったケートリー婦人は、娘の容態――医師から、現在の環境を変えて子育てからも距離を置くようにと指導された――を聞いてからずっと蒼白な顔色をしている。イェシュカから聞いたように、情のない人には見えなかった。やはり、母親、なのだろう。

 しかし、俺がまだ離縁の話を切り出してもいないのに、どうしてそんな予防線を張る。

「といいますと?」
「イェシュカはあなたの子を三人も生みました。そして、体調を崩した。子だけ取り上げて、いらなくなったら離縁させるなんて、ひどすぎる」
「そんな話はしていません」

 そもそも、俺がこれからしようとしていたのは離縁は離縁だが、手順が逆の提案だ。

 ヨルク・メイズからも許可をもらったのだから堂々とイェシュカの呪縛を解ける。もし呪縛が彼女の不調の原因なら、それで好転するはずだ。してくれ。

 そして正気がもどったイェシュカに、俺はすべてを委ねるつもりだった。離縁するか、このまま婚姻関係を継続するか。
 今すぐ、彼女と離縁することだってやろうと思えばできる。その方がもしかするとイェシュカにとってはいいのかもしれない。だが、気の病を理由に夫から離縁状を叩きつけられた女の行く末は、きっと明るくない。であれば彼女が元気になって、夫との不仲のせいで体も壊したし苦痛を被ったからと、彼女の側から俺に離縁を申し入れた体にしたほうがいい。

 しかしながらイェシュカが元気になるまで、ヨルク・メイズが待ってくれるかわからない。イヌの珍種の交配に興味津々なあのクソったれが次の妻をとせっつきだしたら、それを突っ返すだけの理由がいる。そのために、ケートリー家と建前上、係争中ということにしたほうが都合がいい。貴族制を敷いているチュリカとはちがって、プーリッサでは一応、姻族同士の力関係は同列扱いになる。身分が高いほうが低い方の意見をねじ伏せるようなことはできない。だからケートリー家との意見がまとまらないことを言い訳に、イェシュカの復活までの時間稼ぎをしたかったのだ。届けのサインは、イェシュカ自身にしてほしい。

「離縁については、また時期を改めて、イェシュカが元気になってからでも遅くない。まずは彼女を、子供たちと距離をおいて回復させるのが良いかと思い、協力を仰ぎにきたんです」
「であれば、うちでは子どもたちをお預かりします」

 ケートリー夫人が冷え冷えした声で言った。

「子どもたちをですか? 三人だとかなり騒々しいですし、こちらのお屋敷には馴染みがないので、手を煩わせるかと思いますが」
「クラウシフさん」
「はい」

 背筋をぴんと伸ばして、ケートリー夫人は俺を見る。

「我が家は商売をしております、いらぬ噂をたてられたくないですし、イェシュカがもし離縁なんてことになれば、シェンケル家との婚姻で培われた新しい関係先にご迷惑がかかります。離縁の可能性があるという噂も避けたいのです」

 はっきりしているような、迂遠なような。
 別段、うちと婚姻を解消したからといって、そちらに不都合があるとは思えませんが。そう回答する前に、思い至る。ヨルク・メイズとケートリー家の関係に。

 俺の紹介という形で、ケートリーはメイズ家やそれに連なる家系に販路を見出した。となれば、この婚姻解消でそれを失うのではないかと恐れているのだ。
 
「あの子は、自分がどういう役割を持って育てられたか、じゅうぶん理解しております。ですから、そのようなお気遣いは不要です。あの子は自分で立ち直れます」
「いや、そんな」

 物語に出てくる、大貴族との縁故のために仕込まれた、薄幸の少女じゃあるまいし。
 冗談を飛ばそうと思ったのに、目の前に座る二人の顔が真剣で、そんな軽口を許さぬ雰囲気で俺は口をつぐむ。悲壮感すら漂う、強固な連帯感とよくわからん責任感のある視線。

 そして、一瞬遅れでぐつぐつと、腹腔が煮えたぎるような怒りを覚えた。しかし、俺が怒る筋合いはない、イェシュカをこうしてしまった原因は俺にある。

「……わかりました。では、イェシュカのことはこちらに一任してください」
「子どもたちはこちらで面倒をみます。そのくらいしかできませんので」

 違うだろ、イェシュカの面倒はみたくないんだろ。

 そんな連中に子どもたちを任せるのは嫌だ。
 けれども、他に頼れる相手もいない。子どもたちの身の安全を優先するなら、そうするほかない。子どもたちの面倒をよくみてくれているメイドを一緒に派遣するか。

「わかりました。またこちらからご連絡します」

 沸騰する怒りを抱えて、俺はケートリー家をあとにした。



 俺がケートリーから帰宅したとき、イェシュカは暗い寝室で、頬に涙の跡をつくって弱々しい寝息をたてていた。彼女の胸元に家宝の首飾りをあてると、赤く光った。

「イェシュカ、お前元気になって、俺に離縁状叩きつけろよ」

 小さな独り言に、答える声はない。
 首飾りを外すと、俺は眠る彼女の唇に口づけた。

 もし彼女の精神の均衡を崩したのがギフトだというのなら、これで違ってくるかもしれない。

 目を閉じ、意識すると、彼女の記憶や感情の流れが脳内に流れ込んでくる。抽象的で意味をなさない色の帯だ。そこに自分の意識を寄り添わせる。

 感覚を研ぎ澄まし、探していた部分に行き着く。極彩色のきらびやかな帯の一部が、霧がかって色彩が不明瞭になっている。そこが、俺が封じたイェシュカの記憶だ。本人が記憶を遡ると、はっきり思い出せないはずの部分。その封印を外した。下にあった朱色の輝く帯は、開放感に打ち震える。

 今回外したのは、ビットの死の記憶の封印。他にも、細々イェシュカの心を蝕みそうな部分は隠蔽してきたのだが、それを少しずつ解放する。同時に、いつも俺が彼女にかけていた俺に好意を抱く感情の操作も薄めていく。そうしたら、俺に対する反発が強くなって、イェシュカも気力がわくんじゃないか? 自然な状態に戻れるのではないか?

 はっきりそうなると言い切れないのは、シェンケルの当主たちが書き残した暗号だらけの手記をいくらさかのぼっても、明言されてなかったからだ、ギフトを解いたあとの対象者の状態変化は。
 
 一気にギフトによる封印を取り去ってしまってまた彼女にダメージがあっても困る。ゆっくり、様子を見ながら隠蔽の解除をしていくべきだろう。

 元気になれよ、俺の横っ面をひっぱたけるくらいには。
 俺は、イェシュカの頭を撫でた。
 


「おはよう、クラウシフ」

 頭を優しく撫でられて、俺は目を開けた。寝間着のイェシュカがカーテンを開けている。落ち着いて穏やかな面持ち。

「イェシュカ、調子はどうだ」
「……なんだか疲れて悲しい気持ちなの。たぶん、夢見が悪かったのね、ビットが亡くなったときの夢を見てしまった」

 眉根を寄せる彼女は、目の焦点はあっているし、奇声はあげない、怒ってもいない。頬に涙の筋が残っているので、眠りながら泣いていたんだろう。

 手を差し伸べると、仕込まれた貴婦人の所作で応じられた。指先がひんやりした華奢な手が、そっと乗せられる。数日前、俺の胸を殴って、服の金具で切り傷をこさえていたが、そこ以外、白くすべすべの肌だ。

「ごめんなさい、クラウシフ。朝からこんな話をして。あなたまで気が滅入ってしまうわよね」
「そんなことない」

 手を軽く引けば、抵抗なく彼女は俺の胸に体を預ける。薄い寝間着ごしに感じる温かさ、髪の甘い香り。目をつぶってそれを味わう。

 穏やかで、肌寒い朝。
 こんな日を待っていた。
 深々息を吐いた俺の背を、イェシュカの手が撫でる。労りを込めて。



 そして、夜、帰宅した俺を待っていたのは、暴れて自分の頭をドアに打ち付け怪我をし、薬で眠らされたイェシュカだった。
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