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最初の街「アンファング」へ
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目を開けるとそこは見渡す限り緑豊かな草原だった。空気が澄んでいて心地よい。俺が今居る場所はどうやらチュートリア専用の特別マップらしく、実際に存在しないエリアとなっている。βテスト版をやった時もこんな感じの場所だったなぁ。そう懐かしんでいると目の前にウィンドウが表示された。
<初心者チュートリアルスタート!>
このチュートリアルでは基本的な操作方法やシステムについて学習することができます。またこのチュートリアル中は死んでもペナルティはありません。チュートリアル終了後、転送地点へ転送します。また、チュートリアルはいらないという方はチュートリアルを飛ばすこともできます。ただし、その場合はチュートリアルを二度と受けることはできません。
「受けますか?」
《YES》 《NO》
少し悩んだが《YES》にした。少しでも昔の勘を取り戻したいからな。それに受けて損はないだろうし。
<チュートリアル開始まで3,2,1……>
カウントダウンが終わると共に俺の近くにホログラム人形が出現した。
「こんにちは!私はこのチュートリアルガイド担当のNPCです。ではまず私達の姿が見えるかどうか確認してください。見えますか?」
「はい!」
「まずは戦士のスキルを使ってみましょう!」
「わかりました。」
「今回はスラッシュを使ってみましょう。やり方は剣を構えた後に斬撃を飛ばすイメージをしながら的に向かって剣を振ってください。」
「こうですか?」
俺は言われた通りにやってみた。すると目の前の的に向かって半透明の刃が放たれ、見事命中した。
「すごいですね!この技は初歩的なものですがあなたならもっと高度なものも使えるはずです」
「ありがとうございます!」
「次はさっきのスキルを使って敵を倒してみましょう。」
そういうと目の前に巨大なゴーレムが出現する。
「でかいな……本当にチュートリアル用のモンスターか?」
俺はゴーレムの大きさに圧倒された。……とにかく攻撃しないと倒せないのはわかっているので勇気を振り絞って攻撃を仕掛けることにする。まずは試し切りということでゴーレムの攻撃モーションを避けた後、正面から斬りつけたら簡単に胸に傷がついた。意外と脆かったようなので続けて胴体に蹴りを入れる。すると大きく仰け反り隙を見せたのでチャンスと思いさっき使ったスキルを発動する。すると、顔を守ろうとしたゴーレムの腕に大きな亀裂が入ったため、さらに何発か当てると腕が吹き飛んだ。そのあと足や首なども同じように攻撃した結果ものの数分で倒すことに成功した。
「ふぅ。こんなもんかな。」
強そうだったのに案外あっさり終わったので拍子抜けした。
※レベルが上がりました。
どうやらレベルが上がったらしいが先にドロップアイテムを確認するかな。
「おっこれとか高く売れるんじゃないか!?」
<ゴーレムの魔石>×2個入手*レア
たしかこの素材は稀にしか落とさないため、高価格で売れたはずだ……これは期待できそうだ。
「よっしゃ!!」
嬉しさのあまりガッツポーズをしてしまった。
「おめでとうございます!素晴らしい戦いでしたね。」
「ありがとうございます。」
先程ガッツポーズをしていたこともあり、俺は少し恥ずかしくなった。
「では、以上でチュートリアルは終了となります。お疲れさまでした。最後に質問があれば受け付けますが何かありますか?」
「いえ特にないです。」
「了解しました。それでは転送を行いますので少しお待ちください。」
「わかりました」
少し待つと転送が始まったようで視界が真っ白になり眩しく輝き始める。そして目を開けるとそこは街の門の前だった。
「あれが最初の街か?確か名前は……なんだったっけ……まぁいいか。とりあえず街に入ってみよう。」
そう思って入ろうとすると門にいた衛兵に声をかけられた。
「あなたは新しい冒険者の方ですか。ようこそ『アンファング』へ。ここは様々な種族が集まる平和な街です。どうぞごゆっくり滞在してください。」
どうやらここの街は『アンファング』というらしい。すっかり忘れていた。俺は衛兵にギルドの場所や商店がある場所を聞いた後、ギルドに向かって歩き出した。
「こっちが冒険者ギルドかな。」
しばらく歩くと大きな看板を見つけた。
『冒険者ギルドへようこそ』
「おおここだ!ここが目的地だな。」
俺は意気揚々とギルドの中に入った。ギルドの中には沢山の冒険者がいて活気に満ちていた。
「あの~すみません。冒険者登録したいんですけど……」
忙しそうにしていたため、恐る恐る受付の女性に尋ねると笑顔で対応してくれた。
「はい!かしこまりました。ではこちらの書類に記入お願いします」
言われるままに紙に必要事項を書き込んだ。
「はい完了致しました。本日からあなたは晴れて冒険者の仲間入りです。これからよろしくお願い致します。それでは今からギルドカードを発行いたしますね」
女性はカウンター奥からカードを持ってくるとそれを俺に手渡した。
「ありがとうございます!それと何かおすすめの依頼とかありますか?」
「そうですねぇ……まずは簡単な依頼をいくつか受けてみてはいかがでしょうか?」
「例えばどんなものがありますか?」
「そうですね……討伐依頼でしたらゴブリン討伐とかですかね。初心者向けでちょうど良いと思いますよ。他には素材集めなんかだと薬草採取とか魔物の毛皮を集める依頼もありますが……」
「なるほど。じゃあそれでお願いします。」
「わかりました。少々お待ち下さい。」
女性はそういうと奥に入っていった。そしてしばらくして戻ってくると依頼書と地図を持ってきてくれた。
「こちらになります。期限はありませんが早めに報告してくれると嬉しいです。それでは健闘を祈ります!」
俺はお礼を言うとギルドを出た。
「次は宿屋に行ってセーブポイントを更新しようかな。」
しばらく街を歩いていると宿屋が見つかった。早速中に入りチェックインをする。
「いらっしゃい!あんたはこの街に来たばかりみたいだね。」
恰幅のいいおばちゃんが聞いてきたので俺は肯定する。
「はい。そうです。」
「じゃあ安くしとくね!では50Gね。」
俺は懐から取り出したGを払うと鍵をもらった。
「はい確かに受け取ったよ。部屋は二階の一番右端ね。」
「わかりました。」
「それと何か用事があれば呼んでくれれば対応するからね」
「ありがとうございます!」
俺は階段を上がり部屋へと入った後、椅子に座ってステータスを確認しながら考える。
「そういえばゴーレムを倒してレベルが上がったんだよな。ポイントはどこに振ろう……」
俺はかなり長考していたらしく気がつくと結構時間が立っていた……。
―――――――――――
<ステータス>
【名前】: マナス
【種族】: 人間Lv1→Lv7
【性別】:男性
【職業】: 戦士 Lv1→Lv2 【サブ職業】:未設定
【HP】 : 400/400→800/800【MP】 : 150/150→290/290
【攻撃力】:F→F+
【防御力】:F-→F
【魔法防御力】:G+→F-
【スタミナ】:E-→E++
【器用さ】:F→F
【素早さ】:G+→F
【幸運】:G+→G++
【ポイント】:0pt
【所持金】:950G
<スキル>
【スラッシュ Lv.1→2】:斬撃を飛ばして攻撃(小→小+)する。(消費MP7)
【薙ぎ払いLv.1】:目の前を薙ぎ払う攻撃(小)を行う。(消費MP8)
【兜割りLv.1】:上から叩きつける攻撃(中)を行う。(消費MP12)
*新【チャージ斬りLv.1】:一定時間溜めることで発動できる技。隙は大きいが、前方範囲内に攻撃(大)を与えることができる。(消費MP15)
<魔法>
*新【フィジカルエンハンス(微小)】:魔法を解除するまで自身の身体能力を向上させる。1秒ごとにMPを1消費する。
<称号>
・ルーキー……初めてログインしたプレイヤーに送られる称号。特に効果はない。
―――――――――――
獲得したポイントは全部振り分け、全体的にステータスを上げたが、特に素早さとスタミナの2つに多く振り分けた。素早さに振り分けたのは敵より早く動ければ有利に立ち回れると思ったからだ。攻撃力や防御力も大事だけど、まずは攻撃を避けるようにしたいと思う。次にスタミナに振った理由としてはスタミナがないと持久戦が不利だからだ。それ以外にも、この2つが他のステータスより若干伸びやすかったというのも理由としてはある。
「さてと、これからどうしようかな。とりあえず街を散策してみるか?」
俺は考えた末に街を見て回ることに決めた。なぜかと言うと、冒険に必要なものを揃えたりするためだ。例えばスタミナを回復させるために食べ物を買ったり、HPやMPを回復できるポーションを買うとか色々ある。あと、装備のメンテナンスとかかな。
「よしっ!まずは腹ごしらえをするか!」
腹が減ってはなんとやら。俺は宿屋を出ると街をぶらつき始めた。
<初心者チュートリアルスタート!>
このチュートリアルでは基本的な操作方法やシステムについて学習することができます。またこのチュートリアル中は死んでもペナルティはありません。チュートリアル終了後、転送地点へ転送します。また、チュートリアルはいらないという方はチュートリアルを飛ばすこともできます。ただし、その場合はチュートリアルを二度と受けることはできません。
「受けますか?」
《YES》 《NO》
少し悩んだが《YES》にした。少しでも昔の勘を取り戻したいからな。それに受けて損はないだろうし。
<チュートリアル開始まで3,2,1……>
カウントダウンが終わると共に俺の近くにホログラム人形が出現した。
「こんにちは!私はこのチュートリアルガイド担当のNPCです。ではまず私達の姿が見えるかどうか確認してください。見えますか?」
「はい!」
「まずは戦士のスキルを使ってみましょう!」
「わかりました。」
「今回はスラッシュを使ってみましょう。やり方は剣を構えた後に斬撃を飛ばすイメージをしながら的に向かって剣を振ってください。」
「こうですか?」
俺は言われた通りにやってみた。すると目の前の的に向かって半透明の刃が放たれ、見事命中した。
「すごいですね!この技は初歩的なものですがあなたならもっと高度なものも使えるはずです」
「ありがとうございます!」
「次はさっきのスキルを使って敵を倒してみましょう。」
そういうと目の前に巨大なゴーレムが出現する。
「でかいな……本当にチュートリアル用のモンスターか?」
俺はゴーレムの大きさに圧倒された。……とにかく攻撃しないと倒せないのはわかっているので勇気を振り絞って攻撃を仕掛けることにする。まずは試し切りということでゴーレムの攻撃モーションを避けた後、正面から斬りつけたら簡単に胸に傷がついた。意外と脆かったようなので続けて胴体に蹴りを入れる。すると大きく仰け反り隙を見せたのでチャンスと思いさっき使ったスキルを発動する。すると、顔を守ろうとしたゴーレムの腕に大きな亀裂が入ったため、さらに何発か当てると腕が吹き飛んだ。そのあと足や首なども同じように攻撃した結果ものの数分で倒すことに成功した。
「ふぅ。こんなもんかな。」
強そうだったのに案外あっさり終わったので拍子抜けした。
※レベルが上がりました。
どうやらレベルが上がったらしいが先にドロップアイテムを確認するかな。
「おっこれとか高く売れるんじゃないか!?」
<ゴーレムの魔石>×2個入手*レア
たしかこの素材は稀にしか落とさないため、高価格で売れたはずだ……これは期待できそうだ。
「よっしゃ!!」
嬉しさのあまりガッツポーズをしてしまった。
「おめでとうございます!素晴らしい戦いでしたね。」
「ありがとうございます。」
先程ガッツポーズをしていたこともあり、俺は少し恥ずかしくなった。
「では、以上でチュートリアルは終了となります。お疲れさまでした。最後に質問があれば受け付けますが何かありますか?」
「いえ特にないです。」
「了解しました。それでは転送を行いますので少しお待ちください。」
「わかりました」
少し待つと転送が始まったようで視界が真っ白になり眩しく輝き始める。そして目を開けるとそこは街の門の前だった。
「あれが最初の街か?確か名前は……なんだったっけ……まぁいいか。とりあえず街に入ってみよう。」
そう思って入ろうとすると門にいた衛兵に声をかけられた。
「あなたは新しい冒険者の方ですか。ようこそ『アンファング』へ。ここは様々な種族が集まる平和な街です。どうぞごゆっくり滞在してください。」
どうやらここの街は『アンファング』というらしい。すっかり忘れていた。俺は衛兵にギルドの場所や商店がある場所を聞いた後、ギルドに向かって歩き出した。
「こっちが冒険者ギルドかな。」
しばらく歩くと大きな看板を見つけた。
『冒険者ギルドへようこそ』
「おおここだ!ここが目的地だな。」
俺は意気揚々とギルドの中に入った。ギルドの中には沢山の冒険者がいて活気に満ちていた。
「あの~すみません。冒険者登録したいんですけど……」
忙しそうにしていたため、恐る恐る受付の女性に尋ねると笑顔で対応してくれた。
「はい!かしこまりました。ではこちらの書類に記入お願いします」
言われるままに紙に必要事項を書き込んだ。
「はい完了致しました。本日からあなたは晴れて冒険者の仲間入りです。これからよろしくお願い致します。それでは今からギルドカードを発行いたしますね」
女性はカウンター奥からカードを持ってくるとそれを俺に手渡した。
「ありがとうございます!それと何かおすすめの依頼とかありますか?」
「そうですねぇ……まずは簡単な依頼をいくつか受けてみてはいかがでしょうか?」
「例えばどんなものがありますか?」
「そうですね……討伐依頼でしたらゴブリン討伐とかですかね。初心者向けでちょうど良いと思いますよ。他には素材集めなんかだと薬草採取とか魔物の毛皮を集める依頼もありますが……」
「なるほど。じゃあそれでお願いします。」
「わかりました。少々お待ち下さい。」
女性はそういうと奥に入っていった。そしてしばらくして戻ってくると依頼書と地図を持ってきてくれた。
「こちらになります。期限はありませんが早めに報告してくれると嬉しいです。それでは健闘を祈ります!」
俺はお礼を言うとギルドを出た。
「次は宿屋に行ってセーブポイントを更新しようかな。」
しばらく街を歩いていると宿屋が見つかった。早速中に入りチェックインをする。
「いらっしゃい!あんたはこの街に来たばかりみたいだね。」
恰幅のいいおばちゃんが聞いてきたので俺は肯定する。
「はい。そうです。」
「じゃあ安くしとくね!では50Gね。」
俺は懐から取り出したGを払うと鍵をもらった。
「はい確かに受け取ったよ。部屋は二階の一番右端ね。」
「わかりました。」
「それと何か用事があれば呼んでくれれば対応するからね」
「ありがとうございます!」
俺は階段を上がり部屋へと入った後、椅子に座ってステータスを確認しながら考える。
「そういえばゴーレムを倒してレベルが上がったんだよな。ポイントはどこに振ろう……」
俺はかなり長考していたらしく気がつくと結構時間が立っていた……。
―――――――――――
<ステータス>
【名前】: マナス
【種族】: 人間Lv1→Lv7
【性別】:男性
【職業】: 戦士 Lv1→Lv2 【サブ職業】:未設定
【HP】 : 400/400→800/800【MP】 : 150/150→290/290
【攻撃力】:F→F+
【防御力】:F-→F
【魔法防御力】:G+→F-
【スタミナ】:E-→E++
【器用さ】:F→F
【素早さ】:G+→F
【幸運】:G+→G++
【ポイント】:0pt
【所持金】:950G
<スキル>
【スラッシュ Lv.1→2】:斬撃を飛ばして攻撃(小→小+)する。(消費MP7)
【薙ぎ払いLv.1】:目の前を薙ぎ払う攻撃(小)を行う。(消費MP8)
【兜割りLv.1】:上から叩きつける攻撃(中)を行う。(消費MP12)
*新【チャージ斬りLv.1】:一定時間溜めることで発動できる技。隙は大きいが、前方範囲内に攻撃(大)を与えることができる。(消費MP15)
<魔法>
*新【フィジカルエンハンス(微小)】:魔法を解除するまで自身の身体能力を向上させる。1秒ごとにMPを1消費する。
<称号>
・ルーキー……初めてログインしたプレイヤーに送られる称号。特に効果はない。
―――――――――――
獲得したポイントは全部振り分け、全体的にステータスを上げたが、特に素早さとスタミナの2つに多く振り分けた。素早さに振り分けたのは敵より早く動ければ有利に立ち回れると思ったからだ。攻撃力や防御力も大事だけど、まずは攻撃を避けるようにしたいと思う。次にスタミナに振った理由としてはスタミナがないと持久戦が不利だからだ。それ以外にも、この2つが他のステータスより若干伸びやすかったというのも理由としてはある。
「さてと、これからどうしようかな。とりあえず街を散策してみるか?」
俺は考えた末に街を見て回ることに決めた。なぜかと言うと、冒険に必要なものを揃えたりするためだ。例えばスタミナを回復させるために食べ物を買ったり、HPやMPを回復できるポーションを買うとか色々ある。あと、装備のメンテナンスとかかな。
「よしっ!まずは腹ごしらえをするか!」
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