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36 舞踏会前夜
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闘技大会が無事に終わった夜。
ライアン邸ではミッチェルの慰労会が催されていた。
その日のライアン邸は大勢の客で賑わっていた。
デレクが招集した近衛師団の元兵士たちの第一陣が王都に到着したのだ。
今は兵士の身分ではないため、彼らは当面の間、客人としてライアン邸に逗留することになっている。
その顔ぶれは様々で、ロイドと変わらない若い者から中年にさしかかろうかという者まで、年齢も出身地もバラバラだ。中には親子揃って駆けつけた者たちまでいる。
慰労会らしかったのは最初にミッチェルを労ったライアンの挨拶だけで、その後は近衛師団の飲み会となってしまった。
イースは翌日の舞踏会に備えて食べるだけ食べると、早々に部屋に戻っていった。
ミッチェルは意外にも、マルクとライアンに付き合って豪快に飲んでいる。
ロイドもドローンを残して部屋に戻ることにした。
(この調子でいくと、朝には床に重なるように倒れているのでしょうね)
実際、ほとんどの者がそのまま床に崩れ落ちて寝てしまったのだった。
華やかな式典の期間中とは思えないほど、夜の宮殿は相も変わらず静まりかえっていた。
モーリンがそろりそろりと廊下を歩いて向かった先はスペンサーの部屋だ。
部屋の前に立っている近衛兵はモーリンの姿を見るや、その場を離れた。
モーリンはノックもせずに声をかけた。
「スペンサー様。もうお休みになられましたかな?」
「こんな時間に何用だ」
中からスペンサーの鋭い声が聞こえた。
「明日の舞踏会の前に、お渡ししたいものがございまして」
声の主がモーリンということはスペンサーも分かっている。
「だから、どうしてこんな時間なのだ。昼間にいくらでも時間があっただろうに」
スペンサーの声がだんだんと大きくなったかと思うとドアが開いた。
「モーリン。どういうつもりだ」
モーリンは手に持っていた薬湯を見せて言った。
「今日はさぞかしお疲れでございましょう。これをお飲みいただければ嘘のようにぐっすりと眠れ、疲れがとれますぞ」
心が痺れるような甘い香りが、スペンサーの鼻腔を通して脳に訴えかけてくる。さあ、手に取れ――と。
スペンサーが手を差し伸べようとした時、脳の別の場所からアリシアの言葉が蘇った。
――モーリンから甘い薬湯をもらったりしていないわよね?
スペンサーはハッとして我に返ると、モーリンをギロリと睨んだ。
「そんなものは必要ない。余計な真似をしおって」
「これは申し訳ございません。差し出がましい真似をしてしまいました。どうかお許しください」
「ふん。下がれ」
スペンサーにドアを閉められると、モーリンの顔は醜く歪んだ。
「これに抗えるとはな……。ちと面倒だな」
モーリンは思い通りにならない相手に苛立ちを覚えた。
日が変わって五月十五日。
朝食を終えて支度を整えたイースとロイドは、ミッチェルの部屋で二人並んで座らされていた。
イースは舞踏会用のドレスとアクセサリー類で着飾っており、ロイドも仕立て上がったモーニングコートを着ていた。
二人の前に立つミッチェルも装飾の施されたモーニングコートを着ている。
「いよいよ舞踏会です。イース。練習の成果を見せてくださいね」
イースは茶化すことなく真面目な顔で真剣に頷いた。
「舞踏会は十時から十五時までですが、最初の三十分はスペンサーと妃候補とのダンスの時間になります。スペンサーが六人とダンスをした後、貴族間でのパートナー探しの時間となるのです」
ミッチェルがイースの目をしっかりと見据えて言った。
「イースはスペンサー以外とダンスをしてはなりません。まあ妃候補を誘うような無礼な輩はいないでしょうが、気を付けてくださいね」
イースは口を閉じたまま神妙な面持ちで頷く。ミッチェルがロイドの方に視線を移した。
「イースはそれぐらいですが、ロイド。君の方が心配です」
ロイドが、「なぜ?」という風に小首を傾げるとミッチェルはじれったそうに言った。
「マクシミリアンです。昨日だって君を見てあんなに――。と、とにかく、まさかとは思いますが、ダンスを誘われそうになったら逃げてください。いいですか。間違っても、『私と一曲踊っていただけませんか』と言われないことです」
「話しかけられないように逃げればいいのですね」
「そうです」
ミッチェルが力強く首を縦に振った。
「もし、もしもですよ。目の前でそれを言われてしまったら、『ドレス着ていないから踊れない』と、やんわりと断ってください」
ミッチェルはそう言いながら、ため息を漏らして続けた。
「でもあのマクシミリアンですからね……。しつこく誘うような場合は、王族に恥をかかせる訳にはいきません。ダンスをするのはやむを得ないでしょう。ですが、それでも求婚だけはされないように。いいですか。絶対に、求婚されてはなりませんよ」
なぜかロイドはミッチェルに睨まれていた。
(できればマクシミリアンに注意してほしいのですが。馬鹿げたことをやろうとしている方を止めるべきではありませんか?)
妃候補のイースとその連れの者たちは、戦場にでも向かうような形相で馬車に乗り込んだ。
ライアンは別の馬車で向かうらしい。
ロイドは同乗者たちの様子をチェックした。
イースは何やら思い詰めた表情のまま黙り込み、ミッチェルは悪いことが起こる未来を想像して、まだ起きてもいないのにあれこれと悩んでいるようだ。
(そういうのを取り越し苦労というのではないですか。無駄なエネルギー消費だと思いますが)
マルクだけはいつも通り情緒が安定していた。バイタルサインも正常だ。
ライアン邸から宮殿に向かう馬車の中からでも、街中が祝福ムードに包まれていることが感じられた。
街中に溢れている人々は、若く新しい王が幸せな御世を築いてくれるはずだと願い、そう祈っているのだ。
ライアン邸ではミッチェルの慰労会が催されていた。
その日のライアン邸は大勢の客で賑わっていた。
デレクが招集した近衛師団の元兵士たちの第一陣が王都に到着したのだ。
今は兵士の身分ではないため、彼らは当面の間、客人としてライアン邸に逗留することになっている。
その顔ぶれは様々で、ロイドと変わらない若い者から中年にさしかかろうかという者まで、年齢も出身地もバラバラだ。中には親子揃って駆けつけた者たちまでいる。
慰労会らしかったのは最初にミッチェルを労ったライアンの挨拶だけで、その後は近衛師団の飲み会となってしまった。
イースは翌日の舞踏会に備えて食べるだけ食べると、早々に部屋に戻っていった。
ミッチェルは意外にも、マルクとライアンに付き合って豪快に飲んでいる。
ロイドもドローンを残して部屋に戻ることにした。
(この調子でいくと、朝には床に重なるように倒れているのでしょうね)
実際、ほとんどの者がそのまま床に崩れ落ちて寝てしまったのだった。
華やかな式典の期間中とは思えないほど、夜の宮殿は相も変わらず静まりかえっていた。
モーリンがそろりそろりと廊下を歩いて向かった先はスペンサーの部屋だ。
部屋の前に立っている近衛兵はモーリンの姿を見るや、その場を離れた。
モーリンはノックもせずに声をかけた。
「スペンサー様。もうお休みになられましたかな?」
「こんな時間に何用だ」
中からスペンサーの鋭い声が聞こえた。
「明日の舞踏会の前に、お渡ししたいものがございまして」
声の主がモーリンということはスペンサーも分かっている。
「だから、どうしてこんな時間なのだ。昼間にいくらでも時間があっただろうに」
スペンサーの声がだんだんと大きくなったかと思うとドアが開いた。
「モーリン。どういうつもりだ」
モーリンは手に持っていた薬湯を見せて言った。
「今日はさぞかしお疲れでございましょう。これをお飲みいただければ嘘のようにぐっすりと眠れ、疲れがとれますぞ」
心が痺れるような甘い香りが、スペンサーの鼻腔を通して脳に訴えかけてくる。さあ、手に取れ――と。
スペンサーが手を差し伸べようとした時、脳の別の場所からアリシアの言葉が蘇った。
――モーリンから甘い薬湯をもらったりしていないわよね?
スペンサーはハッとして我に返ると、モーリンをギロリと睨んだ。
「そんなものは必要ない。余計な真似をしおって」
「これは申し訳ございません。差し出がましい真似をしてしまいました。どうかお許しください」
「ふん。下がれ」
スペンサーにドアを閉められると、モーリンの顔は醜く歪んだ。
「これに抗えるとはな……。ちと面倒だな」
モーリンは思い通りにならない相手に苛立ちを覚えた。
日が変わって五月十五日。
朝食を終えて支度を整えたイースとロイドは、ミッチェルの部屋で二人並んで座らされていた。
イースは舞踏会用のドレスとアクセサリー類で着飾っており、ロイドも仕立て上がったモーニングコートを着ていた。
二人の前に立つミッチェルも装飾の施されたモーニングコートを着ている。
「いよいよ舞踏会です。イース。練習の成果を見せてくださいね」
イースは茶化すことなく真面目な顔で真剣に頷いた。
「舞踏会は十時から十五時までですが、最初の三十分はスペンサーと妃候補とのダンスの時間になります。スペンサーが六人とダンスをした後、貴族間でのパートナー探しの時間となるのです」
ミッチェルがイースの目をしっかりと見据えて言った。
「イースはスペンサー以外とダンスをしてはなりません。まあ妃候補を誘うような無礼な輩はいないでしょうが、気を付けてくださいね」
イースは口を閉じたまま神妙な面持ちで頷く。ミッチェルがロイドの方に視線を移した。
「イースはそれぐらいですが、ロイド。君の方が心配です」
ロイドが、「なぜ?」という風に小首を傾げるとミッチェルはじれったそうに言った。
「マクシミリアンです。昨日だって君を見てあんなに――。と、とにかく、まさかとは思いますが、ダンスを誘われそうになったら逃げてください。いいですか。間違っても、『私と一曲踊っていただけませんか』と言われないことです」
「話しかけられないように逃げればいいのですね」
「そうです」
ミッチェルが力強く首を縦に振った。
「もし、もしもですよ。目の前でそれを言われてしまったら、『ドレス着ていないから踊れない』と、やんわりと断ってください」
ミッチェルはそう言いながら、ため息を漏らして続けた。
「でもあのマクシミリアンですからね……。しつこく誘うような場合は、王族に恥をかかせる訳にはいきません。ダンスをするのはやむを得ないでしょう。ですが、それでも求婚だけはされないように。いいですか。絶対に、求婚されてはなりませんよ」
なぜかロイドはミッチェルに睨まれていた。
(できればマクシミリアンに注意してほしいのですが。馬鹿げたことをやろうとしている方を止めるべきではありませんか?)
妃候補のイースとその連れの者たちは、戦場にでも向かうような形相で馬車に乗り込んだ。
ライアンは別の馬車で向かうらしい。
ロイドは同乗者たちの様子をチェックした。
イースは何やら思い詰めた表情のまま黙り込み、ミッチェルは悪いことが起こる未来を想像して、まだ起きてもいないのにあれこれと悩んでいるようだ。
(そういうのを取り越し苦労というのではないですか。無駄なエネルギー消費だと思いますが)
マルクだけはいつも通り情緒が安定していた。バイタルサインも正常だ。
ライアン邸から宮殿に向かう馬車の中からでも、街中が祝福ムードに包まれていることが感じられた。
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