14 / 36
14 孤児院訪問①
『手ぶらで行くのもなんだから、適当な物を僕が用意しておくよ』
カフェテリアで別れる際、アーチボルト様からそう言われたので、私は何も準備しないまま今日を迎えてしまった。
でも、本当によかったのかな……?
馬車も辺境伯家から出してくれるとおっしゃっていた。
何もかも頼りっきりもなってしまって、今更だけど私も何か用意すべきだったのかも。
カフェテリアでは鬼の形相だったかな? とか、嫉妬丸出しの愚痴だったかもしれない、などと、恥ずかしい姿を見られてしまったことが悔やまれて、思い出す度に泣きたくなる。
それでも後少ししたら迎えの馬車が来るのだ。ちゃんと支度しないと!
鏡に映った全身を何度も見ているけれど、これでいいのか決心がつかない。
「とりあえず孤児たちが気後れしないように、汚れても大丈夫な無地のワンピースにしたけれど、アーチボルト様はどんな格好をされているんだろ? うーん……」
質素にし過ぎて釣り合わなかったら彼に恥をかかせてしまうかな?
「そういえば、アーチボルト様と一緒にお出かけするなんていつ以来だろう? 子どもの頃一緒に遊んだのだって、もう何年も前だし……」
幼い日のアーチボルト様の笑顔が浮かぶ。
「あぁ癒される……」
アーチボルト様は、キラキラと降り注ぐ日差しに負けないくらい煌めいていた。
少しばかり記憶の中を彷徨っているとノック音が聞こえた。
「はい」
「ウィーナー辺境伯のご子息がお見えになりました」
ドアの向こうで執事がかしこまっている様子が伝わってくる。
「すぐ行くとお伝えして」
「かしこまりました」
さあ! 気合いを入れなくちゃ!
一階に下りると執事が待っていた。
応接室に通したのかな?
「アーチボルト様は?」
「それが、『すぐに出発するのでここで待たせてもらう』とおっしゃって、お屋敷にお入りになりませんでした」
「え? 外で待っていらっしゃるの?」
慌てて外に出ると、まるで侍従のように馬車の前で立っていらっしゃる!
しかも背後にはアーチボルト様の従者らしき男性まで連れている!
「アーチボルト様! お待たせしてしまい申し訳ございません」
「あはは。さっき着いて挨拶したところだよ? 待っちゃいないさ。それよりもメーベルは今日はいつもと違うね。なんだかお忍びで外出するみたいだなぁ」
「え?」
「ほらほら。馬車に乗って」
アーチボルト様に手を取られてステップを上がる。
どうしよう……。顔に出ていなかったかな……?
アーチボルト様の手に自分の手を重ねた時、男の人の手だなって、ドキリとしちゃった。
◇◇◇ ◇◇◇
馬車に向かい合って座ったけれど、恥ずかし過ぎてアーチボルト様の顔を見れない。
「日用品やリネン類などは君たちが寄付したそうだから、やっぱり甘いものがいいんじゃないかと思って、今日は焼き菓子を三種類ほど用意したんだ。到着したら子どもたちと一緒に食べよう」
「あ、はい」
「あれ? 元気がないなぁ。そんなに気負う必要はないよ。そもそも今日の訪問は僕の気まぐれなんだからね。メーベルは僕に付き合って外出しただけのこと。まあ、ついでにレリル嬢の訪問の様子がわかればラッキーくらいに思っていればいいんじゃないかな。それでちょっとでもメーベルの気が晴れたら、僕としては大成功なんだけどね」
「……はい」
アーチボルト様が私のために行動してくれているのは明らかなのに、私ったら生返事をしちゃっている。
彼は私に気を遣わせまいと、こんなにも言葉を尽くしてくれているのに。
元気を出さなくっちゃ!
「はい! そうですね! アーチボルト様のおっしゃる通りだと思います」
「そうそう。せっかくなんだから楽しもう」
◇◇◇ ◇◇◇
まだ記憶に新しい孤児院に到着した。
見覚えのある門構え。古びて補修が必要とはいえ、創設者の侯爵家の別邸だった屋敷は格調高いデザインだ。
全部昨日のことのように思い出せる。
門の前に院長と子どもたちが並んで待ってくれているのも同じだ。
「待っていなくていいって言ったんだけどね」
アーチボルト様が苦笑した。
先に馬車から降りたアーチボルト様がまたしても私の手を引いてくれた。
とても大切にされている感じがして恥ずかしい。
きっとアーチボルト様にとっては、ただの紳士的な振る舞いに過ぎないのに。
「今日はようこそおいでくださいました。皆もこの通り喜んでおります」
院長が挨拶すると、子どもたちが目配せしあって、「せーの」という誰かの小さな掛け声の後に、「ようこそおいでくださいました」と声を揃えて挨拶してくれた。
院長に言われてやらされていると分かっているのに、子どもたちのキラキラした瞳を見ているとやっぱり感激してしまう。
「アーチボルト様。まずは院長室で――」
「いえ。せっかくですから、食堂でお菓子をいただきましょう」
「え? あ、はい。ではそのように」
アーチボルト様の言葉を聞いた子どもたちが一斉に色めきたった。
「やったー!」
「お菓子?」
「すぐに食べれるの?」
綺麗に整列していたのに、あっという間に団子状態になって、ワイワイ騒いでいるのが子どもらしくて可愛い。
「メーベル。僕らも一緒にいただこう。うちの料理人たちの自慢の焼き菓子だから、味は僕が保証するよ」
「……! 美味しくない訳がありません! 私も楽しみです」
アーチボルト様の従者が数人の年長者に声をかけて、子どもたちと一緒に持参した焼き菓子を運んでいる。
そうか。辺境伯家では定期的に寄付をしているから慣れているんだ。
「ほら。メーベル。行くよ」
「あ、はい」
アーチボルト様の方へ行こうとした時、私の右手が柔らかいもので包まれた。
「お姉ちゃん。一緒に行こう?」
四、五歳くらいの女の子が私の手を小さな両手でぎゅうっと握っている。
学園の慰問イベントでは、こんな風に個別に接することはなかった。
なんだか――新鮮? というか、楽しい!
「こっちだよ!」
幼い女の子に手を引っ張られながら、小さな歩幅でヨタヨタと歩く彼女に合わせて歩く私を、アーチボルト様が微笑を浮かべて見ている。
えっと。なんだか恥ずかしいんですけど。
「僕も案内してあげる!」
いつの間にかもう一人、少女と同じ歳くらいの少年が、私の左手を掴んで引っ張っていた。
「私が連れてってあげるんだもん!」
「僕が案内してあげるんだ!」
えぇぇ? これってどういう状態?
右手と左手をぐいぐい引っ張られているんですけど?
「あはは。そんなに力一杯引っ張ると、お姉ちゃんの手が取れちゃうよ? ほら、お姉ちゃんが痛がってるよ」
アーチボルト様がわざわざ仲裁してくれたお陰で、二人が引っ張るのを辞めた。
「ごめんね、お姉ちゃん。痛かった?」
少女が泣きそうな顔で見上げている。
「ううん。大丈夫」
「僕もごめんなさい」
「大丈夫だから一緒に食堂に行きましょう」
「うん!」
すると二人とも私の手を握ったまま勢いよく走り出した。
「え?」
結局、子どもと一緒になって小走りで食堂へ向かうことになってしまった。
カフェテリアで別れる際、アーチボルト様からそう言われたので、私は何も準備しないまま今日を迎えてしまった。
でも、本当によかったのかな……?
馬車も辺境伯家から出してくれるとおっしゃっていた。
何もかも頼りっきりもなってしまって、今更だけど私も何か用意すべきだったのかも。
カフェテリアでは鬼の形相だったかな? とか、嫉妬丸出しの愚痴だったかもしれない、などと、恥ずかしい姿を見られてしまったことが悔やまれて、思い出す度に泣きたくなる。
それでも後少ししたら迎えの馬車が来るのだ。ちゃんと支度しないと!
鏡に映った全身を何度も見ているけれど、これでいいのか決心がつかない。
「とりあえず孤児たちが気後れしないように、汚れても大丈夫な無地のワンピースにしたけれど、アーチボルト様はどんな格好をされているんだろ? うーん……」
質素にし過ぎて釣り合わなかったら彼に恥をかかせてしまうかな?
「そういえば、アーチボルト様と一緒にお出かけするなんていつ以来だろう? 子どもの頃一緒に遊んだのだって、もう何年も前だし……」
幼い日のアーチボルト様の笑顔が浮かぶ。
「あぁ癒される……」
アーチボルト様は、キラキラと降り注ぐ日差しに負けないくらい煌めいていた。
少しばかり記憶の中を彷徨っているとノック音が聞こえた。
「はい」
「ウィーナー辺境伯のご子息がお見えになりました」
ドアの向こうで執事がかしこまっている様子が伝わってくる。
「すぐ行くとお伝えして」
「かしこまりました」
さあ! 気合いを入れなくちゃ!
一階に下りると執事が待っていた。
応接室に通したのかな?
「アーチボルト様は?」
「それが、『すぐに出発するのでここで待たせてもらう』とおっしゃって、お屋敷にお入りになりませんでした」
「え? 外で待っていらっしゃるの?」
慌てて外に出ると、まるで侍従のように馬車の前で立っていらっしゃる!
しかも背後にはアーチボルト様の従者らしき男性まで連れている!
「アーチボルト様! お待たせしてしまい申し訳ございません」
「あはは。さっき着いて挨拶したところだよ? 待っちゃいないさ。それよりもメーベルは今日はいつもと違うね。なんだかお忍びで外出するみたいだなぁ」
「え?」
「ほらほら。馬車に乗って」
アーチボルト様に手を取られてステップを上がる。
どうしよう……。顔に出ていなかったかな……?
アーチボルト様の手に自分の手を重ねた時、男の人の手だなって、ドキリとしちゃった。
◇◇◇ ◇◇◇
馬車に向かい合って座ったけれど、恥ずかし過ぎてアーチボルト様の顔を見れない。
「日用品やリネン類などは君たちが寄付したそうだから、やっぱり甘いものがいいんじゃないかと思って、今日は焼き菓子を三種類ほど用意したんだ。到着したら子どもたちと一緒に食べよう」
「あ、はい」
「あれ? 元気がないなぁ。そんなに気負う必要はないよ。そもそも今日の訪問は僕の気まぐれなんだからね。メーベルは僕に付き合って外出しただけのこと。まあ、ついでにレリル嬢の訪問の様子がわかればラッキーくらいに思っていればいいんじゃないかな。それでちょっとでもメーベルの気が晴れたら、僕としては大成功なんだけどね」
「……はい」
アーチボルト様が私のために行動してくれているのは明らかなのに、私ったら生返事をしちゃっている。
彼は私に気を遣わせまいと、こんなにも言葉を尽くしてくれているのに。
元気を出さなくっちゃ!
「はい! そうですね! アーチボルト様のおっしゃる通りだと思います」
「そうそう。せっかくなんだから楽しもう」
◇◇◇ ◇◇◇
まだ記憶に新しい孤児院に到着した。
見覚えのある門構え。古びて補修が必要とはいえ、創設者の侯爵家の別邸だった屋敷は格調高いデザインだ。
全部昨日のことのように思い出せる。
門の前に院長と子どもたちが並んで待ってくれているのも同じだ。
「待っていなくていいって言ったんだけどね」
アーチボルト様が苦笑した。
先に馬車から降りたアーチボルト様がまたしても私の手を引いてくれた。
とても大切にされている感じがして恥ずかしい。
きっとアーチボルト様にとっては、ただの紳士的な振る舞いに過ぎないのに。
「今日はようこそおいでくださいました。皆もこの通り喜んでおります」
院長が挨拶すると、子どもたちが目配せしあって、「せーの」という誰かの小さな掛け声の後に、「ようこそおいでくださいました」と声を揃えて挨拶してくれた。
院長に言われてやらされていると分かっているのに、子どもたちのキラキラした瞳を見ているとやっぱり感激してしまう。
「アーチボルト様。まずは院長室で――」
「いえ。せっかくですから、食堂でお菓子をいただきましょう」
「え? あ、はい。ではそのように」
アーチボルト様の言葉を聞いた子どもたちが一斉に色めきたった。
「やったー!」
「お菓子?」
「すぐに食べれるの?」
綺麗に整列していたのに、あっという間に団子状態になって、ワイワイ騒いでいるのが子どもらしくて可愛い。
「メーベル。僕らも一緒にいただこう。うちの料理人たちの自慢の焼き菓子だから、味は僕が保証するよ」
「……! 美味しくない訳がありません! 私も楽しみです」
アーチボルト様の従者が数人の年長者に声をかけて、子どもたちと一緒に持参した焼き菓子を運んでいる。
そうか。辺境伯家では定期的に寄付をしているから慣れているんだ。
「ほら。メーベル。行くよ」
「あ、はい」
アーチボルト様の方へ行こうとした時、私の右手が柔らかいもので包まれた。
「お姉ちゃん。一緒に行こう?」
四、五歳くらいの女の子が私の手を小さな両手でぎゅうっと握っている。
学園の慰問イベントでは、こんな風に個別に接することはなかった。
なんだか――新鮮? というか、楽しい!
「こっちだよ!」
幼い女の子に手を引っ張られながら、小さな歩幅でヨタヨタと歩く彼女に合わせて歩く私を、アーチボルト様が微笑を浮かべて見ている。
えっと。なんだか恥ずかしいんですけど。
「僕も案内してあげる!」
いつの間にかもう一人、少女と同じ歳くらいの少年が、私の左手を掴んで引っ張っていた。
「私が連れてってあげるんだもん!」
「僕が案内してあげるんだ!」
えぇぇ? これってどういう状態?
右手と左手をぐいぐい引っ張られているんですけど?
「あはは。そんなに力一杯引っ張ると、お姉ちゃんの手が取れちゃうよ? ほら、お姉ちゃんが痛がってるよ」
アーチボルト様がわざわざ仲裁してくれたお陰で、二人が引っ張るのを辞めた。
「ごめんね、お姉ちゃん。痛かった?」
少女が泣きそうな顔で見上げている。
「ううん。大丈夫」
「僕もごめんなさい」
「大丈夫だから一緒に食堂に行きましょう」
「うん!」
すると二人とも私の手を握ったまま勢いよく走り出した。
「え?」
結局、子どもと一緒になって小走りで食堂へ向かうことになってしまった。
あなたにおすすめの小説
毒姫の婚約騒動
SHIN
恋愛
卒業式を迎え、立食パーティーの懇談会が良い意味でも悪い意味でもどことなくざわめいていた。
「卒業パーティーには一人で行ってくれ。」
「分かりました。」
そう婚約者から言われて一人で来ましたが、あら、その婚約者は何処に?
あらあら、えっと私に用ですか? 所で、お名前は?
毒姫と呼ばれる普通?の少女と常に手袋を着けている潔癖症?の男のお話し。
転生先は推しの婚約者のご令嬢でした
真咲
恋愛
馬に蹴られた私エイミー・シュタットフェルトは前世の記憶を取り戻し、大好きな乙女ゲームの最推し第二王子のリチャード様の婚約者に転生したことに気が付いた。
ライバルキャラではあるけれど悪役令嬢ではない。
ざまぁもないし、行きつく先は円満な婚約解消。
推しが尊い。だからこそ幸せになってほしい。
ヒロインと恋をして幸せになるならその時は身を引く覚悟はできている。
けれども婚約解消のその時までは、推しの隣にいる事をどうか許してほしいのです。
※「小説家になろう」にも掲載中です
見るに堪えない顔の存在しない王女として、家族に疎まれ続けていたのに私の幸せを願ってくれる人のおかげで、私は安心して笑顔になれます
珠宮さくら
恋愛
ローザンネ国の島国で生まれたアンネリース・ランメルス。彼女には、双子の片割れがいた。何もかも与えてもらえている片割れと何も与えられることのないアンネリース。
そんなアンネリースを育ててくれた乳母とその娘のおかげでローザンネ国で生きることができた。そうでなければ、彼女はとっくに死んでいた。
そんな時に別の国の王太子の婚約者として留学することになったのだが、その条件は仮面を付けた者だった。
ローザンネ国で仮面を付けた者は、見るに堪えない顔をしている証だが、他所の国では真逆に捉えられていた。
『壁の花』の地味令嬢、『耳が良すぎる』王子殿下に求婚されています〜《本業》に差し支えるのでご遠慮願えますか?〜
水都 ミナト
恋愛
マリリン・モントワール伯爵令嬢。
実家が運営するモントワール商会は王国随一の大商会で、優秀な兄が二人に、姉が一人いる末っ子令嬢。
地味な外観でパーティには来るものの、いつも壁側で1人静かに佇んでいる。そのため他の令嬢たちからは『地味な壁の花』と小馬鹿にされているのだが、そんな嘲笑をものととせず彼女が壁の花に甘んじているのには理由があった。
「商売において重要なのは『信頼』と『情報』ですから」
※設定はゆるめ。そこまで腹立たしいキャラも出てきませんのでお気軽にお楽しみください。2万字程の作品です。
※カクヨム様、なろう様でも公開しています。
貧乏令嬢はお断りらしいので、豪商の愛人とよろしくやってください
今川幸乃
恋愛
貧乏令嬢のリッタ・アストリーにはバート・オレットという婚約者がいた。
しかしある日突然、バートは「こんな貧乏な家は我慢できない!」と一方的に婚約破棄を宣言する。
その裏には彼の領内の豪商シーモア商会と、そこの娘レベッカの姿があった。
どうやら彼はすでにレベッカと出来ていたと悟ったリッタは婚約破棄を受け入れる。
そしてバートはレベッカの言うがままに、彼女が「絶対儲かる」という先物投資に家財をつぎ込むが……
一方のリッタはひょんなことから幼いころの知り合いであったクリフトンと再会する。
当時はただの子供だと思っていたクリフトンは実は大貴族の跡取りだった。
居場所を失った令嬢と結婚することになった男の葛藤
しゃーりん
恋愛
侯爵令嬢ロレーヌは悪女扱いされて婚約破棄された。
父親は怒り、修道院に入れようとする。
そんな彼女を助けてほしいと妻を亡くした28歳の子爵ドリューに声がかかった。
学園も退学させられた、まだ16歳の令嬢との結婚。
ロレーヌとの初夜を少し先に見送ったせいで彼女に触れたくなるドリューのお話です。
【完結80万pt感謝】不貞をしても婚約破棄されたくない美男子たちはどうするべきなのか?
宇水涼麻
恋愛
高位貴族令息である三人の美男子たちは学園内で一人の男爵令嬢に侍っている。
そんな彼らが卒業式の前日に家に戻ると父親から衝撃的な話をされた。
婚約者から婚約を破棄され、第一後継者から降ろされるというのだ。
彼らは慌てて学園へ戻り、学生寮の食堂内で各々の婚約者を探す。
婚約者を前に彼らはどうするのだろうか?
短編になる予定です。
たくさんのご感想をいただきましてありがとうございます!
【ネタバレ】マークをつけ忘れているものがあります。
ご感想をお読みになる時にはお気をつけください。すみません。