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5-3.先生呼びは背徳のスパイス
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「では、次に。先生の下腹部にある呪いのことについてです」
本題を切り出すとびくりと華奢な肩が反応した。先日、先生の下半身を触ったとき、白く細い肢体はものすごく艶かしくーーと、それを思い出している場合ではない、濃い金色の陰毛の上に呪術の紋様があった。
ピンク色に熱をもつそれはーー
「淫魔が用いる呪術に似ていました」
細い蔦が絡み合うような繊細な紋様は、呪術学の教科書に載っていたものと似ている。
「私は、この分野に詳しくないので教えてもらえますか。先生」
グレイ教授は生徒からの質問に真摯に答える。どんなに簡単な質問でも嫌な顔は決してしないし、自分の専門でないことは論文を調べたり専門家を紹介したりする。
「よく勉強しているね。確かにこれは淫魔のものをベースとしてるけれど、効果はちがう。心配しなくても、これから性的欲求に駆られて正常な判断ができなくなることはないよ。でも、紋様の内容は言えない。これは僕の、私的な領域だ。君は巻き込めない」
舌打ちしそうになった。プライベートを宣言されてしまうと踏み込みづらい。ーーしかし、想定内の問答だ。
「では、私の推測を述べます。先生、味覚に異常がでているでしょう。この前の触手のストラウ味、あれは美味しくありません」
魔力で味をつけることはできる。一部商品化もされているが、未だ開発段階だ。どうしても天然には及ばない魔工の不自然さが残る。それを先生は本当に美味しそうに舐めた。思い返すと普段から魔力で味をつけた水を好んでいた。
「触手もですが、先生が、その、自ら肛門を性的に開発していたというところに疑問を持ちました。紋様に関係しているのではないですか? 私はすでに関わっているんじゃないですか?」
先生は困ったように眉を下げている。
「先程、私的な領域とおっしゃっていましたが、そもそもこれは私が先生に交際を求めている私的な議論です。
だから先生のプライベートな部分に踏み込みます。
なぜ、紋様を抱えているのですか? 俺はその解呪を助けたいです」
本題を切り出すとびくりと華奢な肩が反応した。先日、先生の下半身を触ったとき、白く細い肢体はものすごく艶かしくーーと、それを思い出している場合ではない、濃い金色の陰毛の上に呪術の紋様があった。
ピンク色に熱をもつそれはーー
「淫魔が用いる呪術に似ていました」
細い蔦が絡み合うような繊細な紋様は、呪術学の教科書に載っていたものと似ている。
「私は、この分野に詳しくないので教えてもらえますか。先生」
グレイ教授は生徒からの質問に真摯に答える。どんなに簡単な質問でも嫌な顔は決してしないし、自分の専門でないことは論文を調べたり専門家を紹介したりする。
「よく勉強しているね。確かにこれは淫魔のものをベースとしてるけれど、効果はちがう。心配しなくても、これから性的欲求に駆られて正常な判断ができなくなることはないよ。でも、紋様の内容は言えない。これは僕の、私的な領域だ。君は巻き込めない」
舌打ちしそうになった。プライベートを宣言されてしまうと踏み込みづらい。ーーしかし、想定内の問答だ。
「では、私の推測を述べます。先生、味覚に異常がでているでしょう。この前の触手のストラウ味、あれは美味しくありません」
魔力で味をつけることはできる。一部商品化もされているが、未だ開発段階だ。どうしても天然には及ばない魔工の不自然さが残る。それを先生は本当に美味しそうに舐めた。思い返すと普段から魔力で味をつけた水を好んでいた。
「触手もですが、先生が、その、自ら肛門を性的に開発していたというところに疑問を持ちました。紋様に関係しているのではないですか? 私はすでに関わっているんじゃないですか?」
先生は困ったように眉を下げている。
「先程、私的な領域とおっしゃっていましたが、そもそもこれは私が先生に交際を求めている私的な議論です。
だから先生のプライベートな部分に踏み込みます。
なぜ、紋様を抱えているのですか? 俺はその解呪を助けたいです」
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