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おまけ④
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挙式を終えた翌朝。
サナは目を覚ますと、真っ先に隣のぬくもりを探した。
柔らかな朝の光が差し込む寝室。繊細なレースのカーテンがそよ風に揺れている。
隣には、“あの歌”の主――夫となったカインが、穏やかな寝息を立てていた。
(……夢じゃない、ですよね)
そっと彼の顔を覗き込む。通った鼻筋、長い睫毛、すべすべの頬。つい見惚れてしまうような寝顔。
さらさらな金髪が、無防備に跳ねていて――思わず、くすりと笑ってしまった。
(昨日は、皆が笑って、泣いて、祝福してくれて……でも、こうして迎える朝の方が、よほど不思議です)
結婚しても、劇的に何かが変わるわけじゃない。
それでも――この朝だけは、確かに「夫婦になった」ことを、胸の奥から実感できた。
「……おはよう、サナ」
ぼんやり目を開けたカインが、まだ眠たげな声でそう言った。
「ふふ、おはようございます」
「もう、起きてた?」
「たった今、目が覚めたところです」
「そっか……あの、サナ……身体、大丈夫?」
「?!」
昨夜の出来事がよみがえり、二人とも瞬時に顔を真っ赤に染めた。
「カイン様……っ」
「……んん? 今、“様”って言った?」
「……習慣で、つい」
「もう、“カイン”って呼んでほしいなあ」
「……では、“あなた”で」
「“あなた”!? なんだかくすぐったいなぁ」
カインが大げさに驚いて上体を起こす。
サナは笑いながらも、少し困ったように首を傾げた。
「呼び捨ては……まだ、落ち着かなくて。慣れていませんから」
「じゃあ、慣れるまで何回でも呼んで」
「……あなた?」
「“カイン”と。でも、“あなた”も悪くないな。ああーっ!どっちがいいか迷う!」
「ふふっ……子どもみたいですわ」
「子どもだと思われても、幸せだからしょうがない!」
そう言って、カインはサナを抱きしめると、そっと唇にキスを落とした。
今度は、サナの方が照れたように身を縮める。
「……誰か来てしまいます……!」
「いいよ、見せびらかしてやる。僕の、かわいいお嫁さんを」
「……やっぱり、子どもっぽいです」
口ではそう言いながらも、サナの胸の奥は、ふわりと温かく、くすぐったかった。
~~~~~~~~~~~
結婚後のアルヴェスタ家は、新婚の二人を中心に、祝福の空気に包まれていた。
領地から贈られた花々や祝いの品々、フォルクス領の農民たちから届いた手作りの贈り物――
屋敷のあちこちに、善意と笑顔が満ちていた。
サナは、花嫁修行中にイザベルから引き継いだ執務室で、来客の応対や礼状の準備に追われながらも、土壌と作物の研究を変わらず続けていた。日々は忙しく、けれど充実していた。
一方のカインも、研究室を卒業し、父リチャードから本格的な執務を学び始めていた。
「新たな水路の開発」や「地域間連携政策」など、若き当主らしく、実践的な施策を次々に打ち出していた。
「お二人とも、“働きすぎ”って言葉、知らないのかしらねぇ……」
使用人たちは呆れつつも笑っていたが――当人たちは、いたって本気だった。
ある夜。
執務を終えたサナが書類を片付けていると、戸口からカインが顔を覗かせた。
「サナ、お疲れ様。仕事、終わった?」
「はい。やっと、ひと段落です」
「……じゃあ、ちょっとだけ、付き合ってくれない?」
案内されたのは、館の裏手にある小さな温室。
日中は試験栽培に使われている場所だが、今は夜。
カインが灯りをともすと――そこには。
「……エリシア草……?」
夜になると、青白く光る葉を持つ、フォルクスの伝統的な薬草。
温室いっぱいに、その小さな花々が揺れていた。
「結婚祝いに、フォルクスの皆が少しずつ分けてくれたんだ。
ここで、大事に育ててる。……ほら、サナが言ってたでしょ。“この草は、私の原点です”って」
サナは胸に手を当て、小さく頷いた。
「……そう、でした。母が亡くなる前に、この草の押し花を手紙に添えてくれて……
それを見るたび、家族やフォルクスのことを思い出していました。――いつか、あの地を良くしたいと願っていました」
「僕も、この草を見て、君に惚れ直したよ」
そう言いながら、カインが彼女の手を取る。
サナは驚いたように目を瞬いた。
「か、カイン様……?」
「カイン“さま”じゃないってば」
「……カイン?」
「ふふ、それでいい」
言葉を交わしながら、自然と手を握ったまま近づいていく距離。
「ユリウスにも言われたんだ、“言葉にしなきゃ伝わらない”って」
「……確かに、ユリウス様、そういうところ優秀ですね」
「うん、あいつには感謝してる。――でも、今は僕の言葉で、伝えたい」
カインはサナの額に優しくキスを落としたあと、彼女の瞳を真っ直ぐに見つめて言った。
「サナ、君がいてくれるこの世界を、僕は何よりも大切にしたい」
そう告げた彼の言葉は、誓いとなって、彼女の胸に深く刻まれた。
ーあの日、彼は迷わなかった。
迷っていたのは、むしろ彼女のほうだったかもしれない。それでも彼は、まっすぐに、ただ一心に
――彼女を迎えに行った。
迷いも、傷も、すれ違いも越えて――
迎えに行った日から、ふたりの時間が静かに動き出したのだ。
「だって、僕の人生は……君を迎えに行くことで、ようやく始まったんだから」
その瞬間、サナの瞳から、静かに涙が落ちた。
離れていた時間の中で、彼女は自分自身を探し、自分の心を迎えに行った。
そして気づいたのだ――本当に帰りたい場所は、彼の隣だったのだと。
互いに手を伸ばし、歩み寄り、もう一度出会ったふたり。ようやく心から、言えるようになった。
「あなたが、私を諦めないでいてくれて、良かった」
静かな夜だった。
小さな温室に灯る明かりの下で、ふたりの心はゆっくりと重なっていく。
鼓動が重なり、ぬくもりが胸を満たしていく。
そのぬくもりは、永遠の誓いとなった。
遠回りをした。
それでも――たしかに、お互いの気持ちを迎えに行けた。
彼が彼女を。
彼女が自分を。
そして、ふたりがふたりを。
エリシア草のように、静かに、しかし確かに光を放ちながら、ふたりだけの時間が、この世界の片隅で、そっと芽吹いている。
※ここまで、読んでくださりありがとうございました。バルタザール先生の物語「そして、ふたりで築く場所へ」を新たに書きました。先生の過去、現在の話になります。ユリウスは引き続き出てきます。
カインとサナも少しだけ出てきます。読んでもらえたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
サナは目を覚ますと、真っ先に隣のぬくもりを探した。
柔らかな朝の光が差し込む寝室。繊細なレースのカーテンがそよ風に揺れている。
隣には、“あの歌”の主――夫となったカインが、穏やかな寝息を立てていた。
(……夢じゃない、ですよね)
そっと彼の顔を覗き込む。通った鼻筋、長い睫毛、すべすべの頬。つい見惚れてしまうような寝顔。
さらさらな金髪が、無防備に跳ねていて――思わず、くすりと笑ってしまった。
(昨日は、皆が笑って、泣いて、祝福してくれて……でも、こうして迎える朝の方が、よほど不思議です)
結婚しても、劇的に何かが変わるわけじゃない。
それでも――この朝だけは、確かに「夫婦になった」ことを、胸の奥から実感できた。
「……おはよう、サナ」
ぼんやり目を開けたカインが、まだ眠たげな声でそう言った。
「ふふ、おはようございます」
「もう、起きてた?」
「たった今、目が覚めたところです」
「そっか……あの、サナ……身体、大丈夫?」
「?!」
昨夜の出来事がよみがえり、二人とも瞬時に顔を真っ赤に染めた。
「カイン様……っ」
「……んん? 今、“様”って言った?」
「……習慣で、つい」
「もう、“カイン”って呼んでほしいなあ」
「……では、“あなた”で」
「“あなた”!? なんだかくすぐったいなぁ」
カインが大げさに驚いて上体を起こす。
サナは笑いながらも、少し困ったように首を傾げた。
「呼び捨ては……まだ、落ち着かなくて。慣れていませんから」
「じゃあ、慣れるまで何回でも呼んで」
「……あなた?」
「“カイン”と。でも、“あなた”も悪くないな。ああーっ!どっちがいいか迷う!」
「ふふっ……子どもみたいですわ」
「子どもだと思われても、幸せだからしょうがない!」
そう言って、カインはサナを抱きしめると、そっと唇にキスを落とした。
今度は、サナの方が照れたように身を縮める。
「……誰か来てしまいます……!」
「いいよ、見せびらかしてやる。僕の、かわいいお嫁さんを」
「……やっぱり、子どもっぽいです」
口ではそう言いながらも、サナの胸の奥は、ふわりと温かく、くすぐったかった。
~~~~~~~~~~~
結婚後のアルヴェスタ家は、新婚の二人を中心に、祝福の空気に包まれていた。
領地から贈られた花々や祝いの品々、フォルクス領の農民たちから届いた手作りの贈り物――
屋敷のあちこちに、善意と笑顔が満ちていた。
サナは、花嫁修行中にイザベルから引き継いだ執務室で、来客の応対や礼状の準備に追われながらも、土壌と作物の研究を変わらず続けていた。日々は忙しく、けれど充実していた。
一方のカインも、研究室を卒業し、父リチャードから本格的な執務を学び始めていた。
「新たな水路の開発」や「地域間連携政策」など、若き当主らしく、実践的な施策を次々に打ち出していた。
「お二人とも、“働きすぎ”って言葉、知らないのかしらねぇ……」
使用人たちは呆れつつも笑っていたが――当人たちは、いたって本気だった。
ある夜。
執務を終えたサナが書類を片付けていると、戸口からカインが顔を覗かせた。
「サナ、お疲れ様。仕事、終わった?」
「はい。やっと、ひと段落です」
「……じゃあ、ちょっとだけ、付き合ってくれない?」
案内されたのは、館の裏手にある小さな温室。
日中は試験栽培に使われている場所だが、今は夜。
カインが灯りをともすと――そこには。
「……エリシア草……?」
夜になると、青白く光る葉を持つ、フォルクスの伝統的な薬草。
温室いっぱいに、その小さな花々が揺れていた。
「結婚祝いに、フォルクスの皆が少しずつ分けてくれたんだ。
ここで、大事に育ててる。……ほら、サナが言ってたでしょ。“この草は、私の原点です”って」
サナは胸に手を当て、小さく頷いた。
「……そう、でした。母が亡くなる前に、この草の押し花を手紙に添えてくれて……
それを見るたび、家族やフォルクスのことを思い出していました。――いつか、あの地を良くしたいと願っていました」
「僕も、この草を見て、君に惚れ直したよ」
そう言いながら、カインが彼女の手を取る。
サナは驚いたように目を瞬いた。
「か、カイン様……?」
「カイン“さま”じゃないってば」
「……カイン?」
「ふふ、それでいい」
言葉を交わしながら、自然と手を握ったまま近づいていく距離。
「ユリウスにも言われたんだ、“言葉にしなきゃ伝わらない”って」
「……確かに、ユリウス様、そういうところ優秀ですね」
「うん、あいつには感謝してる。――でも、今は僕の言葉で、伝えたい」
カインはサナの額に優しくキスを落としたあと、彼女の瞳を真っ直ぐに見つめて言った。
「サナ、君がいてくれるこの世界を、僕は何よりも大切にしたい」
そう告げた彼の言葉は、誓いとなって、彼女の胸に深く刻まれた。
ーあの日、彼は迷わなかった。
迷っていたのは、むしろ彼女のほうだったかもしれない。それでも彼は、まっすぐに、ただ一心に
――彼女を迎えに行った。
迷いも、傷も、すれ違いも越えて――
迎えに行った日から、ふたりの時間が静かに動き出したのだ。
「だって、僕の人生は……君を迎えに行くことで、ようやく始まったんだから」
その瞬間、サナの瞳から、静かに涙が落ちた。
離れていた時間の中で、彼女は自分自身を探し、自分の心を迎えに行った。
そして気づいたのだ――本当に帰りたい場所は、彼の隣だったのだと。
互いに手を伸ばし、歩み寄り、もう一度出会ったふたり。ようやく心から、言えるようになった。
「あなたが、私を諦めないでいてくれて、良かった」
静かな夜だった。
小さな温室に灯る明かりの下で、ふたりの心はゆっくりと重なっていく。
鼓動が重なり、ぬくもりが胸を満たしていく。
そのぬくもりは、永遠の誓いとなった。
遠回りをした。
それでも――たしかに、お互いの気持ちを迎えに行けた。
彼が彼女を。
彼女が自分を。
そして、ふたりがふたりを。
エリシア草のように、静かに、しかし確かに光を放ちながら、ふたりだけの時間が、この世界の片隅で、そっと芽吹いている。
※ここまで、読んでくださりありがとうございました。バルタザール先生の物語「そして、ふたりで築く場所へ」を新たに書きました。先生の過去、現在の話になります。ユリウスは引き続き出てきます。
カインとサナも少しだけ出てきます。読んでもらえたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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