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永遠の果て

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海を見に行こう

君と僕だけの逃避行



穏やかな秋風は

わずかに冬の気配を連れてくる



海岸沿いをふたり歩いたら

きっと僕らは無限大



暗い部屋に閉じこもっていた過去も

霧がかる深い森のかなしみも

ふたりで手を繋げば一瞬の幸福

それを永遠にして、僕らしあわせになろう
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