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第四章 想い
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「ん、はぁ」
愛生は周の上にまたがり、悩まし気な吐息を吐いた。それは仄かな色気を纏って周に降り注ぐ。
「ふっ、愛生は可愛いな」
周の言葉に愛生のお腹がきゅっと引き締まる。その度に周の表情に僅かばかり余裕が消える。快楽を感じている周の様子に気が付いた愛生がにやりと笑う。自身も快楽に塗れているにも関わらず、しっかりと愛しい人の様子を見ているのだ。
「ふぁ、周も、きもちぃ?」
身体を上下に揺らしながら、愛生は周に尋ねる。その煽情的な姿に周の喉が無意識に嚥下する。
「ん、愛生。きもちぃよ」
周の手が愛生の頬に伸びる。愛生の額にかかった前髪をそっと耳にかけると、愛生は花が綻ぶような笑顔を見せた。
その瞬間、周は自身の身体を愛生に合わせて動かし始める。ぱんぱんと肌と肌のぶつかる卑猥な音が室内に響く。
「あぁ! い、っきなりは、だめぇ」
愛生は嬌声を上げて、周に穿たれる。がつがつと愛生の奥をえぐった凶暴な周のそれは勢いが止まるところを知らず、愛生を快楽の向こう側へと投げ出すのだった。
「俺を煽る、愛生が悪い」
はぁと色っぽい溜息を吐きながら周は告げるも、悦楽に脳を支配された愛生には伝わっていないようである。
「あまね、おくぅ。だめぇ」
甘い愛生の声に周のものがひときわ大きくなって、それからびゅっと白濁液を被膜越しに愛生の中に吐き出した。そんな甘美な刺激さえ、今の愛生には強かったらしく、愛生もまた声を出して背中を逸らす。
「んっ」
びゅるっと愛生の一物から周の腹に白濁液が降り注ぐ。眉根を寄せてぎゅっと目をつぶりながら達した愛生の様子に周は胸を掴まれる。
そのまま愛生はくたりと力を抜き、周の上にへたり込んだ。ずるっと愛生の尻から自身のものを引き抜いて、周は愛生を優しく抱きしめた。
よしよしと撫でられていると、愛生はうとうとする。瞼を閉じて周の鼓動を感じていると、周は愛生が眠ったと思ったのだろう。
愛生の頬を優しくさすりながらぽつりと周の声が聞こえた。
「――俺でごめんな、愛生」
周がひっそり吐き出した言葉を受け取った愛生は、胸を痛めた。
(違うんだ、違うんだよ周。謝るのは俺の方なんだ――)
抱えた思いは重く苦しく、泣きそうになる瞳を必死に押さえつけた。そのまま、自分の気持ちをこっそり抱えて、愛生は今度こそ眠りに落ちたのだった。
愛生は周の上にまたがり、悩まし気な吐息を吐いた。それは仄かな色気を纏って周に降り注ぐ。
「ふっ、愛生は可愛いな」
周の言葉に愛生のお腹がきゅっと引き締まる。その度に周の表情に僅かばかり余裕が消える。快楽を感じている周の様子に気が付いた愛生がにやりと笑う。自身も快楽に塗れているにも関わらず、しっかりと愛しい人の様子を見ているのだ。
「ふぁ、周も、きもちぃ?」
身体を上下に揺らしながら、愛生は周に尋ねる。その煽情的な姿に周の喉が無意識に嚥下する。
「ん、愛生。きもちぃよ」
周の手が愛生の頬に伸びる。愛生の額にかかった前髪をそっと耳にかけると、愛生は花が綻ぶような笑顔を見せた。
その瞬間、周は自身の身体を愛生に合わせて動かし始める。ぱんぱんと肌と肌のぶつかる卑猥な音が室内に響く。
「あぁ! い、っきなりは、だめぇ」
愛生は嬌声を上げて、周に穿たれる。がつがつと愛生の奥をえぐった凶暴な周のそれは勢いが止まるところを知らず、愛生を快楽の向こう側へと投げ出すのだった。
「俺を煽る、愛生が悪い」
はぁと色っぽい溜息を吐きながら周は告げるも、悦楽に脳を支配された愛生には伝わっていないようである。
「あまね、おくぅ。だめぇ」
甘い愛生の声に周のものがひときわ大きくなって、それからびゅっと白濁液を被膜越しに愛生の中に吐き出した。そんな甘美な刺激さえ、今の愛生には強かったらしく、愛生もまた声を出して背中を逸らす。
「んっ」
びゅるっと愛生の一物から周の腹に白濁液が降り注ぐ。眉根を寄せてぎゅっと目をつぶりながら達した愛生の様子に周は胸を掴まれる。
そのまま愛生はくたりと力を抜き、周の上にへたり込んだ。ずるっと愛生の尻から自身のものを引き抜いて、周は愛生を優しく抱きしめた。
よしよしと撫でられていると、愛生はうとうとする。瞼を閉じて周の鼓動を感じていると、周は愛生が眠ったと思ったのだろう。
愛生の頬を優しくさすりながらぽつりと周の声が聞こえた。
「――俺でごめんな、愛生」
周がひっそり吐き出した言葉を受け取った愛生は、胸を痛めた。
(違うんだ、違うんだよ周。謝るのは俺の方なんだ――)
抱えた思いは重く苦しく、泣きそうになる瞳を必死に押さえつけた。そのまま、自分の気持ちをこっそり抱えて、愛生は今度こそ眠りに落ちたのだった。
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