18 / 76
異世界地球編
10歳 シルフの魔法
しおりを挟む
イツキは午前中は筋肉痛で休み、午後はランニングをするという生活リズムで過ごしていた。
杖を持ってみたいという人もいて、持ったときに、
「結構ずっしりくるな」
と驚かれたりもした。
航海の途中、夕食にカレーが出る時があった。
(この世界で海軍カレーを食べることになるとは……)
とちょっと複雑なイツキだった。
カレーはおいしかった。
そんな船上生活を始めて4日後、船はゲムマ島についていた。
ちなみにゲムマ島は沖縄に当たる
イツキは船首楼から荷物の詰め込み作業を見ていた。
真中のマストの脇にクレーン用の柱が立っている。
ジブは左舷側に倒れていた。
クレーン先から伸びたワイヤーに荷物を固定すると、甲板上で4人がウインチを巻き上げ、留める。
荷物が十分な高さまで来たら、これまた甲板上で4人がウィンチを巻き上げてジブを立てる。
ジブが立ったらクレーン周囲にある大きな歯車を回転させてクレーンを旋回させる。
甲板の真ん中にある穴の上まで荷物が来たら、ウインチを留める力を緩めゆっくりワイヤーを下ろして荷物を収納していく。
この戦艦レヴィアタンは中は6階層、船首や船尾の楼を含めると7階層になっている。
中央部はすべて積み荷を入れるスペースになっており、一番下に荷物を積み終えると、次はその上の層、そこも埋まるとその次の層というように荷物が収納されていた。ちなみに母ウルラが持ってきた荷物は徴兵に来た兵士とサトリに持っていくのを拒否され泣く泣く調理器具や工具の類を捨てることになり、最終的に手荷物の衣服のみとなっていた。
「ねぇ、遊びに行かないの?」
アウィスが訊ねてくる。
港に到着したため、乗員には上陸の許可が下りていた。
「もう少し見てるよ。面白いよ」
「そんなもののどこが楽しいのよ。お昼は外で食べるんだから、それまでには堪能しきりなさいよ」
上陸の許可が出たことにより、乗っている人の数がかなり変わったことで用意しなければならない昼食の量が不明となった。
そのため、外で食べる者は事前に申告するよう、上からは命が下されていた。
イツキ達は親睦をもっと深めようと5人でお昼を摂ることになっていた。
ちなみに出港は明日なので、外泊する者についても事前に申告するようにと言われていたため、イツキ達5人も申告していた。
積み込み作業を眺めていると、ウェスが文字通り飛んできた。
「取れました。お昼は超高級レストラン、宿泊はフォンス城前のホテルです。」
「お母さんもよくやるよねえ」
イツキの母ウルラとアモル、ウェスは乗船が許可されるとすぐに外出し、レストランと外泊用のホテルを予約しに行っていた。
ちなみにフォンス城は今の首里城に当たる。
「お城の前なんて1等地じゃない!高かったんじゃないの?」
「はい。1部屋1泊で100サタナスでしたよ。夕食は別途払わなきゃいけないみたいです。」
あまりに高価なのでアウィスは驚嘆した。
「そんなお金どこから手に入れたのよ?」
「実はウルラさんのお父さんが世界樹の枝でお金を稼いでたらしくて、選別に金貨をもらっていたんです。」
イツキの祖父アーディンはドゥクスから世界樹の枝集めを依頼され、その成功報酬として多くの金貨を受け取っていたのだった。
イツキにはネブラの港での食べ歩きが思い出された。
「おじいちゃん……それなら自分で払ってよ」
イツキはぽつりとつぶやいた。
そうして、3人で積み込み作業を見る。
「これって楽しいの?」
「わたしは面白いと思うけど、アウィスはだめ?」
「何が面白いのかさっぱりだわ」
(こう、機械が動く様子を楽しむというのは男のロマンの様なものなのだろうか)
「ウェスはどう?楽しくない?」
「うーん、よくわかりませんけど、見続けても飽きると思います」
イツキとは意見が合わない2人だった。
どういう話をすればよいものかとイツキが思い悩んでいると、ふと疑問が思い付いた。
「そうだ、シルフの魔法ってどういうのなの?」
「シルフの魔法は基本的には飛ぶことです」
「飛ぶだけなの?」
訊いた後でイツキは後悔した。
(責めるような言い方になっちゃったな)
ウェスも申し訳なさそうに答える。
「だけではありませんけど、あまり種類はないですね」
(あまりということは多少は種類があるのか)
イツキは気になって更に訊いていく。
「どんな魔法があるの?」
「例えば切る魔法です」
「切る魔法?」
(どの程度の強さなんだろう?)
「どんなものを切ってたの?生活に活用してたりした?」
「はい。木を切ったり、薪を割ったりしました」
イツキは以前アウィスが岩を裂いたところを思い出した。
(あれくらいの力がかかるのだろうか?)
「木を切る……どれくらいの太さの木を切ってたの?」
「両手で抱けるかだけないかくらいのものです。倒す方向にななめに切らないといけないのが難しかったですね」
腕を伸ばした時の指先の間が身長とほぼ同じということを考えると、円周の長さが身長と同じ程度だということになる。
ウェスの身長が低いため150センチと考えると、木の太さは47,8センチということになる。
「アウィス、肘から指先くらいの太さの木を魔法で切ったことはある?」
「それより少し細いけど小さいときにやったことがあるわ。切り出してもらった木を立ててズバッとやるのよ」
「それで木が滑り落ちたことってある?」
「いいえ、パッカーンってどこかに飛んでいってたわ」
それを聞いて、イツキはウェスの魔法の切断力について気になった。
「スパッと切れた?」
「スパッとも切れました。ただ、それだと木が滑って危ないと言われたので切れ味は悪くしてました。最後はメキメキって木が倒れるんですよね。ちょっと懐かしいな」
通常、木を切るときは切り倒す方向に三角の切り込みを入れ、その後ろから切って倒すものだ。
だが、ウェスはそれをせず、切り倒す方向にななめに切ることで伐採をしていた。
「他に何か切った事はある?」
「料理の時に野菜を切ったことがあります。」
「何をどう切ったの?」
「春キャベツを千切りにしてほしいと母から言われたので、魔法でサッと切りました」
(千切りなのに、サッと?)
イツキは疑問に思ったのでさらに深く訊いてみることにした。
「千切りって包丁でザクザク細く切っていくと思うんだけど、ウェスはどうやったの?」
「包丁を束ねて振りおろす感じです。力が強すぎるとまな板が痛むので結構気を付けてました」
「切ったキャベツの幅は?」
「2ミリくらいでしょうか。やった時はうまくなったって誉められました。」
イツキは当然風で切断する魔法も習得している。
複数の風の刃で同時に切り裂くこともできる。ただ、それで千切りを作れるかといえば難しかった。
それを太さ2ミリで切るなんて想像もしていなかった。
「魔力の消耗は?」
「特別多いわけじゃないですよ。なんなら今度使ってみましょうか?」
「その時はお願いするね」
そんな魔法を行使しても魔力の消耗は少ないというウェス。
イツキには信じられなかった。
手元に何か食べ物があったら試しに千切りにしていただろう。
「他にはどんな魔法があるの?」
「あとは、声を届ける魔法かな。大声だとみんなに聞こえちゃうので、友達のところにだけ音が発生するようにしてました」
(電話の様なものだろうか、コードはないけど)
「それって友達が移動していたらどうなるの?」
「それでも会話できてましたよ」
「それって3人でおしゃべりとかできるの?」
「ちょっと消耗しますけどできますよ」
情報伝達は戦場の要だ。
その手段として、その魔法は気になった。
「その魔法ってシルフだけ使えるの?他の人でも使えない?」
「風に適正を持っている人であれば使えると思いますよ」
イツキは小さくガッツポーズをした。
「その魔法、教えてください。アウィスも一緒に」
「私も!?」
「はい。喜んで」
そうしてウェスの魔法教室が開催された。
杖を持ってみたいという人もいて、持ったときに、
「結構ずっしりくるな」
と驚かれたりもした。
航海の途中、夕食にカレーが出る時があった。
(この世界で海軍カレーを食べることになるとは……)
とちょっと複雑なイツキだった。
カレーはおいしかった。
そんな船上生活を始めて4日後、船はゲムマ島についていた。
ちなみにゲムマ島は沖縄に当たる
イツキは船首楼から荷物の詰め込み作業を見ていた。
真中のマストの脇にクレーン用の柱が立っている。
ジブは左舷側に倒れていた。
クレーン先から伸びたワイヤーに荷物を固定すると、甲板上で4人がウインチを巻き上げ、留める。
荷物が十分な高さまで来たら、これまた甲板上で4人がウィンチを巻き上げてジブを立てる。
ジブが立ったらクレーン周囲にある大きな歯車を回転させてクレーンを旋回させる。
甲板の真ん中にある穴の上まで荷物が来たら、ウインチを留める力を緩めゆっくりワイヤーを下ろして荷物を収納していく。
この戦艦レヴィアタンは中は6階層、船首や船尾の楼を含めると7階層になっている。
中央部はすべて積み荷を入れるスペースになっており、一番下に荷物を積み終えると、次はその上の層、そこも埋まるとその次の層というように荷物が収納されていた。ちなみに母ウルラが持ってきた荷物は徴兵に来た兵士とサトリに持っていくのを拒否され泣く泣く調理器具や工具の類を捨てることになり、最終的に手荷物の衣服のみとなっていた。
「ねぇ、遊びに行かないの?」
アウィスが訊ねてくる。
港に到着したため、乗員には上陸の許可が下りていた。
「もう少し見てるよ。面白いよ」
「そんなもののどこが楽しいのよ。お昼は外で食べるんだから、それまでには堪能しきりなさいよ」
上陸の許可が出たことにより、乗っている人の数がかなり変わったことで用意しなければならない昼食の量が不明となった。
そのため、外で食べる者は事前に申告するよう、上からは命が下されていた。
イツキ達は親睦をもっと深めようと5人でお昼を摂ることになっていた。
ちなみに出港は明日なので、外泊する者についても事前に申告するようにと言われていたため、イツキ達5人も申告していた。
積み込み作業を眺めていると、ウェスが文字通り飛んできた。
「取れました。お昼は超高級レストラン、宿泊はフォンス城前のホテルです。」
「お母さんもよくやるよねえ」
イツキの母ウルラとアモル、ウェスは乗船が許可されるとすぐに外出し、レストランと外泊用のホテルを予約しに行っていた。
ちなみにフォンス城は今の首里城に当たる。
「お城の前なんて1等地じゃない!高かったんじゃないの?」
「はい。1部屋1泊で100サタナスでしたよ。夕食は別途払わなきゃいけないみたいです。」
あまりに高価なのでアウィスは驚嘆した。
「そんなお金どこから手に入れたのよ?」
「実はウルラさんのお父さんが世界樹の枝でお金を稼いでたらしくて、選別に金貨をもらっていたんです。」
イツキの祖父アーディンはドゥクスから世界樹の枝集めを依頼され、その成功報酬として多くの金貨を受け取っていたのだった。
イツキにはネブラの港での食べ歩きが思い出された。
「おじいちゃん……それなら自分で払ってよ」
イツキはぽつりとつぶやいた。
そうして、3人で積み込み作業を見る。
「これって楽しいの?」
「わたしは面白いと思うけど、アウィスはだめ?」
「何が面白いのかさっぱりだわ」
(こう、機械が動く様子を楽しむというのは男のロマンの様なものなのだろうか)
「ウェスはどう?楽しくない?」
「うーん、よくわかりませんけど、見続けても飽きると思います」
イツキとは意見が合わない2人だった。
どういう話をすればよいものかとイツキが思い悩んでいると、ふと疑問が思い付いた。
「そうだ、シルフの魔法ってどういうのなの?」
「シルフの魔法は基本的には飛ぶことです」
「飛ぶだけなの?」
訊いた後でイツキは後悔した。
(責めるような言い方になっちゃったな)
ウェスも申し訳なさそうに答える。
「だけではありませんけど、あまり種類はないですね」
(あまりということは多少は種類があるのか)
イツキは気になって更に訊いていく。
「どんな魔法があるの?」
「例えば切る魔法です」
「切る魔法?」
(どの程度の強さなんだろう?)
「どんなものを切ってたの?生活に活用してたりした?」
「はい。木を切ったり、薪を割ったりしました」
イツキは以前アウィスが岩を裂いたところを思い出した。
(あれくらいの力がかかるのだろうか?)
「木を切る……どれくらいの太さの木を切ってたの?」
「両手で抱けるかだけないかくらいのものです。倒す方向にななめに切らないといけないのが難しかったですね」
腕を伸ばした時の指先の間が身長とほぼ同じということを考えると、円周の長さが身長と同じ程度だということになる。
ウェスの身長が低いため150センチと考えると、木の太さは47,8センチということになる。
「アウィス、肘から指先くらいの太さの木を魔法で切ったことはある?」
「それより少し細いけど小さいときにやったことがあるわ。切り出してもらった木を立ててズバッとやるのよ」
「それで木が滑り落ちたことってある?」
「いいえ、パッカーンってどこかに飛んでいってたわ」
それを聞いて、イツキはウェスの魔法の切断力について気になった。
「スパッと切れた?」
「スパッとも切れました。ただ、それだと木が滑って危ないと言われたので切れ味は悪くしてました。最後はメキメキって木が倒れるんですよね。ちょっと懐かしいな」
通常、木を切るときは切り倒す方向に三角の切り込みを入れ、その後ろから切って倒すものだ。
だが、ウェスはそれをせず、切り倒す方向にななめに切ることで伐採をしていた。
「他に何か切った事はある?」
「料理の時に野菜を切ったことがあります。」
「何をどう切ったの?」
「春キャベツを千切りにしてほしいと母から言われたので、魔法でサッと切りました」
(千切りなのに、サッと?)
イツキは疑問に思ったのでさらに深く訊いてみることにした。
「千切りって包丁でザクザク細く切っていくと思うんだけど、ウェスはどうやったの?」
「包丁を束ねて振りおろす感じです。力が強すぎるとまな板が痛むので結構気を付けてました」
「切ったキャベツの幅は?」
「2ミリくらいでしょうか。やった時はうまくなったって誉められました。」
イツキは当然風で切断する魔法も習得している。
複数の風の刃で同時に切り裂くこともできる。ただ、それで千切りを作れるかといえば難しかった。
それを太さ2ミリで切るなんて想像もしていなかった。
「魔力の消耗は?」
「特別多いわけじゃないですよ。なんなら今度使ってみましょうか?」
「その時はお願いするね」
そんな魔法を行使しても魔力の消耗は少ないというウェス。
イツキには信じられなかった。
手元に何か食べ物があったら試しに千切りにしていただろう。
「他にはどんな魔法があるの?」
「あとは、声を届ける魔法かな。大声だとみんなに聞こえちゃうので、友達のところにだけ音が発生するようにしてました」
(電話の様なものだろうか、コードはないけど)
「それって友達が移動していたらどうなるの?」
「それでも会話できてましたよ」
「それって3人でおしゃべりとかできるの?」
「ちょっと消耗しますけどできますよ」
情報伝達は戦場の要だ。
その手段として、その魔法は気になった。
「その魔法ってシルフだけ使えるの?他の人でも使えない?」
「風に適正を持っている人であれば使えると思いますよ」
イツキは小さくガッツポーズをした。
「その魔法、教えてください。アウィスも一緒に」
「私も!?」
「はい。喜んで」
そうしてウェスの魔法教室が開催された。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる