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第105話 ハチロウさんなにやってくれてんのかな?
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イザベラさんとの会話を終えて、俺達は昨日の続きで、カノンのダンジョンへと向かった。
俺達はそれなりに頑張って夕方までを掛け、遂に俺のレベルが100に達した。
リュミエルが90
シエルが80
マリアも50までレベルを上げた。
そして、能力なんだが、俺は何も覚えなかった……
闇魔法とか、時空魔法とか、重力魔法とかそんな感じの凄いの覚えたいのにな……
リュミエルは、補助魔法を覚えてバッファーとしての能力も芽生えたが、シエルはびっくりするくらい、何も覚えなかった。
もしかしたら、理を捻じ曲げて心愛ちゃんから転移魔法を覚えてしまった事が影響しているのかもしれないが、身体能力は上がっているので問題は無いだろう。
でも運特化のシエルが一緒だと明らかにドロップ面では、優遇されていると実感できる。
ダンジョン内では通常、魔石のドロップは10%前後らしいのだが、ほぼ100%の確率でドロップするし、ポーション類も結構な確率で手に入る。
これは、もしかして10層とかに潜れるようになれば、万能薬やエリクサーも作るより先に、ドロップで手に入るかも知れないな。
撮影とパーティの移動手段以外では、シエルには大きく期待をしているわけでは無いしね。
マリアは、パーフェクトヒールを覚えたが、パーフェクトと言っても、欠損の再生などは出来いない様だ。
でも、マリアの近眼は治った。
「マリア眼鏡外せちゃうね」
「うん…… でもこの眼鏡結構可愛くて気に入ってるし、目にゴミが入らないから外したくないんだよね」
マリアは、眼鏡を気に入ってたんだ……
リュミエルが、マリアに「じゃぁさ今度来る時に、度無しの可愛い眼鏡持ってきてあげるね」って言ってた。
この世界でも眼鏡がお洒落グッズとなる日が訪れたぜ。
「シエル、今のレベルで転移は、何処まで行けるのかな?」
「えーとね、千里眼で確認できる範囲が、移動できる距離になるから、2回か3回に分けて飛べば、殆ど世界中どこでも行ける様になってるよ」
「そうか、それは凄いな。じゃぁ次回はイザベラさんに教えて貰った他のダンジョンのレベルを調べに行く旅にしようぜ。世界中で確認されている12か所のダンジョンを、1層と2層のレベルをチェックしながら行けば、レベル上げの予定が立てられそうだしね」
その後は、ファンダリアに帰還して冒険者ギルドで、納品を済ませるとイザベラさんに、挨拶をしに行った。
「ちょっと、噂に聞いてるんですけど、シスターたちがやっているビューティーサロン。随分流行っているそうですね」
「はい、お陰様で毎日たくさんのお客様が見えてらっしゃいます」
「今度私も伺うわね」
「マスターなら、めちゃくちゃ綺麗になりそうですね」
「下着に興味があるわ。うちの女の子達も今はみんなその話題ばかりですから」
「マスターが着けるなら、高級ラインナップの下着の方が胸とか凄く形が綺麗に強調されるんですよ!」
そんな話を始めるとシエルが念話でマリアに伝えて、「フルオーダーの下着を作ってみませんか?」という話になった。
今回は特別に他のセレブな女性の方達に勧める為の、モデルに使わせて頂く事を条件に、30万ゴル相当の下着をプレゼントする事で話をしてみたら。
「写真を見るのは女性の方だけ、という事で間違いないのなら受けましょう」
って話になったので、早速採寸をする事になった。
「ねぇマリア! 採寸の時に一回俺を抱っこして貰える様に頼んで貰っても良いかな?」
「テネブルのエッチー」
すかさずシエルに突っ込まれたが、「子猫を抱っこするのにHな要素なんて無いだろ?」
と何とか説得して、イザベラマスターの採寸中に抱っこして貰う写真をゲットしたぜ!
写真のお礼に手鏡をプレゼントしたら超喜んでた!
この小さな手鏡でさえ王都では50万ゴルもしてるからねぇ。
でも少しずつ数を増やして行って、鏡は少しリーズナブルに提供したいかな?
壊れやすいしね……
書籍の2巻に向けて表紙写真候補のNO1だね!
シスターバージョンもあるから、どっちにするかで悩むな。
でもリュミエルの上で俺とシエルが寛ぐ写真なんかも、捨てがたいんだよね。
ギルドから出ると、マリアを家に送って行き俺達も日本へと帰る事にした。
晃子が東京から訪ねて来る事になってるから、次は3日後かな?
最近はシエルの撮影する大量の動画があるから、飛鳥も忙しいだろうしね。
青い扉を潜り爺ちゃんの所へ戻ると、爺ちゃんが話を振って来た。
「俊樹、ちょっと面倒な事になりそうだぞ」
「どうした爺ちゃん?」
「八郎がやらかした。別次元から魔石と魔導具を買い付けてきて、本来この世界ではあり得ない筈の、能力者を作りだしおったわ」
「能力者って、魔法が使えたりとかか?」
「いや、今の所確認できているのは、身体強化を施された生物だ」
「生物って魔物とかか?」
「いや、競走馬じゃな」
「競馬のか?」
「そうじゃ。競走馬の能力を身体強化で上げて、荒稼ぎしておる」
「爺ちゃんはどうしたいの?」
「まぁ直接被害は無いから、ほおっておいても構わんが、ちょっと俊樹の身体を貸してくれ、魔導具は回収したい」
「ああ、構わないけど、俺の身体であんまり目立つ事するなよ?」
「まぁ気を付けよう」
やっぱり裏社会を束ねてただけあって、目の付け所が公営ギャンブルなんだな。
一体どれぐらいの額を荒稼ぎしたのかちょっと気になるぜ。
競走馬でバレないなら、プロスポーツ選手でもドーピング検査に引っかからない強化とか出来そうだし、早目に手を打たないと、ヤバいよな。
俺達はそれなりに頑張って夕方までを掛け、遂に俺のレベルが100に達した。
リュミエルが90
シエルが80
マリアも50までレベルを上げた。
そして、能力なんだが、俺は何も覚えなかった……
闇魔法とか、時空魔法とか、重力魔法とかそんな感じの凄いの覚えたいのにな……
リュミエルは、補助魔法を覚えてバッファーとしての能力も芽生えたが、シエルはびっくりするくらい、何も覚えなかった。
もしかしたら、理を捻じ曲げて心愛ちゃんから転移魔法を覚えてしまった事が影響しているのかもしれないが、身体能力は上がっているので問題は無いだろう。
でも運特化のシエルが一緒だと明らかにドロップ面では、優遇されていると実感できる。
ダンジョン内では通常、魔石のドロップは10%前後らしいのだが、ほぼ100%の確率でドロップするし、ポーション類も結構な確率で手に入る。
これは、もしかして10層とかに潜れるようになれば、万能薬やエリクサーも作るより先に、ドロップで手に入るかも知れないな。
撮影とパーティの移動手段以外では、シエルには大きく期待をしているわけでは無いしね。
マリアは、パーフェクトヒールを覚えたが、パーフェクトと言っても、欠損の再生などは出来いない様だ。
でも、マリアの近眼は治った。
「マリア眼鏡外せちゃうね」
「うん…… でもこの眼鏡結構可愛くて気に入ってるし、目にゴミが入らないから外したくないんだよね」
マリアは、眼鏡を気に入ってたんだ……
リュミエルが、マリアに「じゃぁさ今度来る時に、度無しの可愛い眼鏡持ってきてあげるね」って言ってた。
この世界でも眼鏡がお洒落グッズとなる日が訪れたぜ。
「シエル、今のレベルで転移は、何処まで行けるのかな?」
「えーとね、千里眼で確認できる範囲が、移動できる距離になるから、2回か3回に分けて飛べば、殆ど世界中どこでも行ける様になってるよ」
「そうか、それは凄いな。じゃぁ次回はイザベラさんに教えて貰った他のダンジョンのレベルを調べに行く旅にしようぜ。世界中で確認されている12か所のダンジョンを、1層と2層のレベルをチェックしながら行けば、レベル上げの予定が立てられそうだしね」
その後は、ファンダリアに帰還して冒険者ギルドで、納品を済ませるとイザベラさんに、挨拶をしに行った。
「ちょっと、噂に聞いてるんですけど、シスターたちがやっているビューティーサロン。随分流行っているそうですね」
「はい、お陰様で毎日たくさんのお客様が見えてらっしゃいます」
「今度私も伺うわね」
「マスターなら、めちゃくちゃ綺麗になりそうですね」
「下着に興味があるわ。うちの女の子達も今はみんなその話題ばかりですから」
「マスターが着けるなら、高級ラインナップの下着の方が胸とか凄く形が綺麗に強調されるんですよ!」
そんな話を始めるとシエルが念話でマリアに伝えて、「フルオーダーの下着を作ってみませんか?」という話になった。
今回は特別に他のセレブな女性の方達に勧める為の、モデルに使わせて頂く事を条件に、30万ゴル相当の下着をプレゼントする事で話をしてみたら。
「写真を見るのは女性の方だけ、という事で間違いないのなら受けましょう」
って話になったので、早速採寸をする事になった。
「ねぇマリア! 採寸の時に一回俺を抱っこして貰える様に頼んで貰っても良いかな?」
「テネブルのエッチー」
すかさずシエルに突っ込まれたが、「子猫を抱っこするのにHな要素なんて無いだろ?」
と何とか説得して、イザベラマスターの採寸中に抱っこして貰う写真をゲットしたぜ!
写真のお礼に手鏡をプレゼントしたら超喜んでた!
この小さな手鏡でさえ王都では50万ゴルもしてるからねぇ。
でも少しずつ数を増やして行って、鏡は少しリーズナブルに提供したいかな?
壊れやすいしね……
書籍の2巻に向けて表紙写真候補のNO1だね!
シスターバージョンもあるから、どっちにするかで悩むな。
でもリュミエルの上で俺とシエルが寛ぐ写真なんかも、捨てがたいんだよね。
ギルドから出ると、マリアを家に送って行き俺達も日本へと帰る事にした。
晃子が東京から訪ねて来る事になってるから、次は3日後かな?
最近はシエルの撮影する大量の動画があるから、飛鳥も忙しいだろうしね。
青い扉を潜り爺ちゃんの所へ戻ると、爺ちゃんが話を振って来た。
「俊樹、ちょっと面倒な事になりそうだぞ」
「どうした爺ちゃん?」
「八郎がやらかした。別次元から魔石と魔導具を買い付けてきて、本来この世界ではあり得ない筈の、能力者を作りだしおったわ」
「能力者って、魔法が使えたりとかか?」
「いや、今の所確認できているのは、身体強化を施された生物だ」
「生物って魔物とかか?」
「いや、競走馬じゃな」
「競馬のか?」
「そうじゃ。競走馬の能力を身体強化で上げて、荒稼ぎしておる」
「爺ちゃんはどうしたいの?」
「まぁ直接被害は無いから、ほおっておいても構わんが、ちょっと俊樹の身体を貸してくれ、魔導具は回収したい」
「ああ、構わないけど、俺の身体であんまり目立つ事するなよ?」
「まぁ気を付けよう」
やっぱり裏社会を束ねてただけあって、目の付け所が公営ギャンブルなんだな。
一体どれぐらいの額を荒稼ぎしたのかちょっと気になるぜ。
競走馬でバレないなら、プロスポーツ選手でもドーピング検査に引っかからない強化とか出来そうだし、早目に手を打たないと、ヤバいよな。
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