56 / 58
連載
第95話 魔国へ⑩
しおりを挟む
私は晩餐会が終わると、オダ将軍の私室へと呼ばれた。
結構お酒も飲んじゃったけど、キュアの魔法でアルコールはすっきりとさせたよ?
オダ将軍にもかけて上げたら「キュアをこういう使い方も出来るのだな」と少しびっくりしていた。
「私の知識の中では、アルコールも毒物の一種なのでは無いかと思って、試してみたらうまくいきましたから」
「中々の知識と、発想だな。しかし何故アスカ女王はこの国の言葉を理解しておるのだ。それに魔法陣に関しても完全に神言を理解しておるようだな」
「それはですね。私は前世の記憶を持ったまま、この世界に生まれてからです。そしてその前世は、将軍たちが稀人と呼ばれている方達と同じ世界です」
「な、なんと。それではアスカ女王が協力してくれるのであれば、この国は、この世界は救われるのか?」
「えーと…… そこが解らないんですけど、何から守ろうとしてるんですか? 話の内容によっては協力はしない事も無いですけど、私はこの国の行う召喚の儀式と言う行為に対して、強い憤りを感じています。年端もゆかない子供達を無理やり攫い、この国に縛り付ける行為を、許せません」
「アスカは、稀人達と境遇の話はしなかったのか?」
「境遇ですか?」
「そうじゃ。アスカの国にもこの国にもあるであろう。親に捨てられたり死に別れた者たちが暮らす施設の事じゃ」
「孤児院は確かにあります」
「稀人として召喚する者の条件は、家族と共に暮らせていない者を、召喚するようになっておる。3000年ほど前に召喚陣を書かれた魔王ノブナガ様がそう言う風に召喚陣をお描きになられたからだ」
「ノブナガ様ってオダ=ノブナガ様って事ですか?」
「そうだ、脈々と受け継がれるオダの血統の初代様だ」
「あの? ノブナガさんはもしかして、転生者だったんではないでしょうか?」
「良く知っておるな。ノブナガ様自身は本能寺と呼ばれる場所で炎に包まれてその生涯を終えられたらしいが、気づいた時にはこのヤーバンの地に赤子として生まれておいで、だったそうだ」
「魔法はその当時から一般的だったのでしょうか?」
「魔法自体は存在しておったが、魔法陣は存在していなかったそうだ。そしてその当時では、教会の洗礼によって魔力が現れる者は10人に一人程だったらしいぞ」
「あ、それは今のガイアス大陸と同じ状況ですね。私は魔臓の存在に気付いたので、誰でも魔力を持っていると気づきましたが」
「ほー増々、初代様と同じ発想なのだな。偶然魔力に気付いた初代様も調子に乗って魔力を空にして、倒れる事が何度かあったらしくて、魔力が空になると倒れるのであれば、全ての人々は魔力を持っていると、行き着いたらしい」
「あー、全く私と一緒ですー」
「そうであるか…… アスカ女王、どうかこのオダ=カナと共にこの世界を守ってくれぬか」
「えーと? 何から守るんですか? 後もう一つ…… 何で漢字は失われてしまったのですか?」
「この、ヤーバン大陸には本来はガイアス大陸と同じ言語しか無かったのだ。それを初代様が、魔法陣を書き記すためには日本語が必要であると説かれ、広められたのが最初なのだ。その当時地方領主の生まれであったオダの家が、ノブナガ様の魔法陣魔法によって瞬く間にこの大陸を制圧して、言語を日本語に定められたのだ」
「世界中に残っている錬金窯や結界魔法陣、後は聖遺物と呼ばれるものはすべてノブナガさんが作られたのですか?」
「初代様とその側近たちだな。現代にも脈々と受け継がれる譜代十三家と呼ばれる家の当主がノブナガ様に教えを請いながら、残していったものだ」
「あの? 失われた理由がまだ聞けてないんですけど」
「おー済まぬな。初代はこの地に現存する魔法陣や、錬金窯などの魔法陣を描かれると、この世界を見て回りたいと言われて、十三家の者たちと共に飛竜に乗って旅立たれてな、その時まだ初代は今の私と同じ20歳であったのだ。十三家の者たちも、同じ年齢であったと記録に残されておる」
「では……跡取りもしっかりいないうちに旅立たれて、そのまま戻って来られなかったのですか?」
「そうだな、それぞれ結婚もしておったし、子供も居たのだがまだ幼く、神言を学ぶ程には成熟しておらんかったのだ」
「それで、漢字は廃れてしまったと言う事ですか?」
「かな文字に関しては、比較的使い易く文化として残ったのだ」
「えっと…… 少し不思議な点があります」
「なんだ?」
「ノブナガさんとその仲間が今ある魔法陣を、書かれたとしたなら、おかしな問題があるんです。使われてる文字は今稀人達が召喚されている21世紀の物が多いので、私の記憶にあるノブナガさんでは、文化が違うと思うのです」
「それすらも解るのか? 凄いな」
「と言う事は、話に続きがあるんですね?」
「そうだ。このヤーバン大陸が国を閉ざしたのは500年ほど前じゃ」
「あ、そう言えばそうらしいですね」
「その当時に現れたのが、今残されている改良型魔法陣を描かれた、アマクサ様なのだ。ただ……この方は、ボッチ体質と言うか、その当時の将軍家に許可を得て、一人で黙々と魔法陣の改良に取り組み、そしてその技術や見識を誰にも伝えることなく、初代様と同じように他の大陸に出向き、魔法陣の改良をされて行ったのだが、途中でぱったりと消息が掴めなくなったのだ」
「亡くなったとか、そう言う事では無いんですよね?」
「そうだな。彼の口癖は…… no elof no lifeだったと伝わっているが、それがどんな意味かも伝わって無いんだ」
「あの…… elf じゃなくて、elofなんですか?」
「ああ、日記が残っておるから間違いない」
「なんだか、アマクサ様と言う方は相当深い闇を持たれてた気がしますね……」
「その日記は、残っているのでしょうか?」
「魔術学園の禁書庫に収められている」
「何故? 禁書庫なんですか」
「読もうとするとランダムでトラップが発動して危険なのだ。表紙にびっしりと書かれた神言に、秘密がある様だが、『このていどのわながかいじょできぬものがなかをよんでもじかんのむだだ』と書いてあるのだ」
「でも、中を見た方もいらっしゃるんですよね?」
「ああ。運が良ければ中を開いても軽微な罠だけのこともあるようだ」
「ページによって発動する罠が決まってるとかかな?」
「それは、即死クラスの罠もあるので、検証は出来ておらぬが、軽微な罠の時は大体ひらがなが多用してあるページらしいので、その可能性はあるかも知れぬ」
「明日、その日記を読ませて頂くわけにはいきませんか?」
「それは、許可を出そう」
「鎖国を踏み切られた直接の原因は?」
「アマクサ様が言い残された言葉に、『この日記を読み解く事無く他国と交流すれば、この国は必ず滅びを迎える』と言われたそうなので、その当時の将軍家は一切の交流を断つ選択をしたそうだ」
「それでは、私達が来たこと事は、相当警戒されていますか?」
「警戒していないと言えば嘘になるが、アスカ女王の態度を見る限り、問題は無さそうだと、判断したのでな」
一度に色々と情報を貰い過ぎて、私なりに少し整理したいと思ったので、この日はそこまでで、自分に与えられた部屋へと戻った。
ちょっとフリオニール様達には悪いけど、寝ている間が一番心配だから、あてがわれた部屋へ戻ると、鍵をかけて転移でスパリゾートの自室に、シルバと二人で戻って寝たよ。
まだ全面的には信用できないからね!
結構お酒も飲んじゃったけど、キュアの魔法でアルコールはすっきりとさせたよ?
オダ将軍にもかけて上げたら「キュアをこういう使い方も出来るのだな」と少しびっくりしていた。
「私の知識の中では、アルコールも毒物の一種なのでは無いかと思って、試してみたらうまくいきましたから」
「中々の知識と、発想だな。しかし何故アスカ女王はこの国の言葉を理解しておるのだ。それに魔法陣に関しても完全に神言を理解しておるようだな」
「それはですね。私は前世の記憶を持ったまま、この世界に生まれてからです。そしてその前世は、将軍たちが稀人と呼ばれている方達と同じ世界です」
「な、なんと。それではアスカ女王が協力してくれるのであれば、この国は、この世界は救われるのか?」
「えーと…… そこが解らないんですけど、何から守ろうとしてるんですか? 話の内容によっては協力はしない事も無いですけど、私はこの国の行う召喚の儀式と言う行為に対して、強い憤りを感じています。年端もゆかない子供達を無理やり攫い、この国に縛り付ける行為を、許せません」
「アスカは、稀人達と境遇の話はしなかったのか?」
「境遇ですか?」
「そうじゃ。アスカの国にもこの国にもあるであろう。親に捨てられたり死に別れた者たちが暮らす施設の事じゃ」
「孤児院は確かにあります」
「稀人として召喚する者の条件は、家族と共に暮らせていない者を、召喚するようになっておる。3000年ほど前に召喚陣を書かれた魔王ノブナガ様がそう言う風に召喚陣をお描きになられたからだ」
「ノブナガ様ってオダ=ノブナガ様って事ですか?」
「そうだ、脈々と受け継がれるオダの血統の初代様だ」
「あの? ノブナガさんはもしかして、転生者だったんではないでしょうか?」
「良く知っておるな。ノブナガ様自身は本能寺と呼ばれる場所で炎に包まれてその生涯を終えられたらしいが、気づいた時にはこのヤーバンの地に赤子として生まれておいで、だったそうだ」
「魔法はその当時から一般的だったのでしょうか?」
「魔法自体は存在しておったが、魔法陣は存在していなかったそうだ。そしてその当時では、教会の洗礼によって魔力が現れる者は10人に一人程だったらしいぞ」
「あ、それは今のガイアス大陸と同じ状況ですね。私は魔臓の存在に気付いたので、誰でも魔力を持っていると気づきましたが」
「ほー増々、初代様と同じ発想なのだな。偶然魔力に気付いた初代様も調子に乗って魔力を空にして、倒れる事が何度かあったらしくて、魔力が空になると倒れるのであれば、全ての人々は魔力を持っていると、行き着いたらしい」
「あー、全く私と一緒ですー」
「そうであるか…… アスカ女王、どうかこのオダ=カナと共にこの世界を守ってくれぬか」
「えーと? 何から守るんですか? 後もう一つ…… 何で漢字は失われてしまったのですか?」
「この、ヤーバン大陸には本来はガイアス大陸と同じ言語しか無かったのだ。それを初代様が、魔法陣を書き記すためには日本語が必要であると説かれ、広められたのが最初なのだ。その当時地方領主の生まれであったオダの家が、ノブナガ様の魔法陣魔法によって瞬く間にこの大陸を制圧して、言語を日本語に定められたのだ」
「世界中に残っている錬金窯や結界魔法陣、後は聖遺物と呼ばれるものはすべてノブナガさんが作られたのですか?」
「初代様とその側近たちだな。現代にも脈々と受け継がれる譜代十三家と呼ばれる家の当主がノブナガ様に教えを請いながら、残していったものだ」
「あの? 失われた理由がまだ聞けてないんですけど」
「おー済まぬな。初代はこの地に現存する魔法陣や、錬金窯などの魔法陣を描かれると、この世界を見て回りたいと言われて、十三家の者たちと共に飛竜に乗って旅立たれてな、その時まだ初代は今の私と同じ20歳であったのだ。十三家の者たちも、同じ年齢であったと記録に残されておる」
「では……跡取りもしっかりいないうちに旅立たれて、そのまま戻って来られなかったのですか?」
「そうだな、それぞれ結婚もしておったし、子供も居たのだがまだ幼く、神言を学ぶ程には成熟しておらんかったのだ」
「それで、漢字は廃れてしまったと言う事ですか?」
「かな文字に関しては、比較的使い易く文化として残ったのだ」
「えっと…… 少し不思議な点があります」
「なんだ?」
「ノブナガさんとその仲間が今ある魔法陣を、書かれたとしたなら、おかしな問題があるんです。使われてる文字は今稀人達が召喚されている21世紀の物が多いので、私の記憶にあるノブナガさんでは、文化が違うと思うのです」
「それすらも解るのか? 凄いな」
「と言う事は、話に続きがあるんですね?」
「そうだ。このヤーバン大陸が国を閉ざしたのは500年ほど前じゃ」
「あ、そう言えばそうらしいですね」
「その当時に現れたのが、今残されている改良型魔法陣を描かれた、アマクサ様なのだ。ただ……この方は、ボッチ体質と言うか、その当時の将軍家に許可を得て、一人で黙々と魔法陣の改良に取り組み、そしてその技術や見識を誰にも伝えることなく、初代様と同じように他の大陸に出向き、魔法陣の改良をされて行ったのだが、途中でぱったりと消息が掴めなくなったのだ」
「亡くなったとか、そう言う事では無いんですよね?」
「そうだな。彼の口癖は…… no elof no lifeだったと伝わっているが、それがどんな意味かも伝わって無いんだ」
「あの…… elf じゃなくて、elofなんですか?」
「ああ、日記が残っておるから間違いない」
「なんだか、アマクサ様と言う方は相当深い闇を持たれてた気がしますね……」
「その日記は、残っているのでしょうか?」
「魔術学園の禁書庫に収められている」
「何故? 禁書庫なんですか」
「読もうとするとランダムでトラップが発動して危険なのだ。表紙にびっしりと書かれた神言に、秘密がある様だが、『このていどのわながかいじょできぬものがなかをよんでもじかんのむだだ』と書いてあるのだ」
「でも、中を見た方もいらっしゃるんですよね?」
「ああ。運が良ければ中を開いても軽微な罠だけのこともあるようだ」
「ページによって発動する罠が決まってるとかかな?」
「それは、即死クラスの罠もあるので、検証は出来ておらぬが、軽微な罠の時は大体ひらがなが多用してあるページらしいので、その可能性はあるかも知れぬ」
「明日、その日記を読ませて頂くわけにはいきませんか?」
「それは、許可を出そう」
「鎖国を踏み切られた直接の原因は?」
「アマクサ様が言い残された言葉に、『この日記を読み解く事無く他国と交流すれば、この国は必ず滅びを迎える』と言われたそうなので、その当時の将軍家は一切の交流を断つ選択をしたそうだ」
「それでは、私達が来たこと事は、相当警戒されていますか?」
「警戒していないと言えば嘘になるが、アスカ女王の態度を見る限り、問題は無さそうだと、判断したのでな」
一度に色々と情報を貰い過ぎて、私なりに少し整理したいと思ったので、この日はそこまでで、自分に与えられた部屋へと戻った。
ちょっとフリオニール様達には悪いけど、寝ている間が一番心配だから、あてがわれた部屋へ戻ると、鍵をかけて転移でスパリゾートの自室に、シルバと二人で戻って寝たよ。
まだ全面的には信用できないからね!
0
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました
kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」
王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。