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84.私の役割
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この世界に来て、こんな人たちには負けないくらいには強くなった。
私は息を吸い込むと、
「いえ、遅れて来てしまい大変ご迷惑をお掛けいたしました。そんな私とお茶をしても不愉快かと思いますので、失礼いたしますね。お詫びに是非公爵邸にお招きしたいので、皆さまのお名前とご主人の爵位をお聞かせいただきますわ、ハンナお願いね?」
「かしこまりました、奥様。では右端のご夫人からお願い致します」
ハンナはすぐ書き留められるように、お仕着せのポケットからサッと紙とペンを取り出し、右端のご夫人の顔を見ている。
「…ヒッ!…えっ、あ、あの私は、そのモ、モンド子爵家の……、あの大聖女様!メイザー公爵夫人、申し訳ございませんでした…!どうかお許しください…!」
真っ青な顔で立ち上がり、私に向かって頭を下げている。ハンナが振り返り肩をすくめて私を見ている。
「あら?なぜ謝っているのですか?私はお名前と爵位をお伺いしているだけですけど?」
見るとその隣に座っている夫人もその隣の夫人も、皆が俯き震えている。
ハンナは私を見て頷き微笑んでいる。
「そうですか…それではお名前をお聞かせいただけないのですね…?残念です。でも私の優秀な侍女は皆さまのことをよく存じ上げてますので、聞くまでもなかったようですわ、フフフ」
私の言葉に椅子に座っている6人と、ホストの夫人が真っ青な顔ですがるように私を見ている。
こんな風に呑気にお茶会が出来るのは、私が瘴気の沼を浄化したからだよ?と言いたかったがやめた。それが分かる人なら、この平和で平凡な日常を大事に出来るはずだ。
要らぬ問題をわざわざ作る暇人にかまっている時間ほど無駄なものは無い。
「あ、あの…!大聖女様、何かの手違いで招待状の時間が、で、でも、歓迎いたしますので、どうか…お席に…!」
さっきの嬉々として私を陥れようとした顔は、脂汗が浮いて引きつっている。
そんなに焦るくらいならなんでこんなくだらないことをしたの…?
…聞いて見ようか?そういえば聞いたことなかったな、意地悪な人の真理。
「何かの手違い…?最終的には招待するあなたの責任よね?その確認を怠ったのですから。それなら遅れて来た私たちはあなたに謝罪されるべきでは?」
「……そ、それは…!」
「それとも…もしかして?間違ってたらごめんなさい、…わざと間違えた時間を教えたなんて……まさかね!そんな訳無いですよね!?ごめんなさいね?そんな稚拙で馬鹿馬鹿しい意地悪を、大人で貴族の人間がするわけないですよねー、ごめんなさいね疑って?」
全員が顔を真っ白にしてうつむいていた。
ここにいる全員がグルかー…。ハンナが鬼のような顔でご夫人たちを睨みつけている。帰ろう!
「あの神官さん?お名前を聞いても?」
「はい、私はエスター子爵家のメグと言います、大聖女様、ぜひメグとお呼びくださいませ」
「ありがとうメグ、時間が余ったから、もし良ければ私の家で美味しいスイーツを食べていかない?」
「えっ?よろしいんですか…!?あの、私いつか大聖女様にあの討伐の時のお話を聞いてみたいと思っておりました…!嬉しいです!」
メグはそばかすのある可愛い顔をくしゃっとさせて笑った。
「そうだったの?それなら3日くらいは泊まっていかないと、全部話せないよ!……泊まってく?ねえハンナ、いい?」
「クスクス、レイ様のお願いを断った事はございませんよ?」
「やったー!あっ…、メグは大丈夫?勝手に決めちゃったけど…?」
「…!嬉しいです!大聖女レイ様のおそばで話が聞けるなんて!我が家は大騒ぎになります!」
「じゃあ行こうか!うちの馬車に乗って行こう!最近座っててもお尻が痛くないように改良したんだよ!子爵家の方にはお手紙持って行ってもらうね、じゃあハンナ帰ろうー!」
「はいレイ様。あっ、レイ様一応ご挨拶を」
「あ、忘れてた、それでは皆さま、もうお会いすることは無いと思うので、さようならー!」
メグは本当に泊まって行ってくれて、朝から晩までずっとおしゃべりして、スイーツを食べて、またおしゃべりしてとあっという間に3日が経った。
「レイレイ、今度王都のスイーツ巡りしよう?」
「え?ホントに!?嬉しい!メグりんの仕事がお休みの日教えてー!」
「わかったー!すぐまた連絡するから!その時に本も持ってくるね!」
私とメグりんは、びっくりするくらい気が合ってすぐに打ち解けた。お互い人見知りだったが、似た者同士で意気投合した。
シャルりんともきっと仲良く出来ると思う。今度3人でお泊り会出来たらいいな~。
その日から、お茶会に参加したご夫人たちとそのご主人たちから、私に面会したいという手紙が何度も届いた。
「美麗、ハンナにお茶会の話を聞いた時、俺はそいつら全員始末してやろうと思ったよ。あとは俺に任せてもらっていい?」
「ハル、もういいの。私も自分でも信じられないくらいハッキリと言ってやったから!もう会うこともないし」
「そうかい?でも貴族社会ではきちんと挨拶してもらうことがマナーだから、この度は俺が挨拶を受けておくよ」
私はまだ貴族については詳しくない。ハルの言う挨拶がわからなかったし、ブリジットさんもハンナもニコニコして頷いているので、
「じゃあハルにお任せします」
と言って、この件は頭から消え去った。なにせ、メグりんと約束したスイーツ巡りしか頭になかったから。
翌月、メイザー公爵夫人である大聖女様に貴族としてあり得ない稚拙で愚かしい嫌がらせをしたとして、新聞に貴族7人のご夫人の名前と姿絵がデカデカと載った。
日頃からこの7人は口裏を合わせ、お茶会や夜会などで気に入らないご夫人に嫌がらせを繰り返し、ふさぎ込んで寝たきりにまでなった人や、ノイローゼのような症状で入院した人もいたそうだ。
「レイレイ、この季節限定タルト美味しかったね~!でも私はカイル食堂のスイートポテトが今のところ一番かな!そうだ、このタルトお義姉さんにお土産に買っていく!」
「あぁ体調が悪いって言ってたお義姉さん?……メグりん、お義姉さんに会わせてもらえないかな?」
「だ、ダメだよ!レイレイのお力を使おうとしていない…?う、家はそんな希少な力に頼れる家柄じゃないから……」
「…メグりん?私に何かあったらメグりんは助けてくれる?」
「もちろんだよ!親友だもん、当たり前だよ!」
「じゃあ私もメグりんとメグりんの大切な人を助けたい、いいよね?」
「……レイレイ…ありがとう…」
メグりんの家に行くと、メグりんのご家族がそれはそれはご丁寧に迎えてくれた。
「大聖女様、この度はメグを救ってくださってありがとうございました…!あの夫人たちに目をつけられ、この子もまた犠牲になるのかと、胸が潰れる思いでした」
ん?この子もまた?どういうこと?
そのあと聞いた話に、またあちこちを破壊してしまいそうな怒りが湧き上がり、私の護衛兼侍女のハンナに声を掛けられなかったら自分を見失うところだった。
私は息を吸い込むと、
「いえ、遅れて来てしまい大変ご迷惑をお掛けいたしました。そんな私とお茶をしても不愉快かと思いますので、失礼いたしますね。お詫びに是非公爵邸にお招きしたいので、皆さまのお名前とご主人の爵位をお聞かせいただきますわ、ハンナお願いね?」
「かしこまりました、奥様。では右端のご夫人からお願い致します」
ハンナはすぐ書き留められるように、お仕着せのポケットからサッと紙とペンを取り出し、右端のご夫人の顔を見ている。
「…ヒッ!…えっ、あ、あの私は、そのモ、モンド子爵家の……、あの大聖女様!メイザー公爵夫人、申し訳ございませんでした…!どうかお許しください…!」
真っ青な顔で立ち上がり、私に向かって頭を下げている。ハンナが振り返り肩をすくめて私を見ている。
「あら?なぜ謝っているのですか?私はお名前と爵位をお伺いしているだけですけど?」
見るとその隣に座っている夫人もその隣の夫人も、皆が俯き震えている。
ハンナは私を見て頷き微笑んでいる。
「そうですか…それではお名前をお聞かせいただけないのですね…?残念です。でも私の優秀な侍女は皆さまのことをよく存じ上げてますので、聞くまでもなかったようですわ、フフフ」
私の言葉に椅子に座っている6人と、ホストの夫人が真っ青な顔ですがるように私を見ている。
こんな風に呑気にお茶会が出来るのは、私が瘴気の沼を浄化したからだよ?と言いたかったがやめた。それが分かる人なら、この平和で平凡な日常を大事に出来るはずだ。
要らぬ問題をわざわざ作る暇人にかまっている時間ほど無駄なものは無い。
「あ、あの…!大聖女様、何かの手違いで招待状の時間が、で、でも、歓迎いたしますので、どうか…お席に…!」
さっきの嬉々として私を陥れようとした顔は、脂汗が浮いて引きつっている。
そんなに焦るくらいならなんでこんなくだらないことをしたの…?
…聞いて見ようか?そういえば聞いたことなかったな、意地悪な人の真理。
「何かの手違い…?最終的には招待するあなたの責任よね?その確認を怠ったのですから。それなら遅れて来た私たちはあなたに謝罪されるべきでは?」
「……そ、それは…!」
「それとも…もしかして?間違ってたらごめんなさい、…わざと間違えた時間を教えたなんて……まさかね!そんな訳無いですよね!?ごめんなさいね?そんな稚拙で馬鹿馬鹿しい意地悪を、大人で貴族の人間がするわけないですよねー、ごめんなさいね疑って?」
全員が顔を真っ白にしてうつむいていた。
ここにいる全員がグルかー…。ハンナが鬼のような顔でご夫人たちを睨みつけている。帰ろう!
「あの神官さん?お名前を聞いても?」
「はい、私はエスター子爵家のメグと言います、大聖女様、ぜひメグとお呼びくださいませ」
「ありがとうメグ、時間が余ったから、もし良ければ私の家で美味しいスイーツを食べていかない?」
「えっ?よろしいんですか…!?あの、私いつか大聖女様にあの討伐の時のお話を聞いてみたいと思っておりました…!嬉しいです!」
メグはそばかすのある可愛い顔をくしゃっとさせて笑った。
「そうだったの?それなら3日くらいは泊まっていかないと、全部話せないよ!……泊まってく?ねえハンナ、いい?」
「クスクス、レイ様のお願いを断った事はございませんよ?」
「やったー!あっ…、メグは大丈夫?勝手に決めちゃったけど…?」
「…!嬉しいです!大聖女レイ様のおそばで話が聞けるなんて!我が家は大騒ぎになります!」
「じゃあ行こうか!うちの馬車に乗って行こう!最近座っててもお尻が痛くないように改良したんだよ!子爵家の方にはお手紙持って行ってもらうね、じゃあハンナ帰ろうー!」
「はいレイ様。あっ、レイ様一応ご挨拶を」
「あ、忘れてた、それでは皆さま、もうお会いすることは無いと思うので、さようならー!」
メグは本当に泊まって行ってくれて、朝から晩までずっとおしゃべりして、スイーツを食べて、またおしゃべりしてとあっという間に3日が経った。
「レイレイ、今度王都のスイーツ巡りしよう?」
「え?ホントに!?嬉しい!メグりんの仕事がお休みの日教えてー!」
「わかったー!すぐまた連絡するから!その時に本も持ってくるね!」
私とメグりんは、びっくりするくらい気が合ってすぐに打ち解けた。お互い人見知りだったが、似た者同士で意気投合した。
シャルりんともきっと仲良く出来ると思う。今度3人でお泊り会出来たらいいな~。
その日から、お茶会に参加したご夫人たちとそのご主人たちから、私に面会したいという手紙が何度も届いた。
「美麗、ハンナにお茶会の話を聞いた時、俺はそいつら全員始末してやろうと思ったよ。あとは俺に任せてもらっていい?」
「ハル、もういいの。私も自分でも信じられないくらいハッキリと言ってやったから!もう会うこともないし」
「そうかい?でも貴族社会ではきちんと挨拶してもらうことがマナーだから、この度は俺が挨拶を受けておくよ」
私はまだ貴族については詳しくない。ハルの言う挨拶がわからなかったし、ブリジットさんもハンナもニコニコして頷いているので、
「じゃあハルにお任せします」
と言って、この件は頭から消え去った。なにせ、メグりんと約束したスイーツ巡りしか頭になかったから。
翌月、メイザー公爵夫人である大聖女様に貴族としてあり得ない稚拙で愚かしい嫌がらせをしたとして、新聞に貴族7人のご夫人の名前と姿絵がデカデカと載った。
日頃からこの7人は口裏を合わせ、お茶会や夜会などで気に入らないご夫人に嫌がらせを繰り返し、ふさぎ込んで寝たきりにまでなった人や、ノイローゼのような症状で入院した人もいたそうだ。
「レイレイ、この季節限定タルト美味しかったね~!でも私はカイル食堂のスイートポテトが今のところ一番かな!そうだ、このタルトお義姉さんにお土産に買っていく!」
「あぁ体調が悪いって言ってたお義姉さん?……メグりん、お義姉さんに会わせてもらえないかな?」
「だ、ダメだよ!レイレイのお力を使おうとしていない…?う、家はそんな希少な力に頼れる家柄じゃないから……」
「…メグりん?私に何かあったらメグりんは助けてくれる?」
「もちろんだよ!親友だもん、当たり前だよ!」
「じゃあ私もメグりんとメグりんの大切な人を助けたい、いいよね?」
「……レイレイ…ありがとう…」
メグりんの家に行くと、メグりんのご家族がそれはそれはご丁寧に迎えてくれた。
「大聖女様、この度はメグを救ってくださってありがとうございました…!あの夫人たちに目をつけられ、この子もまた犠牲になるのかと、胸が潰れる思いでした」
ん?この子もまた?どういうこと?
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