明日光る君

夕焼け

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冬。

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雪が、降っていた。
気温は-2度。まだ高めだろう。
スニーカーを履いて出てきたのが間違いだった。
雪が染みてしょうがない。

用はないが、なんとなく新宿を歩く。
気分で、田舎のこの街を歩く。
毎日通ってきた街にも見飽きた頃だ。

「ったく。」怒っているわけでもないのに
だんだんと雪のせいでストレスが
溜まったのだろうか。

早朝、公園を見る。
「え。」人が倒れていた。
こういう時どうすれば、いいんだっけ
110番?109番?130番?130なんてあったっけ
倒れていたのは150センチぐらいと思える
小柄な女性...
年齢も近そうだ。
高校生くらい...?
いや150センチくらいだし、中学生とか?
じゃなくて、どうしたら!

「け、けっ、警察!!!」
「は?」
知らないおばさんが110番通報をした。
端からみたら、殺したみたいになるのか。
「ご、誤解です!俺がするわけ...」
「・・・」なんでだよ!

「ねぇ、こっち!」
桜色のパーカーを被った少女だ。
俺の腕を勝手につかんでどこかへ案内していく
返事する暇もないまま
廃墟のような館に入らされた。
「おい!おい!お前...」
「私ですか?」パーカーの少女は言う
「あんた以外に誰がいるんだよ。
それと、ここは何処?」
「春です。」
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