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3 教育係始動
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週末を使って、マリオンはさまざまな手を打った。
本部にかけあって、勉強の遅れているレイモンドのために養成所の教官に家庭教師をお願いした。
ハワードの助けを借りて、トレーニングメニューを作成した。
10カ月後に迫った養成所の選抜試験まで、どのように指導をするか、スケジュールを立てた。
そして、自らも…。操縦士担当として養成所の教官職に就いたのである。
月曜日の早朝。
レイモンドが言われた時間にグラウンドへ出ると、マリオンが養成所の教官用ジャージに身を包んで待っていた。
「今日からおまえの教育係を務めるマリオン・ゼクスターです」
まるで、初めて出会ったような挨拶であった。
しかも、今までと違って丁寧な言葉遣い。
厳しさと責任感にあふれる教育係。昨日までのマリオンとはまったく違う人物がそこにいた。
不思議なものでも見るような顔で見ていると、続けてマリオンが言う。
「6時からトレーニングを始めると言いましたね」
レイモンドは目だけでうなずいた。
「返事は口でしなさい」
教育係としての初めての注意であった。
「はい。6時からだと聞いています」
レイモンドは考えて丁寧に答えたのだが…、結局はマリオンに叱られることとなった。
「6時からということは6時に始められるように、ということです。少なくとも10分は前にグラウンドにきて、身体をほぐしておきなさい。教官より遅れるなどもってのほか」
レイモンドはうなずいた。
「返事はきちんと口でする! いま教えましたよ」
いきなりの叱責にレイモンドが飛び上がった。
「目をつぶって歯を食いしばりなさい」
「はいっ!」
厳しく冷たい声。
そして、当然のように、マリオンは目の前に立ったレイモンドの頬を平手で張る。
レイモンドの頬がくっきりと紅く染まった。
短い期間しかないのである。小さなことだと見逃していてはいつまで経っても礼儀など身に付かない。
白くてきれいな頬を叩くのは可愛そうな気がしたが…、そんな心の中の葛藤を少しも見せずにマリオンが言う。
「注意は一度しかしません。二度目は今のように痛い思いをすることになります。いやなら、同じ間違いは繰り返さないことです。それから、罰を受けるときは、お願いします。終わったらありがとうございました、です。次からは忘れないように」
うなずきかけたレイモンドはあわてて返事をする。
「はいっ、ありがとうございました」
「では、トレーニングを始めます」
「お願いします」
ほう。なかなか、物覚えのいい子だ。マリオンは心の中で満足そうにうなずいた。
それは。
後にクール・プリンスと呼ばれ、コスモ・サンダーいちの操縦士となるレイモンドにとって、長い訓練の第一歩であった。
その日から、レイモンドは勉強とトレーニングに追われることになった。
朝6時からのランニングやストレッチに始まり、午前中は家庭教師から歴史、語学、物理、地理、コンピュータなどを学ぶ。
昼食を挟んで6時までがトレーニング。そして、夕食を取った後も、夜のトレーニングが待っていた。
これまでのように、勉強時間に部屋から抜け出すなどもってのほか。
そんなことを考えただけで罰をくらいそうだとレイモンドは思った。
毎日、マリオンが指示を出し、言われたとおりに動く。
一応、時間はきまっているものの、マリオンが満足しなければトレーニングは夜中まででも続く。
時間通りに終了しても、10時である。夜、ふらりと外出することもできなくなった。
というより、そんな気さえ起こらない。
レイモンドは、部屋に帰ってベッドに倒れ込むのが精一杯というありさまであった。
身体はものすごくきつかったが、レイモンドはある種、居心地のよさを感じていた。
途中で投げ出すことは許されないけれども、ただ、従えばいい、自分の力を出し切ればいいだけ。
誰の助けも借りずに、自分ひとりを頼りに生きてきたレイモンドにとって、人に依存したのは初めてだった。
誰かを尊敬し、ただ従うだけの日がくるなどと、半年前には想像すらできなかった。
マリオンにしても、半年前には想像もできない日々を過ごしているという点ではレイモンドと同様である。
レイモンドだけを見つめ、その能力を高めるためだけに自分のもてる力のすべてを使う。
それはマリオンにとって生まれて初めての滅私奉公でもあった。
これまで、部下の戦闘員たちを鍛えるのは自分のためでしかなかった。
いくら戦闘員が命を落とさないように力を付けてやるのだと偽っても、本当は自分が艦隊で実績をあげるためにすぎなかったのだから。
ところが、3カ月が経つ頃になると、マリオンはレイモンドの指導にやりがいを見いだしている己に気がついた。
当面の目標は夏に控えた養成所選抜試験であるが、マリオンはトレーニングを通じて、レイモンドの身体だけでなく、精神面を鍛え上げたいと思うようになっていた。
一流の操縦士になれるように。
コスモ・サンダーで必要とされる強さを持てるように。
レイモンドを自分のものにしようとか、思うままに操ろうなどとは考えもしなかった…。
また。指導を初めてすぐに、マリオンはレイモンドのもつ潜在能力の高さに否応なく気づかされた。
自分が14歳の時とは比べものにならないと思う。
年上である養成所の生徒にとってもきついトレーニングメニューをやらせても、泣き言など言わない。
つらそうな顔はするが、歯を食いしばってやり遂げようとする姿はけなげでさえあった。
できなければ容赦なく罰しているのだから、レイモンドにしてみればやらざるを得ないのであるが…。
肉体面だけでなく、最後までやり通す精神力の強さに、この子は並では終わらないと直感が教える。
スラム育ちで遅れていた勉強も、徐々にではあるが追いついてきている。
もともと考える力を持つ賢い子である。
自分で言ったようにパソコンに関しては養成所の教官が舌を巻くほどの知識と技術を持っていた。
毎日レイモンドを指導し、週に2~3回は養成所の生徒たちに操縦を教える、それがマリオンの日常になっていった。
艦隊にいる時とは比べものにならないくらいの規則正しい毎日。同じことの繰り返し。
それなのに。それだけなのに。
艦隊にいる時以上に、毎日が充実しているのが不思議だった。
何一つ、自分の手柄になどならないのに。誰に認められることもないのに。
レイモンドを指導するのが楽しいのである。
その姿をずっと目にしていたいと思う。
小さいながらもしなやかな身体、一生懸命トレーニングに励む様子、上気して赤く染まった頬、叱られる時のしょんぼりした姿、頬や尻を叩いた時にこらえきれずに洩れる声、涙に潤む美しい瞳。誉めたときにパッと華やぐ表情を見ると、マリオンはレイモンドを抱きしめたくなった。
少しずつ、少しずつ、愛しさが募っていく。
親が子を愛しいと思うのはこのような思いなのかと思う。
そして、愛しさが募るたびに、マリオンは冷徹な態度を崩さないよう心を引き締め直した。
強い意志を持って指導しないと、際限なく甘やかしたくなるのだ。
だが、そんな胸のうちなど少しも知らない(ポーカーフェイスが崩れないから無理もないが…)レイモンドには、マリオンははるか遠い存在でしかなかった。
養成所をダントツで卒業し、名隊長として知られていた男である。
体力にも知略にもすぐれ、自分など足下にも及ばない。
マリオンをよく知るようになると、教育係でなかったら、きっと視界の隅にさえ入れてもらえないとレイモンドは思うようになっていた。
尊敬し慕っていても、気軽に近づくことなど許されない別世界の男。甘えるなどとんでもないと。
甘えられないなら、せめて。
レイモンドはマリオンに認めてもらいたいと思った。
時にはやさしい言葉をかけてほしいと願った。
まだ、たったの14歳なのだから。ただひとりの保護者であるマリオンに愛されたいと思うのは当然である。
しかし…、その14歳の子どもでさえ、やさしさを望むのは間違いだとあきらめるほど、愛されるどころか、嫌われているのではと邪推するほど、マリオンは厳しいばかりの教育係だったのである。
本部にかけあって、勉強の遅れているレイモンドのために養成所の教官に家庭教師をお願いした。
ハワードの助けを借りて、トレーニングメニューを作成した。
10カ月後に迫った養成所の選抜試験まで、どのように指導をするか、スケジュールを立てた。
そして、自らも…。操縦士担当として養成所の教官職に就いたのである。
月曜日の早朝。
レイモンドが言われた時間にグラウンドへ出ると、マリオンが養成所の教官用ジャージに身を包んで待っていた。
「今日からおまえの教育係を務めるマリオン・ゼクスターです」
まるで、初めて出会ったような挨拶であった。
しかも、今までと違って丁寧な言葉遣い。
厳しさと責任感にあふれる教育係。昨日までのマリオンとはまったく違う人物がそこにいた。
不思議なものでも見るような顔で見ていると、続けてマリオンが言う。
「6時からトレーニングを始めると言いましたね」
レイモンドは目だけでうなずいた。
「返事は口でしなさい」
教育係としての初めての注意であった。
「はい。6時からだと聞いています」
レイモンドは考えて丁寧に答えたのだが…、結局はマリオンに叱られることとなった。
「6時からということは6時に始められるように、ということです。少なくとも10分は前にグラウンドにきて、身体をほぐしておきなさい。教官より遅れるなどもってのほか」
レイモンドはうなずいた。
「返事はきちんと口でする! いま教えましたよ」
いきなりの叱責にレイモンドが飛び上がった。
「目をつぶって歯を食いしばりなさい」
「はいっ!」
厳しく冷たい声。
そして、当然のように、マリオンは目の前に立ったレイモンドの頬を平手で張る。
レイモンドの頬がくっきりと紅く染まった。
短い期間しかないのである。小さなことだと見逃していてはいつまで経っても礼儀など身に付かない。
白くてきれいな頬を叩くのは可愛そうな気がしたが…、そんな心の中の葛藤を少しも見せずにマリオンが言う。
「注意は一度しかしません。二度目は今のように痛い思いをすることになります。いやなら、同じ間違いは繰り返さないことです。それから、罰を受けるときは、お願いします。終わったらありがとうございました、です。次からは忘れないように」
うなずきかけたレイモンドはあわてて返事をする。
「はいっ、ありがとうございました」
「では、トレーニングを始めます」
「お願いします」
ほう。なかなか、物覚えのいい子だ。マリオンは心の中で満足そうにうなずいた。
それは。
後にクール・プリンスと呼ばれ、コスモ・サンダーいちの操縦士となるレイモンドにとって、長い訓練の第一歩であった。
その日から、レイモンドは勉強とトレーニングに追われることになった。
朝6時からのランニングやストレッチに始まり、午前中は家庭教師から歴史、語学、物理、地理、コンピュータなどを学ぶ。
昼食を挟んで6時までがトレーニング。そして、夕食を取った後も、夜のトレーニングが待っていた。
これまでのように、勉強時間に部屋から抜け出すなどもってのほか。
そんなことを考えただけで罰をくらいそうだとレイモンドは思った。
毎日、マリオンが指示を出し、言われたとおりに動く。
一応、時間はきまっているものの、マリオンが満足しなければトレーニングは夜中まででも続く。
時間通りに終了しても、10時である。夜、ふらりと外出することもできなくなった。
というより、そんな気さえ起こらない。
レイモンドは、部屋に帰ってベッドに倒れ込むのが精一杯というありさまであった。
身体はものすごくきつかったが、レイモンドはある種、居心地のよさを感じていた。
途中で投げ出すことは許されないけれども、ただ、従えばいい、自分の力を出し切ればいいだけ。
誰の助けも借りずに、自分ひとりを頼りに生きてきたレイモンドにとって、人に依存したのは初めてだった。
誰かを尊敬し、ただ従うだけの日がくるなどと、半年前には想像すらできなかった。
マリオンにしても、半年前には想像もできない日々を過ごしているという点ではレイモンドと同様である。
レイモンドだけを見つめ、その能力を高めるためだけに自分のもてる力のすべてを使う。
それはマリオンにとって生まれて初めての滅私奉公でもあった。
これまで、部下の戦闘員たちを鍛えるのは自分のためでしかなかった。
いくら戦闘員が命を落とさないように力を付けてやるのだと偽っても、本当は自分が艦隊で実績をあげるためにすぎなかったのだから。
ところが、3カ月が経つ頃になると、マリオンはレイモンドの指導にやりがいを見いだしている己に気がついた。
当面の目標は夏に控えた養成所選抜試験であるが、マリオンはトレーニングを通じて、レイモンドの身体だけでなく、精神面を鍛え上げたいと思うようになっていた。
一流の操縦士になれるように。
コスモ・サンダーで必要とされる強さを持てるように。
レイモンドを自分のものにしようとか、思うままに操ろうなどとは考えもしなかった…。
また。指導を初めてすぐに、マリオンはレイモンドのもつ潜在能力の高さに否応なく気づかされた。
自分が14歳の時とは比べものにならないと思う。
年上である養成所の生徒にとってもきついトレーニングメニューをやらせても、泣き言など言わない。
つらそうな顔はするが、歯を食いしばってやり遂げようとする姿はけなげでさえあった。
できなければ容赦なく罰しているのだから、レイモンドにしてみればやらざるを得ないのであるが…。
肉体面だけでなく、最後までやり通す精神力の強さに、この子は並では終わらないと直感が教える。
スラム育ちで遅れていた勉強も、徐々にではあるが追いついてきている。
もともと考える力を持つ賢い子である。
自分で言ったようにパソコンに関しては養成所の教官が舌を巻くほどの知識と技術を持っていた。
毎日レイモンドを指導し、週に2~3回は養成所の生徒たちに操縦を教える、それがマリオンの日常になっていった。
艦隊にいる時とは比べものにならないくらいの規則正しい毎日。同じことの繰り返し。
それなのに。それだけなのに。
艦隊にいる時以上に、毎日が充実しているのが不思議だった。
何一つ、自分の手柄になどならないのに。誰に認められることもないのに。
レイモンドを指導するのが楽しいのである。
その姿をずっと目にしていたいと思う。
小さいながらもしなやかな身体、一生懸命トレーニングに励む様子、上気して赤く染まった頬、叱られる時のしょんぼりした姿、頬や尻を叩いた時にこらえきれずに洩れる声、涙に潤む美しい瞳。誉めたときにパッと華やぐ表情を見ると、マリオンはレイモンドを抱きしめたくなった。
少しずつ、少しずつ、愛しさが募っていく。
親が子を愛しいと思うのはこのような思いなのかと思う。
そして、愛しさが募るたびに、マリオンは冷徹な態度を崩さないよう心を引き締め直した。
強い意志を持って指導しないと、際限なく甘やかしたくなるのだ。
だが、そんな胸のうちなど少しも知らない(ポーカーフェイスが崩れないから無理もないが…)レイモンドには、マリオンははるか遠い存在でしかなかった。
養成所をダントツで卒業し、名隊長として知られていた男である。
体力にも知略にもすぐれ、自分など足下にも及ばない。
マリオンをよく知るようになると、教育係でなかったら、きっと視界の隅にさえ入れてもらえないとレイモンドは思うようになっていた。
尊敬し慕っていても、気軽に近づくことなど許されない別世界の男。甘えるなどとんでもないと。
甘えられないなら、せめて。
レイモンドはマリオンに認めてもらいたいと思った。
時にはやさしい言葉をかけてほしいと願った。
まだ、たったの14歳なのだから。ただひとりの保護者であるマリオンに愛されたいと思うのは当然である。
しかし…、その14歳の子どもでさえ、やさしさを望むのは間違いだとあきらめるほど、愛されるどころか、嫌われているのではと邪推するほど、マリオンは厳しいばかりの教育係だったのである。
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