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思い出の修学旅行
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僕の通っていた中学校の修学旅行は、長野県の木曽路だった。修学旅行といえば、高校時代は京都や大阪、地方であれば東京へ行った人も多いはず。
しかし、母校は木曽路での体験学習を兼ねた修学旅行と一風変わったものになっていた。2泊3日の過程で、木曽路の伝統や文化を学んでいくというものだ。
僕も先輩方が行った時の写真や文集などが職員室の前で展示されるのを見て、「いつかそういう日が来るんだろうなぁ…」
と、思いを馳せたものだ。
そして、初日。僕たちはバスに揺られて東関東道や首都高、中央道で木曽路に向かった。宿泊地は奈良井宿にある「伊勢屋」。江戸時代に降り立ったような雰囲気の宿で僕たちは3日間を過ごすことになった。
2日目は前半が藪原の山中で伐採見学をした。何百年も生きた木を切るところを見た後に木を切ったり、記念植樹をしたりした。後半は奈良井に戻り、五平餅作りの体験をした。餡子作りの後に串に作った熱いご飯に餡子を塗る。木曽路ならではの体験を学んだ。
そして、3日目。家族へのお土産は少なかったが、心の中に木曽路の光景が広がっていた。
そして、2007年の3月。松本市へ行った際に思い出の地である、奈良井宿へ足を運んだ。前年奈良井宿で豪雨災害があり、心配していた。お世話になった「伊勢屋」さんに顔を出した。
そこで、宿のご主人や奥様と再会し、
思い出話に花を咲かせた。お世話になったおばあちゃんの仏前に手を合わせたり、コーヒーをご馳走にもなった。
またいつか奈良井宿に顔を出し、ゆっくり泊まることができたらと思っている。
しかし、母校は木曽路での体験学習を兼ねた修学旅行と一風変わったものになっていた。2泊3日の過程で、木曽路の伝統や文化を学んでいくというものだ。
僕も先輩方が行った時の写真や文集などが職員室の前で展示されるのを見て、「いつかそういう日が来るんだろうなぁ…」
と、思いを馳せたものだ。
そして、初日。僕たちはバスに揺られて東関東道や首都高、中央道で木曽路に向かった。宿泊地は奈良井宿にある「伊勢屋」。江戸時代に降り立ったような雰囲気の宿で僕たちは3日間を過ごすことになった。
2日目は前半が藪原の山中で伐採見学をした。何百年も生きた木を切るところを見た後に木を切ったり、記念植樹をしたりした。後半は奈良井に戻り、五平餅作りの体験をした。餡子作りの後に串に作った熱いご飯に餡子を塗る。木曽路ならではの体験を学んだ。
そして、3日目。家族へのお土産は少なかったが、心の中に木曽路の光景が広がっていた。
そして、2007年の3月。松本市へ行った際に思い出の地である、奈良井宿へ足を運んだ。前年奈良井宿で豪雨災害があり、心配していた。お世話になった「伊勢屋」さんに顔を出した。
そこで、宿のご主人や奥様と再会し、
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