永遠の快楽

桜小路勇人/舘石奈々

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1章

永遠の快楽 2話

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「なかなか似合っているじゃないか。」 
後から囁かれる。 
次から次ぎへと人が電車に乗り込んでくる。
そのせいで僕と男の身体が密着する形になってしまった。 

「下着も付けていないな。」 

・・そう。男の指定した姿。
それは女装だけではなく下着も付けてくるな・・・だった。
 ただでさえ初めてはくスカートで下半身が落ち着かないのにその上、下着を付けていないとなると誰かに気が付かれないかと緊張してしまう。
 
「その制服どうしたんだ?」 
「・・・学園際で使うからって姉に借りてきた・・・・。」 
「本当の事知ったらどんな反応するだろうね、お姉さん」

 喋りながら男の手がスカートの中に入ってきた。 
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