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書き下ろし新刊発売記念SS
空、異世界に迷い込む【後】
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「空さま、ようやくお戻りですか」
「空さまって、壱成ぇ……」
「ふふ、相変わらずのおてんばぶりですね。ほら、頬に汚れがついていますよ」
前髪を全て後ろに流した壱成はおっとりとした口調で、いつもよりぐっと大人びて(大人だが)見えた。
足首までを覆う黒い衣は首元に大きな白い丸襟があり、金糸で繊細な刺繍が施されている。袖口も同じようなデザインで、眉間にはなにやら青い菱形の刻印のようなものが刻まれていた。
「壱成はなに? なにものっていう設定なの?」
「設定? ……なんのことかわかりませんが、私は神の祝福を民に伝える使命を帯びている者ですよ」
「ははぁ、なるほど……」
壱成の前に片膝をつき胸に手を当てる累を真似て、空も慌てて両方の膝をついた。壱成は聖女のごときたおやかな笑顔を浮かべ、累の頭上にポンと手を置き、次に空にも同じことをした。
撫でられ慣れた壱成の手のひらの重みにちょっとほっこりしつつ、累に倣って立ち上がる。
すると、天井の高い建物の奥から軽快な靴音が近づいてきた。
「イッセイ、ここにいたのか。探したよ」
「わっ……こらアヤト! こんなところで俺の肩を抱くなっ!」
「おう、空。おかえり、いったいどこほっつき歩いてたんだよ」
颯爽と現れたのは兄の彩人だ。……ここまでくると、空はもう驚かなくなっていた。
襟の高いマントを優雅に翻し、口元に優美な笑みを浮かべながら壱成の肩を親しげに抱く姿はいつも通りだが、壱成が聖職者の格好をしているためか、妙な背徳感がある。
——うん、兄ちゃんは顔が派手だから、そういう格好よく似合ってるよ……
華やかな緋色の軍服の胸元には、勲章だの飾緒だのがキラキラキラキラと瞬いていて眩しい。たぶんめちゃくちゃ武功を上げているのだろうが、聖職者に手を出しているのか…………と思うと我が兄ながら呆れてしまう。
「ちょっ、アヤト! ルイ様の御前だぞ!」
「まあ細かいことは気にすんなって、なぁルイ様」
「うん、ふたりがとても懇意にしていることは僕もよく知っている。気にする必要はないよ」
壱成はすごくきまりが悪そうだが、累は特にこだわる様子もない。
姿勢を正して累の前に跪き、累の手の甲に唇を寄せる兄・彩人の姿を物珍しく眺めながら、空は深いため息をついた。
——うん、これが夢だってことはよーくわかった。夢なら夢で、この世界観を楽しむのもありか。
空は腕組みをして自分を納得させるべくうむうむと頷いて、累を見上げた。
「よしよし、うんうん……理解理解……えーと、累? 隣国の女王様ってひとを招いてるなら、お待たせしちゃ悪いよね」
「うん、そうだね。着替えなくても空はじゅうぶん綺麗でかわいいから、このまま大広間に向かおうか」
「そ、そうかな? ……ん? てか隣国の女王陛下って、ひょっとして……」
「ああ、空もよく知っているだろう? 伝説の聖女であり賢王でもある、アイコ様だ」
「あ、あいこ先生……!!」
ここへきて恩師の名前が飛び出してきた。
累いわく、あいこ先生は『長きに渡り混乱を極めていたこの世界を、聖なる光で包み平定した伝説の女王』というものすごい存在だという。あいこ先生がいったいどんな衣装で登場するのか、空は楽しみになってきた。
「うんうん……あいこ先生ならしっかりあいさつしなきゃだよね」
「よし、じゃあ行こうか。アイコ様、きっとすごくお喜びになると思う」
「だろうな~」
空と累を四歳の頃から見守ってきてくれたあいこ先生だ。空と累の幸せな未来を喜んでくれないはずがない。
赤い絨毯、白い壁に黄金の縁取りがなされた素晴らしくきらびやかな空間を、累のエスコートで歩いてゆく。
すると、そこここに佇む貴族っぽい男女が眩しげに目を細め、微笑みながら首を垂れた。
累はまっすぐ前を向いて歩きつつも、笑みで彼ら彼女らに挨拶を返している。その横顔はいつにも増して堂々として、本物の王子様のようだ。空は感心してしまった。
——ほえ~、すごいなぁ……。普段から王子様みたいだけど、王子様の格好して王子様やってる累、全然違和感がない……!!
累の王子様姿に見惚れながら向かった先には、観音開きの豪奢な扉がある。扉のそばに控えていた男が二人、恭しい仕草で両方から扉を開いた。
そこに広がる大空間に、空はまた感嘆の声を漏らした。
天井は高く、大ぶりなシャンデリアが等間隔に光り輝いている。あの高さにあるシャンデリアのひとつひとつに電球をつけるのは大変だろうなぁなんてことを考えながら、磨き上げられた大理石の床を悠然たる歩調で進む累とともに歩いて行った先に、ひとりの女性が佇んでいた。
「うわぁ~! あいこ先生、すごく綺麗だよ!」
思わず感想が溢れてしまうほど、あいこ先生は目を見張る美しさだ。
普段は動きやすさ重視のTシャツとエプロンといった格好だが、今は青や紫の薄いレースが幾重にも重なった華やかなドレスに身を包んでいる。襟元は大きく開き、首元や肩を大胆に見せるデザインだ。
いつもなら無造作にひとつくくりをしただけの黒髪は綺麗に巻かれ、頭には銀色の冠まで。
クールな双眸でこちらを睥睨するあいこ先生の佇まいには、確かに女王の風格がある。思わず傅きたくなるような威厳だ。
——おお、すごい。これが女王様の貫禄……!!
思いがけず空が感動していると、あいこ先生は無言のままふたりのほうへ視線を向け、手にしていた扇でスッと口元を隠す。
その刹那、突然くわっと見開かれた両目からドバドバと涙が溢れ出し、空は仰天した。
「ええええ、ど、どうしたのあいこ先生!!?」
「ウッ……ウゥッ……おめでとうふたりとも……!! 話は聞いたよ……!!」
「え? え? ああ、婚約のこと?」
「うん、うん、そうだよぉ!! もうね、ほんとうにおめでとう……!! 先生、嬉しくて泣きそうで、さっきからずっと我慢してたんだけど、ふたりの姿見たら涙出ちゃった……ッ!!」
「あ……う、うん……ありがとう……」
初見はクールな女王様という感じだったが……違ったらしい。
女王アイコならぬあいこ先生は、滝のように流れる涙をぐいと拳で拭いながら、今度は盛大に拍手をし始めた。
「安心して! この世界には先生が恒久の平和をもたらしておくし、未来永劫ふたりが困らないように繁栄を約束するからねぇ!!」
「あ、ありがと……」
「感謝いたします、女王陛下。私もお誓い申し上げます。愛する伴侶とともに、必ずやこの国を護り抜いてゆくことを」
「うん、うんっ! 累くんならきっとできる!! がんばって!!」
びし! と親指を立てるあいこ先生に、累も華やかきわまりない笑顔で力強く頷いた。
一旦理解が追いついたかに思えたが、空はだんだんまたついていけなくなってきた。
なんだか眩暈がするし、この世界全体が煌びやかすぎて眩しいしで、ぐわんぐわんと視界が回る——……
「……ら! そら、空! 大丈夫!?」
「…………ん…………あれ?」
ぱち、と目を覚ますと、そこは慣れ親しんだ累の部屋だった。
むくりと身体を起こすと、心配そうに空の顔を覗き込む私服姿の累がすぐそこにいる。
だぼっとしたパーカーにスウェットという、気の抜けた部屋着を身につけた累だ。
「るい……。あれ? 王子様は……?」
「王子様って? うなされてたから心配したんだ、大丈夫?」
「へ? うん……なんともない。変な夢見てさ……」
「そっか。はぁ、びっくりした」
ベットに腰を下ろした累が、すかさず空を抱きしめた。
パーカーの柔らかい生地と累の匂いに安堵した空は、ぎゅっと広い背中に腕を回した。
「……ああ~~……落ち着く」
「よっぽど怖い夢を見たんだな……よしよし」
「いや、怖っていうんじゃないんだけど」
「今夜は空が寝付くまでずっと見てるから、安心して眠ってね」
「いや、いいよそんな……。子どもじゃあるまいし」
「ううん、僕がそうしていたいんだ」
累の大きな手で前髪をかき上げられ、額に柔らかな唇が触れる。
当たり前のように空を甘やかそうとする累だ。そこまでしなくていいのにと思いつつも、頬を撫でる手のひらの優しさと心地よさには抗えない。
目を閉じてその手のひらに頬擦りをし、空はかぷっと累の親指を軽く食む。
「っ……空」
「今日、レッスンあるの?」
「ないよ」
「そっか。……じゃあさ、その……」
もっともっと累に甘やかしてほしい気持ちがむくむくと込み上げてしまい、空は上目遣いに累を見上げた。
すると、空の言わんとすることをすぐさま累は察したらしい。
夢の中で見た王子様と同じくらい華やかでいて、どこか妖艶な笑みを累は浮かべた。
「いいよ、いくらでも」
「……まだ何も言ってないのに」
「空の目を見てれば、何をして欲しいのかってことくらいすぐにわかるよ」
戯れのように何度も唇を啄まれながら、そのままベッドに押し倒される。
望んでいたことのはるか上をいく愛撫をめいっぱい与えられ、空は夢のような快楽に溺れるのだった。
書き下ろし書籍発売記念SS 『空、異世界に迷い込む』 おしまい♡
「空さまって、壱成ぇ……」
「ふふ、相変わらずのおてんばぶりですね。ほら、頬に汚れがついていますよ」
前髪を全て後ろに流した壱成はおっとりとした口調で、いつもよりぐっと大人びて(大人だが)見えた。
足首までを覆う黒い衣は首元に大きな白い丸襟があり、金糸で繊細な刺繍が施されている。袖口も同じようなデザインで、眉間にはなにやら青い菱形の刻印のようなものが刻まれていた。
「壱成はなに? なにものっていう設定なの?」
「設定? ……なんのことかわかりませんが、私は神の祝福を民に伝える使命を帯びている者ですよ」
「ははぁ、なるほど……」
壱成の前に片膝をつき胸に手を当てる累を真似て、空も慌てて両方の膝をついた。壱成は聖女のごときたおやかな笑顔を浮かべ、累の頭上にポンと手を置き、次に空にも同じことをした。
撫でられ慣れた壱成の手のひらの重みにちょっとほっこりしつつ、累に倣って立ち上がる。
すると、天井の高い建物の奥から軽快な靴音が近づいてきた。
「イッセイ、ここにいたのか。探したよ」
「わっ……こらアヤト! こんなところで俺の肩を抱くなっ!」
「おう、空。おかえり、いったいどこほっつき歩いてたんだよ」
颯爽と現れたのは兄の彩人だ。……ここまでくると、空はもう驚かなくなっていた。
襟の高いマントを優雅に翻し、口元に優美な笑みを浮かべながら壱成の肩を親しげに抱く姿はいつも通りだが、壱成が聖職者の格好をしているためか、妙な背徳感がある。
——うん、兄ちゃんは顔が派手だから、そういう格好よく似合ってるよ……
華やかな緋色の軍服の胸元には、勲章だの飾緒だのがキラキラキラキラと瞬いていて眩しい。たぶんめちゃくちゃ武功を上げているのだろうが、聖職者に手を出しているのか…………と思うと我が兄ながら呆れてしまう。
「ちょっ、アヤト! ルイ様の御前だぞ!」
「まあ細かいことは気にすんなって、なぁルイ様」
「うん、ふたりがとても懇意にしていることは僕もよく知っている。気にする必要はないよ」
壱成はすごくきまりが悪そうだが、累は特にこだわる様子もない。
姿勢を正して累の前に跪き、累の手の甲に唇を寄せる兄・彩人の姿を物珍しく眺めながら、空は深いため息をついた。
——うん、これが夢だってことはよーくわかった。夢なら夢で、この世界観を楽しむのもありか。
空は腕組みをして自分を納得させるべくうむうむと頷いて、累を見上げた。
「よしよし、うんうん……理解理解……えーと、累? 隣国の女王様ってひとを招いてるなら、お待たせしちゃ悪いよね」
「うん、そうだね。着替えなくても空はじゅうぶん綺麗でかわいいから、このまま大広間に向かおうか」
「そ、そうかな? ……ん? てか隣国の女王陛下って、ひょっとして……」
「ああ、空もよく知っているだろう? 伝説の聖女であり賢王でもある、アイコ様だ」
「あ、あいこ先生……!!」
ここへきて恩師の名前が飛び出してきた。
累いわく、あいこ先生は『長きに渡り混乱を極めていたこの世界を、聖なる光で包み平定した伝説の女王』というものすごい存在だという。あいこ先生がいったいどんな衣装で登場するのか、空は楽しみになってきた。
「うんうん……あいこ先生ならしっかりあいさつしなきゃだよね」
「よし、じゃあ行こうか。アイコ様、きっとすごくお喜びになると思う」
「だろうな~」
空と累を四歳の頃から見守ってきてくれたあいこ先生だ。空と累の幸せな未来を喜んでくれないはずがない。
赤い絨毯、白い壁に黄金の縁取りがなされた素晴らしくきらびやかな空間を、累のエスコートで歩いてゆく。
すると、そこここに佇む貴族っぽい男女が眩しげに目を細め、微笑みながら首を垂れた。
累はまっすぐ前を向いて歩きつつも、笑みで彼ら彼女らに挨拶を返している。その横顔はいつにも増して堂々として、本物の王子様のようだ。空は感心してしまった。
——ほえ~、すごいなぁ……。普段から王子様みたいだけど、王子様の格好して王子様やってる累、全然違和感がない……!!
累の王子様姿に見惚れながら向かった先には、観音開きの豪奢な扉がある。扉のそばに控えていた男が二人、恭しい仕草で両方から扉を開いた。
そこに広がる大空間に、空はまた感嘆の声を漏らした。
天井は高く、大ぶりなシャンデリアが等間隔に光り輝いている。あの高さにあるシャンデリアのひとつひとつに電球をつけるのは大変だろうなぁなんてことを考えながら、磨き上げられた大理石の床を悠然たる歩調で進む累とともに歩いて行った先に、ひとりの女性が佇んでいた。
「うわぁ~! あいこ先生、すごく綺麗だよ!」
思わず感想が溢れてしまうほど、あいこ先生は目を見張る美しさだ。
普段は動きやすさ重視のTシャツとエプロンといった格好だが、今は青や紫の薄いレースが幾重にも重なった華やかなドレスに身を包んでいる。襟元は大きく開き、首元や肩を大胆に見せるデザインだ。
いつもなら無造作にひとつくくりをしただけの黒髪は綺麗に巻かれ、頭には銀色の冠まで。
クールな双眸でこちらを睥睨するあいこ先生の佇まいには、確かに女王の風格がある。思わず傅きたくなるような威厳だ。
——おお、すごい。これが女王様の貫禄……!!
思いがけず空が感動していると、あいこ先生は無言のままふたりのほうへ視線を向け、手にしていた扇でスッと口元を隠す。
その刹那、突然くわっと見開かれた両目からドバドバと涙が溢れ出し、空は仰天した。
「ええええ、ど、どうしたのあいこ先生!!?」
「ウッ……ウゥッ……おめでとうふたりとも……!! 話は聞いたよ……!!」
「え? え? ああ、婚約のこと?」
「うん、うん、そうだよぉ!! もうね、ほんとうにおめでとう……!! 先生、嬉しくて泣きそうで、さっきからずっと我慢してたんだけど、ふたりの姿見たら涙出ちゃった……ッ!!」
「あ……う、うん……ありがとう……」
初見はクールな女王様という感じだったが……違ったらしい。
女王アイコならぬあいこ先生は、滝のように流れる涙をぐいと拳で拭いながら、今度は盛大に拍手をし始めた。
「安心して! この世界には先生が恒久の平和をもたらしておくし、未来永劫ふたりが困らないように繁栄を約束するからねぇ!!」
「あ、ありがと……」
「感謝いたします、女王陛下。私もお誓い申し上げます。愛する伴侶とともに、必ずやこの国を護り抜いてゆくことを」
「うん、うんっ! 累くんならきっとできる!! がんばって!!」
びし! と親指を立てるあいこ先生に、累も華やかきわまりない笑顔で力強く頷いた。
一旦理解が追いついたかに思えたが、空はだんだんまたついていけなくなってきた。
なんだか眩暈がするし、この世界全体が煌びやかすぎて眩しいしで、ぐわんぐわんと視界が回る——……
「……ら! そら、空! 大丈夫!?」
「…………ん…………あれ?」
ぱち、と目を覚ますと、そこは慣れ親しんだ累の部屋だった。
むくりと身体を起こすと、心配そうに空の顔を覗き込む私服姿の累がすぐそこにいる。
だぼっとしたパーカーにスウェットという、気の抜けた部屋着を身につけた累だ。
「るい……。あれ? 王子様は……?」
「王子様って? うなされてたから心配したんだ、大丈夫?」
「へ? うん……なんともない。変な夢見てさ……」
「そっか。はぁ、びっくりした」
ベットに腰を下ろした累が、すかさず空を抱きしめた。
パーカーの柔らかい生地と累の匂いに安堵した空は、ぎゅっと広い背中に腕を回した。
「……ああ~~……落ち着く」
「よっぽど怖い夢を見たんだな……よしよし」
「いや、怖っていうんじゃないんだけど」
「今夜は空が寝付くまでずっと見てるから、安心して眠ってね」
「いや、いいよそんな……。子どもじゃあるまいし」
「ううん、僕がそうしていたいんだ」
累の大きな手で前髪をかき上げられ、額に柔らかな唇が触れる。
当たり前のように空を甘やかそうとする累だ。そこまでしなくていいのにと思いつつも、頬を撫でる手のひらの優しさと心地よさには抗えない。
目を閉じてその手のひらに頬擦りをし、空はかぷっと累の親指を軽く食む。
「っ……空」
「今日、レッスンあるの?」
「ないよ」
「そっか。……じゃあさ、その……」
もっともっと累に甘やかしてほしい気持ちがむくむくと込み上げてしまい、空は上目遣いに累を見上げた。
すると、空の言わんとすることをすぐさま累は察したらしい。
夢の中で見た王子様と同じくらい華やかでいて、どこか妖艶な笑みを累は浮かべた。
「いいよ、いくらでも」
「……まだ何も言ってないのに」
「空の目を見てれば、何をして欲しいのかってことくらいすぐにわかるよ」
戯れのように何度も唇を啄まれながら、そのままベッドに押し倒される。
望んでいたことのはるか上をいく愛撫をめいっぱい与えられ、空は夢のような快楽に溺れるのだった。
書き下ろし書籍発売記念SS 『空、異世界に迷い込む』 おしまい♡
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