幼馴染を起点とする異世界ハーレム

いあっち

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プロローグ

プロローグ③

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神が示した方向にはゲームとかでよく見る青白く光るパネルが浮かんでいた。





「おおー。すげぇ!」





「自分の目で見ることが出来るとは思わなかったわ……」





「君達も魔法を使えるようになればこのくらいは出来るよ」





「「じゃあ早速魔法取ろうっと」」





 そう言って二人揃ってパネルに向かって走り出す。

















 あれ?全然パネルに近付いてない?なんで?





「君達焦りすぎ。まだ説明することあるからちょっと待って」





「なら早く説明しなさいよ」





「はいはい。まず、スキル取得についてだけど、スキルポイントを使って取得してもらうことになるよ。これは使えば分かると思うけど上位のスキルになるほど消費するポイントも多くなるよ」





 スキルポイントって言うとあれか、レベルが上がったりするともらえるあれ。

 でも俺達レベルなんて上がってないからスキルポイントなんてもってないぞ。





「俺達スキルポイントなんて持ってないぞ?」





「それは今から僕があげるよ。そうだね……200程あれば充分かな」





「相場が分からないからなんとも言えないんだが」





「使ってみればどれほどあるのか分かると思うよ」





「それもそうか。他にもまだあるのか?」





「今から言う二つで最後だよ。スキルポイントは転生した後も使えるから無理してここで使いきらなくてもいいってことと、特殊条件を満たさないと取得出来ないスキルは選べないってことだけ。これさえ分かってくれれば後は自由に選んでくれていいよ」





 それを聞いた瞬間俺は走る。パネルに向かって。



 ……もっとも距離として15メートルくらいしかないが。





「よしっ!愛花選ぶぞ!」

「あ、海斗ずるい!私も選ぶ!」





 反応に遅れた愛花もこちらにやってくる。



 そして二人揃ってパネルを覗き込む。

 そこにはいろんなスキルらしきものが書いてあった。



 



 見たことのない文字で。





「なんて書いてあるんだ、これ?」

「全然読めないわね」





「あ、ごめん。スキルあげるの忘れてた」





「早くくれ!」

「早く頂戴!」





「勢いいいねぇ。はい、今あげたよ」





 そりゃ勢いがいいに決まってる。なんせスキルだぞ!?

 転生物を読んでから一回は欲しいと思ったあのスキルだぞ!?

 それが実際に手に入るんだから興奮もするってものだ。



 さ、気を取り直してスキルを見るか。





「お、今度はちゃんと分かるぞ」

「ほんとだ。あ、このスキル欲しい。あ、こっちも」





 そうして二人でスキルをそれぞれ選んだ。

 勇者とかあったんだがスキルポイントの消費が90と流石に多かったのでやめた

 どっちにしろ勇者を選ぶなら身分を平民にした意味がないし。



 意外だったのは魔法の全属性適性だ。これは勇者と同じくらい消費するかと思ったんだが50と思ったより少なかった。

 後は刀剣術か。これは20だった。転生先の世界ではわりと普通のスキルなのかな?

 まぁ剣と魔法って言うくらいだから剣を使える人も多いってことかな。



 そんなこんなで俺は25、愛花は30、それぞれスキルポイントを残してスキルを選び終わった。





「選び終わったみたいだね。それじゃあついに転生だ。転生先の場所は人気のない森にしておくよ。見つかったら面倒だろうし」





「それは助かる。転生したところを見られて変な噂が立ったら厄介だからな」





「そうだろうね。さて、最後になにか聞きたいことはあるかい?転生したら基本的に君達から僕に連絡することは出来ないから聞くなら今のうちだよ?」





「なら一つ、あんたの名前が知りたい」

「そうね、私達のことをあなたは知っていたみたいだけど、私達はあなたのことをなにも知らないわ」





「そっか、そういえば名乗ってなかったね。僕は星を司る神、アークだ。覚えておいてね」





「アークか……。よし、覚えた。いろいろありがとな。それと最初に神かどうか疑って悪かった」





「ははっ、別に気にしてないよ。突然神とか言われても動揺するだろうからね」





「そう言ってくれると助かる」





「聞きたいことはそれだけかい?なら君達を異世界へと送るよ」





 そう言うとアークの右手から光が現れ、それは徐々に俺達を包んでいった。





「それじゃあ、君達の幸運を祈っているよ」





「ああ。異世界でも頑張るよ」

「ありがとうね。二人で異世界を楽しむわ」





 そして光は強く輝き、俺達は何処か温かさを持つ光に包まれながら意識を落とした。
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