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悪魔でシスターですから
答えへのお誘い
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「メリジューヌさんに折り入ってお願いがあります」
「はぁ……」
適当に起きて宿をでると待ってましたとばかりにダリヤが駆けつけてきた。
「えっと、まず話を聞かせて下さい、それから判断させて下さい」
「あ、そそうですよね、とりあえずおごりますのでそこの喫茶店で話を、あカザリちゃん関係あるので同席させますね」
「アはい」
少々強引気味にダリアの先導で周囲を警戒しながら喫茶店に入り奥の席に着席する。
「実はですね……、私はその、普通じゃないんですよ」
「はぁ……」
とても神妙な表情で打ち明けられた、メリジューヌにとってはこの世界の事がよくわかっていないのでこの告白もいまいちピンときていなかった。
「……よくわかってないのでしたらそれで構いません、とりあえず他人に聞かれないように私が意を決して話をしたとだけ思って下さい」
「まぁ、はい」
「そんな訳で改めてお願いがあります」
「あ、はい」
ダリアの顔があまりにも真剣なので緩みかけていた姿勢を正す。
「私達をこんな事にした元凶を見つけて倒したいんです」
「その、元凶をどこにいるのかわかっているので?」
「帝国にいるのは分かっております、先日まではカザリちゃんの捜索と路銀稼ぎをしておりました、それもちょうど終わりましたし……、帝国に向かおうとした所でちょうど何もしがらみがない貴女ならもしやと思いましてお誘いをね……」
「あぁ…、なるほど?、まぁ確かに何もないので良いですよ?」
ダリアの直感で選ばれたようだが、メリジューヌとしても何となくこの人と行くべきだろうと思ったので承諾した。
「えっとそれじゃあまずは簡単に自己紹介しましょうか、まずは私の名前はダリア、この街ではない町の教会でシスターをしておりましたが、町の消滅とともにこんな有様に……、この子はカザリちゃん経緯は違いますが似たようなものです」
「えっと名前はメリジューヌといいます、自分が何なのかはよくわかってないですけど、詳しくは言えないですけどやる事があるみたいなのでその為にきました」
「そうですか……、帝国には明日にでも行こうと思っているのですが大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ、それじゃあ荷物を纏めたりいろいろ手続きしてきますね」
「はい、それでは明日からよろしくお願いします」
そうしてギルドに向かい明日に帝国に向かう事を伝えると、一番偉い人まで出てきて何とか留まってもらうようにお願いされたが、しっかりと意思表示をして出て行く事を伝えた、メリジューヌに後ろ盾すら何もない事で止める手立てが一切無い事で時間を取られずに話は終わらせた。
「はぁ……」
適当に起きて宿をでると待ってましたとばかりにダリヤが駆けつけてきた。
「えっと、まず話を聞かせて下さい、それから判断させて下さい」
「あ、そそうですよね、とりあえずおごりますのでそこの喫茶店で話を、あカザリちゃん関係あるので同席させますね」
「アはい」
少々強引気味にダリアの先導で周囲を警戒しながら喫茶店に入り奥の席に着席する。
「実はですね……、私はその、普通じゃないんですよ」
「はぁ……」
とても神妙な表情で打ち明けられた、メリジューヌにとってはこの世界の事がよくわかっていないのでこの告白もいまいちピンときていなかった。
「……よくわかってないのでしたらそれで構いません、とりあえず他人に聞かれないように私が意を決して話をしたとだけ思って下さい」
「まぁ、はい」
「そんな訳で改めてお願いがあります」
「あ、はい」
ダリアの顔があまりにも真剣なので緩みかけていた姿勢を正す。
「私達をこんな事にした元凶を見つけて倒したいんです」
「その、元凶をどこにいるのかわかっているので?」
「帝国にいるのは分かっております、先日まではカザリちゃんの捜索と路銀稼ぎをしておりました、それもちょうど終わりましたし……、帝国に向かおうとした所でちょうど何もしがらみがない貴女ならもしやと思いましてお誘いをね……」
「あぁ…、なるほど?、まぁ確かに何もないので良いですよ?」
ダリアの直感で選ばれたようだが、メリジューヌとしても何となくこの人と行くべきだろうと思ったので承諾した。
「えっとそれじゃあまずは簡単に自己紹介しましょうか、まずは私の名前はダリア、この街ではない町の教会でシスターをしておりましたが、町の消滅とともにこんな有様に……、この子はカザリちゃん経緯は違いますが似たようなものです」
「えっと名前はメリジューヌといいます、自分が何なのかはよくわかってないですけど、詳しくは言えないですけどやる事があるみたいなのでその為にきました」
「そうですか……、帝国には明日にでも行こうと思っているのですが大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ、それじゃあ荷物を纏めたりいろいろ手続きしてきますね」
「はい、それでは明日からよろしくお願いします」
そうしてギルドに向かい明日に帝国に向かう事を伝えると、一番偉い人まで出てきて何とか留まってもらうようにお願いされたが、しっかりと意思表示をして出て行く事を伝えた、メリジューヌに後ろ盾すら何もない事で止める手立てが一切無い事で時間を取られずに話は終わらせた。
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