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3章 武力
144.5
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〖また下界を覗いてんのか?〗
〖うむ。やはり女神の介入がな…実に厄介だ。
プレイヤーと呼ばれる者の中には、この地の住人を殺害している者も居る。
一度失われた命は戻らぬというのに…〗
〖絶対的に善なプレイヤーは居るのか?〗
〖絶対、とは言い難い…が、UNKNOWN。あやつはこちら側だ〗
〖あいつが?あいつには前も悪もねぇだろ〗
〖ないからこそ、プレイヤーと住人の区別を付けていない。プレイヤーキラーでもないしの〗
〖で、そいつは今どこに居るんだ?〗
〖試練の塔の封印を解こうとしている。いや、正確に言えば魔法陣には気付いたが、それが何に作用しているかは分からないようだ。
だが、儂とロキ、そしてお主で協力して作ったあの魔法陣をどうにかできるものなのか…頭が柔らかければ出来るはずだ〗
〖あーなんだっけ?俺たちが直接下界に降りれるようになる場所だったよな?あの土地って〗
〖ああ、しかし女神の介入のせいで、今あの土地には邪気が満ちている。
上手く浄化しながら、あの魔法陣を解いてくれれば良いのだが…ついでに下の亡者共も倒して欲しいものだが、ノーライフキング、あれを出すとは…〗
〖うわ、不死の王をあそこに出したのか?〗
〖しかも、邪気の溜まりやすい怨念をルーン文字やら神紋やらで書かれているせいで、邪気の力が高まっておる。
可哀想なものだがな。死して尚、邪神に操られるとは…〗
【あら、心外ね。邪神だなんて】
〖…女神風情が、この地に侵入しようとは!片腹痛いわ!〗
創造神の神圧がその空間に満ちた瞬間、女神の肉体は一瞬にしてボロボロになった。
【くっ…クソジジイが!】
〖ハッ、儂の世界で好き勝手に出来ると思うでないぞ!〗
【それはどうかしら?プレイヤーには今、色んなクエストがあるわ。
その中には、NPCキラーも含め、色んなクエストが存在している。貴方達は干渉できないだろうけど、私は下界に干渉できるのよ!
それに…死の大地にある魔法陣は少し弄らせてもらったわ。
解き方を間違えれば、あの地の邪気は一気に開放される。
まさか、小さなダンジョンを攻略してから四方のダンジョンを攻略するなんて、誰もしないでしょうし!
冒険者は強力なダンジョンをクリアしたがるはずよ!】
〖なっ…まさか、あの仕掛けを反転させおったのか!〗
【チッ…もう力が殆ど残ってないわね。覚えてなさい、貴方達がいくら足掻こうと、結局は女神である私のものになるのよ!】
〖…逃げおったか〗
〖ゲホッ…だったらいい加減その圧を抑えてくれ〗
〖あ、ああ…すまぬな。それにしても、まさか反転されていたとは…これは不味いことになった。頼む、仕掛けに気づいてくれUNKNOWNよ〗
〖それより、女神の介入ってどういうことだ?〗
〖…プレイヤーと呼ばれるあの者らは別の世界から来たと言っていただろう?
あれらは、その世界からこちらの世界に干渉して扉を開いたのだ。
まるで、決められたストーリーをゲーム感覚に進めるようにな…
そのせいで、多くの者が犠牲になった。
特にあの女神…子供らをなんだと思っているのだ!〗
〖怖い怖い、俺はこれで退散させてもらいますぜ〗
にしても…創造神があそこまで起こるとはな…少し調べてみてもいいかもしれねぇな。
だが、話を聞く限り…女神の上に誰か居るのか?だとしたら、あれを倒した状態でこの世界が元に戻るかどうかなんて分からねぇが…
〖うん?おいおい、マジか…あの冒険者、やるじゃねぇか!反転した状態で攻略手順を直ぐに理解するとはな…どれ、クエストとやらをあいつに送ってみるか。
干渉はできねぇって言ってたが…加護を与えたあいつになら、多分できるだろ。神託か試練か…よし、試練で行こう〗
〖うむ。やはり女神の介入がな…実に厄介だ。
プレイヤーと呼ばれる者の中には、この地の住人を殺害している者も居る。
一度失われた命は戻らぬというのに…〗
〖絶対的に善なプレイヤーは居るのか?〗
〖絶対、とは言い難い…が、UNKNOWN。あやつはこちら側だ〗
〖あいつが?あいつには前も悪もねぇだろ〗
〖ないからこそ、プレイヤーと住人の区別を付けていない。プレイヤーキラーでもないしの〗
〖で、そいつは今どこに居るんだ?〗
〖試練の塔の封印を解こうとしている。いや、正確に言えば魔法陣には気付いたが、それが何に作用しているかは分からないようだ。
だが、儂とロキ、そしてお主で協力して作ったあの魔法陣をどうにかできるものなのか…頭が柔らかければ出来るはずだ〗
〖あーなんだっけ?俺たちが直接下界に降りれるようになる場所だったよな?あの土地って〗
〖ああ、しかし女神の介入のせいで、今あの土地には邪気が満ちている。
上手く浄化しながら、あの魔法陣を解いてくれれば良いのだが…ついでに下の亡者共も倒して欲しいものだが、ノーライフキング、あれを出すとは…〗
〖うわ、不死の王をあそこに出したのか?〗
〖しかも、邪気の溜まりやすい怨念をルーン文字やら神紋やらで書かれているせいで、邪気の力が高まっておる。
可哀想なものだがな。死して尚、邪神に操られるとは…〗
【あら、心外ね。邪神だなんて】
〖…女神風情が、この地に侵入しようとは!片腹痛いわ!〗
創造神の神圧がその空間に満ちた瞬間、女神の肉体は一瞬にしてボロボロになった。
【くっ…クソジジイが!】
〖ハッ、儂の世界で好き勝手に出来ると思うでないぞ!〗
【それはどうかしら?プレイヤーには今、色んなクエストがあるわ。
その中には、NPCキラーも含め、色んなクエストが存在している。貴方達は干渉できないだろうけど、私は下界に干渉できるのよ!
それに…死の大地にある魔法陣は少し弄らせてもらったわ。
解き方を間違えれば、あの地の邪気は一気に開放される。
まさか、小さなダンジョンを攻略してから四方のダンジョンを攻略するなんて、誰もしないでしょうし!
冒険者は強力なダンジョンをクリアしたがるはずよ!】
〖なっ…まさか、あの仕掛けを反転させおったのか!〗
【チッ…もう力が殆ど残ってないわね。覚えてなさい、貴方達がいくら足掻こうと、結局は女神である私のものになるのよ!】
〖…逃げおったか〗
〖ゲホッ…だったらいい加減その圧を抑えてくれ〗
〖あ、ああ…すまぬな。それにしても、まさか反転されていたとは…これは不味いことになった。頼む、仕掛けに気づいてくれUNKNOWNよ〗
〖それより、女神の介入ってどういうことだ?〗
〖…プレイヤーと呼ばれるあの者らは別の世界から来たと言っていただろう?
あれらは、その世界からこちらの世界に干渉して扉を開いたのだ。
まるで、決められたストーリーをゲーム感覚に進めるようにな…
そのせいで、多くの者が犠牲になった。
特にあの女神…子供らをなんだと思っているのだ!〗
〖怖い怖い、俺はこれで退散させてもらいますぜ〗
にしても…創造神があそこまで起こるとはな…少し調べてみてもいいかもしれねぇな。
だが、話を聞く限り…女神の上に誰か居るのか?だとしたら、あれを倒した状態でこの世界が元に戻るかどうかなんて分からねぇが…
〖うん?おいおい、マジか…あの冒険者、やるじゃねぇか!反転した状態で攻略手順を直ぐに理解するとはな…どれ、クエストとやらをあいつに送ってみるか。
干渉はできねぇって言ってたが…加護を与えたあいつになら、多分できるだろ。神託か試練か…よし、試練で行こう〗
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