箱庭の支配人──稀人は異世界で自由を満喫します?

UNKNOWN

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0章 転生

四、魔力の試運転(1)

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「(さて…今度は1人になったか。
とりあえず、今からは何をしようか)」

俺はそう思いながら、自身のステータスを確認した。
ある程度神から説明は受けたが、この世界には"自然力"と呼ばれる力があらゆる物質に含まれているらしく、特に生物には自然力の中でもさらに特殊な、"魔力"というものがあるらしい。
 魔力というものは、"魔法"と呼ばれる非科学的な現象を呼び起こす力らしく、何もないところから火や水などの物質を出すことができるらしいが…

攻撃種:全
自然力:全
守護:全

「やはり、要望通りに使えるようにしてくれているようだ。
 だが、攻撃種や守護というのはなんなのだ?
鑑定で調べてみるか…」

【攻撃種】
自身の適正物理攻撃の種類

【守護】
基本的には、防御もしくは回復のどちらかを所持している。
しかし稀に、補助や弱体、治癒などの特殊な守護の適正を持つものもいる。

「ふぅむ…
・補助や弱体は自身もしくは他者に追加効果を与える力

・治癒は回復の上位の適正力で、回復力の上昇の他に、失った部位の修復などもできる力

なかなかに便利だな。ということは、基本的に即死でない限り死ぬことは無さそうだ。
ああしかし、自然力などには所持量が決まっているのだったか。
 ならば、今はその力とやらを鍛える時間としよう」

【自然力】10
【攻撃力】10
【守護力】10

「とはいっても、まずはそれらをどう行使するのかが分からないし…ふむ、調べてみようか」

【自然力の行使】
基本的に、この世界では5歳の頃に魔術師官によって魔力感知の手助けをされる。
 心臓部に存在している力の核のようなものを感じ、それをまずは身体の中へと循環させると、基礎として"循環"ができるようになる。

「ふぅむ…心臓部にある核、か…心臓部──ああ、なるほど。どうやら、箱庭内では身体能力や感覚が増しているようだな、直ぐに核が分かった。
しかし…心臓部にのみ核があるというのは不便だな。
よし──核を体内に溶かし、肉体自体を核にしておこう。
 箱庭の能力で、"核"に対する存在を消して肉体自体に"核"という名を称した力を宿す…これで肉体の中でならばどこでも使えるだろう。
さて、適正が全となっているのであれば、想像のつくものは大抵どうにかなるはずだ。
となると…ひとまずは、この循環とやらを繰り返しつつ、次のステップを検索しておこう」
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