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最終決戦⑤
しおりを挟む「やはり来ましたか...東雲みずきさん。」
月宮・グングニルは自分の分身達を一瞬にして木っ端微塵にしたスレイヤーの方を向きながらそう言う。
「これ以上好き勝手にはさせないわ。」
かんたとれいらのピンチに駆けつけたみずきは月宮・グングニルにそう返す、そしてこう言った。
「それに、来たのは私だけではないわ。」
そのセリフに合わせるように、後ろから更に二人のスレイヤーが姿を現した。
「俺の出番が来たっちゅう訳やな!」
「れいら!大丈夫ですの!?」
後ろから姿を現した、ほたるは直ぐに怪我を負っているれいらの元へ駆けつけ、武は月宮・グングニルを挑発するように、みずきの横に並んだ。
その二人に並ぶようにかんたも、怪我を負っているれいらをほたるに任せ、前線に出てくる。
そんな三人を見た月宮・グングニルは、流石に少し表情を歪ませた。しかし、焦ってはいなく、
「ではこちらも本気を出すとします。」
そう言うと同時に、先程の百体とは比べ物にならない数の月宮・グングニルの分身達が姿を現した。
そしてその分身達に本体の月宮・グングニルは、
「あの三人を倒しましょう。」
そう指示を出した。その途端、全ての分身達が三人目掛けて飛んでくる。
その分身達に対して、再びかんたは神威を持ち上げる。
しかし、みずきはそれを止めるようにかんたにこう言った。
「月宮・グングニルの分身達は私と武で倒すわ。だからかんたは月宮・グングニルが言っていた親玉の場所を突き止めてきて!」
確かに未だに一度も月宮・グングニルや地場雷が言っていた「主様」は姿を現しては居なかった。だからかんたはみずきのその意見に同意し、
「分かった、二人とも死ぬなよ!」
二人にそう言い、襲いかかって来ている月宮・グングニルの分身達を蹴散らしながら森の奥へと進んで行った。
その姿を見ていた武は、
「死ぬなよ...か、そういうのを死亡フラグっていうんやで全く...」
と、呆れながら笑った。
その武にみずきは、
「じゃあ行くわよ!」
そう言い、自身の武器である「王刃剣」
を持ち上げる。
そして武も、れいらのセリフに
「おう!じゃあいっちょやったろかい!」
そう返し、
「共に行こうや!ラグナロク!」
巨大な黄金の斧を具現化させた。
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