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第2話 再訪
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息苦しい、暑苦しいでも何か柔らかい、そう認識した瞬間目が覚めただが動けなかったどうやら裁可に抱きしめられているようだしかも起きる気配は無い。何とか裁可から抜け出して時計を見る四刻半何時もより早く起きてしまった。しかし裁可は相変わらず破廉恥な胸をしている少し羨ましいぐらいだ。取り敢えず皆んなの朝食を作る事にした。
「今日はこんな感じで良いかな?そろそろ皆んなを起こさないと」そう思い時計を見ると六刻を指していた。
「皆さん朝ですよ!起きてください!ご飯が冷めちゃいますよ!」桜を起こすように皆んなを起こして見た、すると桜を除いたみんながゆっくりとだが起き始めた。白百合は少し呆れたようにまたかと呟いて桜の耳元で優しく囁いた。
「桜姉さん起きて・・・今日早く起きたら一緒にお風呂入ったり、同じ布団で寝たりとかしてあげるよ?」と言った直後物凄い勢いで桜が起きた。
「白ちゃんそれ本当!約束だからね!」
「わかったから、顔洗って着替えてきてねみんながご飯待ってるからね。」桜を起こしてから居間に戻るとご飯を霞がよそって待っていた全員が揃った所で朝食を食べ始めた。
「これは、中々の味!」霞が嬉しそうに言った。
「こんなに美味しいご飯をを毎日食べられるなんて先生羨ましいです!白ちゃんを是非お嫁に下さい!」裁可が羨ましそうに言った。
「ダメです!うちの白ちゃんは誰にもあげません!先生のお嫁さんにするのです!」
「桜姉さん三親等内では婚約は出来ないよ」白百合は冷静に突っ込みを入れた。
「シロ!コノビーンズクサッテマス!イトヒイテマス!クサイデス!」
「これは、腐って無いですよ。これは納豆と言って昔から日本の朝食に毎日のように出てた立派な食べ物ですよ」
「ソウデスカ、コレガナットウ!ニホンノブレットノフレンド!」
「なんか違う気がするけどまぁいいか、私は古都音を起こしてきますね。」手早く食べ終わった白百合は古都音の家に向かった。古都音の家に着くと母親が出迎えてくれた。
「古都音なら朝早くに町長の所に行きましたよ。今日使うものを借りに行くとかで。」
「そうですか・・・古都音が朝早くに?」
「お昼頃にはそちらに伺うと言ってましたから家の方で待って見ては?」
「そうしますね。朝早くにお邪魔しました。」そう言うと食器を洗わなくてはいけない事を思い出し急いで家に戻った。家に戻ると洗い物が終わっていたどうやら出ている間にみんなが手分けして家事を終わらせてたらしい。
「皆んなそんな事しなくても良かったのに~」
「いいのよ、ただ泊めてもらうのは嫌だから私は勝手にやってただけ。」霞がそう言った。
「古都音は町長の所に行ったそうです。お昼ぐらいにはここに来るそうなのでまだ時間がありますね。どうしましょう?」白百合は今日やるはずの家事が無くなったので皆んなに問いかけた。特にやることが無かったので居間でぼーっとして過ごすことた。チリンチリン風鈴が風に揺れているやはりこの音を聞くと涼しくなる。ふと土間から胡瓜の浅漬けを持ってきて皆んなに分けた、そんな事をしながら過ごしていると古都音がやって来た。
「お待たせいたしやした!これで道具は全部揃いましたぜ!ダンナ今から弁当人数分作れますかいな?」
「弁当?大丈夫だけどなぜ?」白百合が聞き返す。
「心霊研究する場所の近くに町が見渡せる所があるんですよ!そこで弁当食べてから行こうかな~と思った所在で!」するとみんながそれがいいと満場一致だった、と言うわけで手早く六人分の弁当を作って出かける事にした。
「所でどこに行くのですか?」歩き始めてから数分ずっと疑問に思ってた事を聞いた。
「向日葵丘ですぜ!教会に行くの道の途中で眺めのいい場所があるのですよ!」古都音は嬉しそうに言った。
「ってあれ?なんですかこのお通夜見ないな雰囲気は?」桜が重苦しく話始めた。
「古都音ちゃんと霞ちゃんはそう言えばまだ知らなかったよね。私と白ちゃんと裁可ちゃんとコスモスちゃんはあの向日葵丘教会出身なの。彼岸花の教会事件の5人の生き残りなの。」
「5人の?後1人は?」霞が聞き返した。
「それが誰だか思い出せないのよね~確かに5人のいたのだけれど、誰だっけ?白ちゃん覚えてる?」
「ごめん、桜姉さん私も思い出せないの。でも5人の居たのは事実」
「でも報道されたのは生き残りが4人だったような?」
「それはそうね、だって五人目は一緒に逃げてないから。いや正確には逃げれなかったからの方が正しいかしら?」
「逃げられ無かった?」霞が不思議そうに聞き返した。
「そう、五人目は地下牢に監禁されてたの。鍵を開ける事の出来なかった私達は五人目の意思に従って置いて逃げる事にしたのよ。」桜は少し悔しそうに説明をした。
「地下牢に監禁?」古都音は理解が追いつかないのかひたすら地下牢と監禁の二つの言葉を呟いていた。
「どうして地下牢に閉じ込められていたのかは未だに分からないけどもう六年も経っているのに五人目が見つからないのはもっと不思議ね~」裁可が方杖をついて言った。そんな会話をしながら目的の展望台についた。
「とりあえず、弁当を食べましょうか?確かに此処は景色が綺麗です」白百合は先ほどの会話が無かったように言った。
「そう言えば、古都音は町長に何かを借りたのでは?」霞はずっと気になってた事を聞いた。
「おう!そうでしたな、何と町長からこんな物を借りて来ました!」古都音は見せびらかすように一つの鍵を取り出した。
「鍵?一体何処の?」白百合は嫌な予感を感じながら一応聞いておくようにした。
「えーとですねその・・・言いにくいのですが向日葵丘教会の鍵です」あたりに沈黙が訪れた。静寂を切り裂くように霞が言葉を発した。
「よく借りれましたねその鍵。確か町長は絶対にその鍵は貸さないはずのでは?」
「ちょっと色仕掛けをしてみました!町長ったら私見たいな身長とか胸とか小さい娘が好きな変態なのですよ!だから、このシャツのボタンを下の方からゆっくりギリギリの所まで外しながら耳元で鍵を貸して色っぽい声でお願いしたらあっさり貸してくれました!」古都音は誇らしげに言ったので皆んなは呆れて返す言葉も無かった。ふと、教会の方を見ると女の人がいた年は大体二十代中盤だろうかまるで誰かを待ってるようにも見えるがただ、教会を眺めてるようにも見える違和感を覚えた白百合は声をかける事にした。
「あの、こんな所で何をしているのですか?」
「私ですか?私はあの教会に行く人を待っているのです。」
「なぜですか、あの教会に行く人なんてそういないと思うのですが」
「そうですね、何かを期待しているのかな?でも何を期待しているのでしょうか?」
「私に聞かれてもわかりませんよ。」白百合は呆れたように言った。
「そう言えば貴女達こそ何故此処に?」
「はい、私達は教会に用がありまして」
「そうですか、では此れをどうぞ」
「お守りですか?」白百合は訳が分からず聞き返した。
「きっと役に立ちますよ。」
「そうですか、ありがとうございます。そう言えば名前をまだ聞いてないですね。私の名前は、板垣白百合です」
「此れはご丁寧に私の名前は・・・あれ私の名前は思い出せないどうして・・・確か名前はえーと・・・彼岸花龍花だった様な・・・」その名前を聞いたとたん白百合は不思議にも聞いた事のない名前なのに懐かしさを覚えた。
「そうですか龍花さんでは私はこれで」白百合は思い出せない懐かしさを残して皆んなの所へ戻った。
「そろそろ、教会に向かいましょうか?」
「そうしましょうか、早めに切り上げて祭りに行きましょう」そして教会の扉の前にたどり着いた。扉は鎖で巻きつけられ鍵がかかっていた。
「こんな鍵の付け方ですどうやって他の人たちは入って行ったのでしょうか?」霞が疑問に思ったら事を口にした。
「確かに他には入れそうな場所は無いですし。」白百合は間取りを思い出しながら呟いた。
「まぁそんな事はいいでしょう!さあ鍵を開けますよ!」ガチャリと音を立てて鍵は外れ扉が開いたと同時に私達の意識はそこで途絶えた
「今日はこんな感じで良いかな?そろそろ皆んなを起こさないと」そう思い時計を見ると六刻を指していた。
「皆さん朝ですよ!起きてください!ご飯が冷めちゃいますよ!」桜を起こすように皆んなを起こして見た、すると桜を除いたみんながゆっくりとだが起き始めた。白百合は少し呆れたようにまたかと呟いて桜の耳元で優しく囁いた。
「桜姉さん起きて・・・今日早く起きたら一緒にお風呂入ったり、同じ布団で寝たりとかしてあげるよ?」と言った直後物凄い勢いで桜が起きた。
「白ちゃんそれ本当!約束だからね!」
「わかったから、顔洗って着替えてきてねみんながご飯待ってるからね。」桜を起こしてから居間に戻るとご飯を霞がよそって待っていた全員が揃った所で朝食を食べ始めた。
「これは、中々の味!」霞が嬉しそうに言った。
「こんなに美味しいご飯をを毎日食べられるなんて先生羨ましいです!白ちゃんを是非お嫁に下さい!」裁可が羨ましそうに言った。
「ダメです!うちの白ちゃんは誰にもあげません!先生のお嫁さんにするのです!」
「桜姉さん三親等内では婚約は出来ないよ」白百合は冷静に突っ込みを入れた。
「シロ!コノビーンズクサッテマス!イトヒイテマス!クサイデス!」
「これは、腐って無いですよ。これは納豆と言って昔から日本の朝食に毎日のように出てた立派な食べ物ですよ」
「ソウデスカ、コレガナットウ!ニホンノブレットノフレンド!」
「なんか違う気がするけどまぁいいか、私は古都音を起こしてきますね。」手早く食べ終わった白百合は古都音の家に向かった。古都音の家に着くと母親が出迎えてくれた。
「古都音なら朝早くに町長の所に行きましたよ。今日使うものを借りに行くとかで。」
「そうですか・・・古都音が朝早くに?」
「お昼頃にはそちらに伺うと言ってましたから家の方で待って見ては?」
「そうしますね。朝早くにお邪魔しました。」そう言うと食器を洗わなくてはいけない事を思い出し急いで家に戻った。家に戻ると洗い物が終わっていたどうやら出ている間にみんなが手分けして家事を終わらせてたらしい。
「皆んなそんな事しなくても良かったのに~」
「いいのよ、ただ泊めてもらうのは嫌だから私は勝手にやってただけ。」霞がそう言った。
「古都音は町長の所に行ったそうです。お昼ぐらいにはここに来るそうなのでまだ時間がありますね。どうしましょう?」白百合は今日やるはずの家事が無くなったので皆んなに問いかけた。特にやることが無かったので居間でぼーっとして過ごすことた。チリンチリン風鈴が風に揺れているやはりこの音を聞くと涼しくなる。ふと土間から胡瓜の浅漬けを持ってきて皆んなに分けた、そんな事をしながら過ごしていると古都音がやって来た。
「お待たせいたしやした!これで道具は全部揃いましたぜ!ダンナ今から弁当人数分作れますかいな?」
「弁当?大丈夫だけどなぜ?」白百合が聞き返す。
「心霊研究する場所の近くに町が見渡せる所があるんですよ!そこで弁当食べてから行こうかな~と思った所在で!」するとみんながそれがいいと満場一致だった、と言うわけで手早く六人分の弁当を作って出かける事にした。
「所でどこに行くのですか?」歩き始めてから数分ずっと疑問に思ってた事を聞いた。
「向日葵丘ですぜ!教会に行くの道の途中で眺めのいい場所があるのですよ!」古都音は嬉しそうに言った。
「ってあれ?なんですかこのお通夜見ないな雰囲気は?」桜が重苦しく話始めた。
「古都音ちゃんと霞ちゃんはそう言えばまだ知らなかったよね。私と白ちゃんと裁可ちゃんとコスモスちゃんはあの向日葵丘教会出身なの。彼岸花の教会事件の5人の生き残りなの。」
「5人の?後1人は?」霞が聞き返した。
「それが誰だか思い出せないのよね~確かに5人のいたのだけれど、誰だっけ?白ちゃん覚えてる?」
「ごめん、桜姉さん私も思い出せないの。でも5人の居たのは事実」
「でも報道されたのは生き残りが4人だったような?」
「それはそうね、だって五人目は一緒に逃げてないから。いや正確には逃げれなかったからの方が正しいかしら?」
「逃げられ無かった?」霞が不思議そうに聞き返した。
「そう、五人目は地下牢に監禁されてたの。鍵を開ける事の出来なかった私達は五人目の意思に従って置いて逃げる事にしたのよ。」桜は少し悔しそうに説明をした。
「地下牢に監禁?」古都音は理解が追いつかないのかひたすら地下牢と監禁の二つの言葉を呟いていた。
「どうして地下牢に閉じ込められていたのかは未だに分からないけどもう六年も経っているのに五人目が見つからないのはもっと不思議ね~」裁可が方杖をついて言った。そんな会話をしながら目的の展望台についた。
「とりあえず、弁当を食べましょうか?確かに此処は景色が綺麗です」白百合は先ほどの会話が無かったように言った。
「そう言えば、古都音は町長に何かを借りたのでは?」霞はずっと気になってた事を聞いた。
「おう!そうでしたな、何と町長からこんな物を借りて来ました!」古都音は見せびらかすように一つの鍵を取り出した。
「鍵?一体何処の?」白百合は嫌な予感を感じながら一応聞いておくようにした。
「えーとですねその・・・言いにくいのですが向日葵丘教会の鍵です」あたりに沈黙が訪れた。静寂を切り裂くように霞が言葉を発した。
「よく借りれましたねその鍵。確か町長は絶対にその鍵は貸さないはずのでは?」
「ちょっと色仕掛けをしてみました!町長ったら私見たいな身長とか胸とか小さい娘が好きな変態なのですよ!だから、このシャツのボタンを下の方からゆっくりギリギリの所まで外しながら耳元で鍵を貸して色っぽい声でお願いしたらあっさり貸してくれました!」古都音は誇らしげに言ったので皆んなは呆れて返す言葉も無かった。ふと、教会の方を見ると女の人がいた年は大体二十代中盤だろうかまるで誰かを待ってるようにも見えるがただ、教会を眺めてるようにも見える違和感を覚えた白百合は声をかける事にした。
「あの、こんな所で何をしているのですか?」
「私ですか?私はあの教会に行く人を待っているのです。」
「なぜですか、あの教会に行く人なんてそういないと思うのですが」
「そうですね、何かを期待しているのかな?でも何を期待しているのでしょうか?」
「私に聞かれてもわかりませんよ。」白百合は呆れたように言った。
「そう言えば貴女達こそ何故此処に?」
「はい、私達は教会に用がありまして」
「そうですか、では此れをどうぞ」
「お守りですか?」白百合は訳が分からず聞き返した。
「きっと役に立ちますよ。」
「そうですか、ありがとうございます。そう言えば名前をまだ聞いてないですね。私の名前は、板垣白百合です」
「此れはご丁寧に私の名前は・・・あれ私の名前は思い出せないどうして・・・確か名前はえーと・・・彼岸花龍花だった様な・・・」その名前を聞いたとたん白百合は不思議にも聞いた事のない名前なのに懐かしさを覚えた。
「そうですか龍花さんでは私はこれで」白百合は思い出せない懐かしさを残して皆んなの所へ戻った。
「そろそろ、教会に向かいましょうか?」
「そうしましょうか、早めに切り上げて祭りに行きましょう」そして教会の扉の前にたどり着いた。扉は鎖で巻きつけられ鍵がかかっていた。
「こんな鍵の付け方ですどうやって他の人たちは入って行ったのでしょうか?」霞が疑問に思ったら事を口にした。
「確かに他には入れそうな場所は無いですし。」白百合は間取りを思い出しながら呟いた。
「まぁそんな事はいいでしょう!さあ鍵を開けますよ!」ガチャリと音を立てて鍵は外れ扉が開いたと同時に私達の意識はそこで途絶えた
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