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第一章 ソシャゲの課金を止めるには?
★17:さぁ後半だ! - 1
しおりを挟む―『こんにちは。鉈ちゃんのチャンネルの皆さま。はじめまして!』
―『こんにちは。ソシャゲと料理配信で著名なチカチャンネルのチカちゃんが今回のゲストです。ご出演どうも有難うございます!』
―『著名な、は止めてください』
―『いやいや。俺がソシャゲ配信で直ぐやめたのに、チカちゃんはソシャゲ配信結構長いじゃないですか。もう6年活動してる。ソシャゲを長く続けていられるのも、やっぱゲームセンスがあるから。なので是非聞いておきたい!』
―『はぁ。そうですか。えーと、僕から聞きたいことっていうのは、なんですか?』
―『ずばり聞きたいことなんですけど、チカちゃんは普段からソシャゲをやってるじゃないですか。一体、何時間くらいやってるのかなと』
―『僕は日によって違いますよ。あ、前にね、携帯のスクリーンタイムについて調べてる調査会社からソシャゲの配信者は、どれくらいやってるのかっていうリサーチに協力したこともあるんですけど』
―『え、そうなんだ!』
―『確か人々の平均的なスマホを触る時間って、日本でのスクリーンタイムは平均で4~5時間くらいらしいんですよ。日本の調査機関と海外での調査機関では結果に差が多少はあるみたいなんですけど。僕が聞いた話ね』
―『へぇ、そうなんだ! 意外と短いんだな』
―『用途は人それぞれあって、使う人の生活サイクルによって使用時間は変わってくると思う。サラリーマンの例でみれば、仕事で使うにしても会議中にスマホは多分あまり触らないと思うし、外回りとかで、お客さんのところに行って商談中にスマホを触るとかもないと思う。会社を退出後に飲みに行って人と会ったり話したりするときもスマホをいじりながら会話はしないと思うんですよ。となるとスマホを主に触るのは朝起きたときとか、移動中、家に帰ってから寛いでるときとかに限定されるんじゃないかなぁと思います』
―『なるほど。考えてみれば、そうかも。で、肝心のチカちゃんの場合はどれくらい使うの?』
―『まぁ僕の場合は、ちょうど調査日にね風邪を引いてしまいまして、結果は15時間だったんですけど』
―『15時間! 風邪なのに?』
―『風邪だからですよ。横になって寝てても喉が痛くて良く眠れなかったりして、どうしても起きちゃう。そのときにスマホでSNSや動画に漫画、そしてソシャゲやったり。あとは配信で使えそうなソシャゲのアプリとか漁ったりすることもあるし。眠くなるまで触っちゃうんだよね』
―『風邪を引いてないときのスクリーンタイムは計りました?』
―『計ったよ。確か18時間くらいかな』
―『長! え、でも風邪引いたときと、そんなに変わらない? たったの数時間の違いしかないのに驚きなんだけど』
―『僕は一応人間なので触ってないときは、寝てるか風呂入ってるかトイレに行ってるか、だから!』
―『あ、トイレにはスマホを持ち込まない派なんだ?』
―『万一、便器の中に入れちゃったら最悪だからね。あと洗面所も鬼門。お風呂もね。精密機械だし、僕は一括買取で、いつも機種変するから高い買い物で得たものは壊せない』
―『へぇ。そうなんだ。分割しないのか。下取りとかにも出さないんだ?』
―『前の携帯には、サ終になったアプリとかも結構、残してるからね。どうしても捨てられなくて』
―『なるほど。俺ね。今日はチカちゃんに最も一番聞きたいことがあって』
―『最も一番聞きたいことって?』
―『ソシャゲをやってるチカちゃんだからこそ、ソシャゲを触るスクリーンタイムをどうやって減らすことができるかを聞きたいんだ』
―『うわぁ、また難しい話をするね?』
―『そんなに難しいことかな?』
―『ソシャゲをやめるには、やってしまう対象のアプリを消すとか、そもそもスマホにはアプリをインストールできないようブロック機能を掛けたりすることはできるけど』
―『え、そんなことができるんだ!』
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