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第三章 未来の選択
1 未来の選択
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「新選組が、何故……」
「ここに俺がいると睨んで偵察してるんだろう。店にも数回、新選組が客に扮して来ていたからな」
全く気づかなかったが、元新選組の隊士だからこそわかるのだろうか。
新選組に知られるのも時間の問題。
私は不安から灯籠さんの着物を掴む。
そんな私の頬に灯籠さんは手を添え唇が重ねられた。
「俺はこれ以上ここにいるわけにはいかない」
「いやです。聞きたくない……」
折角想いが通じ合ったというのに、灯籠さんがいなくなるなど私には考えられない。
それ以上先の言葉を聞きたくなくて耳を塞ぐ。
「だが、俺はあんたと共に生きたい」
置いていかれてしまうと思っていたのに、灯籠さんの言葉は私の予想とは違った。
灯籠さんは私を抱き締めると、その存在を確かめるように唇を重ねる。
「小毬、俺とこれからの未来を共に生きてくれないか」
灯籠さんを匿っている私も新選組に知られれば捕まってしまう。
でも、それで灯籠さんを逃して二度と会えなくなるくらいなら、私が出す答えなど最初から一つしかない。
「はい、勿論です」
笑みを浮かべ答えると、灯籠さんは柔らかな笑みを浮かべながら私の額に口付けた。
「安心しろ、俺があんたを絶対に守ってみせる」
「最初から不安なんてありませんよ。だって、私には灯籠さんがいるんですもの」
いつ新選組が乗り込んでくるのかわからない状況だが、その時が来るまでは平和な時を共に過ごそうと二人は心で思う。
それから数日後、未だ新選組に変化はみられないが相変わらず監視の姿はあるため、灯籠さんは外へ出ることもできず部屋に閉じ籠る毎日。
今日も仕事が終わると、私は夕餉を手に灯籠さんの部屋へとやって来る。
そしていつもなら、夕餉を済ませると包帯を取り替えるのだが、すでに傷は塞がっているため毎日の事になっていた包帯の取り替えはもうなくなっていた。
「何だか不思議です」
「何がだ」
「ついこの前までは、包帯を替える度に傷が塞がっていくのを見て、灯籠さんとの別れが近づいているんだなと思っていたので」
なのに今もこうして灯籠さんの側にいる現実が嬉しくて笑みを溢すと「俺も同じだ」と言う。
傷が塞がったら出ていくつもりだった灯籠さんも、いつしか傷が塞がっていくにつれ心は沈んでいき、今では共に歩む存在として側にいる。
「運命だったんだろうな」
ポツリと呟いた言葉は灯籠さんらしくなくて、私はスクスと笑みを溢す。
「まさか灯籠さんの口から運命なんて言われるとは思いませんでした」
今更自分が言った言葉に恥ずかしさが込み上げきたのか、灯籠さんの耳が少し赤くなっていたので「私も運命だと思います」と、頬を色づかせ笑みを浮かべながら言う。
そんな幸せな日々を繰り返し、このまま平和な毎日がずっと続いたらと考える二人だったが、終りは突然訪れた。
その日私は、いつものように外ののれんをお店の中へと片付けていると、扉が開く音が店に響いた。
「すみません、今日はもう終わりで」
そう言いながら扉へと視線を向けるとそこには、灯籠さんと出会った最初の頃にお店に訪れた、新選組隊士の姿があった。
鼓動が大きく跳ね上がるが、動揺してはいけないと自分を落ち着かせる。
「今日はどうかされたんですか」
「巡回の途中に寄らせてもらったんだが、店仕舞いだったみたいだな」
巡回の途中で茶屋に来るなど、普通ならまず有り得ない。
灯籠さんのことを探りに来たということはすぐにわかる。
直ぐにでも出ていってもらいたいが、怪しまれている以上下手な行動は取れず、取り敢えず椅子に座ってもらうとお茶と団子を用意した。
「どうぞ」
「ああ、すまないな」
男がお茶とお団子を食べる中、私の心臓は壊れてしまうのではないかと思うくらいに早鐘を打ち、もし灯籠さんのことが知られてしまったらと考えると平然ではいられない。
じっと男が出ていくのを待っていると、皿には串だけとなり、男はお茶を飲む。
ようやく帰るのだろうかと思ったその時、男は突然話始めた。
私を動揺させようとしているのだろうか。
灯籠さんについて話し始め、店から出ていく気配がない。
「最初にこの茶屋に来た時なんだが、あんたの店のすぐ横の土に大量の血があった」
「そうなんですか」
「お嬢さんは、あの男を匿ってるんじゃないか」
直球な言葉に否定することができず押し黙ってしまい、これでは匿っていると言っているようなもの。
恐怖で体が震えだすが、この震えは目の前にいる隊士にではなく、灯籠さんがいなくなってしまうという恐怖からだ。
「すみません。まだ、片付けがあるので」
「ああ、すまないな。詳しい話はその後に聞かせてもらうとしよう」
隊士の鋭い視線が突き刺さり、私はお店の奥へと入ると灯籠さんの部屋へと急ぐ。
襖を開ければ何時ものように、窓際の壁に肩を預け夜空を眺める姿がある。
「灯籠さん、今すぐ裏から逃げてください!」
私の言葉に何か言おうとした灯籠さんの言葉を遮り、新選組が来たことを話す。
このままでは灯籠さんは新選組に捕まり殺されてしまうかもしれない。
そうならないためにも、灯籠さんを逃がすことを決めた。
「灯籠さんは店の裏から見つからないように逃げてください。私、灯籠さんと出会えてよかったです」
一緒に生きようと約束したが、やはり私は灯籠さんが死ぬのは嫌だ。
生きてさえいてくれればそれでいい。
今私が灯籠さんに、そして自分の為にもできることは、灯籠さんが逃げられる時間を少しでも長く作ること。
早く戻らなければ怪しまれると思い、私はその後すぐに店に戻る。
「お待たせ致しました」
「お嬢さん、話す気にはなってくれたかい?」
灯籠さんを逃がす時間を少しでもつくるには、店にいるこの男をここに留めなければいけない。
でもそんな方法は私が思いつく限りでは一つしかない。
それは、この人達が知りたがっている情報をチラつかせること。
思った通り食いついてきたが、男は立ち上がると私の腕を掴み自分へと引き寄せる。
知っていると分かれば乱暴なやり方。
でも、灯籠さんが逃げられるのなら、生きていてくれるなら、私はどうなったって構わない。
そう思っていたのに、私の腕を掴んでいた男の手が突然放された。
「お前は、鬼灯 灯籠!! やはりここに隠れていたか」
灯籠さんは庇うように私を背で隠すと、新選組に鋭い視線を向ける。
「そう怖い顔をするな。今日はお前に事情を聞くために来たのだからな」
「どういうことだ」
話がわからないのは私もだが、男は座って話そうと言い出し、私と灯籠さんは警戒しながらも椅子に座る。
話の内容は勿論隊士の殺害の件。
あと後遺体を確認した結果、倒れていた女は宮十さんに斬られていたことがわかったが、宮十さんの件は別だ。
「宮十を刺したのはお前だろう、鬼灯」
「ああ、そうだ」
男は更に話を進める。
あの日、新選組の幹部隊士のみが集められ、宮十さんについて命を受けていた。
宮十さんが人斬りをしているのではないかと感ずいていた局長と副長は、宮十さんを見張るようにと隊士達に命を出し、それは、幹部隊士のみでの話となった。
宮十さんの耳にこの話が届き、逃げられるのを避けるためでもあるが、外に漏れれば騒ぎにもなりかねないからだ。
「そしてあの夜、あの事件が起きたというわけだ。元々幹部内でのみの任務ではあったが、命があった以上、切腹にはならない」
切腹にはならないという言葉に私は安堵するが、話には続きがあった。
この事実を他の隊士には公表しないということが決まったらしい。
外に漏れれば新選組の評判は更に悪くなるうえに、同じ隊士に人斬りがいたなど知れれば、隊士達にも支障が出ると判断したからだ。
「ここに俺がいると睨んで偵察してるんだろう。店にも数回、新選組が客に扮して来ていたからな」
全く気づかなかったが、元新選組の隊士だからこそわかるのだろうか。
新選組に知られるのも時間の問題。
私は不安から灯籠さんの着物を掴む。
そんな私の頬に灯籠さんは手を添え唇が重ねられた。
「俺はこれ以上ここにいるわけにはいかない」
「いやです。聞きたくない……」
折角想いが通じ合ったというのに、灯籠さんがいなくなるなど私には考えられない。
それ以上先の言葉を聞きたくなくて耳を塞ぐ。
「だが、俺はあんたと共に生きたい」
置いていかれてしまうと思っていたのに、灯籠さんの言葉は私の予想とは違った。
灯籠さんは私を抱き締めると、その存在を確かめるように唇を重ねる。
「小毬、俺とこれからの未来を共に生きてくれないか」
灯籠さんを匿っている私も新選組に知られれば捕まってしまう。
でも、それで灯籠さんを逃して二度と会えなくなるくらいなら、私が出す答えなど最初から一つしかない。
「はい、勿論です」
笑みを浮かべ答えると、灯籠さんは柔らかな笑みを浮かべながら私の額に口付けた。
「安心しろ、俺があんたを絶対に守ってみせる」
「最初から不安なんてありませんよ。だって、私には灯籠さんがいるんですもの」
いつ新選組が乗り込んでくるのかわからない状況だが、その時が来るまでは平和な時を共に過ごそうと二人は心で思う。
それから数日後、未だ新選組に変化はみられないが相変わらず監視の姿はあるため、灯籠さんは外へ出ることもできず部屋に閉じ籠る毎日。
今日も仕事が終わると、私は夕餉を手に灯籠さんの部屋へとやって来る。
そしていつもなら、夕餉を済ませると包帯を取り替えるのだが、すでに傷は塞がっているため毎日の事になっていた包帯の取り替えはもうなくなっていた。
「何だか不思議です」
「何がだ」
「ついこの前までは、包帯を替える度に傷が塞がっていくのを見て、灯籠さんとの別れが近づいているんだなと思っていたので」
なのに今もこうして灯籠さんの側にいる現実が嬉しくて笑みを溢すと「俺も同じだ」と言う。
傷が塞がったら出ていくつもりだった灯籠さんも、いつしか傷が塞がっていくにつれ心は沈んでいき、今では共に歩む存在として側にいる。
「運命だったんだろうな」
ポツリと呟いた言葉は灯籠さんらしくなくて、私はスクスと笑みを溢す。
「まさか灯籠さんの口から運命なんて言われるとは思いませんでした」
今更自分が言った言葉に恥ずかしさが込み上げきたのか、灯籠さんの耳が少し赤くなっていたので「私も運命だと思います」と、頬を色づかせ笑みを浮かべながら言う。
そんな幸せな日々を繰り返し、このまま平和な毎日がずっと続いたらと考える二人だったが、終りは突然訪れた。
その日私は、いつものように外ののれんをお店の中へと片付けていると、扉が開く音が店に響いた。
「すみません、今日はもう終わりで」
そう言いながら扉へと視線を向けるとそこには、灯籠さんと出会った最初の頃にお店に訪れた、新選組隊士の姿があった。
鼓動が大きく跳ね上がるが、動揺してはいけないと自分を落ち着かせる。
「今日はどうかされたんですか」
「巡回の途中に寄らせてもらったんだが、店仕舞いだったみたいだな」
巡回の途中で茶屋に来るなど、普通ならまず有り得ない。
灯籠さんのことを探りに来たということはすぐにわかる。
直ぐにでも出ていってもらいたいが、怪しまれている以上下手な行動は取れず、取り敢えず椅子に座ってもらうとお茶と団子を用意した。
「どうぞ」
「ああ、すまないな」
男がお茶とお団子を食べる中、私の心臓は壊れてしまうのではないかと思うくらいに早鐘を打ち、もし灯籠さんのことが知られてしまったらと考えると平然ではいられない。
じっと男が出ていくのを待っていると、皿には串だけとなり、男はお茶を飲む。
ようやく帰るのだろうかと思ったその時、男は突然話始めた。
私を動揺させようとしているのだろうか。
灯籠さんについて話し始め、店から出ていく気配がない。
「最初にこの茶屋に来た時なんだが、あんたの店のすぐ横の土に大量の血があった」
「そうなんですか」
「お嬢さんは、あの男を匿ってるんじゃないか」
直球な言葉に否定することができず押し黙ってしまい、これでは匿っていると言っているようなもの。
恐怖で体が震えだすが、この震えは目の前にいる隊士にではなく、灯籠さんがいなくなってしまうという恐怖からだ。
「すみません。まだ、片付けがあるので」
「ああ、すまないな。詳しい話はその後に聞かせてもらうとしよう」
隊士の鋭い視線が突き刺さり、私はお店の奥へと入ると灯籠さんの部屋へと急ぐ。
襖を開ければ何時ものように、窓際の壁に肩を預け夜空を眺める姿がある。
「灯籠さん、今すぐ裏から逃げてください!」
私の言葉に何か言おうとした灯籠さんの言葉を遮り、新選組が来たことを話す。
このままでは灯籠さんは新選組に捕まり殺されてしまうかもしれない。
そうならないためにも、灯籠さんを逃がすことを決めた。
「灯籠さんは店の裏から見つからないように逃げてください。私、灯籠さんと出会えてよかったです」
一緒に生きようと約束したが、やはり私は灯籠さんが死ぬのは嫌だ。
生きてさえいてくれればそれでいい。
今私が灯籠さんに、そして自分の為にもできることは、灯籠さんが逃げられる時間を少しでも長く作ること。
早く戻らなければ怪しまれると思い、私はその後すぐに店に戻る。
「お待たせ致しました」
「お嬢さん、話す気にはなってくれたかい?」
灯籠さんを逃がす時間を少しでもつくるには、店にいるこの男をここに留めなければいけない。
でもそんな方法は私が思いつく限りでは一つしかない。
それは、この人達が知りたがっている情報をチラつかせること。
思った通り食いついてきたが、男は立ち上がると私の腕を掴み自分へと引き寄せる。
知っていると分かれば乱暴なやり方。
でも、灯籠さんが逃げられるのなら、生きていてくれるなら、私はどうなったって構わない。
そう思っていたのに、私の腕を掴んでいた男の手が突然放された。
「お前は、鬼灯 灯籠!! やはりここに隠れていたか」
灯籠さんは庇うように私を背で隠すと、新選組に鋭い視線を向ける。
「そう怖い顔をするな。今日はお前に事情を聞くために来たのだからな」
「どういうことだ」
話がわからないのは私もだが、男は座って話そうと言い出し、私と灯籠さんは警戒しながらも椅子に座る。
話の内容は勿論隊士の殺害の件。
あと後遺体を確認した結果、倒れていた女は宮十さんに斬られていたことがわかったが、宮十さんの件は別だ。
「宮十を刺したのはお前だろう、鬼灯」
「ああ、そうだ」
男は更に話を進める。
あの日、新選組の幹部隊士のみが集められ、宮十さんについて命を受けていた。
宮十さんが人斬りをしているのではないかと感ずいていた局長と副長は、宮十さんを見張るようにと隊士達に命を出し、それは、幹部隊士のみでの話となった。
宮十さんの耳にこの話が届き、逃げられるのを避けるためでもあるが、外に漏れれば騒ぎにもなりかねないからだ。
「そしてあの夜、あの事件が起きたというわけだ。元々幹部内でのみの任務ではあったが、命があった以上、切腹にはならない」
切腹にはならないという言葉に私は安堵するが、話には続きがあった。
この事実を他の隊士には公表しないということが決まったらしい。
外に漏れれば新選組の評判は更に悪くなるうえに、同じ隊士に人斬りがいたなど知れれば、隊士達にも支障が出ると判断したからだ。
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