1 / 1
本編
しおりを挟む
「あっ、あったよ、泉!」
「やっと見つかったか。じゃ、周りを見てくるから浴びちまえ」
街道から半刻ほど森に入った先にある、盛り上がった大樹の根と捲れた土が湛える水の溜まり。
他に比べて高さがあり、昇らなければ見えない開けた閉所。冒険者旅行者の間に口伝で広がり、旅先の沐浴所として利用されている。今回の彼と彼女も勿論そうで、可哀そうに、運悪く私が見張っている最中に来てしまった。
女が上がり、服を脱ぎ、裸体を晒して水へと入る。
男は離れて互いを見れず、静かに陰から吹き矢を構える。即効性の麻痺毒を仕込んだ矢を息で飛ばし、首裏に刺さって呻いて倒れた。だが、女は自身が上げた飛沫の音で一つの欠片も気づいていない。
麻痺で声を出せず、動けない無様を上から見下ろす。
必死の形相で睨まれても、優位と不利は明らかだ。毒薬を染み込ませた布で口鼻を覆い、しばらく放置すればそれで終わり。力なく横たわる亡骸を担ぎ上げ、茂みに隠しておいた荷台へ乗せる。
ココは、誰もが安心して使える旅中の憩い。
死体が残ると、後が続かない。
「あぁ~……濡らした布で拭くだけだと、この気持ちよさは味わえないのよねっ。ニックっ! 聞いてた通り、ココって最高だよっ! 次の町まで二日もあるけど、そのくらいだったら余裕で耐えられそうっ!」
もういない相棒にかけられる声に、私は小さくほくそ笑んだ。
上から見えない陰にまた身を隠し、来ない返事を探す裸体を覗く。低い背の傷だらけな肌が残念な、締まった体の色白ドワーフ。遊び少なそうなピンク色が馬鹿でかい乳房の先で尖り、水の冷たさを堪能していた事が実に実によくわかる。
見回し見つからず、いよいよ女は服に手をかけた。
袖を通して焔の如き長髪を入れ、視界の閉じに合わせて一気に駆け出す。突き飛ばして水に落とし、自分も入って頭を掴んだ。十数えて引き揚げて三つ数え、また沈めて十を数えて三つ数えて上げて沈めて上げて沈める。
暴れていた両手は息が足らず、五回六回で垂れて下がる。
七回目を引き上げたら、絶え絶えの無抵抗が手の中にあった。ここまでやればもう大丈夫。水場の縁に寝かせて眠り薬を嗅がせ、トロンと落ちた瞳と安らかな寝息を肩に担ぐ。
さて。
帰ってからお楽しみだ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「――――ん……あ、れ……? ここ、は……っ!?」
「おや、お目覚めかな? もう少しかかるから楽にしていると良い」
両手首に枷、両足首にも枷、そして両膝を加えた計六つの縛めで、目覚めた雌穴を鎖に繋ぐ。
鎖の先は、ただの輪だ。
これを右半身と左半身で異なる棒に通し、支柱に乗せて開いて吊るす。獲物の持ち運びに使われる原始的な手法で方法。異なるのは、あちらは運ぶ為で、こちらは使いやすく開かせる為。
剥いた小娘の綺麗なピンクと、歯ごたえ喰いごたえのありそうな爆乳がたまらない。
久しぶりの上物雌ドワーフに、既に脱いで晒していた怒張が先走った。これからこの娘は私の物で、私の自由に飼って使う。可能な限り孕ませ産ませて、村の繁栄に使って潰す。
それが、この村の掟なのだ。
「な、にっ!? いったい何なのっ!?」
「気にしなくて良いよ、花嫁。君は私の六番目の嫁だ。君から見て左の彼女が五番目で、その隣が三番目。一番二番四番はもう処分してしまったから、これからはこの四人で仲良く暮らそう。あぁ、特に家事は気にしなくて良い。君達の仕事は、私との子をできるだけ多く産んでもらうことだから」
「子……っ!? ふざけないでよっ! そんな無茶苦茶、この国で通るわけが――」
「国、か。その点は問題ないよ。この村はいずれ、私と君と子供達の故郷になるんだ。愚昧な王国は、私達の代で必ず楽園へと変えて見せる」
「意味が分からないっ! あんた、頭大丈夫!?」
「大丈夫。わかるまで愛を交わすだけだからね」
「……っ! …………っ! ……っ!」
口に布を詰められて、呻くしかできない隣の雌が首を振る。
初潮が来て一年か二年か、柔さより瑞々しい肉質の高貴な姫君。あの泉の噂を聞いて訪れた世間知らずは、第四王女という肩書きを捨てて綺麗な金色の髪に白濁を絡ませる。さらには小ぶりでも大きくなった乳房から母乳を垂らし、大きく膨らんだ腹を見つめて必死に必死にソレを訴えた。
内側から、ぼこんっ、ぼこんっと蠢く愛の証を。
「おやおや。予定日は明日なのに、堪え性のない…………まぁ、丁度良いか。君もいずれ経験する祝いの時間だ。じっくり見て学ぶと良い」
「…………っつ゛! つ……っ! つつ゛っ!」
「なっ、なんなの!? あか、ちゃん!? あかちゃんがそんな風に動くわけ――――!?」
「――――――っ゛つ゛っ!」
背を反らして手脚を伸ばし、股座の出入り口から球をひり出す。
割れ目が膨らんで内から裂けて、黒くて半透明の粘性が頭を出した。自由になったほんの一部が出口の太さに細くはみ出て、それ以上は引っ掛かってなかなか出ない。もうちょっとの母親未満は捩って力んで泣いて暴れて、壊れない内に先を掴んでゆっくりゆっくり引き出し手伝う。
ぬ゛るんっ゛!と、産まれた粘体が拳大に丸まる。
うっすら透けて見える内側には、核となる赤色の球が目玉のように見回っている。すぐに私を父と気づき、愛らしい仕草で腕へと這った。数度撫でて母親の股間の上に乗せ、指を二本当てて最初の仕事を優しく頼む。
私は、これから仕込まないといけないから。
「兄弟達が産まれるのを手伝ってあげて。あと四体ナカにいるから」
「つ゛!? っ、つづつ゛! つ゛っ、つっ゛!」
「ママも頑張るんだよ? 産み終わったらちゃんとヒーリングをかけて、元に戻ったキツキツまんこにたくさんたくさん射精してあげる。王家の血筋をいっぱい増やそうね。具体的には一週間で五体ずつ、二十年くらい保ってくれると嬉しいな?」
「さいっ、さいっていっ! 女を何だと思ってるのよ!? それにソレが子供って、あんた魔物!?」
「いやいやいや、人間だよ。単に、取り込んだ生体情報を統廃合して外見を作っているだけ。このチンポ、見覚えはないかい? 君の彼氏を二回りほど大きくした新作だよ?」
「ぇ…………っ゛!?」
笑顔で寄って脚の間に入り、多分未通の女淫へガチビキの男根を擦り付ける。
嫌悪しか見えない反応に、見たことがないのかと少し残念。代わりに顔の構成を弄って、『取り込んでおいた』彼を見せて上げた。すると驚愕の悲鳴と一緒に水音が鳴り、彼氏彼女であった事実を改めて確認する。
竿に絡む女の蜜。
ガワだけ同じでも、雌は雄と認めるのか。
「なっ、んっ!? ニック!? どういうっ、どういうことなのよっ!?」
「言った通りだよ。君の彼氏は、私が取り込んであげたんだ。彼のことが好きだったんだろう? 初めてから最初の出産までは、私が彼の代わりをしてあげよう。だからっ、遠慮せず咥え込んで孕んで受精しろっ!」
「ぃやっ、いやぁああああああああああああああああああ――――つ゛!」
わずかでも濡れて隙を見せた膣口に、恋人より大きな恋人の形を先っぽだけ沈めてプチュンッとヌジュッと。
成人しても人間の子供と変わらない偽ロリドワーフは、心が屈した分だけ偽の恋人を受け入れた。腰の小さな前後で裂けを拡げて破いて進み、中身たっぷりの開き乳房を揉み込み舐め吸う。時折「愛してる」「好きだよ」の囁きを言って聞かせて、実質種付けレイプを種付け和姦だと耳に刻む。
段々と、段々と裂けは締めへと変じる。
流石は人族最高のオナホ種族。小柄で頑丈で爆乳超乳揃いのメスドワーフだ。拘束具なしでも腰を掴んでチンポを扱いて、抜かずの十発すら丈夫な子宮でしっかり呑み切る。それでいて孕んで産めば可愛らしい美少女ばかりで、三百年を超える寿命から長く長く長く長持つ。
ドワーフミルクの生産に、牧場を作るのも良いかもしれない。
今度、村長に相談してみよう。こんな風に奥を小突いて腹を雄に歪ませて、メスの鳴き声を響かせればきっとわかってくれるだろう。もちろん担当に立候補して、彼女の交友関係から大勢の乳ドワーフを攫い飼育する。むしろ、他の奴になんて任せられないし、任せたいとも思わない。
十人?
二十人?
五十人くらいで良いか。
楽しみで楽しみで楽しみだよ。柔らかくて弾力たっぷりの乳肉を、後ろから掴んで揉んで搾りながら腰振り犯す。繋いで吊るした雌穴にその日の気分で一つずつ突っ込んで、締まりと絞りと膣ひだの具合から乳の出来を予想し種付け。
素晴らしい、極上の毎日を送れる筈だ。
私の、私だけの楽園牧場。
「愛してるよ」
「っ! にっ、にっくの、こえでっ――――」
「愛してる」
「やっ、めっ――、やめ――っ」
「愛してる」
「やあっ! いやぁああ――っ!」
「結婚しよう」
「――――っつ!?」
グジュッ、ヌジュッ、ジュプッ、ヌグッ、ゴリュッ――――。
様々な角度で膣内を突いて、耳を犯してやっと見つかった。
やや右寄りに突き上げて、真ん中から少し過ぎた狭い範囲。先で擦る度に蜜が溢れ、わななくようにナカが震える。同時に、『愛』より『結婚』の方が反応が良く、この二つが現状最高の組み合わせといえた。
手を脇下に滑らせて、腕で乳房を挟み寄せる。
挿れは右に抜きは左に、弱点を念入りにじっくり抉る。
その上で息がかかるほどの至近に顔を合わせ、目を蕩けさせて頬を朱に染めて見せた。もしかしたら取り込まれても意識があるかもしれない。儚い希望を抱かせる表情と声色でメスを騙し、溜めに溜めた一言を深く深く口づけふっと漏らす。
「結婚っ……しよう……っ」
「ひ――ぃ――っ!」
「――――なんて、彼は言ってくれた? その分だと言ってくれなかったんだよね? こんなにびちゃびちゃになるくらいマンコ濡らして、パンパンじゅっぷじゅっぷされて悔しくないの? 大事な彼を食べちゃった化け物に種付けレイプされて、赤ちゃん孕まされてそんなに嬉しい?」
「――――! ――!」
「今更思い出した? あぁ、でも安心して。最初の出産までは新婚プレイに付き合ってあげるよ。彼の声で、彼の顔で、彼の形で使ってあげる。精子だけは私ので我慢してもらうけど、産まれた子供は彼との子だと思って愛してあげるんだよ?」
「っつ゛! いやあ゛あああああああああっ! ぃ゛やぁあああああああああ゛ああああああああああああああっつ!」
「ははっ、子宮口が下りてきたよっ? もう孕む気満々じゃないかっ。君、処女だったんだよねっ? 初体験の初レイプで、外見だけ恋人と同じ別人の子種で受精するなんてとんだ淫乱だっ。ほらっ、ほらっ、ほらっ! 膨らんでるのがわかるだろうっ? 精液が上がってきてるのがわかるだろうっ?」
「おねがいっ、やめてっ、やめてくださいっ! なんでもしますっ! なんでもしますから妊娠はいやぁあああああああああああっ!」
深く長く速く、深く長く速く。
速さはピストンで、幅はストロークのラストスパート。抱え挟んだ乳肌と、ビンビンに張った乳首が胸を擦る。すぐ目の前で上がる拒みの絶叫が心地よく、鼓膜をいくら痛められても全然全く気にならない。
このメスは、なぜこんなに美しいのか。
根元から上がっていく太さの追加を、うにゅんっ!、んにゅんっ!と自ら締め搾り加速までして。
上の口で拒否を叫んで、下の口で欲しい欲しい? どっちが本当なのか判断はつかず、自分と一致する下の方に上も合わせてしまおう。膣肉を膣壁を乱暴に乱暴に押してわからせ、「やめて」の言葉を無理矢理喉奥に押し込み塞ぐ。
夢見がちな娘が大好きな、キスしながらの最奥射精。
あと数擦りで達成しそうで、一突きの間隔を大目に開けた。ドチュッ――――ツ! ズチュッ――――ツ! ゴリュッ――――ツ! いよいよカリから亀頭に精圧が移って、子種入れの口を押して広げる。排卵して待つ番はすぐそこで、もう一回、二回、三回目でキュッと締められ白濁の溜まりを子宮に注ぐ。
ビクンッ――ビュルッ!
ビクビクッ――――ビュクッビュルルッ!
ギュゥゥウウウウッ――――――ゴプッゴポォッ!
数億匹の精子に呑まれ、混ぜられ沈む一匹の卵子。人間ならほとんどは一対一の合一だが、私達の種族は最低でも五つが侵す。三日もすれば膨らみがわかって、五日で最大で七日で出産。
この姿の私は、七日で終わり。
それ以降はお気に入りの外見に戻り、お気に入りの形で彼女を犯す。その時、今のようなイキ顔を見せてくれるだろうか? 望まぬ男に貫かれ、望む男の希望を胸に、どちらかわからず泣いて舌出し気をやる白目を晒してくれるのか?
――――別に良いか。
彼女の出産適齢は、あと百年くらい残っている。
私の寿命はもっと長く、一生の付き合いになるだろう。彼より私を愛するよう、少しずつ少しずつ慣らしていく。希望という名の飴と絶望という名の鞭を使い、古い男を忘れさせる。
どこまでも…………どこまでも、一緒に。
「愛してるよ。ずっと。ずぅぅっと」
「やっと見つかったか。じゃ、周りを見てくるから浴びちまえ」
街道から半刻ほど森に入った先にある、盛り上がった大樹の根と捲れた土が湛える水の溜まり。
他に比べて高さがあり、昇らなければ見えない開けた閉所。冒険者旅行者の間に口伝で広がり、旅先の沐浴所として利用されている。今回の彼と彼女も勿論そうで、可哀そうに、運悪く私が見張っている最中に来てしまった。
女が上がり、服を脱ぎ、裸体を晒して水へと入る。
男は離れて互いを見れず、静かに陰から吹き矢を構える。即効性の麻痺毒を仕込んだ矢を息で飛ばし、首裏に刺さって呻いて倒れた。だが、女は自身が上げた飛沫の音で一つの欠片も気づいていない。
麻痺で声を出せず、動けない無様を上から見下ろす。
必死の形相で睨まれても、優位と不利は明らかだ。毒薬を染み込ませた布で口鼻を覆い、しばらく放置すればそれで終わり。力なく横たわる亡骸を担ぎ上げ、茂みに隠しておいた荷台へ乗せる。
ココは、誰もが安心して使える旅中の憩い。
死体が残ると、後が続かない。
「あぁ~……濡らした布で拭くだけだと、この気持ちよさは味わえないのよねっ。ニックっ! 聞いてた通り、ココって最高だよっ! 次の町まで二日もあるけど、そのくらいだったら余裕で耐えられそうっ!」
もういない相棒にかけられる声に、私は小さくほくそ笑んだ。
上から見えない陰にまた身を隠し、来ない返事を探す裸体を覗く。低い背の傷だらけな肌が残念な、締まった体の色白ドワーフ。遊び少なそうなピンク色が馬鹿でかい乳房の先で尖り、水の冷たさを堪能していた事が実に実によくわかる。
見回し見つからず、いよいよ女は服に手をかけた。
袖を通して焔の如き長髪を入れ、視界の閉じに合わせて一気に駆け出す。突き飛ばして水に落とし、自分も入って頭を掴んだ。十数えて引き揚げて三つ数え、また沈めて十を数えて三つ数えて上げて沈めて上げて沈める。
暴れていた両手は息が足らず、五回六回で垂れて下がる。
七回目を引き上げたら、絶え絶えの無抵抗が手の中にあった。ここまでやればもう大丈夫。水場の縁に寝かせて眠り薬を嗅がせ、トロンと落ちた瞳と安らかな寝息を肩に担ぐ。
さて。
帰ってからお楽しみだ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「――――ん……あ、れ……? ここ、は……っ!?」
「おや、お目覚めかな? もう少しかかるから楽にしていると良い」
両手首に枷、両足首にも枷、そして両膝を加えた計六つの縛めで、目覚めた雌穴を鎖に繋ぐ。
鎖の先は、ただの輪だ。
これを右半身と左半身で異なる棒に通し、支柱に乗せて開いて吊るす。獲物の持ち運びに使われる原始的な手法で方法。異なるのは、あちらは運ぶ為で、こちらは使いやすく開かせる為。
剥いた小娘の綺麗なピンクと、歯ごたえ喰いごたえのありそうな爆乳がたまらない。
久しぶりの上物雌ドワーフに、既に脱いで晒していた怒張が先走った。これからこの娘は私の物で、私の自由に飼って使う。可能な限り孕ませ産ませて、村の繁栄に使って潰す。
それが、この村の掟なのだ。
「な、にっ!? いったい何なのっ!?」
「気にしなくて良いよ、花嫁。君は私の六番目の嫁だ。君から見て左の彼女が五番目で、その隣が三番目。一番二番四番はもう処分してしまったから、これからはこの四人で仲良く暮らそう。あぁ、特に家事は気にしなくて良い。君達の仕事は、私との子をできるだけ多く産んでもらうことだから」
「子……っ!? ふざけないでよっ! そんな無茶苦茶、この国で通るわけが――」
「国、か。その点は問題ないよ。この村はいずれ、私と君と子供達の故郷になるんだ。愚昧な王国は、私達の代で必ず楽園へと変えて見せる」
「意味が分からないっ! あんた、頭大丈夫!?」
「大丈夫。わかるまで愛を交わすだけだからね」
「……っ! …………っ! ……っ!」
口に布を詰められて、呻くしかできない隣の雌が首を振る。
初潮が来て一年か二年か、柔さより瑞々しい肉質の高貴な姫君。あの泉の噂を聞いて訪れた世間知らずは、第四王女という肩書きを捨てて綺麗な金色の髪に白濁を絡ませる。さらには小ぶりでも大きくなった乳房から母乳を垂らし、大きく膨らんだ腹を見つめて必死に必死にソレを訴えた。
内側から、ぼこんっ、ぼこんっと蠢く愛の証を。
「おやおや。予定日は明日なのに、堪え性のない…………まぁ、丁度良いか。君もいずれ経験する祝いの時間だ。じっくり見て学ぶと良い」
「…………っつ゛! つ……っ! つつ゛っ!」
「なっ、なんなの!? あか、ちゃん!? あかちゃんがそんな風に動くわけ――――!?」
「――――――っ゛つ゛っ!」
背を反らして手脚を伸ばし、股座の出入り口から球をひり出す。
割れ目が膨らんで内から裂けて、黒くて半透明の粘性が頭を出した。自由になったほんの一部が出口の太さに細くはみ出て、それ以上は引っ掛かってなかなか出ない。もうちょっとの母親未満は捩って力んで泣いて暴れて、壊れない内に先を掴んでゆっくりゆっくり引き出し手伝う。
ぬ゛るんっ゛!と、産まれた粘体が拳大に丸まる。
うっすら透けて見える内側には、核となる赤色の球が目玉のように見回っている。すぐに私を父と気づき、愛らしい仕草で腕へと這った。数度撫でて母親の股間の上に乗せ、指を二本当てて最初の仕事を優しく頼む。
私は、これから仕込まないといけないから。
「兄弟達が産まれるのを手伝ってあげて。あと四体ナカにいるから」
「つ゛!? っ、つづつ゛! つ゛っ、つっ゛!」
「ママも頑張るんだよ? 産み終わったらちゃんとヒーリングをかけて、元に戻ったキツキツまんこにたくさんたくさん射精してあげる。王家の血筋をいっぱい増やそうね。具体的には一週間で五体ずつ、二十年くらい保ってくれると嬉しいな?」
「さいっ、さいっていっ! 女を何だと思ってるのよ!? それにソレが子供って、あんた魔物!?」
「いやいやいや、人間だよ。単に、取り込んだ生体情報を統廃合して外見を作っているだけ。このチンポ、見覚えはないかい? 君の彼氏を二回りほど大きくした新作だよ?」
「ぇ…………っ゛!?」
笑顔で寄って脚の間に入り、多分未通の女淫へガチビキの男根を擦り付ける。
嫌悪しか見えない反応に、見たことがないのかと少し残念。代わりに顔の構成を弄って、『取り込んでおいた』彼を見せて上げた。すると驚愕の悲鳴と一緒に水音が鳴り、彼氏彼女であった事実を改めて確認する。
竿に絡む女の蜜。
ガワだけ同じでも、雌は雄と認めるのか。
「なっ、んっ!? ニック!? どういうっ、どういうことなのよっ!?」
「言った通りだよ。君の彼氏は、私が取り込んであげたんだ。彼のことが好きだったんだろう? 初めてから最初の出産までは、私が彼の代わりをしてあげよう。だからっ、遠慮せず咥え込んで孕んで受精しろっ!」
「ぃやっ、いやぁああああああああああああああああああ――――つ゛!」
わずかでも濡れて隙を見せた膣口に、恋人より大きな恋人の形を先っぽだけ沈めてプチュンッとヌジュッと。
成人しても人間の子供と変わらない偽ロリドワーフは、心が屈した分だけ偽の恋人を受け入れた。腰の小さな前後で裂けを拡げて破いて進み、中身たっぷりの開き乳房を揉み込み舐め吸う。時折「愛してる」「好きだよ」の囁きを言って聞かせて、実質種付けレイプを種付け和姦だと耳に刻む。
段々と、段々と裂けは締めへと変じる。
流石は人族最高のオナホ種族。小柄で頑丈で爆乳超乳揃いのメスドワーフだ。拘束具なしでも腰を掴んでチンポを扱いて、抜かずの十発すら丈夫な子宮でしっかり呑み切る。それでいて孕んで産めば可愛らしい美少女ばかりで、三百年を超える寿命から長く長く長く長持つ。
ドワーフミルクの生産に、牧場を作るのも良いかもしれない。
今度、村長に相談してみよう。こんな風に奥を小突いて腹を雄に歪ませて、メスの鳴き声を響かせればきっとわかってくれるだろう。もちろん担当に立候補して、彼女の交友関係から大勢の乳ドワーフを攫い飼育する。むしろ、他の奴になんて任せられないし、任せたいとも思わない。
十人?
二十人?
五十人くらいで良いか。
楽しみで楽しみで楽しみだよ。柔らかくて弾力たっぷりの乳肉を、後ろから掴んで揉んで搾りながら腰振り犯す。繋いで吊るした雌穴にその日の気分で一つずつ突っ込んで、締まりと絞りと膣ひだの具合から乳の出来を予想し種付け。
素晴らしい、極上の毎日を送れる筈だ。
私の、私だけの楽園牧場。
「愛してるよ」
「っ! にっ、にっくの、こえでっ――――」
「愛してる」
「やっ、めっ――、やめ――っ」
「愛してる」
「やあっ! いやぁああ――っ!」
「結婚しよう」
「――――っつ!?」
グジュッ、ヌジュッ、ジュプッ、ヌグッ、ゴリュッ――――。
様々な角度で膣内を突いて、耳を犯してやっと見つかった。
やや右寄りに突き上げて、真ん中から少し過ぎた狭い範囲。先で擦る度に蜜が溢れ、わななくようにナカが震える。同時に、『愛』より『結婚』の方が反応が良く、この二つが現状最高の組み合わせといえた。
手を脇下に滑らせて、腕で乳房を挟み寄せる。
挿れは右に抜きは左に、弱点を念入りにじっくり抉る。
その上で息がかかるほどの至近に顔を合わせ、目を蕩けさせて頬を朱に染めて見せた。もしかしたら取り込まれても意識があるかもしれない。儚い希望を抱かせる表情と声色でメスを騙し、溜めに溜めた一言を深く深く口づけふっと漏らす。
「結婚っ……しよう……っ」
「ひ――ぃ――っ!」
「――――なんて、彼は言ってくれた? その分だと言ってくれなかったんだよね? こんなにびちゃびちゃになるくらいマンコ濡らして、パンパンじゅっぷじゅっぷされて悔しくないの? 大事な彼を食べちゃった化け物に種付けレイプされて、赤ちゃん孕まされてそんなに嬉しい?」
「――――! ――!」
「今更思い出した? あぁ、でも安心して。最初の出産までは新婚プレイに付き合ってあげるよ。彼の声で、彼の顔で、彼の形で使ってあげる。精子だけは私ので我慢してもらうけど、産まれた子供は彼との子だと思って愛してあげるんだよ?」
「っつ゛! いやあ゛あああああああああっ! ぃ゛やぁあああああああああ゛ああああああああああああああっつ!」
「ははっ、子宮口が下りてきたよっ? もう孕む気満々じゃないかっ。君、処女だったんだよねっ? 初体験の初レイプで、外見だけ恋人と同じ別人の子種で受精するなんてとんだ淫乱だっ。ほらっ、ほらっ、ほらっ! 膨らんでるのがわかるだろうっ? 精液が上がってきてるのがわかるだろうっ?」
「おねがいっ、やめてっ、やめてくださいっ! なんでもしますっ! なんでもしますから妊娠はいやぁあああああああああああっ!」
深く長く速く、深く長く速く。
速さはピストンで、幅はストロークのラストスパート。抱え挟んだ乳肌と、ビンビンに張った乳首が胸を擦る。すぐ目の前で上がる拒みの絶叫が心地よく、鼓膜をいくら痛められても全然全く気にならない。
このメスは、なぜこんなに美しいのか。
根元から上がっていく太さの追加を、うにゅんっ!、んにゅんっ!と自ら締め搾り加速までして。
上の口で拒否を叫んで、下の口で欲しい欲しい? どっちが本当なのか判断はつかず、自分と一致する下の方に上も合わせてしまおう。膣肉を膣壁を乱暴に乱暴に押してわからせ、「やめて」の言葉を無理矢理喉奥に押し込み塞ぐ。
夢見がちな娘が大好きな、キスしながらの最奥射精。
あと数擦りで達成しそうで、一突きの間隔を大目に開けた。ドチュッ――――ツ! ズチュッ――――ツ! ゴリュッ――――ツ! いよいよカリから亀頭に精圧が移って、子種入れの口を押して広げる。排卵して待つ番はすぐそこで、もう一回、二回、三回目でキュッと締められ白濁の溜まりを子宮に注ぐ。
ビクンッ――ビュルッ!
ビクビクッ――――ビュクッビュルルッ!
ギュゥゥウウウウッ――――――ゴプッゴポォッ!
数億匹の精子に呑まれ、混ぜられ沈む一匹の卵子。人間ならほとんどは一対一の合一だが、私達の種族は最低でも五つが侵す。三日もすれば膨らみがわかって、五日で最大で七日で出産。
この姿の私は、七日で終わり。
それ以降はお気に入りの外見に戻り、お気に入りの形で彼女を犯す。その時、今のようなイキ顔を見せてくれるだろうか? 望まぬ男に貫かれ、望む男の希望を胸に、どちらかわからず泣いて舌出し気をやる白目を晒してくれるのか?
――――別に良いか。
彼女の出産適齢は、あと百年くらい残っている。
私の寿命はもっと長く、一生の付き合いになるだろう。彼より私を愛するよう、少しずつ少しずつ慣らしていく。希望という名の飴と絶望という名の鞭を使い、古い男を忘れさせる。
どこまでも…………どこまでも、一緒に。
「愛してるよ。ずっと。ずぅぅっと」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
強面夫の裏の顔は妻以外には見せられません!
ましろ
恋愛
「誰がこんなことをしろと言った?」
それは夫のいる騎士団へ差し入れを届けに行った私への彼からの冷たい言葉。
挙げ句の果てに、
「用が済んだなら早く帰れっ!」
と追い返されてしまいました。
そして夜、屋敷に戻って来た夫は───
✻ゆるふわ設定です。
気を付けていますが、誤字脱字などがある為、あとからこっそり修正することがあります。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる