異世界探訪記

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二日目。分かれ道にて

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二日目。
 昨日の湖畔から来た道を戻り、平原へ出た。
背後(南)に森を背負い左右は崖なので開けた場所まで来た道を戻る。
 開けた場所に出れば一昨日野営した跡のある場所で再び野営だ。
 夜空は圧倒されるほどの星々で満ち溢れ、都会の近くに住んでいた俺にとって見惚れる価値のある物だった。まぁ、それは多分の時間経過で一カ月くらいは見飽きなかった。久しぶりに見上げた夜空には星々の中に月もある。今は青い月と赤い月が追いかけっこをしており、今は小さい赤い月が鬼の様だ。
 さて、明日はどこへ足を向けようか。今日見えていた崖の上を上ってみるのも良いし、西や東に向かっても良い。それは明日の俺に判断を任せようと思う。
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