異世界探訪記

百二十七日目。街道沿いのキャンプ地にて

百二十七日目。
　街道は真東を向き、一直線になった。ギルビットさんが言うには後一日で村に着くという。
　その村はハルカルテと言う村らしく、規模はアンダッシュに及ばない物の大きい。
　ハルカルテから更に二日東へ行くとミルボルスと言うストレイフーズと他領を結ぶ交易街が有るためハルカルテが生産した食料は専もっぱらそちらへ流れていくそうだ。
　食料生産の他に工芸品の製作にも力を入れているのがアンダッシュとの明確な違いだそうだ。木工の他に竹細工も有るのだとか。
　ちょっと楽しみだ。