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Ⅸ
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大切な仲間――。そばには眠っているような表情のリュテルの亡骸が横たわっていた。その死はあまりにもリアルで、これまでもがシステムとやらに再現されているのかと思ったら、やるせなくなった。自分と仲間の日々のすべてが否定されているようで。なぜ自分は本物ではないのだろうと、さっき去って行った山崎茉莉と何が違うのだろうと。こんなの、おかしいじゃないかと。
認めたくなかった。
少女は怒りと悲しみがない交ぜになった負の感情を初めて知った。そして器に収まりきれない感情があふれ出して涙になるのだと。大声を上げて泣いた。悲しみのままに泣いた。怒りのままに泣いた。苦しみのままに泣いた。悔しさのままに泣いた。泣いた後でなければ、何もできそうになかった。
荒ぶる感情の叫びを、山崎は立ち去る背で聞いた。「ああ、よかった」、そう思った。なぜなら少女が、私と話している間も泣きたくて仕方がなさそうな顔をしていたからだ。
あの少女は外見こそ儚く、か弱くても、本質は強い。きっとこの世界を終わらせてくれると、そう信じていたから、協力を頼んだのだ。
「そしてあなたは弱く、その行為はいかなる意味があっても許されない。」
山崎は虚空を睨みつけた。
認めたくなかった。
少女は怒りと悲しみがない交ぜになった負の感情を初めて知った。そして器に収まりきれない感情があふれ出して涙になるのだと。大声を上げて泣いた。悲しみのままに泣いた。怒りのままに泣いた。苦しみのままに泣いた。悔しさのままに泣いた。泣いた後でなければ、何もできそうになかった。
荒ぶる感情の叫びを、山崎は立ち去る背で聞いた。「ああ、よかった」、そう思った。なぜなら少女が、私と話している間も泣きたくて仕方がなさそうな顔をしていたからだ。
あの少女は外見こそ儚く、か弱くても、本質は強い。きっとこの世界を終わらせてくれると、そう信じていたから、協力を頼んだのだ。
「そしてあなたは弱く、その行為はいかなる意味があっても許されない。」
山崎は虚空を睨みつけた。
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