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可愛い子犬とお昼ごはん
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4限の授業が終わり、昼食、昼休みに入る。
希美の昼食は、普段からいつも自分で作ってくる弁当だ。
弁当を食べようとした、その時、
(あれ、なにか忘れてる気が・・・。)
教室のドアが勢いよく開く。
(あっ、如月くん忘れてた!)
「希美ちゃん!」
「き、如月くん、」
「何先にご飯食べてんの!一緒に食べよっていったじゃん!」
如月は、今にも涙がこぼれ落ちそうな目で真っ直ぐ希美を見つめる。
「ご、ごめん、忘れてたわけじゃないんだ、」
「ほんと?」
「う、うん、てっきり私の教室で食べるのかと」
「そっか!なら仕方ないね!」
希美は、嘘をついたことにとても良心が痛む
「でもね、希美ちゃん。」
「ん、なぁに?」
「僕は、2人っきりでご飯食べたいな」
希美は、ハートを完全に射抜かれてしまった。
(なにこれ、かわいすぎじゃん)
「うん、そうだね!2人っきりで食べよ!」
如月は、天使のような、じゃれてくる子犬のような笑顔で言った。
「うんっ!早くいこ!」
如月は希美の手を取り、足早にその場を去る。
「ちょ、手つなぐの恥ずかしいって!」
「僕は嬉しいからいいもん♪」
(はぁ、これだから子犬系は。まぁ、可愛いから許す!)
如月と希美は、手を繋いだまま屋上へと向かった。
「あの、如月くん?屋上ついたから、もう手離していいよ?」
「や。まだ繋いでたい」
今この時、効果音をつけたら、完全に「ズキュン」だ。
「あの・・・如月くん」
「いいよ、言いたいことわかってる。」
「僕がなぜ昨日と性格が変わったか、でしょ?」
希美は、心を見抜かれたようだった。
手を握ったまま、如月は続ける。
「あのね、僕は、二重人格じゃないよ」
「えっ?」
如月は、覚悟を決めたかのように、1回息を吸ってから再び話し出すを
「あのね…。僕は、三重人格なんだ。」
波乱の予感しかしない、この瞬間だった。
希美の昼食は、普段からいつも自分で作ってくる弁当だ。
弁当を食べようとした、その時、
(あれ、なにか忘れてる気が・・・。)
教室のドアが勢いよく開く。
(あっ、如月くん忘れてた!)
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「き、如月くん、」
「何先にご飯食べてんの!一緒に食べよっていったじゃん!」
如月は、今にも涙がこぼれ落ちそうな目で真っ直ぐ希美を見つめる。
「ご、ごめん、忘れてたわけじゃないんだ、」
「ほんと?」
「う、うん、てっきり私の教室で食べるのかと」
「そっか!なら仕方ないね!」
希美は、嘘をついたことにとても良心が痛む
「でもね、希美ちゃん。」
「ん、なぁに?」
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「うんっ!早くいこ!」
如月は希美の手を取り、足早にその場を去る。
「ちょ、手つなぐの恥ずかしいって!」
「僕は嬉しいからいいもん♪」
(はぁ、これだから子犬系は。まぁ、可愛いから許す!)
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「あの、如月くん?屋上ついたから、もう手離していいよ?」
「や。まだ繋いでたい」
今この時、効果音をつけたら、完全に「ズキュン」だ。
「あの・・・如月くん」
「いいよ、言いたいことわかってる。」
「僕がなぜ昨日と性格が変わったか、でしょ?」
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手を握ったまま、如月は続ける。
「あのね、僕は、二重人格じゃないよ」
「えっ?」
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