推理問答部は謎を呼ぶ -Personality Log-

猫蕎麦

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参考資料集

特集1. もしも推理問答部員が車を運転したら

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「よーしっみんなでネズミの国へ行こう!」

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_ミカワフミの場合_

仲)「な、なぁ三川。なんで高速のらねぇんだよ……?」

三)「何を言っておる。高速道路などサービスエリアくらいしか停まるところがないではないか」

千)「いやでもさ!高速の方が全然早く着くし、そのために僕達わざわざ五時起きだったじゃん??」

薪)「てかミカちんはもー新聞部じゃないんだから写真なんて撮らんでいいやん」

三)「おおっ見たかあの朝日!!川に映ってる所も素晴らしい光加減だぞ!少し行ってくる」

薪)「ね、ねーミカちん!あー……行っちゃった……」

柊) 「一体あと何回止まるんだか……」

(その日昼過ぎに到着した)


_ヨシダキイノの場合_

吉)「すー……ぴー……」

柊)「キイちゃん!起きて!出発だよ!!」

吉)「……んぅ……?ミヨちゃん?ふぁぁぁ……はっ!!そうだった!私は何をして!!」

仲)「何してたも何も今さっきまで寝てたな」

千)「身長に合わせてシート調整しといたあげたよ」

薪)「ウチは寝顔見てハスハスしてたー」

吉)「えっと……その、ありがとう?」

三)「まあまだ五時十分だからな。今からでも十分間に合うと思うぞ」

(30分後)

警)『そこの車両止まりなさい!』

吉)「ひぅぅ……なんでこうなるのぉ」

柊)「あはは、キイちゃん……ドンマイっ」

三)「まあいいことだな。微笑ましい」

「「「どこが?!!?」」」


_マキハラマヒロの場合_

薪)「なにあの車っ!マジムカつくわー」

柊)「ほんとよね。あそこで割り込んでくるなんて」

薪)「お、ミヨっちもそー思う?!よーし煽ろ」

柊)「行け行け!ギリギリまで攻めちゃえ!」

(((うわ二人とも性格悪いなー)))


ーーーーごンッッ

薪)「あっちゃーしくった!!やっちまったーーっ!」

「「「おいっ!!!」」」


(事故車両点検でネズミの国しばらくおあずけに)


_トキシタチヨルの場合_

千)「よーし!こう見えても僕、運転得意なんだよ?」

仲)「お前は自分がどう見えてると思ってるんだ」

千)「いやぁドジっ子風できる系男子??」

柊)「気持ち悪いから死んでくれる?」

千)「酷いよひーちゃん!!」

吉)「ははははは……」

三)「ほれ、キイノまで愛想笑いをしておるぞ!!はよ出発せんか!」

千)「あぁごめんごめんフミさん。じゃあ行くよ!」

(無事到着)

千)「どう?そこまで悪くはなかったでしょ?」

(((普通だったけど普通過ぎて反応に困る……)))

「「「…………。」」」

千)「みんな酷いよぉ!!!!」


_ナカヤマアキの場合_

仲)「うーん……」

柊)「どうしたの?アキ」

仲)「いやあのさ、このルートよりもこっちのルートの方が近道なんだけど、」

柊)「うん」

仲)「こっちのルートだと、可愛い女探偵ミカの事件簿のロケ地があるんだよね」

薪)「ミカちん?!」

三)「ぬっわたしのことか?!」

吉)「すー……ぴー……っ!にゃんの話!?」

仲)「すっげぇ、一瞬で三人も反応した」

千)「僕はそっちでもいいけどさ、早く済ませて欲しいな」

柊)「そうね。付き合ってあげられるのは数分かしら」

仲)「じゃあまぁとりあえずこっちのルート行くわ」

吉)「やったぁっ!!」

(カシャッ)

三)「キイノ、今の笑顔は最高だったぞ。ベストショットだ!」

(その後意外と楽しめたのでその日はネズミの国行かずに帰ってきた)



_ヒイラギミヨリの場合_

(朝6時半ネズミの国到着)

柊)「ふふ……みんな可愛い顔して寝ちゃってる……まったく……あー可愛い」

(一番快適で快速だった)


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