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終章 ②
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ヴァンパイアポリス復帰後の初めての休日に、ケンタロウとハルカちゃんの結婚式がささやかに行われた。
俺は、二人のキューピッドとしてスピーチも頼まれている。
これに先立って、俺は結婚式で着るための衣装を買いに、久しぶりに「ヤング洋品店」を訪れた。
「おやまぁ。しばらく見ないうちに、すっかりマッチョになって、、、。」
ヤング洋品店のお姉さんが、妖しい目つきで俺を見る、、、。
俺はお約束の採寸を念入りにされて、試着室を覗かれないように注意しながらなんとか洋服を手に入れた。
式場の同じテーブルにプロフェットの木村さんが座っていた。恩人として招待されたと木村さんは俺に説明する。
「でもね。私は結婚式の豪華な料理より、ファストフードの方が好きなんだけどね、、。」
木村さんはそんなことも言った。
「君もやっと問題が片付いたようですね。」
「はい。木村さんのお陰です。ありがとうございます。」
俺は木村さんに頭を下げた。
「お礼は良いからさ、また遊びに来てよ。まぁ、君のお陰で、またナルホドバーガーやケンタ君チキンが食べられる平和な世の中が戻って来たんだ。お礼にこの次は、貴方の食べたいものを私がご馳走しますよ。」
「はい。必ず伺います。」
「そっちのお嬢さんも、ずいぶん久しぶりですね。しばらく見ないうちにすっかり別嬪さんになって。」
木村さんがアヤメを見ながらそう言った。
「あれ?アヤメ木村さんと知り合いだったのか?」
「ええ、まぁね。」
アヤメから煮え切らない返事が返ってくる。なんだ?アヤメの顔がみるみる赤くなっていった。
「お嬢さん。白馬の王子様は現れましたかな?」
何の話だ?アヤメに白馬の王子様だと!!!それは聞き捨てならない!
「どういうことだアヤメ?木村さんに何か相談したのか?」
「もう~。後で話すわよ!今は式に集中しなさいよ。」
アヤメが何かを隠していることは明らかだった。
木村さんに何か言われたのだとしたら、それは間違いなく真実だ。気になる。
俺がアヤメに告白のようなことをしてから、結構経つがアヤメからのそれに関する返事はまだない、、、。
俺はそのことを気にしつつ、結婚式に集中し、無事にスピーチもこなした。
ハルカちゃんのお腹には、既にケンタロウJrがいるらしい。二人でライカン族の繁栄に向けて頑張ってほしいと俺は思った。
式の終了後、俺はアヤメを送って刑部家に向かう。
「良い式だったよなぁ。」
俺は、木村さんの言った白馬の王子様が気になって仕方なかったが、告白している手前、返事を催促するようで気後れしてそのことを口に出せないでいる。
「あのね。一宇。この前の話なんだけど。」
「この前っていつ?」
「ほら、、。白神と一宇が戦って、一宇が私を異次元に連れて行った時の話。」
俺は一気に赤面する。
「あ、ああ、、。あの時の話ね、、、。あん時、俺。テンパって、、、。すごいこと言ったよな。」
「ま、まぁ。そうね。正直驚いた。」
アヤメも赤面している。
「あの時、一宇、お祖父さんと約束した遺言を私に話してなかったって言ったわよね。」
「うん。最初は言う必要ないと思ったんだ。個人的な約束事だったからさ。」
「実は、私も一宇に話してないことがあるの。」
「それって、さっき木村さんが言ってたこと?」
「そうよ。実は、以前にカヲルさんと木村さんに占ってもらったことがあるのよ。私はカヲルさんの付き合いで行っただけだったんだけど。木村さんが私を見て変な事を言ったのよ。」
「変なこと?」
「木村さん、近いうちにあんたの王子様が白馬に乗って現れるよ。って言ったの。」
ということは、既にアヤメはその男と出会っているのか、、、。告白したのは失敗だったのか?
「それでね。君の王子様は、白馬じゃなくってガソリン式のバイクに乗ってるって。あんたの家に動かなくなった古いガソリン式のバイクがあるだろ?そのバイクを直せる男があんたの王子様だから、家に来たら捕まえるようにって、、、。」
ガソリンバイク、、、。あのGSXの事か?
じゃ、王子様って俺???なのか?
「あなたの履歴書を見て、ガソリンバイクが直せるって書いてあるのを見てビックリしたわ。まさか、この男が王子様なの?ってね。」
「悪かったよ。さぞかしガッカリしたんだろうな。王子様が貧相で、、、。」
「そうね。でも、初めて会った時からあなたの目は好きだったわ。それに、一宇の性格を知るにつれて、その短い脚も、貧相な体つきもあんまり気にならなくなっていったし、、、。」
褒められているのか、けなされているのか、、、。俺は判断に困る。
「でも、言い出せなかったわ。だいたいなんて言えばいいのよ!あなたは私の王子様らしいんですけど、とでも言えばよかったの?」
「だよな。そんなこと言えないよな。」
俺はアヤメに同意する。
「あのバイクは、兄のバイクじゃないの。亡くなった父のものよ。」
「あ、それはなんとなくわかってたよ。前に俺が借りたライダースジャケットのサイズも司さんのにしては大きかったし。」
事実を話してアヤメはスッキリした顔をしている。
「一宇に、言おう言おうと思ってたんだけど、、、。なかなかね。」
「だよな。」
「俺が、王子様でいいのか?」
俺は一歩踏み込んだ質問をしてみる。
「一宇は、私の眷属で、ヴァンパイアポリスのパートナーで、そしてバイクに乗った王子様。これは一生変わらない。」
俺は、その言葉だけで十分満足だった。さぁ、高梨さんの待つ刑部家へ帰ろう。
次のお休みには、大人数でのベニーランドツアーの予定が入っている。
俺は、その次の休みにでもアヤメをデートに誘ってみようと考えていた。
( 完 )
俺は、二人のキューピッドとしてスピーチも頼まれている。
これに先立って、俺は結婚式で着るための衣装を買いに、久しぶりに「ヤング洋品店」を訪れた。
「おやまぁ。しばらく見ないうちに、すっかりマッチョになって、、、。」
ヤング洋品店のお姉さんが、妖しい目つきで俺を見る、、、。
俺はお約束の採寸を念入りにされて、試着室を覗かれないように注意しながらなんとか洋服を手に入れた。
式場の同じテーブルにプロフェットの木村さんが座っていた。恩人として招待されたと木村さんは俺に説明する。
「でもね。私は結婚式の豪華な料理より、ファストフードの方が好きなんだけどね、、。」
木村さんはそんなことも言った。
「君もやっと問題が片付いたようですね。」
「はい。木村さんのお陰です。ありがとうございます。」
俺は木村さんに頭を下げた。
「お礼は良いからさ、また遊びに来てよ。まぁ、君のお陰で、またナルホドバーガーやケンタ君チキンが食べられる平和な世の中が戻って来たんだ。お礼にこの次は、貴方の食べたいものを私がご馳走しますよ。」
「はい。必ず伺います。」
「そっちのお嬢さんも、ずいぶん久しぶりですね。しばらく見ないうちにすっかり別嬪さんになって。」
木村さんがアヤメを見ながらそう言った。
「あれ?アヤメ木村さんと知り合いだったのか?」
「ええ、まぁね。」
アヤメから煮え切らない返事が返ってくる。なんだ?アヤメの顔がみるみる赤くなっていった。
「お嬢さん。白馬の王子様は現れましたかな?」
何の話だ?アヤメに白馬の王子様だと!!!それは聞き捨てならない!
「どういうことだアヤメ?木村さんに何か相談したのか?」
「もう~。後で話すわよ!今は式に集中しなさいよ。」
アヤメが何かを隠していることは明らかだった。
木村さんに何か言われたのだとしたら、それは間違いなく真実だ。気になる。
俺がアヤメに告白のようなことをしてから、結構経つがアヤメからのそれに関する返事はまだない、、、。
俺はそのことを気にしつつ、結婚式に集中し、無事にスピーチもこなした。
ハルカちゃんのお腹には、既にケンタロウJrがいるらしい。二人でライカン族の繁栄に向けて頑張ってほしいと俺は思った。
式の終了後、俺はアヤメを送って刑部家に向かう。
「良い式だったよなぁ。」
俺は、木村さんの言った白馬の王子様が気になって仕方なかったが、告白している手前、返事を催促するようで気後れしてそのことを口に出せないでいる。
「あのね。一宇。この前の話なんだけど。」
「この前っていつ?」
「ほら、、。白神と一宇が戦って、一宇が私を異次元に連れて行った時の話。」
俺は一気に赤面する。
「あ、ああ、、。あの時の話ね、、、。あん時、俺。テンパって、、、。すごいこと言ったよな。」
「ま、まぁ。そうね。正直驚いた。」
アヤメも赤面している。
「あの時、一宇、お祖父さんと約束した遺言を私に話してなかったって言ったわよね。」
「うん。最初は言う必要ないと思ったんだ。個人的な約束事だったからさ。」
「実は、私も一宇に話してないことがあるの。」
「それって、さっき木村さんが言ってたこと?」
「そうよ。実は、以前にカヲルさんと木村さんに占ってもらったことがあるのよ。私はカヲルさんの付き合いで行っただけだったんだけど。木村さんが私を見て変な事を言ったのよ。」
「変なこと?」
「木村さん、近いうちにあんたの王子様が白馬に乗って現れるよ。って言ったの。」
ということは、既にアヤメはその男と出会っているのか、、、。告白したのは失敗だったのか?
「それでね。君の王子様は、白馬じゃなくってガソリン式のバイクに乗ってるって。あんたの家に動かなくなった古いガソリン式のバイクがあるだろ?そのバイクを直せる男があんたの王子様だから、家に来たら捕まえるようにって、、、。」
ガソリンバイク、、、。あのGSXの事か?
じゃ、王子様って俺???なのか?
「あなたの履歴書を見て、ガソリンバイクが直せるって書いてあるのを見てビックリしたわ。まさか、この男が王子様なの?ってね。」
「悪かったよ。さぞかしガッカリしたんだろうな。王子様が貧相で、、、。」
「そうね。でも、初めて会った時からあなたの目は好きだったわ。それに、一宇の性格を知るにつれて、その短い脚も、貧相な体つきもあんまり気にならなくなっていったし、、、。」
褒められているのか、けなされているのか、、、。俺は判断に困る。
「でも、言い出せなかったわ。だいたいなんて言えばいいのよ!あなたは私の王子様らしいんですけど、とでも言えばよかったの?」
「だよな。そんなこと言えないよな。」
俺はアヤメに同意する。
「あのバイクは、兄のバイクじゃないの。亡くなった父のものよ。」
「あ、それはなんとなくわかってたよ。前に俺が借りたライダースジャケットのサイズも司さんのにしては大きかったし。」
事実を話してアヤメはスッキリした顔をしている。
「一宇に、言おう言おうと思ってたんだけど、、、。なかなかね。」
「だよな。」
「俺が、王子様でいいのか?」
俺は一歩踏み込んだ質問をしてみる。
「一宇は、私の眷属で、ヴァンパイアポリスのパートナーで、そしてバイクに乗った王子様。これは一生変わらない。」
俺は、その言葉だけで十分満足だった。さぁ、高梨さんの待つ刑部家へ帰ろう。
次のお休みには、大人数でのベニーランドツアーの予定が入っている。
俺は、その次の休みにでもアヤメをデートに誘ってみようと考えていた。
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とりあえず完結まで、お疲れ様です。
この後スピンオフ構想中だそうで楽しみにしています。
また新作も期待してるので、ぜひお願いします。
そまり様
コメントありがとうございます。
実は、そまりさんの「いつも更新を楽しみにしてます!」の一言にかなり励まされました。
最終話までお付き合いくださってありがとうございます。
スピンオフ主人公の眷属は刑部家の高梨さんです。こちらもよろしくお願いします。
完走おめでとうございます!
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九十九様
最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございます。
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>そまりさま
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