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「君の優しさに甘えすぎて」
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いつも傍にいてくれて、いつも笑ってくれていたから気づかなかったんだ。
君が本当はどんな気持ちでいたかということに。
「え? 次の日曜日、会えなくなったの?」
俺の彼女の美雪がそう言った。
今、俺は美雪と一緒に定食屋で夜ご飯を食べていた。
今日は平日だけど俺と美雪は一緒の会社で働いているから、会社から一緒に帰ってきて、この定食屋に来た。
ちなみにこの定食屋は俺と美雪の行きつけの店で会社から割と近い場所にあった。
そして、俺と美雪は部署も同じ営業部で、俺は営業マンで美雪は俺も含め、営業マンの補助の仕事をしていた。
俺と美雪は同じ歳。だけど、俺は4月生まれだから、10月の今はもう27歳になって、美雪は誕生日がまだ来ていないので、26歳だった。
俺も美雪も大学を卒業して、この会社に就職して、一緒の部署だったことと、営業部には美雪の他にも2人、営業マンの補助をしてくれている年齢の近い女性がいるんだけど、それぞれにやっぱりメインの営業マンの担当があって、美雪は俺の担当をメインでやってくれているから、それで余計に仲良くなった。
そして、歳も同じだということもあり、次第に2人だけで食事に行くようになって、俺は段々、美雪に惹かれて、美雪と知り合って1年経った時に告白して、美雪も俺のことが好きだったと言ってくれて、そこで晴れて恋人同士になった。
だから、俺達は今、恋人同士になって3年目だった。
でも、会社も部署も一緒でほぼ毎日会っているからか、もう何だか随分と長くつきあっているような感覚になっている。
だから、俺は本当は次の日曜日は美雪と会う約束をしていたんだけど、就職して地方に行った高校生の時からの友達がその日にこっちに帰るので、会えないかと言ってきたので、美雪には悪いけど、その友達に会うことにして、今、そのことを伝えているところだった。
「うん、ごめん。地方に行った友達が本当に久し振りにこっちに帰ってくるから、会いたくてさ」
俺がそう言うと美雪は少しだけ顔を曇らせた。
あれ? 俺はそんな美雪の表情を見て、違和感を感じた。
だって、美雪は今まで俺が突然、こんな風に言っても、いつも笑顔でいいよ、お友達は大事だもんねとか言ってくれていたから。
「美雪?」
「ん? あ、ごめん。いいよ。お友達は大事だもん。楽しんできてね」
やっぱり美雪は最後にはいつも通りにそう言ってくれたけど、俺はこの時、感じた違和感を美雪と別れてからも拭い去ることができなかった。
そんな違和感を抱えたまま日曜日になってしまった。
でも、俺は予定通り、地方から出てくる友達に会うつもりでいた。
だから、俺は家を出た。
友達と会う約束の時間は午後11時だった。
そして、俺が友達と会う約束の場所に向かっていると、
「あれ? もしかして、美雪の彼氏くんだよね?」
と見覚えのある女性が俺に声をかけてきた。
俺は見覚えはあるけど、誰だったけと思っていると、
「あ、いきなり声かけてごめんなさい。私、美雪の大学の時からの友達の高田です。1回、美雪と歩いている時に偶然、お会いして、美雪に彼氏だって紹介されたから、思わず声をかけてしまいました」
「ああ……」
そう言われて俺はそういえば最近、そんなことがあったなと思い出した。
「今日も美雪とデートですよね?」
「え? いや、今日は」
「え? でも、今日は美雪の誕生日ですよ?」
「!」
俺はそう言われて、はっとした。
「え、今日……」
「ええ、10月14日。だから、私、LINEでお祝いメッセージ送ったんです。それに前から今日は彼氏と会うって美雪、嬉しそうに言ってたと思うんですけど」
「…………」
最悪だ。
今日は美雪の誕生日だったから、美雪は定食屋で俺が日曜日友達と会うから会えなくなったって言った時、美雪は顔を曇らせたんだ。
だったら、そう言ってくれれば……いや、俺が悪いんだ。
だって、きっと会いたいとか美雪に言わせないようにしたのは俺だから。
そう。俺は美雪と恋人同士になって、もうだいぶ慣れた関係になったからって、美雪の優しさに甘えていたんだ。
それに美雪の気持ちを無視していたんだ。
俺は美雪の友達の高田さんにすいません、急用があるのでと謝り、その場を急いで離れて、今日、会う約束をしていた友達に電話して、事情を話して、会うのを取りやめにしてもらった。
そして、俺は急いで美雪が1人暮らしをしているマンションに向かった。
美雪のマンションに着いて、連絡もしないで来たから、美雪はもしかして何処かへ出かけてるかもしれないということに気づいた。
だから、どうかいますようにと祈りながら美雪のマンションのチャイムを押した。
すると、
「はーい」
と今、凄く聞きたかった声がインターホン越しに聞こえてきた。
「美雪、ごめん、俺」
「敦史?」
「うん」
「待って。すぐに開けるから」
そして、美雪は本当にすぐにドアを開けてくれた。
だから俺は急いでドアを閉めて、美雪を玄関で抱きしめた。
「敦史?」
「ごめん、美雪。お前の誕生日、忘れるなんて最低だな」
「敦史……」
「お前の友達に会ってさ、今日、美雪の誕生日だって言われて……」
「だから、来てくれたんだ?」
「うん、本当にごめんな」
俺がそう言うと美雪は少ししてから、俺の背中に自分の両手を回して、
「……本当はね敦史はもう私のこと、どうでもよくなったのかなって思ってたんだ。最近、よく友達とばかり会ってたし、会社では会えるけど、でも……」
「美雪……」
「敦史はまだ私のこと好きでいてくれるの?」
「あたり前だろ」
「良かった」
俺はそう言った美雪に堪らなくなり、ますます美雪を強く抱きしめた。
そして、俺達はその後、美雪の自宅でゆっくりと2人で美雪の誕生日を祝うことにした。
幸い、美雪が済んでいるマンションの近くにケーキ屋があるので、そこにケーキを2人で買いに行って、食事はデリバリーを頼んだ。
「誕生日、おめでとう。美雪」
デリバリーで頼んだものが全て来て、俺と美雪でダイニングテーブルにその頼んだもの全てとケーキを並べて、向かい合わせに椅子に座ってから俺はそう言った。
「ありがとう」
美雪は本当に嬉しそうにそう言った。
だから、俺は席から立ち上がり、美雪の所まで行き、後ろから美雪を抱きしめた。
「……本当にごめんな。美雪」
「もういいよ。だって、今、こうしてお祝いしてくれてるし」
「ううん、俺、美雪の優しさに甘えてたんだ。美雪なら、勝手言っても許してくれるに違いないって思ってたんだ」
「敦史……」
「それにさっき私のことまだ好きでいてくれるのって聞いただろ? それってそう思わせるくらいに俺が美雪のこと不安にさせてたってことだよな」
「敦史……」
「多分、美雪は何処かでいつも俺に不安だよっていう想いを送っていたはずなのに俺は全然、そのことに気づかなかったんだよな」
「敦史……」
「本当にごめんな。でも、これからはなるべく美雪を不安にさせないようにするから。だから、これからもこうやって美雪の誕生日をお祝いさせてくれよな」
俺がそう言った後、美雪から泣き声が聞えた。
「美雪?」
そして、美雪も席から立ち上がり、俺と正面で向き合う形になってから俺に思いっきり抱きついてきた。
それから抱きついてきたすぐ後に、
「絶対だよ。本当は私の誕生日も忘れちゃったんだって凄く悲しかったんだから」
そう俺に本音を言って、暫く俺に抱きついたまま、何も言わなくなった。
俺はこんな美雪を見ながら、本当にごめんな。でも、絶対にこれからは誕生日を忘れないし、美雪のこと不安にさせたり、傷つけないように頑張るから。
だから、どうかこれからもずっと俺の隣で笑っていて。
そう強く思っていた。
END
君が本当はどんな気持ちでいたかということに。
「え? 次の日曜日、会えなくなったの?」
俺の彼女の美雪がそう言った。
今、俺は美雪と一緒に定食屋で夜ご飯を食べていた。
今日は平日だけど俺と美雪は一緒の会社で働いているから、会社から一緒に帰ってきて、この定食屋に来た。
ちなみにこの定食屋は俺と美雪の行きつけの店で会社から割と近い場所にあった。
そして、俺と美雪は部署も同じ営業部で、俺は営業マンで美雪は俺も含め、営業マンの補助の仕事をしていた。
俺と美雪は同じ歳。だけど、俺は4月生まれだから、10月の今はもう27歳になって、美雪は誕生日がまだ来ていないので、26歳だった。
俺も美雪も大学を卒業して、この会社に就職して、一緒の部署だったことと、営業部には美雪の他にも2人、営業マンの補助をしてくれている年齢の近い女性がいるんだけど、それぞれにやっぱりメインの営業マンの担当があって、美雪は俺の担当をメインでやってくれているから、それで余計に仲良くなった。
そして、歳も同じだということもあり、次第に2人だけで食事に行くようになって、俺は段々、美雪に惹かれて、美雪と知り合って1年経った時に告白して、美雪も俺のことが好きだったと言ってくれて、そこで晴れて恋人同士になった。
だから、俺達は今、恋人同士になって3年目だった。
でも、会社も部署も一緒でほぼ毎日会っているからか、もう何だか随分と長くつきあっているような感覚になっている。
だから、俺は本当は次の日曜日は美雪と会う約束をしていたんだけど、就職して地方に行った高校生の時からの友達がその日にこっちに帰るので、会えないかと言ってきたので、美雪には悪いけど、その友達に会うことにして、今、そのことを伝えているところだった。
「うん、ごめん。地方に行った友達が本当に久し振りにこっちに帰ってくるから、会いたくてさ」
俺がそう言うと美雪は少しだけ顔を曇らせた。
あれ? 俺はそんな美雪の表情を見て、違和感を感じた。
だって、美雪は今まで俺が突然、こんな風に言っても、いつも笑顔でいいよ、お友達は大事だもんねとか言ってくれていたから。
「美雪?」
「ん? あ、ごめん。いいよ。お友達は大事だもん。楽しんできてね」
やっぱり美雪は最後にはいつも通りにそう言ってくれたけど、俺はこの時、感じた違和感を美雪と別れてからも拭い去ることができなかった。
そんな違和感を抱えたまま日曜日になってしまった。
でも、俺は予定通り、地方から出てくる友達に会うつもりでいた。
だから、俺は家を出た。
友達と会う約束の時間は午後11時だった。
そして、俺が友達と会う約束の場所に向かっていると、
「あれ? もしかして、美雪の彼氏くんだよね?」
と見覚えのある女性が俺に声をかけてきた。
俺は見覚えはあるけど、誰だったけと思っていると、
「あ、いきなり声かけてごめんなさい。私、美雪の大学の時からの友達の高田です。1回、美雪と歩いている時に偶然、お会いして、美雪に彼氏だって紹介されたから、思わず声をかけてしまいました」
「ああ……」
そう言われて俺はそういえば最近、そんなことがあったなと思い出した。
「今日も美雪とデートですよね?」
「え? いや、今日は」
「え? でも、今日は美雪の誕生日ですよ?」
「!」
俺はそう言われて、はっとした。
「え、今日……」
「ええ、10月14日。だから、私、LINEでお祝いメッセージ送ったんです。それに前から今日は彼氏と会うって美雪、嬉しそうに言ってたと思うんですけど」
「…………」
最悪だ。
今日は美雪の誕生日だったから、美雪は定食屋で俺が日曜日友達と会うから会えなくなったって言った時、美雪は顔を曇らせたんだ。
だったら、そう言ってくれれば……いや、俺が悪いんだ。
だって、きっと会いたいとか美雪に言わせないようにしたのは俺だから。
そう。俺は美雪と恋人同士になって、もうだいぶ慣れた関係になったからって、美雪の優しさに甘えていたんだ。
それに美雪の気持ちを無視していたんだ。
俺は美雪の友達の高田さんにすいません、急用があるのでと謝り、その場を急いで離れて、今日、会う約束をしていた友達に電話して、事情を話して、会うのを取りやめにしてもらった。
そして、俺は急いで美雪が1人暮らしをしているマンションに向かった。
美雪のマンションに着いて、連絡もしないで来たから、美雪はもしかして何処かへ出かけてるかもしれないということに気づいた。
だから、どうかいますようにと祈りながら美雪のマンションのチャイムを押した。
すると、
「はーい」
と今、凄く聞きたかった声がインターホン越しに聞こえてきた。
「美雪、ごめん、俺」
「敦史?」
「うん」
「待って。すぐに開けるから」
そして、美雪は本当にすぐにドアを開けてくれた。
だから俺は急いでドアを閉めて、美雪を玄関で抱きしめた。
「敦史?」
「ごめん、美雪。お前の誕生日、忘れるなんて最低だな」
「敦史……」
「お前の友達に会ってさ、今日、美雪の誕生日だって言われて……」
「だから、来てくれたんだ?」
「うん、本当にごめんな」
俺がそう言うと美雪は少ししてから、俺の背中に自分の両手を回して、
「……本当はね敦史はもう私のこと、どうでもよくなったのかなって思ってたんだ。最近、よく友達とばかり会ってたし、会社では会えるけど、でも……」
「美雪……」
「敦史はまだ私のこと好きでいてくれるの?」
「あたり前だろ」
「良かった」
俺はそう言った美雪に堪らなくなり、ますます美雪を強く抱きしめた。
そして、俺達はその後、美雪の自宅でゆっくりと2人で美雪の誕生日を祝うことにした。
幸い、美雪が済んでいるマンションの近くにケーキ屋があるので、そこにケーキを2人で買いに行って、食事はデリバリーを頼んだ。
「誕生日、おめでとう。美雪」
デリバリーで頼んだものが全て来て、俺と美雪でダイニングテーブルにその頼んだもの全てとケーキを並べて、向かい合わせに椅子に座ってから俺はそう言った。
「ありがとう」
美雪は本当に嬉しそうにそう言った。
だから、俺は席から立ち上がり、美雪の所まで行き、後ろから美雪を抱きしめた。
「……本当にごめんな。美雪」
「もういいよ。だって、今、こうしてお祝いしてくれてるし」
「ううん、俺、美雪の優しさに甘えてたんだ。美雪なら、勝手言っても許してくれるに違いないって思ってたんだ」
「敦史……」
「それにさっき私のことまだ好きでいてくれるのって聞いただろ? それってそう思わせるくらいに俺が美雪のこと不安にさせてたってことだよな」
「敦史……」
「多分、美雪は何処かでいつも俺に不安だよっていう想いを送っていたはずなのに俺は全然、そのことに気づかなかったんだよな」
「敦史……」
「本当にごめんな。でも、これからはなるべく美雪を不安にさせないようにするから。だから、これからもこうやって美雪の誕生日をお祝いさせてくれよな」
俺がそう言った後、美雪から泣き声が聞えた。
「美雪?」
そして、美雪も席から立ち上がり、俺と正面で向き合う形になってから俺に思いっきり抱きついてきた。
それから抱きついてきたすぐ後に、
「絶対だよ。本当は私の誕生日も忘れちゃったんだって凄く悲しかったんだから」
そう俺に本音を言って、暫く俺に抱きついたまま、何も言わなくなった。
俺はこんな美雪を見ながら、本当にごめんな。でも、絶対にこれからは誕生日を忘れないし、美雪のこと不安にさせたり、傷つけないように頑張るから。
だから、どうかこれからもずっと俺の隣で笑っていて。
そう強く思っていた。
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