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第44話「謎の女性」
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病院に着いて、受付で倉崎雪人さんという方が入院していると思うんですけどと尋ねると看護師さんがYESと言って、病室は301号室だと教えてくれた。
だから、私はエレベーターに乗り、3階まで行って、301号室の病室の前まで行った。
すると301号室の病室から綺麗でとてもスタイルのいい日本人だと思われる女性が出てきた。
そして、私はその女性と思いっきり目があった。
確かさっき受付で聞いた時は301号室は1人部屋だと言っていたはず。
じゃあ、この女性は雪人さんの知り合いの人なんだろうか?
私がそう思っていると、
「あなたは?」
とその女性に声をかけられた。
「あ、私、野中美春といいます。日本から雪人さんに会いに来たんですけど」
「野中美春? ああ、倉崎さんの彼女の人ね。私、倉崎さんとは今、職場が同じで、親しくさせてもらってて、それであなたのお名前聞いたことがあって。後、彼女だってことも」
「そうなんですか」
「ええ。ただ、ごめんなさい。せっかく来てくれたのに倉崎さん、今、診察中で病室にはいないの。1時間くらいしたら戻ってくると思うんだけど」
「そうなんですか」
「ええ」
「じゃあ、後、1時間後くらいしたら、また来ます」
私はこの女性はどうして雪人さんとそんなに親しいんだろうとか色々と思うところはあったけど、とりあえず、時間を潰して、またこの病室に来ることにした。
それから1時間後、私はまた雪人さんの病室に行った。
するとまた1時間前にここで会った女性が病室の前に立っていた。
「あ、野中さん」
その女性は何だか凄く真剣な表情をして、
「倉崎さんなんだけど、診察中に様態が悪化したみたいで、今日はもう誰も面会できないみたいなの。勿論、私も」
私は女性の言葉に驚き、
「雪人さんは一体、何の病気なんですか」
思わず女性にそう聞いた。
「私もはっきりとした病名は知らないんだけど、重たい病気ってことは確かみたい。後、私はこの病院から近いところに住んでいて、こっちに身内とかいらっしゃらないから、私が着替えとか持ってきたりしているんだけど、それだけなので、変な誤解しないでくださいね。後、遅くなりましたけど、私の名前は山岸梨花っていいます。野中さんはこっちにはいつまでいらっしゃるんですか」
「明後日までです」
「じゃあ、倉崎さんが面会OKになったら、ご連絡しましょうか」
「いいんですか?」
「勿論です」
山岸さんがそう言ってくれたので、私は山岸さんと携帯の番号とLINEとメールのアドレスを交換して、仕方がないので、今日はもう泊まるホテルに帰ることにした。
だけど、その後、山岸さんからの連絡は一切来ることがなかった。
だから、私はエレベーターに乗り、3階まで行って、301号室の病室の前まで行った。
すると301号室の病室から綺麗でとてもスタイルのいい日本人だと思われる女性が出てきた。
そして、私はその女性と思いっきり目があった。
確かさっき受付で聞いた時は301号室は1人部屋だと言っていたはず。
じゃあ、この女性は雪人さんの知り合いの人なんだろうか?
私がそう思っていると、
「あなたは?」
とその女性に声をかけられた。
「あ、私、野中美春といいます。日本から雪人さんに会いに来たんですけど」
「野中美春? ああ、倉崎さんの彼女の人ね。私、倉崎さんとは今、職場が同じで、親しくさせてもらってて、それであなたのお名前聞いたことがあって。後、彼女だってことも」
「そうなんですか」
「ええ。ただ、ごめんなさい。せっかく来てくれたのに倉崎さん、今、診察中で病室にはいないの。1時間くらいしたら戻ってくると思うんだけど」
「そうなんですか」
「ええ」
「じゃあ、後、1時間後くらいしたら、また来ます」
私はこの女性はどうして雪人さんとそんなに親しいんだろうとか色々と思うところはあったけど、とりあえず、時間を潰して、またこの病室に来ることにした。
それから1時間後、私はまた雪人さんの病室に行った。
するとまた1時間前にここで会った女性が病室の前に立っていた。
「あ、野中さん」
その女性は何だか凄く真剣な表情をして、
「倉崎さんなんだけど、診察中に様態が悪化したみたいで、今日はもう誰も面会できないみたいなの。勿論、私も」
私は女性の言葉に驚き、
「雪人さんは一体、何の病気なんですか」
思わず女性にそう聞いた。
「私もはっきりとした病名は知らないんだけど、重たい病気ってことは確かみたい。後、私はこの病院から近いところに住んでいて、こっちに身内とかいらっしゃらないから、私が着替えとか持ってきたりしているんだけど、それだけなので、変な誤解しないでくださいね。後、遅くなりましたけど、私の名前は山岸梨花っていいます。野中さんはこっちにはいつまでいらっしゃるんですか」
「明後日までです」
「じゃあ、倉崎さんが面会OKになったら、ご連絡しましょうか」
「いいんですか?」
「勿論です」
山岸さんがそう言ってくれたので、私は山岸さんと携帯の番号とLINEとメールのアドレスを交換して、仕方がないので、今日はもう泊まるホテルに帰ることにした。
だけど、その後、山岸さんからの連絡は一切来ることがなかった。
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