6 / 43
第6話「別れの真実」
しおりを挟む
「お父さん……」
私がそう呟くと克己は、ばっと後ろを振り返った。
「……母さん」
「えっ?」
私は今の克己の言葉にもの凄く驚いた。
「……真弥の親父さんと一緒にいるの俺の母さんなんだ」
私は目を見開いた。
「えっ? どーいうこと?」
「……この際だから本当のこと言うよ。君の親父さんと俺の母さんは不倫してるんだ」
「!」
「-だから、俺は真弥とは別れたんだ」
「そんな……」
「それともう1つ。俺の父さんと母さん離婚したんだ。、真弥の親父さんのせいでね」
「!」
「これで解ったろ? 最初から俺達、上手くいきっこなかったんだよ」
「……じゃあ図書館でお父さんと会った時」
「ああ。すぐに解った。まさか俺の母さんの不倫相手が真弥の親父さんだったなんてな」
「……ごめんなさい。私何も知らなくて」
私は知らない間に涙を零していた。
「―真弥のせいじゃないさ。だけど、やっぱり、一緒にはもういられない」
「克己……」
「-出会わなきゃ良かったな。俺達」
克己のその言葉が私の胸に深く突き刺さった。
私がそう呟くと克己は、ばっと後ろを振り返った。
「……母さん」
「えっ?」
私は今の克己の言葉にもの凄く驚いた。
「……真弥の親父さんと一緒にいるの俺の母さんなんだ」
私は目を見開いた。
「えっ? どーいうこと?」
「……この際だから本当のこと言うよ。君の親父さんと俺の母さんは不倫してるんだ」
「!」
「-だから、俺は真弥とは別れたんだ」
「そんな……」
「それともう1つ。俺の父さんと母さん離婚したんだ。、真弥の親父さんのせいでね」
「!」
「これで解ったろ? 最初から俺達、上手くいきっこなかったんだよ」
「……じゃあ図書館でお父さんと会った時」
「ああ。すぐに解った。まさか俺の母さんの不倫相手が真弥の親父さんだったなんてな」
「……ごめんなさい。私何も知らなくて」
私は知らない間に涙を零していた。
「―真弥のせいじゃないさ。だけど、やっぱり、一緒にはもういられない」
「克己……」
「-出会わなきゃ良かったな。俺達」
克己のその言葉が私の胸に深く突き刺さった。
0
あなたにおすすめの小説
雪の日に
藤谷 郁
恋愛
私には許嫁がいる。
親同士の約束で、生まれる前から決まっていた結婚相手。
大学卒業を控えた冬。
私は彼に会うため、雪の金沢へと旅立つ――
※作品の初出は2014年(平成26年)。鉄道・駅などの描写は当時のものです。
俺の可愛い幼馴染
SHIN
恋愛
俺に微笑みかける少女の後ろで、泣きそうな顔でこちらを見ているのは、可愛い可愛い幼馴染。
ある日二人だけの秘密の場所で彼女に告げられたのは……。
連載の気分転換に執筆しているので鈍いです。おおらかな気分で読んでくれると嬉しいです。
感想もご自由にどうぞ。
ただし、作者は木綿豆腐メンタルです。
走馬灯に君はいない
優未
恋愛
リーンには前世の記憶がある。それは、愛を誓い合ったはずの恋人の真実を知り、命を落とすというもの。今世は1人で生きていくのもいいと思っていたところ、急に婚約話が浮上する。その相手は前世の恋人で―――。
これって政略結婚じゃないんですか? ー彼が指輪をしている理由ー
小田恒子
恋愛
この度、幼馴染とお見合いを経て政略結婚する事になりました。
でも、その彼の左手薬指には、指輪が輝いてます。
もしかして、これは本当に形だけの結婚でしょうか……?
表紙はぱくたそ様のフリー素材、フォントは簡単表紙メーカー様のものを使用しております。
全年齢作品です。
ベリーズカフェ公開日 2022/09/21
アルファポリス公開日 2025/06/19
作品の無断転載はご遠慮ください。
【完結】婚約破棄はお受けいたしましょう~踏みにじられた恋を抱えて
ゆうぎり
恋愛
「この子がクラーラの婚約者になるんだよ」
お父様に連れられたお茶会で私は一つ年上のナディオ様に恋をした。
綺麗なお顔のナディオ様。優しく笑うナディオ様。
今はもう、私に微笑みかける事はありません。
貴方の笑顔は別の方のもの。
私には忌々しげな顔で、視線を向けても貰えません。
私は厭われ者の婚約者。社交界では評判ですよね。
ねぇナディオ様、恋は花と同じだと思いませんか?
―――水をやらなければ枯れてしまうのですよ。
※ゆるゆる設定です。
※名前変更しました。元「踏みにじられた恋ならば、婚約破棄はお受けいたしましょう」
※多分誰かの視点から見たらハッピーエンド
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
カメリア――彷徨う夫の恋心
来住野つかさ
恋愛
ロジャーとイリーナは和やかとはいえない雰囲気の中で話をしていた。結婚して子供もいる二人だが、学生時代にロジャーが恋をした『彼女』をいつまでも忘れていないことが、夫婦に亀裂を生んでいるのだ。その『彼女』はカメリア(椿)がよく似合う娘で、多くの男性の初恋の人だったが、なせが卒業式の後から行方不明になっているのだ。ロジャーにとっては不毛な会話が続くと思われたその時、イリーナが言った。「『彼女』が初恋だった人がまた一人いなくなった」と――。
※この作品は他サイト様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる