「もう1度、澄んだ青空を見るために」

愛理

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第3章「闇の街」

第11話「聖なる石の女神」

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  綺麗な女性は、まるでギリシャ神話に出てくる女神が着ているような服を纏っていた。
「貴様、何者だ。こざかしい光を放ちおって」
  ブラックストーンが怒り口調で言った。
「私は永らくこの神聖の石の洞窟を守っていた女神です。ですがこの地域に黒い雨が降り、邪悪な存在のあなたが現れ、私の力は弱まり、この洞窟でずっと過ごしていた神聖の石達やここに来て、パワーを充電していた妖精達が命を落としたり、行方不明になりました。だけど、今、ここに勇気を始めとする偉大な神聖なる力を秘めている者達が現れ、私は力を取り戻すことができました」
「女神様か。どうりで綺麗なはずだ」
  功が言った。
「勇気、功、心、守、私が感じる限りでは、あなた達はこれから先、もっと大変な役目を担わなければならないようです。ですから、微々たる力かもしれませんが今、私があなた達に役に立つであろう力を授けましょう。そして、その後、その力も使い、この邪悪なる存在を倒してください」
  女神はそう言い4人に向けて、とても大きな真っ白な光を放った。
  すると不思議なことに4人は何だか力がみなぎってくるように感じた。
「ありがとうございます。何だかとても力が沸いてきました」
  心が言った。
「ああ、俺も」
  勇気が言った。
「僕もです」
  守が言った。
「俺もだ。じゃあ、皆、この調子のまま一気にこいつを倒そう」
  功が言った。
  功のその言葉に3人は力強く頷いた。
「ええいっ。さっきから忌々しい光ばかり放ちおって! もう本気で怒り狂ったわ」
  ブラックストーンはそう言った後、今までで一番凄い形相になった。
「まとめて死ねぇえ」
  ブラックストーンはそう言いもの凄く大きな真っ黒な塊を目がけて投げた。
  だけど、その瞬間に何故か勇気と功と心と守の4人は、
「邪悪な者よ。消え去れ」
  と同じ言葉を言い、その後、4人は同時に凄く大きな真っ黒な塊に両手を向けて、両手から真っ白な光を放った。
  そして、その真っ白な光は凄く大きな真っ黒な塊にぶつかり、
「ぎゃああっ! 一体、どういうことだああ」
  ブラックストーンのその言葉の後にブラックストーン共々、消え去った。
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