「もう1度、澄んだ青空を見るために」

愛理

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第2章「闘いへの始まり」

第5話「魔法」

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 心の怪我も治り、4人は再び黒い山の頂点を目指して前に進み出した。
 すると見るからに強そうな大きな岩の形をしたモンスターが現れた。
 そして、4人はモンスターに攻撃し続けるけれど、中々ダメージを与えることができなかった。
「くそっ。何だこいつ!」
 オノでモンスターを攻撃しながら攻が言った。
「勇気、攻、さっき心のお婆さんが言っていた魔法を使ってみてください」
 守が言った。
「魔法ってどうやって使うんだ?」
 勇気が言う。
「このモンスターは岩なので、雷系統の魔法で砕くことができそうなので、両手をこのモンスターに向けて、両手に意識を集中させてイナズマンと唱えてみてください」
 守がそう言ったので、勇気は守に言われたとおりに両手を岩の形をしたモンスターに向けて両手に意識を集中させて、
「イナズマン!」
 と唱えた。
 すると激しい雷が岩の形をしたモンスターに直撃して、岩の形をしたモンスターは粉々に砕け散った。
「うわー。すげーっ」
 攻が凄く驚いた表情と口調で言った。
「やりましたね」
 守が勇気の方を見て笑顔で言う。
「……信じられない。俺が魔法を使えるなんて」
 勇気が本当に信じられないといった表情で言う。
「心のお婆さまのおかげですね」
 守がそう言うと心は何処か嬉しそうな表情をした。
「じゃあ、俺も本当に魔法を使えるんだな」
 攻が言う。
「ええ。攻は勇気と同じ系統の攻撃する方の魔法を使えます」
 守が攻の方を見て言った。
「うわー。すげー。今度、俺も魔法使ってみよう」
 攻が少し嬉しそうな表情で言った。
 だけど、その後すぐに守が真剣な表情をして、
「ただ、これは皆さんに覚えておいてほしいのですが魔法を使うにはマジックポイントというものが必要になります。皆さんの今のレベルでは最高マジックポイントは10マジックポイントで、今はまだ皆さんノーマルな魔法しか使えませんので、1度につき2マジックポイントが必要になります。ですので、その辺りを考慮して魔法を使ってください」
 そう言った。
「何だ。無限に魔法が使えるわけじゃないのか。でも、今のレベルってことはこれから増えていくわけか?」
 攻が言う。
「ええ。強くなれば皆さんのエネルギーもマジックポイントも増えていきます。ですので、きっとこの山のボス、ブラックマウンテンを倒すことができたら僕も含め皆さんのレベルは相当あがるはずです」
 守が言った。
「そうなんだ。じゃあ、早くこの山のボス、ブラックマウンテンを倒しにいこうぜ!」
 勇気がそう言い、他の3人はおーっと手をあげて、そして、4人はまた力強く前に進み始めた。
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