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魔力操作の訓練
しおりを挟む「あのー、そろそろ戻ってきて欲しいんですけど……」
ユノ達の方は気にしない事にして、これ以上放っておくと鼻血を吹いてしまいそうなレッタさんを止める。
何度も見ているからもう慣れたけど、さすがに面と向かっている状況で鼻血を出されても困るし。
「ちっ! そうね、仕方ないわ」
大きく聞こえるように舌打ちしたレッタさんが、意識を俺に戻す。
俺、何も悪い事してないよね? はぁ。
「それでえっと、俺の体を魔力が覆っているのは、次善の一手と似たような状況、でしたね」
「えぇそうよ。意図的か無意識かかとか、厳密には違うとロジーナ様は仰っていたけど、とりあえずその認識でいいらしいわ。だから、魔力操作を覚えれば無意識に漏れ出している魔力も、ある程度は操れるはずってわけよ」
「成る程。それができれば、魔力を放出して無駄な魔力を使わなくてすむってわけですね」
意識して武器などに魔力を流すのと違い、俺の体を覆う魔力は無意識なので、どうやればいいのかはわからないけど。
でも、意識して体を覆う魔力を操れれば、力加減だけでなく魔力を効率よく使えるようになりそうだ。
「というか、最初からそうしていれば……」
魔力を放出するなんて荒っぽい方法ではなく、最初から操作できるように訓練していればと考えて思わず口から出た。
ロジーナの事だから多分時間がなかったとか、実戦で覚えさせるためとかはありそうかも。
「ロジーナ様には高尚なお考えがあるのよ」
「そ、そうですか」
睨まれてしまった。
魔力放出はロジーナからだったから、それを否定したように受け取られたのかもしれない。
向こうで遊んで――訓練をしているロジーナ達を見ると、高尚なお考えというのがあるのかは疑問だけど。
「とにかく、私は魔力誘導の能力を使うため、独自で魔力操作を使えるわ」
「だから、俺に教えるのも適任ってわけですね」
「ロジーナ様にお願いされなければ、こんな事したくないし、ずっとロジーナ様を観察していたいのだけどね……はぁ」
元は敵というか、目的は別でも俺を狙っていたレッタさんだから、俺にあれこれ教えるというのは嫌なのかもしれない。
とはいえ、魔力操作を習得するためにはレッタさんが必要なので、我慢してもらおう。
ロジーナ達は現状で魔法が使えるわけでもないし、独自でも自分なりに習得したレッタさんが一番適任なのは間違いない。
「お話はここまでにして、さっさと取り掛かるわよ」
「はい」
「まずは、自分の魔力に意識を集中させなさい。今は動かそうとせず、魔力を意識するだけでいいわ」
「わかりました」
レッタさんに言われ、自分の体内にある魔力に意識を向ける。
膨大な魔力がある、という感覚はよくわからないけど、全身に広がり、循環し、そして少しずつ外へ向かう魔力があるのがわかる。
さらに、体を分厚く魔力が覆っている事も。
自分の魔力を感覚的に掴めるようになっているのは、魔力放出をするようになったおかげだろうか……順番はともかく、あれも無駄じゃなかったのは間違いない。
「自分の魔力の向きなどもわかるわね? それがわからないと話にならないわよ?」
「なんとなく、ですけどわかります。外に向かう魔力が多いので、これが漏れ出しているって事でしょうか」
「リクの体の魔力が多すぎて、魔力誘導で迂闊に探ろうとしたらこちらが飲み込まれてしまうからわからないけど、これまでの状況を考えたらおそらくそうよ」
俺の魔力、レッタさんを飲み込んでしまう程なのか。
「じゃあ、私の魔力をリクの魔力に触れさせるわ。それを感じ取りつつ、魔力同士が繫がらないように意識しなさい」
「魔力同士が繫がる?」
「魔力は個人差、種族差で性質の違いがあるわ。けど、結局は自然の魔力も含めて全て魔力なの。魔力は本来一つの力。繫がり、混ざり、元に戻ろうとするのよ。そうしようとしなくてもね」
あぁ、だから自己の魔力を核として自然の魔力を集め、魔法を行使する事ができるのか。
人の魔力と自然の魔力は違うはずなのに、何故それらを合わせて魔法に変換できるのかという疑問が解消された。
完全に謎が解けた、という程ではないけれど。
それと、センテで負の感情が魔力の流れのようになり、俺へと向かってきたのも、かな。
大きな魔力になりかけの力は別の大きな魔力に引かれて一つになりたがる、とかそういう事なんだろうと思う……一応、あの時それらしい話は聞いていたけども。
「……いくわよ」
「はい……」
自分の魔力、特に体外に出て覆っている魔力に意識を向けていると、何かが接触するような感覚。
いや、感覚があると言える程はっきりせず、かなりおぼろげだけど。
例えるなら、誰かが手などの外に出ている肌に触れそうで触れないような、意識するとムズムズする感じ、かな。
「魔力同士が触れたのがわかったわね?」
「はい。なんとなくですけど、これがそうなのかなって」
「魔力を意識する事に多少慣れていたおかげね」
「だと思います。でも、なんだか俺自身の魔力が、レッタさんの魔力の方に向かおうとしているような……」
「それがさっき言った、元に戻ろうとする、繋がろうとしているって事よ。小さく、微々たる感覚でしょうけど、まずはそれを抑えなさい」
「わ、わかりました」
体を覆う魔力は外に出てしまっているせいか、感覚が掴みにくい。
さらに触れるか触れないか、本当に誰かが肌に触れているわけではないかなりおぼろげに触れるレッタさんの魔力。
どちらもを意識しつつ、流れを抑えるというのはかなり難しい。
「……こちらにリクの魔力が浸食してきているわ。もっと集中して、生まれた流れに逆らうように、魔力を自分の中に押し込めるように抑えなさい。こればっかりは、感覚に頼る部分が大きいから口で言っても、中々掴むのは難しいでしょうけど。やりなさい」
感覚によるところが多すぎて、言葉であれこれ言われてもどうしたらいいのかわからないけど、とにかくやらないと。
レッタさんの言う通り感覚に頼る部分が大きいのはわかる。
おそらくだけど、他の誰かが同じ事をやっても魔力量や感覚の個人差などで感じ方も違うんだろう。
そして流れを抑えるための感覚、意識なども違う気がする。
「こう、かな……? んく、かなり圧迫感みたいなのがありますけど」
流れを抑える、触れているレッタさんの魔力に向かう自分の魔力を、俺自身の体の中へ戻すような流れにして、無理矢理抑え込んだ。
多分成功しているはずだ。
ただし、内側から何かに押されているような、圧迫感に近い何かがある。
食べ過ぎでお腹が膨れているような感覚に似ているかも?
「一度外に出た魔力を無理矢理押し込んだのね。なら仕方ないわ。リクの体内に収まらずに漏れ出した魔力なのだから、それを戻せばいっぱいいっぱいになるのも当然よ。それに、外に出ているから本来の体内魔力とは少し違ってしまっているはず」
「空気に触れたから変質した、とかに近いですかね。成る程、確かに魔力がいっぱいに詰め込まれている、というのがしっくりきます」
食べ過ぎ――という感覚に近いというのは、間違いじゃなかったみたいだね。
あと、異物感という程ではないんだけど、体内にある魔力とはほんの少し何かが違うのが入ってきている感覚があるけど、それが自分の魔力だという感覚もあって変な感じだ。
これがおそらく、外に出て変質した魔力という事なんだろう。
体外にある自然の魔力と混ざり合ってとかだろうか?
「押し込むようにとは言ったけど、本当に押し込んで体内に取り込むんじゃないの。リクの場合、魔力量が大きすぎて収まらず、外に漏れだしているのだからそれは危険よ。ほら、一旦魔力を押し込むのをやめなさい。無理矢理放出するのではなく、自然に漏れ出すのを待つのよ」
「すぅ……ふぅ……はぁ……危険って言うのはどのくらいなんですか?」
深呼吸して、押し込んだ魔力が外に出るのを待つ。
少しずつだけど、圧迫感がなくなっているのでレッタさんが言うように、自然に外へと漏れ出しているのだろう。
押し出されている、という方が近いかもしれないけど。
「そうね……魔力は本来触れられるものじゃないわ。基本的に体内に収まって循環している。けど、リクのように魔力量が多すぎる場合は、自然と外に出してバランスを取るのよ。そういう魔物もいるわ。私が見てきた限りでは、そういうのは不定形の魔物が多いけど……レムレースのようなね。人のように形が決まっている場合は……」
一旦言葉を止めたレッタさんが、ちょっとだけ暗い雰囲気で俺を見る。
なんかちょっと怖い。
「パーンッ! よ」
「パーンッ!?」
突然大きな声と共に、手を握ってパーにする。
驚いたけど、それってつまり……。
「何かに物を詰め込む。でも詰め込み過ぎればどうなるかわかるわね? 皮袋に、延々と水を注ぎ続けると言えばわかるかしら?」
「えーっと、破裂する、ですか?」
「えぇ。つまりパーンッ! よ」
パーンッ! って言いたいだけのような気がしなくもないけど、冗談ではない様子も見える。
要は、レッタさんは水と袋に例えたけど、風船に空気を入れ続けて膨張が限界に達すると割れてしまう、という事なんだろう。
「さ、さすがにそれは……試したくないですね。でも確かに、さっきまでの圧迫感からするとそうなってもおかしくないかも……」
圧迫感の方は食べ過ぎ状態に例えたけど、あれに耐えてさらに魔力を押し込んだら、そうなるのかもしれないと思えた。
それほど強い膨張感だったから。
魔力なので、目に見えてわかる程お腹が膨れたりはしていなかったけど……レムレースのような変幻自在の魔物はともかく、形がある生き物だから限界を越えたらそうなるのだろう。
「とはいえ、本当にそうなるのはかなりの量を取り込まないといけないから、あまり心配する必要はないわ。やりすぎると危険っていうだけ」
「……レッタさんは、そうなったところを見た事が?」
「近い状態ならね。本当にパーンッ! ってなったわけじゃないけど、体の一部が弾け飛ぶのは見たわ……帝国でね」
「あ……」
パーンッ! という瞬間は少し楽しそうだったけど、帝国と言う瞬間、以前の暗い――昏い笑いがレッタさんの顔に張り付いた。
「……魔力操作の訓練をしないといけないから簡単に話すけど――」
レッタさんが見たのは、魔力誘導や帝国の実験で魔物に魔力を過剰に注いだらどうなるか。
そして、クズ皇帝が魔力貸与をした時。
人が爆発をするのも、他者の魔力を混ぜられていたし、そういった研究や実験は向こうでよくあったんだろう。
そんな中で、特によくあったのが魔力貸与らしい。
クズ皇帝は俺と同じくかなりの魔力量らしく、最初の段階ではレッタさんの魔力貸与を使っても魔力を注ぎすぎてしまう事が多かったとか。
ある程度慣れてくると、魔力誘導のおかげもあって馴染む事もあったようだけど、それまでに結構な数の人が犠牲になったみたいだ。
ただ慣れても、必ず馴染むわけじゃないので失敗する事の方が多く、犠牲者は増えていたらしいけども。
レッタさんは機会を窺っていただけだし、俺が許せる許せないとか本人は関係ないし、誰かに許して欲しいとも思っていないようなので置いておくとしても、つくづくそれらを平気な顔というよりむしろ面白そうにやっていたらしいクズ皇帝はどうにかしないといけないと思うね。
「……っ! リク、ちょっと抑えなさい。強すぎるわ」
「そ、そう言われても……」
パーンッ! となる話はともかくとして、魔力操作の訓練再開。
今度は、レッタさんの魔力を俺の魔力で少し押すという試みだけど、俺の魔力が多すぎてレッタさんがかなりの圧力を感じている様子。
慌てて抑え込もうとするけど、一度できた魔力の流れを止める、もしくは抑えようとするのは結構難しい。
水の流れを堰き止めるようなものだけど、触れられない魔力が相手だから手などを使ってどうにかする事もできないし……。
「ふぅ……まだまだね。外に出ている魔力を自由に操作できないと、放出して無駄に消費させない限り力の加減は難しいわよ」
「はぁ、ふぅ……そ、そうですね」
レッタさんが魔力を収め、ちょっとだけ休憩……結局、まだ上手くいっていない。
体を動かしているわけじゃないから身体的には疲れていないんだけど、かなり集中しないといけないし、精神的というか魔力的というのだろうか? 全身に疲労感を感じて大きく呼吸をする。
「ほら、落ち着いたなら続きをやるわよ」
「はい」
疲労感は感じるけど、魔力操作は必要だと思うので、そのまましばらくレッタさんの訓練を受け続けた。
そうして、どれくらいの時間が経っただろう。
集中していたので時間の感覚は曖昧だけど、数時間はやったと思う。
感覚を掴んだ、というわけではないんだけど、体外での魔力操作は見えない自分の手を増やす感覚なのかな? と思い始めて少しずつ上達している実感が湧き始めた頃。
「ちょ、ちょっと待ちなさい! それは私の魔力を取り込もうとしているわ! このままじゃ私がっ! わきゃあああああああ!!」
「レ、レッタさん!? くぅ、魔力が勝手に……!」
レッタさんの魔力の一部を俺の魔力で、触れないようなギリギリの間隔で覆うという訓練をしたんだけど、その時に事故が起こった。
事故というか、俺が魔力を操作しきれず覆うというより完全に包み込んでしまった。
魔力誘導を使っているからか、俺の魔力に圧迫されたせいもあるのか、俺には原因ははっきりわからないのだけど、とにっかうレッタさんが大きく悲鳴を上げる。
けど、俺自身でも体から離れている魔力を正確に操作できず、戻す事すらできない。
なんとか、これ以上包み込もうとする魔力を押しとどめるので精いっぱいだ。
このままじゃ、レッタさんが危ないかもしれない……。
「まったく! リクは魔力がおかしすぎるのよ! 可視化できるくらい外に出すんじゃないわよ!」
「レッタの魔力を取り込んで混ざり合おうとしているの! それじゃダメなのー!」
「ロジーナ、ユノ!?」
割り込んできた叫び声と共に、ブンッ! と何かが振り下ろされた音と風圧みたいなものを感じ、集中するために閉じていた目を開ける。
そこには、左右から木剣を振り下ろしたロジーナとユノがいた。
「リクとのつながりを切ったわ。これで、もう大丈夫なはずよ。まったく……強く魔力を出し過ぎなのよ」
「力を加減するための魔力操作訓練なのに、可視化できる程密度が濃く量の多い魔力を出しちゃいけないの」
「あ……た、助かったよ。ごめん」
「ロ、ロジーナ様……ありがとうございます。不甲斐ない姿をお見せして申し訳ございません」
ロジーナ達のおかげだろう、操作していた魔力が消えたのがわかる、いや接続を切ったという方が正しいかもしれない。
レッタさんの魔力を包もうとしていた俺の魔力は、ユノが言うように可視化されていて煙のように漂っているけど、少しずつ霧散していっていた――。
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