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自然の摂理に反する存在
しおりを挟む「神というのにも格があってね。そうだね……獣人や人間でいうところの、王みたいな感じかなあのお二方は。僕は獣人を、リク君も知っているアルセイスがエルフを創ったのは、あのお二方のうち創造を司るユノ様の力をお借りしての事だね。獣人を守るために、さっきもちょっとだけ話していたけど、自然と共に奮った力は破壊を司るロジーナ様の力をお借りしたりもしているんだ。この世界の生命とは隔絶した力を神というのは持っているけど、あのお二方はさらに別格の力を持っているんだよ」
別格の力というのは、以前ユノ達が言っていた高次元魔力が扱えるという事だろうか。
あくまでなんとなくだけど、神様の格というのはその高次元魔力をいかに上手く扱うかで決まる、と思っておいてもいいのかもしれないね。
「「「……」」」
話が大きすぎて、ハルさん、レオルさん、アールラさんは難しい表情を見せているけど、アマリーラさんとリネルトさんは先程から表情などは変わらず。
もしかしたら、理解を捨てているのかもしれない。
「とりあえず、ユノ様とロジーナ様、お二方がリク君と一緒にいるという事はつまり、それが神の意志だと考えてくれていればいいかな。僕でも、逆らおうなんて思わないよ」
「ユノ達は、ほとんど遊んでいるような感じだし、俺に逆らえないとかそういう事ではないと思うんですけど……」
さすがに武力で来られたら状況に応じて反撃くらいはするけど、逆らっちゃいけない、なんて存在にはなりたくない……反対意見は聞くし、それに関して議論をする気はある。
まぁでも、すでにハルさん達は俺に様を付けていたりするし、ネメアレーヴェさんの言葉でさらにそれが深くなっているしで、とりあえず反論するのは諦めた。
今は話が逸れて長くなりそうだしね……。
「ともかく、ネメアレーヴェさんは帝国に対して、アテトリア王国と獣王国が協力して対処する、でいいんですか?」
「そうだね。お二方の存在がなくても、僕の意志として絶対に対処しなければいけないと思うよ。マギシュヴァンピーレだっけ? あれがなかったら、レオンハル達の意志に任せていただろうね。……なくても、獣王国の今後を考えると、今のうちに叩いておいた方がいいかなとは思っていたけど」
「それ程までに、あの魔物は……」
ネメアレーヴェさんとしては、アテトリア王国と協力する事には賛成だったらしいけど、マギシュヴァンピーレの存在でその考えがさらに強まったという事みたいだ。
「獣人は、自然と活用する種族として僕が創ったわけだけど、あれはその自然の摂理を破壊する存在だよ。決して許してはいけない」
「自然と共存……ですか?」
「えぇとね、簡単に説明すると、リク君はエルフとも関わりがあるでしょ? アルセイスとも会ったみたいだし。それでね――」
ネメアレーヴェさんの話によると、エルフは自然と共存する者としてアルセイスさんが創った……まぁ、それが長い年月で少しつず変わって、自然の中で暮らす事にこだわるようになったのが、偏った考えだったエルフの長老達だけど。
そういえば、その長老達はエヴァルトさんに鍛え直されていたけど、大丈夫だろうか?
ともあれ、そのエルフに対して獣人は自然を見守り、自然の恵みを最大限生かすように作られた種族だとか。
エルフが自然を育てるのなら、獣人は自然との橋渡しというか……人間も含めて外に向かって活用していく種族って事みたいだ。
獣人にしろエルフにしろ、アプローチの仕方が違っても自然を大事にする種族という事だね。
「その耳は、自然の息吹を聞くため。その鼻は自然の異変を感知するため。内なる魔力は自然を守るため……ですか」
「それは?」
呟くハルさん。
何か意味ありげな言葉だけど、と質問を投げかける。
「獣人に伝わる言葉と言いましょうか、獣人であれば誰でも知っている言葉です。誰に教えられるわけではないのですが」
「あぁそれはね、僕が獣人を創る際に刻み込んだんだよ」
ハルさんが呟いた言葉は生まれた時点で知っている言葉みたいで、そんな事があるんだと不思議だったけど、ネメアレーヴェさんがそうしたみたいだ。
種族としての役割、みたいな事を明確にするため、忘れさせないためにそうしたのかもしれない。
もしくは、エルフのように少しずつ考えが本来とは変わっていくような事を避けるためか……。
「とにかくね、自然の摂理に反したあの存在は許しちゃいけない。人間だけがやった事じゃないから、人間だけを責めるわけには行けないけど、あれが作り出される環境は廃棄しないと、世界が危うくなるし、獣人としての種族の意味が問われてしまうんだ」
「そんなに、大袈裟な存在だったんだ」
いやまぁ、マギシュヴァンピーレが発生する時の違和感とか、魔力の歪み、焦燥感のような気持ち悪さや嫌な予感等々、見た目や結果以外にも忌避する感覚が強かったから、排除しなければ! となるのもわからなくもないかな。
獣人さん達も、遠くからその姿を見ただけで危機感というか、畏怖などを感じていたようだし、それは一緒にここまできた冒険者さんや兵士さんなど、人間での感覚でもほとんど同じだ。
……獣人の方が、そういった感覚は強かったのかもしれないけど。
「確か、放っておいても自壊するんだよね?」
「マギシュヴァンピーレを知っている人……レッタさんによればそうみたいです。というか、それを知っているって事は……?」
「まぁ、この城で話していたからね。ユノ様とロジーナ様には睨まれちゃったけど、聞かないなんてできなかったんだよ」
今回マギシュヴァンピーレが獣王国に出てきたから、ネメアレーヴェさんはそれを認識できたのは、話を聞いていればわかる。
なのに自壊する事を知っているのは、俺達がレッタさんから聞いた話をネメアレーヴェさんも聞いていないといけないわけで……盗み聞きしていたのか。
ユノやロジーナは気づいていたみたいだけど、全然わからなかったな。
「それで、自壊するにしても相当量の魔力を吸収するわけだ。大量にいた魔物の多くを吸収した事からも、それがどれだけの魔力量になるか、考えるだけでも顔をしかめちゃうくらいだね」
「まぁ、俺からも魔力を吸っていたし、とんでもない量なのは間違いないですね」
マギシュヴァンピーレがいる場所では、人だけでなく草木や自然の魔力をなんかも関係なく、とにかく周囲の魔力をひたすら吸収する。
それこそ、生命活動ができる存在が残らないくらいに。
自壊するまでにどれだけの魔力量が吸われるか、あまり考えたくはない。
「自然の摂理に反して生み出された存在が吸った魔力は、自壊したとしても自然に戻る事はない。見ていたけど、リク君がよくわからない方法で倒した時に霧散した魔力の一部は、そのまま消滅したんだ」
ネメアレーヴェさん、つまり神様にすらよくわからない方法って言われてしまった。
アルセイス様と出会った時に使えるようになって、それはネメアレーヴェさんも知っているようではあるけど、マギシュヴァンピーレを包むやり方なんてできるとは思ってなかったみたいだ。
「リク君が倒した方法、というかそのための魔力は、ちょっと変わっていてね。詳しい説明は長くなるから……ユノ様やロジーナ様のお二方に聞くといいよ」
ネメアレーヴェさん、丸投げしたね。
まぁこの部屋に来てからの話も、ユノやロジーナは俺やネメアレーヴェさんに丸投げしたようなものだから、その仕返しかもしれない。
神様の格とか言っていたけど……いいのかな? 俺が心配する事じゃないけども。
「とにかくね、リク君がやったあの方法以外で倒したら……簡単に倒せるとは思えないけど、自壊にしろなんにしろ、消滅させても一度自然の摂理に反した存在に吸われた魔力は自然に戻らないんだ。つまり、世界から魔力が失われる」
「それは……」
ハルさんを始め、レオルさん達獣人の皆が眉根を寄せる。
俺もそうだ。
魔力は自然にあふれかえっている。
それは生物などから発生した魔力が、自然と同化してとかいろいろあるけど、その自然の魔力があるおかげで魔法が使えるし、基本的には休めば生物が消費した魔力なんかも回復するとか。
ドラゴンの魔法は自前の魔力しか使わない、というわけでもないので、そちらも影響を受ける。
つまりこのまま魔力がマギシュヴァンピーレに吸われ続けて、世界から魔力が失われる……そこまでいかなくとも、魔力が少なくなってしまうと。
「魔法が使えなくなる、だけならまだマシな方だね。もしかしたら、マギシュヴァンピーレと一緒にすべての生命が失われるかもしれない」
「そ、それ程までに危険な存在なのですか……」
この世界では、生命活動に魔力も関わっている。
空気のようなもので、魔力がなければ生きる事ができないから、そうなってしまうのか。
「あくまで、最悪中の最悪を想定した場合だけどね。さすがにマギシュヴァンピーレを作った愚かな帝国とは言え、そこまでの事態になるまでには気づくとは思うよ……多分」
「多分なんですね。まぁ、希望というかこれまでを考えるといい方に期待するのは、間違っているでしょうけど」
「うん。とまぁそういうわけでね、自然とか世界とか、それらのために帝国を潰そうとしているアテトリア王国への協力は、しないといけないんだよ」
「……潰そうとまではしていませんけど」
一応、姉さんとしては帝国は帝国として残すつもりのようだし。
国そのものを滅亡させるわけじゃないはず……マギシュヴァンピーレを含む、魔物の復元や爆発させるなんて手段は完全に潰さないといけないけども。
「あとそうそう、スピリット達が危機を訴えているのもあったね。自然の魔力が枯渇すると、スピリット達も存在できなくなるから、当然と言えば当然なんだけども」
「スピリット達って……」
何やら聞いた事のある言葉だ。
魔法が使えなくなってから呼び出せていないけど、フレイちゃん達は元気かなぁ? 魔力の塊のような存在、なのかな? そのフレイちゃん達を心配するのは間違っているのかもしれないけど。
「うん、リク君が考えている通りの存在だよ。話は聞いてるからね」
「話って、スピリット達とですか?」
スピリット達、大きさに差こそあれ体自体も不定形っぽかったフレイちゃんとかと、ネメアレーヴェさんが話している姿を思い浮かべる。
「多分だけど、想像しているのとはちょっと違うかな? 意識が流れ込んでくるに近いんだよ」
「……意識が」
センテで俺に負の感情が魔力として流れ込んできていたのと、同じようなものだろうか?
意識というか自我というか、そういった危ういものはなさそうだけど。
「深く説明すると難しいし、人に理解できるかはわからないから置いておくとして……僕とスピリット達はまぁ、相互の協力関係なんだ」
神様だから、自然というか魔力的な存在のスピリット達を従えている、とかかも? と考えていたらそうじゃないらしい。
「その、スピリットというのは……?」
「あ、そうだね。レオンハル達にわかりやすく伝えると、エレメントフェアリーっていえばいいかな」
「エレメントフェアリーと言うと、あの伝説にあるネメアレーヴェ様と共に戦ったという……?」
「そうそう。まぁ、その伝説っていうのも実は色々あるんだけど、獣人にとってはそれが一番わかりやすいかな」
そういえば、以前アマリーラさん達が獣神様とスピリット達……こちらではエレメントフェアリーって方が通りがいいみたいだけど。
そのエレメントフェアリーと一緒に獣王国の危機を救った、みたいな話があるって聞いたっけ。
俺がフレイちゃんだけでなく、一度に四元素のスピリット達を呼び出した時だね。
「そうでした。獣神様はもとより、父上達にも報告し忘れていた事がありました。リク様はスピリットと呼んでいますが、獣王国に伝わる伝説の一角、エレメントフェアリーをリク様が一度に全て呼び出されておりました」
「なんと!?」
「で、では、リク様は獣神様と同格……獣神様と同等のお方……!?
「……近くでリク様が戦う場面を見ているし、こうして話もしているから、さほど不思議に思わなくなってきているのが、また不思議だ」
思い出したように報告するアマリーラさんに、レオルさんやアールラさんが大きく驚き、ハルさんは何やら納得しつつも微妙な表情だ。
リネルトさんは知っているから、特に反応なしだね。
というかフェアリー、妖精か……詳しく聞くと、魔力を妖(あやかし)の存在のように考えられていた事が一時期あるらしく、その塊である精として妖精。
元素を司るというのは、ネメアレーヴェさんとの伝説由来らしいけど、それでエレメントフェアリーという呼称で獣王国に伝わっているとか。
「うんまぁ、エレメントフェアリー……正しくはスピリットだから、そっちで呼ぶけど。そのスピリットを一度に複数呼び出せるのは僕でも不可能なんだよ。協力関係だからって、自由に呼び出せるわけじゃない。意識を共有して話をするみたいなのはできるんだけどね。だから、リク君がおかしい」
「おかしいって……」
「よっぽどスピリット達に好かれているか、世界もしくは自然に好かれているか……膨大な魔力だからってのもあるだろうけど。あと、ユノ様が共にいる事も大きいかな」
なんでも、世界を創ったそのままの意味での創造神であるユノと一緒にいる事で、匂いというと俗っぽいけど近い何かが俺に付いているらしい。
だから、魔力量が多い事もあって四元素全てを呼び出せたらしい。
ちなみに、火、風、水、土の四元素だけと思われがちだけど、また別のスピリット達もいるらしいから、アマリーラさんが言った全てというのは厳密には間違いだったようだ。
「あとそうだね、話に聞いているけどフレイムスピリットからは特に好かれているみたいだから、それも一因かな」
「フレイムスピリット……フレイちゃんには確かに懐かれている感じがしますね」
「懐かれる……神ではないけど、自然を司るスピリットをしてそう言えるのも、またリク君だからだよねぇ。だからこそ、かもしれないけど」
フレイちゃんのおかげ、というのは結構しっくりくる。
他のウォータースピリットのウォーさんやウィンドスピリットのウィンさん、アーススピリットのアーさんなどは、フレイちゃんから聞いて……ネメアレーヴェさんの言葉を借りると、意識が流れて俺に興味を持っていたみたいだからね。
そういえば、センテで渦巻く負の感情の解消に尽力してくれていたり、レムレースからセンテ西の避難民を助けてもらってもいた。
モニカさんが、俺が張った多重結界に穴を開けて外に出る時にも、協力してもらったって言っていたのも思い出す。
結局意識を乗っ取られてそれっきりだけど、お礼も言えていないっけ……魔法が使えないから、今は呼び出せないんだけど。
スピリット達の協力がなければ、意識を乗っ取られた際にもっと酷い事になっていたと思う。
少しでも、負の感情を解消してくれていたから、俺の意識が完全に飲み込まれなかったのかもしれない。
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