1 / 2
少女の日常(前編)
しおりを挟む
とある動画サイトでは、“子供のお仕置き模様”を撮影した動画を専門としたホームページがある。
そのサイト内では、ランキング形式で動画が表示される機能があり、視聴数・コメント数・ポイント数(投げ銭)の3つの総合を基準として、順位が決まる。
そして、視聴数・総再生数・ポイント数に応じて、配信者へ現金などへ交換可能な「ペンペンポイント」が送られる。
その中でも、今回は、ランキングの中で、常に1位となっている親子の“日常”を映したお話である。
・・・
「はぁ…。」
わたしは最近、“お仕置き”が憂鬱だ。
「お仕置き模様を配信されるから。」ということのほかに、別の理由もある。
“うちのお仕置き”では、定期的に日常のお仕置きを配信するほか、リクエストを受け付けており、毎週日曜日に、「投げ銭数」が1番多かった方のリクエストに答えている。
わたしは、日常のお仕置きならともかく、なにも悪いことをしていないのにお仕置きされる、この「リクエストタイム」が嫌で仕方ない。
ただ、何度母に相談しても、帰ってくる返事は「ランキングが下がる」という理由で、無くなることはなかった。
それどころか、以前、強めに抗議をしてしまった際は、「反抗的な子には、厳しいお仕置きをします。」と、その場でお仕置き配信をされてしまったほどだ。
そして今日も、毎週日曜日の「リクエストタイム」を配信する日になってしまった。
・
「ももか、今日もリクエストをやるわよ。」
「…今日は何するの?」
「そうね。今日の1位は……『お尻を自分の手で広げさせて、お尻の穴に厳しいお仕置きをしてください。』…だそうよ。」
「はっ!?…なにそれっ!?嫌だよっ!!」
わたしは、あまりのリクエスト内容に動揺を隠すことができなかった。
いつもは、“厳しい姿勢”や、“少し恥ずかしい格好”でお仕置きを受ける、というリクエストが多かったが、これは流石にやりすぎな気がする…。
「お、お母さん、なんか、今回のは流石に恥ずかしすぎるよぉ…。……それに、これ受けちゃうと、これからのリクエストが、どんどん酷くなるかもしれないし…。」
「確かにそうね。…でも、ランキング1位を守るには、必要なことじゃない?」
「そ、そんなぁ…。」
「あと10分後に始めるから、“心の準備”をしておきなさい。」
結局、わたしの要望はまったく通ることがなく、配信予定を告げられてしまった。
わたしは、涙目になりながらソファに座ると、今日の服装をチェックする。
配信が始まるまでの10分間、ただひたすらに、祈るよう“心の準備”をしていた。
このリクエストタイムは、あくまでいつもの“お仕置き風”に演技をしながら行われる。
…ただ、痛さや恥ずかしさが本物なので、流れる涙は“本物”ではあるが……。
・
“ピッ”
部屋の中にこだまする“寂しい機械音”が、この憂鬱な時間の始まりを告げた。
バヂンッ!!
「ももかっ!帰ってきたらすぐに手を洗わなきゃだめでしょっ!!」
「ご、ごめんなさいっ!今すぐ洗いますっ!」
母の真っ赤な平手の形が頰を赤く染める。
わたしは、その部分を“隠れない程度”に手で庇いながら、涙目で謝った。
…正直、リクエストタイムのお仕置き理由は、なんでも良いのだ。
以前は、“本当にした悪いこと”が理由だったが、最近は、“やってもいない悪いこと”のお仕置きをされる日々が続いている。
「もういいわっ!何度言ってもわからないなら、お仕置きしますっ!」
「お、お仕置きっ!?…お母さんっ!ちゃんと洗うから許してっ!!」
…これは、演技ではなく、“本心”である。
ただ、“セリフが決まった”母の口から出る返答は、いつもと変わらないものであるが…。
「ダメに決まってるでしょっ!!早くスカートとパンツを脱いで、その悪いお尻を出しなさいっ!…あと、今日は“特別なお仕置き”もするからねっ!!」
「そ、そんなぁ…。」
“いつもの展開”に、青ざめた顔をしながら、言われた通り、スカートを下ろし、パンツを脱いで、母に渡した。
わたしが“気をつけの姿勢”になると、母は、配信用のビデオカメラを手に取る。
そして、下から流れるように、わたしのお尻・大切なところをドアップで映した。
わたしはそっと、テーブルの上に置かれたパソコンの画面を見つめる。
そこには、わたしの“大切なところ”が画面いっぱいに映り、それを覆うような大量のコメントで溢れかえっていた。
「さて、まずは“いつもの”お仕置きをします。…足を肩幅に開いて膝の上に手を置きなさい。そして、お尻を突き出すの。」
「…はい。」
ビデオカメラをテーブルに戻すと、母はわたしにそう命じた。
わたしは、嫌々、言われた通りの姿勢となった。
それと同時に“羞恥心”が高まり、頰が赤く染まっていく。
「じゃあ、この悪いお尻を平手でペンペンよ。百叩きするから、覚悟しなさいっ!」
「グスッ…、お仕置き、…お願いします……。」
バヂンッ!
「い゛っ!」
…こうして今日も、“無実のお尻”に痛みが与えられる。
一切、手加減のない“本物の痛み”は、演技ではない、本物の悲鳴を上げさせるには、十分なものだった。
「どうして、すぐに手を洗わないのっ!」
パァンッ!
「ん゛っ!…いまから洗おうと思ってたんだよぉ…。」
「言い訳するんじゃないのっ!」
バヂンッ!バヂンッ!
「い゛っ!だいっ!!…もうゆるてぇ…。」
「まだまだよっ!ももかが“本気”で反省できるまで、お仕置きは続きますからねっ!!」
バッヂィンッ!!
「たぁぁいっ!!…ちゃんと反省してるってばぁ…。」
母の平手は止まることなく、わたしのお尻を赤く染め上げていく。
時々、パソコンの画面をチラッと見るたび、“投げ銭”と“視聴者数”が増えていくのが確認できる。
……最近の母は、これをステータスにしており、少しでも数が落ちると、それに比例し、“叩く強さ”も跳ね上がっていくのだった…。
・
「さて、このくらいでいいかしらね。」
「…ぐすっ……。うぅ…。」
わたしのお尻全体が“パンパン”に腫れ上がるころ、ようやく母の手が止まった。
「い゛っ!」
恐る恐る、自分のお尻に手を当てると、発せられる熱が、わたしに“痛々しい現状”を訴えてくるように感じた。
「お、おしおき、ありがとうございましたぁ…。」
「…何言ってるの?今日は“特別なお仕置き”もするって言ったでしょ?…ほら、続きするから、姿勢を戻しなさい。」
「うぅぅ……もぉむりぃぃ…。」
わたしは、前かがみの姿勢のまま、両手でお尻を庇い、涙目で母を見つめる。
ただ、母はわたしの側によると、顔を持ち上げ、左手で固定した。
バヂンッ!!
「ん゛っ!?」
「いい加減にしなさいっ!お仕置きをちゃんと受けれないなら、初めからやり直すわよっ!!」
「そ、そんなぁ…。」
「それが嫌なら、言われた通りにしなさいっ!早くしないと、もう一回頰も叩きますからねっ!!」
「わ、わかりましたぁ…。」
わたしは、しぶしぶ姿勢を戻し、“カメラ”にお尻を向けた。
溢れかえるほどの“恥ずかしさ”は、お仕置きで上がった体温と混ざり、わたしの顔を真っ赤に染め上げている。
「さあ、“特別なお仕置き”よ。…その姿勢のまま、お尻を手で広げて、お尻の穴がママに見えるようにしなさいっ!」
「は、恥ずかしい…。」
バヂンッ!
「いだっ!」
「……早くしなさい。」
すでに真っ赤なお尻に与えられる衝撃が、“ひりひり”する痛みに変わり、わたしのお尻に残り続けた。
しぶしぶ、ゆっくりお尻を開くと、“普段はありえない場所”が、スースーするのを感じた。
「今日は、“ここ”を徹底的にお仕置きしてあげます。…途中でお尻閉じたら、何回でもやり直しするから、そのつもりでいなさい。」
「…はい。」
…これから始まるお仕置きに、わたしは“不安”と“緊張”を覚える。
そんなことを気にも留めないであろう母は、高々と腕を振り上げ、わたしのお尻の穴へ、狙いを定めるのだった…。
そのサイト内では、ランキング形式で動画が表示される機能があり、視聴数・コメント数・ポイント数(投げ銭)の3つの総合を基準として、順位が決まる。
そして、視聴数・総再生数・ポイント数に応じて、配信者へ現金などへ交換可能な「ペンペンポイント」が送られる。
その中でも、今回は、ランキングの中で、常に1位となっている親子の“日常”を映したお話である。
・・・
「はぁ…。」
わたしは最近、“お仕置き”が憂鬱だ。
「お仕置き模様を配信されるから。」ということのほかに、別の理由もある。
“うちのお仕置き”では、定期的に日常のお仕置きを配信するほか、リクエストを受け付けており、毎週日曜日に、「投げ銭数」が1番多かった方のリクエストに答えている。
わたしは、日常のお仕置きならともかく、なにも悪いことをしていないのにお仕置きされる、この「リクエストタイム」が嫌で仕方ない。
ただ、何度母に相談しても、帰ってくる返事は「ランキングが下がる」という理由で、無くなることはなかった。
それどころか、以前、強めに抗議をしてしまった際は、「反抗的な子には、厳しいお仕置きをします。」と、その場でお仕置き配信をされてしまったほどだ。
そして今日も、毎週日曜日の「リクエストタイム」を配信する日になってしまった。
・
「ももか、今日もリクエストをやるわよ。」
「…今日は何するの?」
「そうね。今日の1位は……『お尻を自分の手で広げさせて、お尻の穴に厳しいお仕置きをしてください。』…だそうよ。」
「はっ!?…なにそれっ!?嫌だよっ!!」
わたしは、あまりのリクエスト内容に動揺を隠すことができなかった。
いつもは、“厳しい姿勢”や、“少し恥ずかしい格好”でお仕置きを受ける、というリクエストが多かったが、これは流石にやりすぎな気がする…。
「お、お母さん、なんか、今回のは流石に恥ずかしすぎるよぉ…。……それに、これ受けちゃうと、これからのリクエストが、どんどん酷くなるかもしれないし…。」
「確かにそうね。…でも、ランキング1位を守るには、必要なことじゃない?」
「そ、そんなぁ…。」
「あと10分後に始めるから、“心の準備”をしておきなさい。」
結局、わたしの要望はまったく通ることがなく、配信予定を告げられてしまった。
わたしは、涙目になりながらソファに座ると、今日の服装をチェックする。
配信が始まるまでの10分間、ただひたすらに、祈るよう“心の準備”をしていた。
このリクエストタイムは、あくまでいつもの“お仕置き風”に演技をしながら行われる。
…ただ、痛さや恥ずかしさが本物なので、流れる涙は“本物”ではあるが……。
・
“ピッ”
部屋の中にこだまする“寂しい機械音”が、この憂鬱な時間の始まりを告げた。
バヂンッ!!
「ももかっ!帰ってきたらすぐに手を洗わなきゃだめでしょっ!!」
「ご、ごめんなさいっ!今すぐ洗いますっ!」
母の真っ赤な平手の形が頰を赤く染める。
わたしは、その部分を“隠れない程度”に手で庇いながら、涙目で謝った。
…正直、リクエストタイムのお仕置き理由は、なんでも良いのだ。
以前は、“本当にした悪いこと”が理由だったが、最近は、“やってもいない悪いこと”のお仕置きをされる日々が続いている。
「もういいわっ!何度言ってもわからないなら、お仕置きしますっ!」
「お、お仕置きっ!?…お母さんっ!ちゃんと洗うから許してっ!!」
…これは、演技ではなく、“本心”である。
ただ、“セリフが決まった”母の口から出る返答は、いつもと変わらないものであるが…。
「ダメに決まってるでしょっ!!早くスカートとパンツを脱いで、その悪いお尻を出しなさいっ!…あと、今日は“特別なお仕置き”もするからねっ!!」
「そ、そんなぁ…。」
“いつもの展開”に、青ざめた顔をしながら、言われた通り、スカートを下ろし、パンツを脱いで、母に渡した。
わたしが“気をつけの姿勢”になると、母は、配信用のビデオカメラを手に取る。
そして、下から流れるように、わたしのお尻・大切なところをドアップで映した。
わたしはそっと、テーブルの上に置かれたパソコンの画面を見つめる。
そこには、わたしの“大切なところ”が画面いっぱいに映り、それを覆うような大量のコメントで溢れかえっていた。
「さて、まずは“いつもの”お仕置きをします。…足を肩幅に開いて膝の上に手を置きなさい。そして、お尻を突き出すの。」
「…はい。」
ビデオカメラをテーブルに戻すと、母はわたしにそう命じた。
わたしは、嫌々、言われた通りの姿勢となった。
それと同時に“羞恥心”が高まり、頰が赤く染まっていく。
「じゃあ、この悪いお尻を平手でペンペンよ。百叩きするから、覚悟しなさいっ!」
「グスッ…、お仕置き、…お願いします……。」
バヂンッ!
「い゛っ!」
…こうして今日も、“無実のお尻”に痛みが与えられる。
一切、手加減のない“本物の痛み”は、演技ではない、本物の悲鳴を上げさせるには、十分なものだった。
「どうして、すぐに手を洗わないのっ!」
パァンッ!
「ん゛っ!…いまから洗おうと思ってたんだよぉ…。」
「言い訳するんじゃないのっ!」
バヂンッ!バヂンッ!
「い゛っ!だいっ!!…もうゆるてぇ…。」
「まだまだよっ!ももかが“本気”で反省できるまで、お仕置きは続きますからねっ!!」
バッヂィンッ!!
「たぁぁいっ!!…ちゃんと反省してるってばぁ…。」
母の平手は止まることなく、わたしのお尻を赤く染め上げていく。
時々、パソコンの画面をチラッと見るたび、“投げ銭”と“視聴者数”が増えていくのが確認できる。
……最近の母は、これをステータスにしており、少しでも数が落ちると、それに比例し、“叩く強さ”も跳ね上がっていくのだった…。
・
「さて、このくらいでいいかしらね。」
「…ぐすっ……。うぅ…。」
わたしのお尻全体が“パンパン”に腫れ上がるころ、ようやく母の手が止まった。
「い゛っ!」
恐る恐る、自分のお尻に手を当てると、発せられる熱が、わたしに“痛々しい現状”を訴えてくるように感じた。
「お、おしおき、ありがとうございましたぁ…。」
「…何言ってるの?今日は“特別なお仕置き”もするって言ったでしょ?…ほら、続きするから、姿勢を戻しなさい。」
「うぅぅ……もぉむりぃぃ…。」
わたしは、前かがみの姿勢のまま、両手でお尻を庇い、涙目で母を見つめる。
ただ、母はわたしの側によると、顔を持ち上げ、左手で固定した。
バヂンッ!!
「ん゛っ!?」
「いい加減にしなさいっ!お仕置きをちゃんと受けれないなら、初めからやり直すわよっ!!」
「そ、そんなぁ…。」
「それが嫌なら、言われた通りにしなさいっ!早くしないと、もう一回頰も叩きますからねっ!!」
「わ、わかりましたぁ…。」
わたしは、しぶしぶ姿勢を戻し、“カメラ”にお尻を向けた。
溢れかえるほどの“恥ずかしさ”は、お仕置きで上がった体温と混ざり、わたしの顔を真っ赤に染め上げている。
「さあ、“特別なお仕置き”よ。…その姿勢のまま、お尻を手で広げて、お尻の穴がママに見えるようにしなさいっ!」
「は、恥ずかしい…。」
バヂンッ!
「いだっ!」
「……早くしなさい。」
すでに真っ赤なお尻に与えられる衝撃が、“ひりひり”する痛みに変わり、わたしのお尻に残り続けた。
しぶしぶ、ゆっくりお尻を開くと、“普段はありえない場所”が、スースーするのを感じた。
「今日は、“ここ”を徹底的にお仕置きしてあげます。…途中でお尻閉じたら、何回でもやり直しするから、そのつもりでいなさい。」
「…はい。」
…これから始まるお仕置きに、わたしは“不安”と“緊張”を覚える。
そんなことを気にも留めないであろう母は、高々と腕を振り上げ、わたしのお尻の穴へ、狙いを定めるのだった…。
0
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる