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参章・昇りし太陽編
3-17 74 緋色視点 天使・悪魔討伐戦
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ブレイカーの柄上を無事倒し、次は天使と悪魔の二人と戦う事になった。
柄上に関しては以前戦ったことがある分楽だった。
武器を破壊され、命の危機を感じたがなんとかなった。
やはり6位となれば簡単じゃない。
それにしても、誰もが緋色に負けた事が信じられないようだった。
次は悪魔と戦う。
悪魔である鬼塚 英二と、天使である若木 優菜は似た者同士のようで、緋色の事について全くの無関心なようだ。
いつも二人は喧嘩してるか、喧嘩してるか、喧嘩してる。
たまーに仲良くしてるなと思えばまた喧嘩してる。
そういうイメージしかない。というか、全員の共通認識といってもいい。
ただ、悪魔と天使の能力は他の人とは違うらしい。
人から聞いた話では、政府が人工的に作られたとかなんとか。
都市伝説だか、それが正しいなんて緋色には分からない。
悪魔と天使は昔からいるしらしいのでそんな人造人間的なものは無いとは思うが。
何故か鬼塚は緋色を睨んでいる。
「…なんで…そこまで………」
その一言と共に決闘が始まった。
悪魔の手から黒い闇が緋色に向けて放たれる。
「縮地(小)…!!!」
(これ当たったら死ぬくない!?)
壊れ方がおかしい。
しかもやる気の無さそうな戦いをしてこれだ。
(さっきのは闇の波動何故か能力の名前を口に出したくない…じゃなくて!威力がおかしいんだって…!?取り敢えず私を呼ぶか?来い…無垢の緋色…!)
無垢の狂気が今目覚める。
相手は強い。その事実が楽しくてしょうがないみたいだ。
「…なんで笑ってるんだ………?」
「さあね?」
長剣を作り、高速で移動する。
鬼塚は槍を振り回し、闇夜の斬撃を放った。
「輪廻(小)!」
上手く流しながら避けていく。
「隼(小)…!」
「っ…!何でこんなに速いんだよ…!悠久の黄昏(大)…!」
「やっば…」
やはり頭は馬鹿になってしまうようだ。
何も考えずに突っ込むから直で食らってしまう。
…っていう事を最初から察していたので、もう一人の緋色に繋がっている。
手段なんて選ぶ余裕なんてもうないんだから、全力で潰しにいく。
(派手にやってくれるね…!)
縮地で鬼塚の元へ加速する。
「隼(小)!」
「閃律(中)…!」
悪魔の攻撃は近距離の攻撃の方が強い。
しかし、緋色は遠距離攻撃なんて出来ないので突撃しか出来ない。
相手も余裕が無くなってきたのか、動作が荒々しくなってきた。
「っ…炎獄の牢(中)…!」
緋色を囲うようにして炎が燃え盛る。
「輪廻(小)!」
一部分だけ攻撃しながら、縮地で逃げる。
「ッチ…!何で逃げれるんだよ!」
今度は鬼塚が緋色に近付く。
「電光石火(小)…!」
上から叩きつけるようにして攻撃する。
「闇夜の斬撃(大)…!」
攻撃を避けざる負えない。
もっと速く…もっと強く攻撃をしなければ…!
「縮地(小)…!」
首を捉える。
「くっ…!?」
「隼(小)!」
バリアが粉砕した。
「し…死ぬかと思った………」
緋色は溜息をつく。
大分無理した攻撃だった。
もう少し遅かったら死んでいただろう。
「うっわ…負けた………」
鬼塚の言葉と共にある人が高らかに笑っている。
「負けてやんのー」
「うるせえ!」
「やーいやーい…」
若木さんだ。
「凄いねー樫妻さん。鬼塚倒せる位強いね。次は私とやるのかー…嫌だなあ…」
「なんだよ…若木。負けるから嫌なのか?」
「その言葉にちょー…と気に障るけど…まあ、キツイよねー」
何故か緋色に興味が向いている事が驚きだ。
「まぁ?あんたの敗因は?ブースト使わなかったからじゃない?」
「う、うるせえよ!そもそも…」
「そもそも…?」
すると小さい声で喋った。3人しか聞こえない程の小さな声だった。
「樫妻が本気出してないから…嫌なんだよ…くっそやり難い…」
「え?」
「いつになったら、バラすんだ?」
「何で…バレて…」
「ちょっと。私達があの人達と同じレベルだと思ってるでしょ。」
「え?」
「…お前があいつ等と違う様に、俺達もあいつ等とは違う。」
「技名が人とは違うのは、本当に人とは違うからだからね。」
「…それは…」
「私達の能力は元々古代兵器みたいな感じで作られてるから。」
まさかの都市伝説だと思っていたのが事実だった。
「ま、他人より使いづらいし、悪魔持ちにとっては天使特攻だし。その逆も然りってとこよね。」
「俺達はただのクラスメートじゃないのさ。」
「それ…言っていいやつ?」
「ああ。勿論駄目に決まってるだろ?」
軽々と機密情報を口走られても。
「言ったでしょ。お前があいつ等と違う様に、俺達もあいつ等とは違うだって。言ってしまえば、私達と樫妻さんは同じ様にあいつ等とは違うって。」
「ま、橋本も違うって言ったら…樫妻でも分かるだろ。」
「嘘でしょ!?」
「いや。俺達はやり直す事ができるという事しか知らない。」
「ここが、やり直したのかなー?とは何となーく想像はつくけどね。何か違和感があるし。」
何故、大地の涙や朱の流星位しか知らない事をこの人たちは知っているのだろう。
「じゃ、次は私ね~」
今度は若木さんの番だ。
「隠してるんでしょ?…じゃあ、そのままで私に勝ってみて?」
難しいと言っている割には余裕そうだ。
もしかしたら彼らを味方につける事が出来るかも。
緋色の大切な誰かを助ける為には何を用意しても足りやしない。
バリアが張られる。
天使は弓を武器にして戦う。
聖なる矢・ピアシスライン・エリアルレイザー・エンブレススターが彼女の能力。
能力の由来が分からなさ過ぎてどういう攻撃か全く分からない。
本当、何なのこの名前。
とは思うが、古代兵器みたいな…と言っていたので、能力が古代語に由来する言葉だろうとは思う。
でも夜の騎士より厨ニ病みたいな何かを感じる。
正直尺が足りない。
ここはバッサリカットするが、若木さん…許して欲しい。
結果的には勝った。うん…死ぬかと思ったけど…
そして…
「1つ言っていいか?」
休みの日に前回、大地の涙と橋本と緋色の3人で集まった例の場所に全員集合している。
「どうぞ。」
「なんか…人多くなってないか?」
「気のせいじゃないぞ。」
「ちゃーんといるよー」
「えっと…私と、大地の涙と、橋本と、若木さんと、鬼塚と、光ちゃんと、奏恵ちゃんと、智花ちゃんだから…計八人いるよー」
「…多いですね……先輩達居ないのに…鶴もそうだけど…」
「そもそも……二人は…誰なんですか…?」
「私?天使と悪魔。」
「…え!?」
驚くのも無理は無い。色々、黒い噂は絶えない。暗殺者よりも。
暗殺者は結構偏見が強く、それを信じている人は馬鹿だと思われるレベルぐらいにはその思考が減ってきているが、天使と悪魔は違う。
異質過ぎるのだ。
能力も。名前も。
ついでに偏見というのは、周りに天使と悪魔が居たら殺されると言われているのがその代表格だ。
「まあまあ…偏見って言うけど…強ち間違いじゃない。」
「え!?」
「かと言って、完璧に合ってる訳じゃない。」
「俺達は事情があるんだよ。…今はまだ良いけどな。」
「私達を匿ってたらその匿ってる人も殺されるって訳。だからこの話があるの。」
「へえ~…え…?」
「あらあら~貴方達も色々あるのね~」
色々あるのね~のレベルではない。
「ずっとって訳じゃない。監視もたまーにされてるだけ。」
「下手に殺ると、殺人事件になっちゃうし、逆に返り討ちにされるしね。」
「…フフフ。まあ、その組織は知り合いが入ってたからよく知ってるわ~」
と大地の涙は普通に言う。
「え…!?」
「知らないかしら~?朱の流星よ~」
「ええ…!?」
とんでもない話だ。
「一度、その組織にお邪魔した事もあるのよ~朱の流星が、二つ名じゃない時に二つ名である貴方が何とかしてくれって頼まれたの~」
「やっば…」
「だからね~リーダーを洗脳させてやったわ~ウフフフ。」
「…俺達が以前よりも監視が少なくなったのって…」
「まあね~リーダーが洗脳されたら…手下も洗脳出来るものね~」
「とんだ話だ…」
これが二つ名なのか…というか、めちゃくちゃ人助けするじゃん。
「それよりも…緋色さんはあといつくらいで黄金の王倒せるのかしら~?」
「あと三人です。だから、2日あれば終わります。」
「あらあら~そんなに早いのね~」
「30人をそんな早く倒せるなんて……」
確かに滅茶苦茶爆速で倒していった気がする。
「…そういえば先輩達居ないって、他にも居るの?」
「確かに。」
二人が前回の世界という事がある事を知っていると事前に皆に伝えてある。
「そんな感じです。…あと、もう一人私達の同期にいます。」
「ふ~ん。」
「で?なんの為に戻って来たの?」
「………皆、死なない世界に辿り着くためかな。1回目も2回目も違う理由で壊滅状態だったから…」
「そりゃあ大変だねえ。」
「…俺達が小学園を卒業するまであと半年だ。それまでに小学園だから出来る事をやっとかないとな。」
「そうだね。」
「それに、私達は卒業したら、殆ど会えないと思うから。」
「そうなの?」
「ああ。俺達は学園には行かない。俺と若木でやる事があるから。」
「…卒業してから本番…みたいな?」
「ふ~ん。そうなんだね…」
取り敢えず、後輩達には強くなる為の特訓と香露音と夏希探しをやってもらう事にした。
転校生が来るという噂が立ってきているから、そろそろ鶴ちゃんには会えるだろう。
因みに大地の涙は仕事を辞めたらしい。
働かなくても息子を育てる程の資金は充分にあるので必要は無いとのこと。
そういえば、緋色は面倒事をだいぶ避けているので、不良の癖に何もしていないという認知になっている。
教師は相変わらず緋色の事を見下している感じだ。
学校で浮いているのは間違いなく緋色だろう。
最近、若木さんと鬼塚と橋本と出野と緋色の5人で行動している為にとても異質な空気が漂っている。
出野は何となくだが、二人が人とは違うという事も分かっているらしい。
流石アナライズは優秀な氷結野郎だ。何度も言うが出野は嫌いだ。
(次は…柊か。)
こいつだけは如何しても許せない。
友達面した癖に、簡単に裏切って緋色を蹴落とした張本人であり元凶なのだから。
柄上に関しては以前戦ったことがある分楽だった。
武器を破壊され、命の危機を感じたがなんとかなった。
やはり6位となれば簡単じゃない。
それにしても、誰もが緋色に負けた事が信じられないようだった。
次は悪魔と戦う。
悪魔である鬼塚 英二と、天使である若木 優菜は似た者同士のようで、緋色の事について全くの無関心なようだ。
いつも二人は喧嘩してるか、喧嘩してるか、喧嘩してる。
たまーに仲良くしてるなと思えばまた喧嘩してる。
そういうイメージしかない。というか、全員の共通認識といってもいい。
ただ、悪魔と天使の能力は他の人とは違うらしい。
人から聞いた話では、政府が人工的に作られたとかなんとか。
都市伝説だか、それが正しいなんて緋色には分からない。
悪魔と天使は昔からいるしらしいのでそんな人造人間的なものは無いとは思うが。
何故か鬼塚は緋色を睨んでいる。
「…なんで…そこまで………」
その一言と共に決闘が始まった。
悪魔の手から黒い闇が緋色に向けて放たれる。
「縮地(小)…!!!」
(これ当たったら死ぬくない!?)
壊れ方がおかしい。
しかもやる気の無さそうな戦いをしてこれだ。
(さっきのは闇の波動何故か能力の名前を口に出したくない…じゃなくて!威力がおかしいんだって…!?取り敢えず私を呼ぶか?来い…無垢の緋色…!)
無垢の狂気が今目覚める。
相手は強い。その事実が楽しくてしょうがないみたいだ。
「…なんで笑ってるんだ………?」
「さあね?」
長剣を作り、高速で移動する。
鬼塚は槍を振り回し、闇夜の斬撃を放った。
「輪廻(小)!」
上手く流しながら避けていく。
「隼(小)…!」
「っ…!何でこんなに速いんだよ…!悠久の黄昏(大)…!」
「やっば…」
やはり頭は馬鹿になってしまうようだ。
何も考えずに突っ込むから直で食らってしまう。
…っていう事を最初から察していたので、もう一人の緋色に繋がっている。
手段なんて選ぶ余裕なんてもうないんだから、全力で潰しにいく。
(派手にやってくれるね…!)
縮地で鬼塚の元へ加速する。
「隼(小)!」
「閃律(中)…!」
悪魔の攻撃は近距離の攻撃の方が強い。
しかし、緋色は遠距離攻撃なんて出来ないので突撃しか出来ない。
相手も余裕が無くなってきたのか、動作が荒々しくなってきた。
「っ…炎獄の牢(中)…!」
緋色を囲うようにして炎が燃え盛る。
「輪廻(小)!」
一部分だけ攻撃しながら、縮地で逃げる。
「ッチ…!何で逃げれるんだよ!」
今度は鬼塚が緋色に近付く。
「電光石火(小)…!」
上から叩きつけるようにして攻撃する。
「闇夜の斬撃(大)…!」
攻撃を避けざる負えない。
もっと速く…もっと強く攻撃をしなければ…!
「縮地(小)…!」
首を捉える。
「くっ…!?」
「隼(小)!」
バリアが粉砕した。
「し…死ぬかと思った………」
緋色は溜息をつく。
大分無理した攻撃だった。
もう少し遅かったら死んでいただろう。
「うっわ…負けた………」
鬼塚の言葉と共にある人が高らかに笑っている。
「負けてやんのー」
「うるせえ!」
「やーいやーい…」
若木さんだ。
「凄いねー樫妻さん。鬼塚倒せる位強いね。次は私とやるのかー…嫌だなあ…」
「なんだよ…若木。負けるから嫌なのか?」
「その言葉にちょー…と気に障るけど…まあ、キツイよねー」
何故か緋色に興味が向いている事が驚きだ。
「まぁ?あんたの敗因は?ブースト使わなかったからじゃない?」
「う、うるせえよ!そもそも…」
「そもそも…?」
すると小さい声で喋った。3人しか聞こえない程の小さな声だった。
「樫妻が本気出してないから…嫌なんだよ…くっそやり難い…」
「え?」
「いつになったら、バラすんだ?」
「何で…バレて…」
「ちょっと。私達があの人達と同じレベルだと思ってるでしょ。」
「え?」
「…お前があいつ等と違う様に、俺達もあいつ等とは違う。」
「技名が人とは違うのは、本当に人とは違うからだからね。」
「…それは…」
「私達の能力は元々古代兵器みたいな感じで作られてるから。」
まさかの都市伝説だと思っていたのが事実だった。
「ま、他人より使いづらいし、悪魔持ちにとっては天使特攻だし。その逆も然りってとこよね。」
「俺達はただのクラスメートじゃないのさ。」
「それ…言っていいやつ?」
「ああ。勿論駄目に決まってるだろ?」
軽々と機密情報を口走られても。
「言ったでしょ。お前があいつ等と違う様に、俺達もあいつ等とは違うだって。言ってしまえば、私達と樫妻さんは同じ様にあいつ等とは違うって。」
「ま、橋本も違うって言ったら…樫妻でも分かるだろ。」
「嘘でしょ!?」
「いや。俺達はやり直す事ができるという事しか知らない。」
「ここが、やり直したのかなー?とは何となーく想像はつくけどね。何か違和感があるし。」
何故、大地の涙や朱の流星位しか知らない事をこの人たちは知っているのだろう。
「じゃ、次は私ね~」
今度は若木さんの番だ。
「隠してるんでしょ?…じゃあ、そのままで私に勝ってみて?」
難しいと言っている割には余裕そうだ。
もしかしたら彼らを味方につける事が出来るかも。
緋色の大切な誰かを助ける為には何を用意しても足りやしない。
バリアが張られる。
天使は弓を武器にして戦う。
聖なる矢・ピアシスライン・エリアルレイザー・エンブレススターが彼女の能力。
能力の由来が分からなさ過ぎてどういう攻撃か全く分からない。
本当、何なのこの名前。
とは思うが、古代兵器みたいな…と言っていたので、能力が古代語に由来する言葉だろうとは思う。
でも夜の騎士より厨ニ病みたいな何かを感じる。
正直尺が足りない。
ここはバッサリカットするが、若木さん…許して欲しい。
結果的には勝った。うん…死ぬかと思ったけど…
そして…
「1つ言っていいか?」
休みの日に前回、大地の涙と橋本と緋色の3人で集まった例の場所に全員集合している。
「どうぞ。」
「なんか…人多くなってないか?」
「気のせいじゃないぞ。」
「ちゃーんといるよー」
「えっと…私と、大地の涙と、橋本と、若木さんと、鬼塚と、光ちゃんと、奏恵ちゃんと、智花ちゃんだから…計八人いるよー」
「…多いですね……先輩達居ないのに…鶴もそうだけど…」
「そもそも……二人は…誰なんですか…?」
「私?天使と悪魔。」
「…え!?」
驚くのも無理は無い。色々、黒い噂は絶えない。暗殺者よりも。
暗殺者は結構偏見が強く、それを信じている人は馬鹿だと思われるレベルぐらいにはその思考が減ってきているが、天使と悪魔は違う。
異質過ぎるのだ。
能力も。名前も。
ついでに偏見というのは、周りに天使と悪魔が居たら殺されると言われているのがその代表格だ。
「まあまあ…偏見って言うけど…強ち間違いじゃない。」
「え!?」
「かと言って、完璧に合ってる訳じゃない。」
「俺達は事情があるんだよ。…今はまだ良いけどな。」
「私達を匿ってたらその匿ってる人も殺されるって訳。だからこの話があるの。」
「へえ~…え…?」
「あらあら~貴方達も色々あるのね~」
色々あるのね~のレベルではない。
「ずっとって訳じゃない。監視もたまーにされてるだけ。」
「下手に殺ると、殺人事件になっちゃうし、逆に返り討ちにされるしね。」
「…フフフ。まあ、その組織は知り合いが入ってたからよく知ってるわ~」
と大地の涙は普通に言う。
「え…!?」
「知らないかしら~?朱の流星よ~」
「ええ…!?」
とんでもない話だ。
「一度、その組織にお邪魔した事もあるのよ~朱の流星が、二つ名じゃない時に二つ名である貴方が何とかしてくれって頼まれたの~」
「やっば…」
「だからね~リーダーを洗脳させてやったわ~ウフフフ。」
「…俺達が以前よりも監視が少なくなったのって…」
「まあね~リーダーが洗脳されたら…手下も洗脳出来るものね~」
「とんだ話だ…」
これが二つ名なのか…というか、めちゃくちゃ人助けするじゃん。
「それよりも…緋色さんはあといつくらいで黄金の王倒せるのかしら~?」
「あと三人です。だから、2日あれば終わります。」
「あらあら~そんなに早いのね~」
「30人をそんな早く倒せるなんて……」
確かに滅茶苦茶爆速で倒していった気がする。
「…そういえば先輩達居ないって、他にも居るの?」
「確かに。」
二人が前回の世界という事がある事を知っていると事前に皆に伝えてある。
「そんな感じです。…あと、もう一人私達の同期にいます。」
「ふ~ん。」
「で?なんの為に戻って来たの?」
「………皆、死なない世界に辿り着くためかな。1回目も2回目も違う理由で壊滅状態だったから…」
「そりゃあ大変だねえ。」
「…俺達が小学園を卒業するまであと半年だ。それまでに小学園だから出来る事をやっとかないとな。」
「そうだね。」
「それに、私達は卒業したら、殆ど会えないと思うから。」
「そうなの?」
「ああ。俺達は学園には行かない。俺と若木でやる事があるから。」
「…卒業してから本番…みたいな?」
「ふ~ん。そうなんだね…」
取り敢えず、後輩達には強くなる為の特訓と香露音と夏希探しをやってもらう事にした。
転校生が来るという噂が立ってきているから、そろそろ鶴ちゃんには会えるだろう。
因みに大地の涙は仕事を辞めたらしい。
働かなくても息子を育てる程の資金は充分にあるので必要は無いとのこと。
そういえば、緋色は面倒事をだいぶ避けているので、不良の癖に何もしていないという認知になっている。
教師は相変わらず緋色の事を見下している感じだ。
学校で浮いているのは間違いなく緋色だろう。
最近、若木さんと鬼塚と橋本と出野と緋色の5人で行動している為にとても異質な空気が漂っている。
出野は何となくだが、二人が人とは違うという事も分かっているらしい。
流石アナライズは優秀な氷結野郎だ。何度も言うが出野は嫌いだ。
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