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8章 呪いは浸食する
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「じゃあ、先に自己紹介をしましょうか。」
槍と盾を持っている女がそう言った。
「じゃあ、団長から。」
「え!?まあ、そうか。俺は紋章の旅団の団長、麻村 優。」
「アサムラ・ユウ?」
「和の国は名前の仕組みが違うのよ、エレスト。」
「知ってはいたが…いざ聞くと、慣れないな。」
「ユウって呼べば良いか?」
「それで構わないよ。よろしくお願いします。じゃあ、次は副団長かな。」
「はい。私は副団長の奏道 療。皆が怪我をしたら、私が治療してるわ。」
「流石は私達の副団長!可愛いんだから、キャー!」
「療しか勝たん!」
太刀の女と双剣の男は急に叫び出す。
「どうしたお前ら。」
トーラスは引いている。
「やめて!恥ずかしいから!コホン、と、取り敢えず、よろしくお願いします。」
「あとは、変人1と変人2だ。」
浅村は雑く言った。
「え、私変人枠ですか!?」
「お前は変人だけど俺は違う!」
「はいはい、一緒ですよー早く自己紹介しろ。」
「んな雑な!俺は旅団の平社員、閃撃 颯斗だ!よろしく!」
「わ、私は無職の橋本 愛です!よろしくお願いします!」
変人1,2がそれぞれ挨拶を終えた。
「君達は?」
「俺はエレスト。よろしく。」
「私はエウルよ。よろしくね。」
「俺はトーラスだ。」
全員の自己紹介が終わったところで、出発する。
「それにしても、トーラスさん…変わった魔法具ですよね。」
橋本はトーラスをまじまじと見ながら言う。
「あ?変わった?この本が?」
「え、い、いや、今着けてる片眼鏡です。」
まだ誰にも片眼鏡が魔法具であるとは言って無い。
「…むしろ、見ずらくさせてますよね。」
片眼鏡の特徴もしっかり把握している。
トーラスは、面白そうに笑った。
「魔法具、作ったことがあるのか?」
「あ、はい。まあ魔力が魔法使いを名乗れるほども無いので、大したものは作れませんけど。でも、武器を収納できるだけの魔法具くらいは作れます。」
「ふーん、じゃ、ギリギリ初心者脱却程度ってところか。」
「そうですね。」
(それにしたって、片眼鏡が魔法具であることを見極めることが出来るのは、俺と同じ体質か、体質なんかなくても同じことが出来る化け物魔法使いか、魔力の使い方が相当繊細な人…どれも普通はいないぞ。)
トーラスは橋本に興味を持ったらしい。
「なあ、君は俺が何に見えてる?」
「…変な…人?」
「どこかだよ。」
「おい、トーラス変人から変人認定されたぞ、良かったな。」
エレストは笑いながら言った。
「良かねえよ!」
トーラスはふと橋本の目を見た。
(俺の何を見てる…?)
「変なのは団長もそうなので…」
「え、俺も!?」
トーラスは浅村を見る。
(……この子が見てるのは…まさか…)
「一番変なのはトーラスさんなんで、大丈夫です!」
「良かねえって。」
「トーラスが変なのは分かったけど…」
「分かるな。」
エレストはトーラスの言葉を無視して続ける。
「村ってあとどれくらいで着くんだ?」
「村…?ああ、去年に廃村になったとこか?」
「廃村になったの!?」
「マジで!?」
エウルとトーラスは驚いている。
「流石に魔法国と和の国の中継地点が無さすぎて、冒険者とか観光客が困るから、作ったんだよ。別の場所に中継地点をさ。」
「なるほど…だから、一生見つからない訳だ。」
エレストは冷静にそう言った。
「逆に知らないのか…」
「俺の情報は10歳くらいで止まってる。」
「私は三年前くらいかしら。」
「俺も同じくらい。」
「情弱過ぎるな!よくここまで来れたぜ!」
閃撃に言われても反論できない。
「エレストはまぁ、うん…知らなくても仕方ないけど…」
「エウル、お前が一番分かっとかないといけないだろ。」
「いやいや、トーラスもでしょ!?」
少しすると、検門が見えた。
「…俺、そういえば身分無いぞ…?」
「別にいらないぞ?証明書なんて。」
「え?じゃあなんであるんだ?」
「犯罪者探す為のものだから、特に気にしなくてもいい。」
エレストはふと、歩いただけで殴られた過去を思い出した。
「……下民は…犯罪者じゃないのか…?」
「え?」
「……いや、なんでもない。」
「検問通ったら和の国だ!一年ぶりだな!」
「ええ。長いようで短かった。…戻ってきたって感じよ。」
検門を特に何事もなく通り過ぎ、エレスト達は和の国に突入した。
「…ま、街とかじゃないから、特に変わらないな。」
「あともう少しで、和の国らしい街が見えますよ。」
「……その前に、魔物退治だけどな。」
魔物がこちらを睨んでいる。
「魔王が目覚めてから、この魔物達は殺気立ってる。」
「こればかりは仕方ないですね。」
「どうせ、毎回の如く勇者サマが倒してくれるだろ。もう討伐隊結成されているんだろ?」
橋本が弓矢を取り出す。
「…太刀じゃないのか?」
エレストは少し驚く。
「一応弓矢も使えるようにはしてます。」
弓を引き、ほんの少しの魔力が流れたあと放たれる。
「ああ。勇者の旅団だったかな。」
「勇者の紋章が殆ど同時期に開眼するとはな。今回は討伐が早いかもしれないよな。」
魔物は撃たれ、倒れた。
「…光矢ですら無いな。」
トーラスはつまらなさそうに言う。
「はい、誘導さえしてくれたら良いので、光と魔弾の部分は使いません。」
「橋本は魔力が無いからな。魔力をケチるんだよ。」
「そうです!」
「そんな自信持って言えることか…?」
「大した魔法を使えないという自信ならあります!」
「……はぁ…」
ネガティブが吹っ切れると中々面倒臭い性格をするらしい。
しかし、変わった魔法の使い方である。
それくらいしかできないのであれば、魔法を使うよりも、自力で同じことをやった方が早い。
「団長みたいに魔力があるなら別ですけど。」
この中では浅村が一番魔力が多い。
「俺は魔法が得意じゃないけどね。」
「だからって、魔物を拳でぶん殴るか?」
この時代に格闘家は殆どいない。
理由としては、リーチが短い、低ランクの魔物しか倒せないというのがある。
武器で殴った方が簡単なのは簡単に考えればわかることである。
「魔力で殴ってるんだよ。」
「はあ?」
「こんな戦い方をするのは、和の国位だから分からないかもしれないけど、魔力を纏わせて戦うんだよ。」
「団長は手に纏わせてるけど、颯斗は双剣に纏わせてるわよ。」
「へえ、そんな戦い方が…」
エレストはそれで何が変わるのか分からなかったが、聞いたところで理解できなさそうだったので、これ以上聴くことを止めた。
和の国は他の国よりも識字率が高い。
つまり、勤勉と言える。
勉強を殆どしていないエレストにとっては絶対に理解できないものである。
勿論、エレストは下民の割には教養があるのには変わりないが。
「まあ、そこまで難しい話ではないよ。俺達はその戦い方が慣れてるから、他の人がどうなのかは分からないけどね。」
「そういうものなのか…」
「そろそろ、村に着く。エレスト達はお疲れさま。」
先を見ると、質素な村が見えた。
「やっと着いたよ…」
エウルは大きな溜息を吐いた。
一番体力の低いエウルが、一番疲れているように思える。
「さ、休憩しようぜ。流石に俺も疲れたよ。」
トーラスは薄ら笑いを浮かべながらそう言った。
「私達も疲れましたね!」
「そうね。先に宿を取ってから、自由行動にするとしましょうか。」
「賛成だ。」
「俺も賛成だぜ!」
「一番疲れる要因は閃撃だったな。」
浅村は笑いながら言った。
「いやあ、悪かったって!」
「でもこれ、比較的よくあるんですよねえ…」
「ああ、そうだ!もう慣れたろ!」
「慣・れ・た・からっていい訳じゃないからな!頼むから反省してくれ…」
すると、ふと副団長の奏道の視線が違う方向に向いた。
「どうしましたか?先輩。」
「…いえ、後ろを人が通っただけよ。」
紋章の旅団は宿に向かった。
この時、和の国にエルフの里以上の悪が潜んでいるとは誰も思わなかっただろう。
槍と盾を持っている女がそう言った。
「じゃあ、団長から。」
「え!?まあ、そうか。俺は紋章の旅団の団長、麻村 優。」
「アサムラ・ユウ?」
「和の国は名前の仕組みが違うのよ、エレスト。」
「知ってはいたが…いざ聞くと、慣れないな。」
「ユウって呼べば良いか?」
「それで構わないよ。よろしくお願いします。じゃあ、次は副団長かな。」
「はい。私は副団長の奏道 療。皆が怪我をしたら、私が治療してるわ。」
「流石は私達の副団長!可愛いんだから、キャー!」
「療しか勝たん!」
太刀の女と双剣の男は急に叫び出す。
「どうしたお前ら。」
トーラスは引いている。
「やめて!恥ずかしいから!コホン、と、取り敢えず、よろしくお願いします。」
「あとは、変人1と変人2だ。」
浅村は雑く言った。
「え、私変人枠ですか!?」
「お前は変人だけど俺は違う!」
「はいはい、一緒ですよー早く自己紹介しろ。」
「んな雑な!俺は旅団の平社員、閃撃 颯斗だ!よろしく!」
「わ、私は無職の橋本 愛です!よろしくお願いします!」
変人1,2がそれぞれ挨拶を終えた。
「君達は?」
「俺はエレスト。よろしく。」
「私はエウルよ。よろしくね。」
「俺はトーラスだ。」
全員の自己紹介が終わったところで、出発する。
「それにしても、トーラスさん…変わった魔法具ですよね。」
橋本はトーラスをまじまじと見ながら言う。
「あ?変わった?この本が?」
「え、い、いや、今着けてる片眼鏡です。」
まだ誰にも片眼鏡が魔法具であるとは言って無い。
「…むしろ、見ずらくさせてますよね。」
片眼鏡の特徴もしっかり把握している。
トーラスは、面白そうに笑った。
「魔法具、作ったことがあるのか?」
「あ、はい。まあ魔力が魔法使いを名乗れるほども無いので、大したものは作れませんけど。でも、武器を収納できるだけの魔法具くらいは作れます。」
「ふーん、じゃ、ギリギリ初心者脱却程度ってところか。」
「そうですね。」
(それにしたって、片眼鏡が魔法具であることを見極めることが出来るのは、俺と同じ体質か、体質なんかなくても同じことが出来る化け物魔法使いか、魔力の使い方が相当繊細な人…どれも普通はいないぞ。)
トーラスは橋本に興味を持ったらしい。
「なあ、君は俺が何に見えてる?」
「…変な…人?」
「どこかだよ。」
「おい、トーラス変人から変人認定されたぞ、良かったな。」
エレストは笑いながら言った。
「良かねえよ!」
トーラスはふと橋本の目を見た。
(俺の何を見てる…?)
「変なのは団長もそうなので…」
「え、俺も!?」
トーラスは浅村を見る。
(……この子が見てるのは…まさか…)
「一番変なのはトーラスさんなんで、大丈夫です!」
「良かねえって。」
「トーラスが変なのは分かったけど…」
「分かるな。」
エレストはトーラスの言葉を無視して続ける。
「村ってあとどれくらいで着くんだ?」
「村…?ああ、去年に廃村になったとこか?」
「廃村になったの!?」
「マジで!?」
エウルとトーラスは驚いている。
「流石に魔法国と和の国の中継地点が無さすぎて、冒険者とか観光客が困るから、作ったんだよ。別の場所に中継地点をさ。」
「なるほど…だから、一生見つからない訳だ。」
エレストは冷静にそう言った。
「逆に知らないのか…」
「俺の情報は10歳くらいで止まってる。」
「私は三年前くらいかしら。」
「俺も同じくらい。」
「情弱過ぎるな!よくここまで来れたぜ!」
閃撃に言われても反論できない。
「エレストはまぁ、うん…知らなくても仕方ないけど…」
「エウル、お前が一番分かっとかないといけないだろ。」
「いやいや、トーラスもでしょ!?」
少しすると、検門が見えた。
「…俺、そういえば身分無いぞ…?」
「別にいらないぞ?証明書なんて。」
「え?じゃあなんであるんだ?」
「犯罪者探す為のものだから、特に気にしなくてもいい。」
エレストはふと、歩いただけで殴られた過去を思い出した。
「……下民は…犯罪者じゃないのか…?」
「え?」
「……いや、なんでもない。」
「検問通ったら和の国だ!一年ぶりだな!」
「ええ。長いようで短かった。…戻ってきたって感じよ。」
検門を特に何事もなく通り過ぎ、エレスト達は和の国に突入した。
「…ま、街とかじゃないから、特に変わらないな。」
「あともう少しで、和の国らしい街が見えますよ。」
「……その前に、魔物退治だけどな。」
魔物がこちらを睨んでいる。
「魔王が目覚めてから、この魔物達は殺気立ってる。」
「こればかりは仕方ないですね。」
「どうせ、毎回の如く勇者サマが倒してくれるだろ。もう討伐隊結成されているんだろ?」
橋本が弓矢を取り出す。
「…太刀じゃないのか?」
エレストは少し驚く。
「一応弓矢も使えるようにはしてます。」
弓を引き、ほんの少しの魔力が流れたあと放たれる。
「ああ。勇者の旅団だったかな。」
「勇者の紋章が殆ど同時期に開眼するとはな。今回は討伐が早いかもしれないよな。」
魔物は撃たれ、倒れた。
「…光矢ですら無いな。」
トーラスはつまらなさそうに言う。
「はい、誘導さえしてくれたら良いので、光と魔弾の部分は使いません。」
「橋本は魔力が無いからな。魔力をケチるんだよ。」
「そうです!」
「そんな自信持って言えることか…?」
「大した魔法を使えないという自信ならあります!」
「……はぁ…」
ネガティブが吹っ切れると中々面倒臭い性格をするらしい。
しかし、変わった魔法の使い方である。
それくらいしかできないのであれば、魔法を使うよりも、自力で同じことをやった方が早い。
「団長みたいに魔力があるなら別ですけど。」
この中では浅村が一番魔力が多い。
「俺は魔法が得意じゃないけどね。」
「だからって、魔物を拳でぶん殴るか?」
この時代に格闘家は殆どいない。
理由としては、リーチが短い、低ランクの魔物しか倒せないというのがある。
武器で殴った方が簡単なのは簡単に考えればわかることである。
「魔力で殴ってるんだよ。」
「はあ?」
「こんな戦い方をするのは、和の国位だから分からないかもしれないけど、魔力を纏わせて戦うんだよ。」
「団長は手に纏わせてるけど、颯斗は双剣に纏わせてるわよ。」
「へえ、そんな戦い方が…」
エレストはそれで何が変わるのか分からなかったが、聞いたところで理解できなさそうだったので、これ以上聴くことを止めた。
和の国は他の国よりも識字率が高い。
つまり、勤勉と言える。
勉強を殆どしていないエレストにとっては絶対に理解できないものである。
勿論、エレストは下民の割には教養があるのには変わりないが。
「まあ、そこまで難しい話ではないよ。俺達はその戦い方が慣れてるから、他の人がどうなのかは分からないけどね。」
「そういうものなのか…」
「そろそろ、村に着く。エレスト達はお疲れさま。」
先を見ると、質素な村が見えた。
「やっと着いたよ…」
エウルは大きな溜息を吐いた。
一番体力の低いエウルが、一番疲れているように思える。
「さ、休憩しようぜ。流石に俺も疲れたよ。」
トーラスは薄ら笑いを浮かべながらそう言った。
「私達も疲れましたね!」
「そうね。先に宿を取ってから、自由行動にするとしましょうか。」
「賛成だ。」
「俺も賛成だぜ!」
「一番疲れる要因は閃撃だったな。」
浅村は笑いながら言った。
「いやあ、悪かったって!」
「でもこれ、比較的よくあるんですよねえ…」
「ああ、そうだ!もう慣れたろ!」
「慣・れ・た・からっていい訳じゃないからな!頼むから反省してくれ…」
すると、ふと副団長の奏道の視線が違う方向に向いた。
「どうしましたか?先輩。」
「…いえ、後ろを人が通っただけよ。」
紋章の旅団は宿に向かった。
この時、和の国にエルフの里以上の悪が潜んでいるとは誰も思わなかっただろう。
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