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10章 ~呪いを虐殺★楽しい一人旅~
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アカツキは簡単な魔法で魔物を倒している。
それだけでなく、魔法具も使っていた。
「意外と小手先の事ばっかりするんだな。」
「まあね。」
左手には紋章が見える。
「こいつあるからさ、まあある程度の魔法は使えるけど、魔力自体は魔法使い程度に到達しないからねぇ~」
「そうなのか。」
「うん。こいつは『魔蔵の紋章』。魔力を貯蔵できるだけの紋章なんよね。つよつよの敵と戦うために魔力を紋章で温存できるから、出来る限り普段では最低限の魔法しか使わん。」
トーラスは漸く起きた。
「…便利だな。」
「緑髪イケメン君、歯切れ悪いねえ。」
「…トーラスだ。」
「そうだったわ。まあ私だって、派手なのぶちかましたいけど、呪術師を殺すのに派手な魔法は向いてない。」
「…そうなのか?」
エレスト達は派手に呪術師を殺した記憶(主にエレストの攻撃)を思い出す。
「派手な魔法に隠れて逃げられる可能性もあるかんね。あいつら痛覚無いし。」
「確かに…?」
「ま、呪術師を殺すことになれてる奴の方が少ないよ。あれは、蛆虫みたいに集まって行動するから討ち漏れが出やすい。」
「そういえば、和の国で呪術師出たけど…」
「あれは多分討ち漏れは無いだろうね。和の国の防衛隊は普通におかしいくらい強いし。逃げた奴は徹底的に潰して回ってるはずだよ。それに、天皇に喧嘩売ったんだ。呪術師は皆殺しにしてるでしょ。」
アカツキは楽しそうに笑った。
しかし、和の国から呪術師が消えたところで、他の場所に呪術師は潜んでいる。
「絡繰の国は道具が豊かやんか?それでさ違法な取引で荒稼ぎしやすいんよ。」
「確かに、ありそうな話だな。」
「やろ?色んなとこに呪術師おるけど、絡繰の国の呪術師が一番簡単に表に出しやすい。闇市叩きだしたら、大抵おるわ。」
「そんなもんなんだな。」
「しかも、でかい市場の時期だしさ…」
「いつも一人で呪術師を探してるのか?」
「おん。せやで。悲しい事ながら彼氏おらんから、ボッチ旅なんよ。それに、私と一緒に居れる奴がおると思わんしな。こんな変人にな、関われる方があんまおらんやろ。」
確かに、今までよりも強烈印象を残すような人だが、嫌な人では無いのだから、一緒に入れる人がいないという訳では無いとエレストは思った。
「そうか?」
「お?なら私と旅してみるか?一生煩いけど。」
「…遠慮するよ。」
更に歩くと、風景は少しだけ変わった。
「お、漸く街が見えてきたねえ。」
「エレスト。もう歩ける。」
「そうか?」
「そのままおんぶして、街の人に見せつけましょうよ。」
「性格の悪いこと言ってんじゃねえよ。覚えとけよ。」
「あらあら。」
「仲いいねえ。」
アカツキはニヤリと笑う。
「これのどこがだ。」
「アハハ!まあまあ。折角街に着いたんだし。散策しようよ。」
街の中に入り、アカツキは辺りを見渡す。
「…ふぅん…楽しそうな場所だなあ…」
醜い何かを舐め回すような目をしながら言っているからか、楽しそうな声のトーンと合っていない。
「私は魔法具を調達しないといけないから、あっち行ってくるわ。」
アカツキは軽い足取りで去っていった。
「アカツキって奴、魔法具をあんだけ貯める必要あるのか?魔法具つっても、アカツキ位なら大した機能にもならないだろ。」
「魔法具を沢山使う人なんて、余程の成金くらいよ。」
「助けてくれたことについてはありがたいが…辛気臭い奴だな。」
すると、人の悲鳴が聞こえた。
「ひ、ひ、ひっ、人殺しーー!!!!!」
野次馬と共に、エレストはそこに向かった。
「やっちゃったなー…呪術師も人間に溶け込む術を持ってたか。」
そこにはアカツキが血塗れになっていた。
「なんだこの返り血は…!」
「早く傭兵を呼べ!捕まえろ!」
アカツキはエレストと目があった。
しかし、アカツキは目を逸らす。
「どうしようか…」
トーラスは少しアカツキの周りを見ていった。
「…返り血は偽物だ。恐らく、叫んだ人も呪術師だろうな。本人が煙に巻かれたかのように居ない。」
「確かにそうね。」
「でも、街の人がそれを理解できるか…?」
パニック状態になっている人々を理解させるのは難しいだろう。
アカツキは一人で何かを考えている。
「クッソ面倒やんけ。とりま…悪しき穢れを祓え。『浄化』。」
返り血は一瞬にして消え去った。
呪術特攻の魔法だが呪術による汚れを取るために使う人はあまりいない。
「神の目を欺け。『気配隠蔽』。」
その瞬間霧が吹き上がる。
霧が晴れた頃にはアカツキの姿は無かった。
「消えた…」
「どこ行った…!?」
「近くにいるはずだ!探せ!」
住人たちは血眼になって探し始めた。
トーラスはその場所を動かなかった。
「そこにいるんだろ。アカツキ。」
「あ、バレた?」
アカツキは魔法を解いて現れた。
逃げもせずずっと同じ場所にいたみたいだ。
「いやあ、びっくりだね。3割くらい呪術師が町の人に擬態してるよ。」
「…そんなに呪術師が…?」
トーラスも気付いていない。
「身体に魔力をラッピングしてるんだよ。これじゃ、傭兵も呪術師潜んでるね。捕まったら極刑一直線。」
アカツキは怯えている様子はなく寧ろ楽しそうにしている。
「さ、平和的に呪術師を皆殺しにする方法を考えないと。」
「俺達は何をすればいい?」
「え、協力してくれる感じ?ナイス~★」
人殺しの冤罪をかけられているのにも関わらず、テンションが高い。
指を鳴らし、言葉を発す。
「大事なのは一般人の中に呪術師が紛れ込んでいることを理解させること。呪術は浄化という魔法を使えば効く…ってことは浄化を使えば呪術の判別がつける。それが効いた奴はもれなく呪術師である事を認知させる。」
普段の癖のある言葉から変わって、説明口調になった。
「常識なんだから、言わなくても分かるんじゃないかしら。」
「金髪美女さん、それは確かにそう。」
「エウルよ。」
「そっか。でも美女ちゃん。常識故に忘れるものってあると思うぞ。」
「エウルよ…もう良いわ。…常識故に…?」
「常識が多すぎて、特定の常識なんてパッと思いつかないよ。他にも一般知識はあるけど、これだけ協調すれば、浄化を念のため使う。数打ちゃ当たる。あたかも、初めて知った人みたいに興奮して、馬鹿の一つ覚えみたいに浄化を使いだす。良いよね~頭が悪い奴は使い易い。」
アカツキは馬鹿にしたような顔で話していた。
「三人には『人殺しは呪術師』、『此処に紛れ込んでる』、『浄化で炙り出せる』こいつらの噂を流してくれ。」
「でもさっき魔法を使ってなかったか?」
「どうせ忘れてるよ。噂さえ流れてしまえば、実際私を見ていない人が浄化を使う。呪術師はいるって事が分かれば、何でも良くなるよ。」
「分かった。その間にアカツキは何をするんだ?」
「呪術師が逃げない様にする。結構時間がかかる。その間出没しないから。よろしく!」
そう言うと、姿が見えなくなり、気配も溶け込んで分からなくなってしまった。
「兵士に捕まるとか、有り得なさそうだな。」
「私達は噂を流せばいいのね。簡単よね。」
「呪術師は存在するだけ無駄だから、ついでに殺せていい。」
「呪術師を何回も何回も殺しても、現れるんだからやになっちゃうわね。飽きた。」
「多分、呪術師は明確な目的があって、襲撃しているんだろ。呪術師が表に出始めている時期だからこそ、こんなにも出てくるんだよ。」
エレスト達は酒場に向かった。
話題は殺人事件で持ちきりだ。
「でも、実際和の国で天皇が呪術師に襲撃されたからな。」
「殺人犯が呪術師であるのは不思議じゃない。むしろ納得できる。」
エレストとトーラスは呟く。
エウルは何を言うか悩みつつ、飲み物を頼んだ。
「ジンジャーティーをお願い。蜂蜜入りで。」
「お子様な舌してんな。」
「気分なだけ。そう、気分。」
「蜂蜜入りしか飲んでる姿見たことが無いけどな。」
エレスト達は噂を更に流し始めた。
それだけでなく、魔法具も使っていた。
「意外と小手先の事ばっかりするんだな。」
「まあね。」
左手には紋章が見える。
「こいつあるからさ、まあある程度の魔法は使えるけど、魔力自体は魔法使い程度に到達しないからねぇ~」
「そうなのか。」
「うん。こいつは『魔蔵の紋章』。魔力を貯蔵できるだけの紋章なんよね。つよつよの敵と戦うために魔力を紋章で温存できるから、出来る限り普段では最低限の魔法しか使わん。」
トーラスは漸く起きた。
「…便利だな。」
「緑髪イケメン君、歯切れ悪いねえ。」
「…トーラスだ。」
「そうだったわ。まあ私だって、派手なのぶちかましたいけど、呪術師を殺すのに派手な魔法は向いてない。」
「…そうなのか?」
エレスト達は派手に呪術師を殺した記憶(主にエレストの攻撃)を思い出す。
「派手な魔法に隠れて逃げられる可能性もあるかんね。あいつら痛覚無いし。」
「確かに…?」
「ま、呪術師を殺すことになれてる奴の方が少ないよ。あれは、蛆虫みたいに集まって行動するから討ち漏れが出やすい。」
「そういえば、和の国で呪術師出たけど…」
「あれは多分討ち漏れは無いだろうね。和の国の防衛隊は普通におかしいくらい強いし。逃げた奴は徹底的に潰して回ってるはずだよ。それに、天皇に喧嘩売ったんだ。呪術師は皆殺しにしてるでしょ。」
アカツキは楽しそうに笑った。
しかし、和の国から呪術師が消えたところで、他の場所に呪術師は潜んでいる。
「絡繰の国は道具が豊かやんか?それでさ違法な取引で荒稼ぎしやすいんよ。」
「確かに、ありそうな話だな。」
「やろ?色んなとこに呪術師おるけど、絡繰の国の呪術師が一番簡単に表に出しやすい。闇市叩きだしたら、大抵おるわ。」
「そんなもんなんだな。」
「しかも、でかい市場の時期だしさ…」
「いつも一人で呪術師を探してるのか?」
「おん。せやで。悲しい事ながら彼氏おらんから、ボッチ旅なんよ。それに、私と一緒に居れる奴がおると思わんしな。こんな変人にな、関われる方があんまおらんやろ。」
確かに、今までよりも強烈印象を残すような人だが、嫌な人では無いのだから、一緒に入れる人がいないという訳では無いとエレストは思った。
「そうか?」
「お?なら私と旅してみるか?一生煩いけど。」
「…遠慮するよ。」
更に歩くと、風景は少しだけ変わった。
「お、漸く街が見えてきたねえ。」
「エレスト。もう歩ける。」
「そうか?」
「そのままおんぶして、街の人に見せつけましょうよ。」
「性格の悪いこと言ってんじゃねえよ。覚えとけよ。」
「あらあら。」
「仲いいねえ。」
アカツキはニヤリと笑う。
「これのどこがだ。」
「アハハ!まあまあ。折角街に着いたんだし。散策しようよ。」
街の中に入り、アカツキは辺りを見渡す。
「…ふぅん…楽しそうな場所だなあ…」
醜い何かを舐め回すような目をしながら言っているからか、楽しそうな声のトーンと合っていない。
「私は魔法具を調達しないといけないから、あっち行ってくるわ。」
アカツキは軽い足取りで去っていった。
「アカツキって奴、魔法具をあんだけ貯める必要あるのか?魔法具つっても、アカツキ位なら大した機能にもならないだろ。」
「魔法具を沢山使う人なんて、余程の成金くらいよ。」
「助けてくれたことについてはありがたいが…辛気臭い奴だな。」
すると、人の悲鳴が聞こえた。
「ひ、ひ、ひっ、人殺しーー!!!!!」
野次馬と共に、エレストはそこに向かった。
「やっちゃったなー…呪術師も人間に溶け込む術を持ってたか。」
そこにはアカツキが血塗れになっていた。
「なんだこの返り血は…!」
「早く傭兵を呼べ!捕まえろ!」
アカツキはエレストと目があった。
しかし、アカツキは目を逸らす。
「どうしようか…」
トーラスは少しアカツキの周りを見ていった。
「…返り血は偽物だ。恐らく、叫んだ人も呪術師だろうな。本人が煙に巻かれたかのように居ない。」
「確かにそうね。」
「でも、街の人がそれを理解できるか…?」
パニック状態になっている人々を理解させるのは難しいだろう。
アカツキは一人で何かを考えている。
「クッソ面倒やんけ。とりま…悪しき穢れを祓え。『浄化』。」
返り血は一瞬にして消え去った。
呪術特攻の魔法だが呪術による汚れを取るために使う人はあまりいない。
「神の目を欺け。『気配隠蔽』。」
その瞬間霧が吹き上がる。
霧が晴れた頃にはアカツキの姿は無かった。
「消えた…」
「どこ行った…!?」
「近くにいるはずだ!探せ!」
住人たちは血眼になって探し始めた。
トーラスはその場所を動かなかった。
「そこにいるんだろ。アカツキ。」
「あ、バレた?」
アカツキは魔法を解いて現れた。
逃げもせずずっと同じ場所にいたみたいだ。
「いやあ、びっくりだね。3割くらい呪術師が町の人に擬態してるよ。」
「…そんなに呪術師が…?」
トーラスも気付いていない。
「身体に魔力をラッピングしてるんだよ。これじゃ、傭兵も呪術師潜んでるね。捕まったら極刑一直線。」
アカツキは怯えている様子はなく寧ろ楽しそうにしている。
「さ、平和的に呪術師を皆殺しにする方法を考えないと。」
「俺達は何をすればいい?」
「え、協力してくれる感じ?ナイス~★」
人殺しの冤罪をかけられているのにも関わらず、テンションが高い。
指を鳴らし、言葉を発す。
「大事なのは一般人の中に呪術師が紛れ込んでいることを理解させること。呪術は浄化という魔法を使えば効く…ってことは浄化を使えば呪術の判別がつける。それが効いた奴はもれなく呪術師である事を認知させる。」
普段の癖のある言葉から変わって、説明口調になった。
「常識なんだから、言わなくても分かるんじゃないかしら。」
「金髪美女さん、それは確かにそう。」
「エウルよ。」
「そっか。でも美女ちゃん。常識故に忘れるものってあると思うぞ。」
「エウルよ…もう良いわ。…常識故に…?」
「常識が多すぎて、特定の常識なんてパッと思いつかないよ。他にも一般知識はあるけど、これだけ協調すれば、浄化を念のため使う。数打ちゃ当たる。あたかも、初めて知った人みたいに興奮して、馬鹿の一つ覚えみたいに浄化を使いだす。良いよね~頭が悪い奴は使い易い。」
アカツキは馬鹿にしたような顔で話していた。
「三人には『人殺しは呪術師』、『此処に紛れ込んでる』、『浄化で炙り出せる』こいつらの噂を流してくれ。」
「でもさっき魔法を使ってなかったか?」
「どうせ忘れてるよ。噂さえ流れてしまえば、実際私を見ていない人が浄化を使う。呪術師はいるって事が分かれば、何でも良くなるよ。」
「分かった。その間にアカツキは何をするんだ?」
「呪術師が逃げない様にする。結構時間がかかる。その間出没しないから。よろしく!」
そう言うと、姿が見えなくなり、気配も溶け込んで分からなくなってしまった。
「兵士に捕まるとか、有り得なさそうだな。」
「私達は噂を流せばいいのね。簡単よね。」
「呪術師は存在するだけ無駄だから、ついでに殺せていい。」
「呪術師を何回も何回も殺しても、現れるんだからやになっちゃうわね。飽きた。」
「多分、呪術師は明確な目的があって、襲撃しているんだろ。呪術師が表に出始めている時期だからこそ、こんなにも出てくるんだよ。」
エレスト達は酒場に向かった。
話題は殺人事件で持ちきりだ。
「でも、実際和の国で天皇が呪術師に襲撃されたからな。」
「殺人犯が呪術師であるのは不思議じゃない。むしろ納得できる。」
エレストとトーラスは呟く。
エウルは何を言うか悩みつつ、飲み物を頼んだ。
「ジンジャーティーをお願い。蜂蜜入りで。」
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