異世界は夢

ユア教 教祖ユア

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子供に懐かれる人の基準が分からない田中雅美(19、自称歌のお姉さん)です。
やれやれ。また子供と仲良くなっちまったぜ。
天使ちゃんの心器は特定の座標に飛べるらしい。
セーブポイントにワープするゲームレベルに便利やん。

「まあ、僕だけしか移動できないんだけど。」

チームプレイは不可かい!
ま、ここでやることはないから、明日出発するか。
おやすみー


「あー今日授業4限目まであるやん…」
私は授業を受ける。
「へっへー今日は調子いいわ。」
私は部活動に参加する。



「夢かい…」

目を覚ますとやはり異世界に戻っていた。
ちぇ。
最近現実世界で日常を送る夢を見る。
帰りたいんか?私は。
…まだ、夜じゃん。
でも、目が覚めた。
私は宿屋を出た。
外を出ると天使ちゃんがいた。
なんでやねん。

「お姉さん。…ごめんなさい。」
「え?」

目の色が変わる。
あの色は…

「クソ魔族の幹部…!!!!!」
「魂は残ってたから、乗っ取っちゃった。讃えよ。」

槍が現れた。
こいつ魔法が使えるタイプの脳筋だ!

「私はもう魔法も効かない。肉体を殺さないと私の魂は殺せない!」
「はああ!?」

急な戦闘寿命縮む!
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