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18巻
14
しおりを挟む破壊しつくした執務室は、見るも無残な姿に変貌していった。
歴代のデオスィラゲル公爵当主が大切な執務を行ってきただろう、由緒ある部屋。というか屋敷の一部。
幻惑の魔法で隠していたから良かったものの、魔法を展開していなかったら大事件に発展していた。
帝都の高位貴族の屋敷が襲撃される!
王国から来た商人一味が事件に関与!
伝統と格式ある公爵家邸宅が一部破壊!
聖龍卿帰還!
ジャーン!
――などなどと、隠しておきたいことを全て暴露されてしまったら元も子もない。
特にクレイが帝都にいるとなれば、聖龍卿信者が徒党を組んで公爵邸に押し掛けるだろう。おいそれと許可なく公爵邸の敷地内に入る愚か者はいないだろうが、何事も絶対はないのだ。
どのような事態でサテル殿下の身が更に危うくなるか、想像すらできない。それが何よりも怖い。
嬉々として天井を蹴り壊したブロライトと、窓を壊したクレイは現在正座で反省中。いや、猛省していただきたい。
いくら執務室内が狭い……いや狭くないよな? 蒼黒の団の拠点の大広間より広い部屋だったのだから、うまいこと立ち回りすれば良かっただけの話。天井に穴を開けたおかげで這い出てきた間諜を一網打尽にはできたけども。
俺はショペンとショペンに仕える人たちを執務室の外へ案内すると、執務室内に誰も残っていないのを確認。
「皆さん避難しましたね。それでは一気に片付けます」
俺はユグドラシルの枝を杖に展開し、腹の中でゆっくりと魔力を練る。
ブロライトが蹴り壊した執務室の天井と、クレイがぶち壊した執務室の窓。
数々の調度品と棚。柱、壁、床の全て。
全てを元の形に。
全てを無かったことに。
「失われし時を元に戻せ――修理(リペア)、展開」
ユグル族に教えてもらった魔法の展開方法。
最小の魔力で最大の力が発揮できるよう、願いを込めて詠唱。
壊してしまった全てのものを弁償しないよう、というのが本音ではある。
庭に落ちてしまった壁の破片が一つ、また一つと静かに浮かぶと。
どれだけ小さな砂の一粒でさえも、全てが元の姿へと戻っていく。
まるで時間が巻き戻っているかのような光景は、見ていて面白い。スローモーションで、ぴたぴたぴたと壊れてしまったものが元通りになるのだから。
修理魔法は高度な魔法を操るユグル族でもまだ使えないそうだ。時を操る魔法というのは、失われた古代魔法にあったとかなかったとか。
俺の魔法は全て俺が考え付いた魔法だからな。魔法の仕組みを理解していない俺が思いついた魔法だ。説明するのは難しい。
「なんと、なんともこれは……! 貴殿は監視者ではなく、大いなる魔法を操る高名な賢者か!」
素材採取家です。
最近素材採取していないから自信をもって言えなくなっているが、帝国特有の素材は絶対に採取する予定なのでね。ネコミミシメジみたいな面白くて美味い食材が欲しい。イルドライトのような珍しい鉱石でも良いのよ。
無残な姿を晒していた執務室がどんどん元の姿を取り戻していくと、ショペンが興奮しながら叫んだ。
「素晴らしい! なんと素晴らしいのだ!」
「このような魔法、帝国広しといえども見たことがない」
「美しさすら覚える……王国の魔法はここまで発展しているのか」
家令と執事コンビからも感嘆の声が漏れた。
「まあ……御覧になって? 旦那様の机が元に戻ったわ!」
「棚を見ろよ! 絶対に修復不可能だと思っていたのに、まるで何もなかったかのようだ!」
傍に控えている侍従や侍女らからも驚きの声が上がる。
いつもはトルミ村のささやかな家屋や井戸の修理などに用いる魔法。魔道具の修理にも使っている。
貴族邸宅の豪華な部屋を元通りにするのは、魔力と集中力が多く必要になる。
だが魔法は意思の力。
強く願えば願うほど、威力が増す。
「ピュゥゥィ……」
ビーが凄いと褒めてくれる。その言葉だけで俺は張り切ってしまうよ。
精魂込めてお掃除してあったであろう執務室を、元の姿に。
まさか「破壊した部屋は元通りにするから嘆くな」というクレイの簡単すぎる説明により、修理業者を呼ぶ前に屋敷が元の姿を取り戻すとは思わなかったのだろう。
驚きと興奮、恐れさえ感じているものもいる。
得体のしれないものを恐れるのは正しい感情だ。
だけども、尊敬し敬愛する主の部屋が元通りになっていくと、喜ぶものが大多数を占めた。
「ぶはー!」
想像以上の集中力と魔力を奪われた俺は、執務室が完全に元に戻ると膝をついてしまった。俺の無尽蔵な魔力に対し、集中力が続かないんだよな。集中力は精神力をすり減らせる。そこも鍛錬を続けろと言われているのだが、なかなかに難しい。
「兄貴、魔素水っす」
「ありがとう」
気遣いができる男・スッスに魔素水入りの水筒を手渡され、俺はそれを一気に飲み干す。
魔素水が指先にまで染み渡るのがわかる。疲労困憊な時に経口補水液が美味く感じるよう、まったりとした軟水な魔素水が美味く感じるのは、俺の身体から魔力が減った証拠なのだろう。
これだけの魔力を使ったのは久々だ。
複雑かつ繊細な造形の柱や絨毯を魔法で修理するのは、無謀に等しい行為。普通は専門業者に修理を任せるものだ。そもそも魔法で修理するという概念すらないだろう。
膨大な魔力を放ち続けるのは、真夏の炎天下で長時間水を飲まなかった時の疲労感と倦怠感に似ている。つまりは熱中症の症状に近い。
前世の真夏はとんでもなく暑かった。あの炎天下の最中(さなか)、頑張りました営業。水を飲むことを忘れ、眩暈と貧血で熱中症一歩手前までいったおもいで。あれはしんどかった。
マデウスにおいて生きとし生けるもの、植物、大地、生きているという概念が通じないかもしれない精霊、神までもが必要とする魔素。魔力。
ホイホイと魔法を便利に使っていてもなお、魔力がなんなのか理解していないからな。殆どの事象は「魔法だから」で通じてしまう。
「閣下、執務室は元通りになりましたでしょうか」
俺が膝をつきながらショペンに問うと、ショペンは口を大きく開いたまま制止。
その口を傍で控えていた執事クローフが指先で閉じてやると、家令ヘームスケルクが執務室の中に入った。
恐る恐る部屋の内部を見渡し、調度品のひとつひとつを確認。絨毯、天井、柱、棚。
指先確認をし、何かを見て驚き、何かを見て酷く安堵した。
そして回れ右をしてショペンの前に膝をつく。
「皇帝陛下より賜りし白竜樹(はくりゅうじゅ)の書棚も元通りでございます」
「嗚呼……助かった」
良かったぁー!
なんかすごく大層なものもブチ壊して元に戻ったようで良かったー!
俺がヘナヘナと力を失い安堵していると、クレイとブロライトの顔に笑顔が戻った。君たちはもう少し反省していなさい。ビーは良いんだよ。棚を壊す原因を作ったのはビーだが、ビーを叱るわけにはいかないからな。
「兄貴の魔法は凄いっすね」
「ピュイ!」
スッスの誉め言葉にビーが「そうでしょう」と喜ぶ。
いやはや、俺は疲れましたよ。
++++
「わたくしは! 本当に何も知らなくて!」
【ドロテア・ルーデン 本名ヴァレッダ 隠蛇の帳構成員 43歳】
ワディランテ・デオスィラゲル・ショペン公爵に『赤雫茸』から抽出した猛毒をドポルンパイソンのスープに混ぜた張本人。ヴァレッダが食事に毒を混ぜられたのは料理人ゴズッドの手引き。
毒針を使う暗殺技が得意なのでお気をつけて。
「はい、嘘。侍女ドロテア・ルーデンは本名をヴァレッダ。四十三歳緑のやつ」
「なっ! わ! わたくしは二十八歳っ!」
「それも嘘。お化粧上手だね。なんなら出自と身長と体重も調べる? 俺は余計な情報まで調べたくないんだけどなあ」
「なんですって!」
「そっちの料理人! ゴエモン、逃げようとしているから確保!」
「はいっす!」
「うぐっ! うぐぐううう!」
【ホッグ 本名ゴズッド 料理人 32歳】
ゲーデエンヴァ・リーテ・エッフェンボッカ伯爵の紹介でデオスィラゲル邸料理部に潜入。
デオスィラゲル邸の秘伝の調理法を盗むために潜入したが、ヴァレッダにそそのかされて千レイブでドポルンパイソンのスープに毒を入れた。公爵が手に入れるだろう魔法の巾着袋を狙っている。
小賢しい上に口が達者なので、言い訳が得意です。
「ゲーテエン……ホニャホニャブッカだかボッカだか伯爵って、閣下はご存じですか?」
「ゲーテ……ゲーテエンヴァ・リーテ・エッフェンボッカか? あ奴の手のものなのか?」
「このお宅の秘伝の調理法を盗むために来たようです。魔法の袋も狙っています。ですが、あっちのヴァレッダにそそのかされてスープに毒を入れたようですよ」
「なんと……!」
はい。
ワタクシ素材採取家のはずですが、今は腕の良い監視者(ディズィオ)になっております。
商人だから鑑定眼を持っていてもおかしくないよねー、という設定を急遽作りました。
鑑定眼を持っている鑑定士は詠唱などしないので、無意識に調査先生が降臨しても誤魔化せるのではとクレイの提案に乗った。
ちなみに監視者というのは鑑定眼を用いて様々なことを調べる職業。鑑定士と違うのは、ものの価値を調べたり、対象物の危険性を鑑定する仕事。監視者は机仕事ではなく、現場に赴いて鑑定を行う。
監視者は帝国独自の職業であり、王国では斥候(スカウト)と呼ばれている職業に似ている。スッスは冒険者としては斥候で登録しているが、自称は忍者。
王国の冒険者パーティーは、基本的に前衛職である戦士や斥候、魔導士と採取家などで組む。それぞれの専門知識を用いて依頼をこなすのだが、帝国は違う。
冒険者パーティーのなかに監視者が必ず所属していて、何処へ行くにも何を採取するにも監視者の鑑定が必要となるらしい。
だがしかし、鑑定士に比べ監視者の数は少ない。安全なデスクワークよりも危険なフィールドワークを選ぶのは酔狂なのだと。鑑定眼を持っていれば、どんな職業でも選びたい放題なのだから無理はない。
とにもかくにもクレイ推薦の監視者である俺が、デオスィラゲル邸に潜んでいた暗殺者二名を無事に確保。
暗殺者たちは数多の間諜らが拘束されるなか、しれっと仕事を続けていたのだから肝が据わっている。
公爵邸に勤める全ての人を改めて調査した結果、暗殺者以外は全てショペンに強い忠誠を誓ったものたちばかりだった。
拘束した間諜たちは、暗殺者ともどもまるっと帝都冒険者ギルド『ナグム』のギルド職員、熊獣人のオルーソに引き渡された。オルーソはショペンの友人であり、クレイの元竜騎士仲間。オルーソは裏切るくらいなら家族もろとも命を捨てる覚悟を持った忠誠心の高い友人であるから、信頼できる――いや、命だいじにして?
凄腕の間諜が二十七人、全て熟睡している状態で引き渡されたオルーソは目を剥いた。
何をどうやったらこんな大量の間諜を拘束できるのだと問われたが、ショペンは穏やかに微笑むだけ。貴族の微笑みは『何も聞くな』の意味がある。
俺たちに襲い掛かってきた間諜はもちろん、屋敷の屋根裏に潜んでいた間諜らも拘束させていただいた。忍者であるスッスの本領を発揮した結果、ものの数十分で拘束してしまった。流石。
所属は帝国情報部だったが、公爵家に許可も得ず屋敷に無断侵入した時点で立派な犯罪者だ。帝国情報部でしたの? あらあら、存じませんで失礼あそばせ。という言い訳を通してやれば良い。
なかには指名手配犯もいたため、俺たちには懸賞金が払われるようだ。
公爵邸訪問から執務室破壊、間諜一網打尽で暗殺者拘束。
ここ数時間で濃厚で怒涛な体験をしてしまったショペンは、間諜を引き渡したのちに気を失ってしまった。百戦錬磨の公爵閣下であっても、流石に精神が参ってしまったのだろう。
いくら完全マドレーヌで歩けるようになったとはいえ、あまりにも酷い経験をさせてしまった。
特にあの棚。
ショペンは皇帝陛下から下賜された棚を壊された瞬間、何らかの処分を受ける覚悟をしたのだろう。
棚ひとつで大げさかもしれないが、陛下から何かを下賜される、ものを貰うというのはそれだけ名誉なことなのだ。そんな名誉を形にした棚が木っ端みじんだったからな。陛下に対する侮辱とされても仕方がない。降爵、つまりは公爵から侯爵、もっと酷ければ子爵にまで落とされていたかもしれないのだ。大袈裟かもしれないが、王侯貴族ってそういうこと普通にやるのでね。
ショペンが気を失ったので日を改めて訪問をしようとしたらば、家令が是非とも屋敷に泊まってくれと言った。このまま帰してしまっては、主人に叱られると。それならクレイだけ残していこうかと提案したのだが、家令は俺たち全員に感謝を形にして返したいと懇願したのだ。
「旦那様が目覚めて皆さまがお帰りになられたと知れば、哀しまれます。お願いですから今晩だけでも当屋敷にご宿泊くださいませ」
そこまで言われちゃね。
断るのも失礼だからね。
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