17.0918

kazuki omura

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~17.0918~夏に出会った今も好きな貴方へ。

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 高校3年の最後の夏休み。
まだ暑い8月の上旬の日に、私は所属していた文化部で彼女を見つけた。
 彼女は1つ下の後輩で、この時なぜ気になったのかも覚えていない。
 ただ1つ覚えているのはただただ踊りがとても綺麗だということだけだった。
 ある日の部活終わり、もう少しで夏休みも終わり、3年生の私達は引退が近いということで写真を撮ることになった。中のいい後輩や同級生と帰り際に写真を撮っていると、彼女が近くを通っていった。
その時、私は
「一緒に写真撮らない?」
と話しかけた。自分でもビックリだった。
彼女は戸惑いながらも
「いいですよ?」
と言いながらそばに来てくれた。この時の私はというと了承されると思っていなくとても緊張した。
「じゃ撮るよ?ハイチーズ!」
の合図で写真を撮る。
 撮った写真はお互い緊張でガチガチの顔。
思わず私はなんでこんなに緊張してんだろうって笑ってしまった。
 その少しあと。彼女の友達からジュースを奢ってあげてほしいと言われ、写真のお礼も込めて奢ってあげた。ジュースを奢ってあげた後、彼女が笑顔で丁寧に
「ありがとうございます!」
と言ってきた。その時の彼女の顔を見た時、私は思わず一目惚れしてしまった。
多分、本当はもっと前から好きだったのかもしれないと今は思う。
 次の日、彼女の友達にLINEを聞いて、彼女に写真のお礼と一緒に撮った写真を送った。彼女は喜んでくれてとても嬉しかったな。ら
 この日をきっかけに毎日LINEをするようになった。内容は主に学校でのこと、部活のこと、そして好きな人はいるかってこと。
 彼女にはまだ私が好きになった時には彼氏がいた。
 話を聞くと別れそうだと言っていた。
 私はこの時「本当に無理だと思ったら振っていいんじゃない?」と言った。本心では自分が早く付き合いたいという願望があったからだ。正直、最低だなっと思った。
 私の言葉を聞いた彼女は八月の下旬に別れたと報告してきた。内心とても喜んでしまった。
 それからはなるべく嫌なことを思い出させないために必死に楽しい話をした。元カレを思い出して欲しくなかったからだ。まぁ私はとても愚かな人間だな、と思った。
 そして何日かLINEをする日々が過ぎ8月のほんとの終わりに私は彼女に
「今じゃなくても付き合おう?」
とLINEを送った。
彼女は
「こんな私でいいんですか?」
と返してきた。私は彼女ちゃんだから付き合いと思った。本気で付き合って行けると思った。ということを伝えた。私の思いを聞いた彼女はそれから私の試験が終わるまで本当に待ってくれた。
 そして試験が終わった次の日、9月18日のボランティア活動で2人きりになった時に私は
「今日からよろしくお願いします。」
と言った。この時は心臓バクバクで本当に緊張した。
 私の言葉を聞いた彼女は赤くなりながら
「こちらこそお願いします。」
と言ってくれた。
 そして晴れて彼女と付き合うことになった。

 彼女とは付き合ってたから沢山の事を教えて貰った。

 好きな人の手を握る時のドキドキ感。
 キスする事の嬉しさ。
 二人で肌を合わせることの恥ずかしさと幸せ感。

この他にも沢山の事を教えて貰った。
そんな彼女とも11ヵ月半付き合い、遠距離になり別れてしまった。

 今彼女は私の事なんか忘れて最後の高校生活を楽しんでいると思う。まぁ彼女がこれからたくさん幸せになるなら私は後悔はしないと思う。

 ただ、私は別れてから5ヶ月の月日がたった今でも、戻りたと思っている。

 そして彼女に私は今も大好きだと伝えることが出来るのなら伝えたい。

~あとがき~
 起承転結もできてないし、何を伝えたいか分かりにくいもので大変申し訳ありません。
  ただ最後まで読んで、私の思いに共感していただけたのならとても光栄です。
 ご閲覧ありがとうございました。
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