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第一章 棒人間の神様とケモナー
散歩、やべぇ三兄弟のこと
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「ふふーふー。ふふふふふー。ふふふふーふふふーん!」
この世界にはない童謡を、鼻歌で歌う。子供が適当に作った歌と、みんなは思っているだろう。
木漏れ日の森の中、熊さんに背負われていると自然と出てしまう。
あの名曲だ。出会うどころか背負うって替えて歌ってくれ。
「ケルン坊ちゃまー。疲れてねぇだか?」
背負ってくれている人物が振り返ると、顔が見える。その顔は、普通ではなく、タレ目な熊さんがいた。頭部と背中の一部までが、熊の獣人を移動手段にしつつ、ケルンも上機嫌なようだ。
のんびりしていて、この太い声が耳に心地いいぜ。
「うん!ランディの背中もふもふしてるもん!」
「もうすぐ、畑につきますんで、しっかり捕まっててくだせぇよ?エセニアちゃん、いつも通りに頼むでな」
俺たちのすぐ後ろを、画材セットと、一メートルほどの大きな籠を背負ったエセニアがついてくる。ケルンの身長より少し、そうほんの少しだけ高い籠には、今日のお昼がつまっている。
帰るときには目的なものでいっぱいになる予定だ。
「はい、ランディおじさま。坊ちゃま、今日はお絵描きと、追いかけっこをしてから、昼食にいたしますか?」
「うん!スラ吉ー。今日はスラ吉とランディをね、いっぱい描くから、虫さん食べすぎないでねー」
そういってランディの左の足元に声をかける。
足元に、もにょもにょと揺れ動きながらついてくる物体。まるで返事をするように、ぐにゃんと揺れるスライム。
熊さんとスライム。なかなか、ファンタジーな組み合わせだと思う。知識の中にはスライムも存在しているが、そのスライムが手のひらサイズなら、このスライムは普通の犬ほどの大きさだ。ケルンの背丈と同じぐらいでかい、ピンク色のスライム。
「今日もお野菜たくさんねー!」
「んだなー」
そう今日は野菜の収穫に散歩でついてきたのだ。
森の中には、各種野菜、穀物類を植えている畑と、果樹園が含まれている。
さきほどから熊さんといっているが彼は熊ではない。
庭師ランディ。彼は獣人だ。
そう、庭師なはずの彼は、農園もやっている。いうなれば、この森林全てがうちの庭なので、必然的に、広大な庭を管理するのは、彼一人だ。
あのふかふかな屋敷の芝生も、ケルンが散歩するところの芝生も、彼が世話している。
この世界には精霊様がいることは棒神様がいっていた。この世界の人にとっても精霊はかなり身近なものだ。
父様が魔法を使うときに『精霊よ』といってから魔法を使っていた。魔力を精霊に渡して負担なく魔法を使うというのが魔法の基本らしい。
それほど精霊が身近な世界だと、たまに精霊から加護を得ている者もでてくる。
ランディがその加護を得ている者だ。とはいえ、百人いたら数名は加護持ちというほど精霊は人に加護を与えやすいらしい。遺伝もするとかで、色々な精霊がいてその気性と加護を与えられた人間の気性が合っているのだろう。
ランディには土の精霊様の加護がある。そのためなのか、弱っている木々がわかったり、動物に好かれるらしい。
森の主の熊さん。魅力的な言葉なんだろう!
さらに熊さんの背中に乗って、森を移動する。経験できないことだろう。まさに、これは、夢のようなことだ。俺が震える、つまり、魂は今!震えている!
「もう、坊ちゃま。ランディおじさまが、大好きなのはわかりますけど、あまり興奮されますと、夜におねしょしますよ?」
「そら、いけねぇだよ、坊ちゃん。濡れてたら風邪さひいちまうだよ」
おっと、うっかり、溢れてしまっていたか。まぁ、毎度のことなので、気にしない。おねしょも、減ったんだ。
あと、ランディは心配する場所が違うだろ。つぶらな瞳でみられてると、興奮するからやめて。
「大丈夫!それに、今日は、お昼からお勉強だもん…」
「あらあら、坊ちゃま。お勉強は、大事なことですよ?兄もそう申していたでしょう?」
「勉強は…頑張るよ!でも、キャスのお勉強は、ちょっと難しいんだもん」
エセニアたちにいいながら、午後からの勉強を思ってkいくぶんか、冷静になった。我ながらわかりやすいな、ケルン。
教育の場として学校、ケルンのような貴族向けに、少々大きな学園に入学するともう決まっている。
学園に入る前には、基礎的な勉強をしておかねばならない。
一番苦手は、必修の礼儀作法だ。これができないといけないらしく、小さいうちから他のことと一緒に勉強する。といっても、この大陸の貴族と裕福な商人の場合であって、どんな人種、身分を問わずに門戸を広くしている学園では、庶民や留学生用に、基礎の講座もあるようだ。
今日の昼からは、この国の歴史と、仲の良い国について習うようで、宿題はでていない。
家庭教師としてやってくる、エセニアの二番目の兄であるキャスは、カルドの肌の色がフィオナの白色に変わって、カルドの目つきを細く吊り上げて、眼鏡をかけた姿だ。
一番カルドに似ているのに、中身はフィオナを口うるさくしたような男だ。口癖のように「立派な旦那様には、立派な学がいるのです。武力など、愚兄がやってくれるのです。魔法なども愚弟に任せて、坊ちゃまは、私と勉強をいたします、いいですね!」と、週に四回も午後から勉強を教えにやってきている。王都の役所勤めなはずなんだが、やはり、暇なんだろうな。
頻度は高くないが、似たような事をわざわざ他の二人もいいにくるが、愚兄こと、カルドとフィオナの長男であるティルカは、王都で悪い人を懲らしめているそうで、おそらく警官?なんだろう。三男で次男のキャスと双子のナザドは、学園で先生をしている。ちなみに、キャスを除いて、三人ともフィオナにそっくりだ。ティルカだけが、カルドの肌の色を遺伝している。
特に、ティルカは父様から名前をつけていただいた事が自慢なのか、ケルンの期待には全力で答える悪癖がある。
俺はこの三人をやべぇ三兄弟と認識している。ケルンはいい遊び相手だとしか思っていないようだが、とにかく自重しない。
そう、あれは半年ほど前に、たまたま三人で一緒に街に出かけた時だ。
雑貨屋に、客寄せで展示されていた、クリスタルでできた、精巧なこの国の王城と騎馬などの置物があったのだ。ドワーフ製で、かなり値がはるそれをみて、欲しいけど、我慢しようと決めたケルン。俺が目覚める前から、子供ながらに、貧乏な家を気にしていたんだろうな。
王城なんて、見たことがなかったが、光の加減で、虹色に輝いて、鐘楼のある塔にも、きっちりと、小さな鐘がついていた。王都よりも、ドワーフの国に近いから、たまたま一点だけ置かれていたんだろう。まぁ、もしかしたら、王都で売れ残った物が、流れてきたのかもしれないけど。
別段、物欲しそうにみていたわけではない。じっと見て、絵の参考になるかと、よく商品をのぞいていたからだ。だが、ティルカには、何故かばれてしまった。
「坊ちゃま、何か欲しい物があるのか?俺にいえよ、どんなものでも、必ず坊ちゃまに献上してみせるぜ?」
あの、野性的な笑みに、なんとかなるのかもと、思わず、あれが欲しいっといってしまったのだ。
そこで問題だ。貧乏な我が家に仕えていて、本人いわく、出稼ぎで、おそらく給料もそんなに多くない、仕事も暇だから顔を出すような三十代後半の男性は何をするか。
雑貨屋に奇襲をかけて、奪いとる?
まさか。そんな簡単に済むなら、問題に出さないな。
答え。
「よし!坊ちゃま、半日ほど待っててくれ。すぐに、王の首はねて、残った奴らも綺麗にしてから、坊ちゃまに贈らせて」
「この愚兄が!そんな面倒なものに、坊ちゃまがなられるか!領地は今のままで充分だ!国など、めんどくさい!」
置物ではなく、本物を用意しようとする。
あのときはよくわかっていないケルンだったが、今でも俺しかわかってない。
長男のティルカはやべぇやつだ。
少し考えて、にっと、犬歯をのぞかせる笑みで、ティルカが王都へ向かおうとするのを、文系なはずのキャスが、思いっきりひっぱたいていた。その速さは、エセニアを超えていた。どこから取り出したのか、大きな辞書みたいなもので思いっきり後頭部を殴っていた。
長身二人のどつき漫才を、見上げていたら、二人よりも小柄なナザドが、二人をケルンから隠すようにしながら。
「坊ちゃまが望めば、国の一つくらいは簡単にご用意しますよ?ですが、坊ちゃまは、僕らだけの坊ちゃまでいいんです。有象無象は、そこらの適当な人にでも仕えておけばいいのです」
ねっ。
と、三男のナザドが爽やかにいうもんだから、ケルンも「そうだねー」と会話していたが、思い出しても笑顔なのに、うすら寒い。
ナザドは、職場が遠いのもあってか、あまり顔を出さないが、会うたびに、病んでるような気がする。教師って、ストレス溜まるんだろうな。
とりあえず、三人の給料を合わせて買ってもらった王城セットは、ちゃんと部屋に飾っている。給料何ヵ月分なのかはわからないが、大人になったら、必ず返そう。
この世界にはない童謡を、鼻歌で歌う。子供が適当に作った歌と、みんなは思っているだろう。
木漏れ日の森の中、熊さんに背負われていると自然と出てしまう。
あの名曲だ。出会うどころか背負うって替えて歌ってくれ。
「ケルン坊ちゃまー。疲れてねぇだか?」
背負ってくれている人物が振り返ると、顔が見える。その顔は、普通ではなく、タレ目な熊さんがいた。頭部と背中の一部までが、熊の獣人を移動手段にしつつ、ケルンも上機嫌なようだ。
のんびりしていて、この太い声が耳に心地いいぜ。
「うん!ランディの背中もふもふしてるもん!」
「もうすぐ、畑につきますんで、しっかり捕まっててくだせぇよ?エセニアちゃん、いつも通りに頼むでな」
俺たちのすぐ後ろを、画材セットと、一メートルほどの大きな籠を背負ったエセニアがついてくる。ケルンの身長より少し、そうほんの少しだけ高い籠には、今日のお昼がつまっている。
帰るときには目的なものでいっぱいになる予定だ。
「はい、ランディおじさま。坊ちゃま、今日はお絵描きと、追いかけっこをしてから、昼食にいたしますか?」
「うん!スラ吉ー。今日はスラ吉とランディをね、いっぱい描くから、虫さん食べすぎないでねー」
そういってランディの左の足元に声をかける。
足元に、もにょもにょと揺れ動きながらついてくる物体。まるで返事をするように、ぐにゃんと揺れるスライム。
熊さんとスライム。なかなか、ファンタジーな組み合わせだと思う。知識の中にはスライムも存在しているが、そのスライムが手のひらサイズなら、このスライムは普通の犬ほどの大きさだ。ケルンの背丈と同じぐらいでかい、ピンク色のスライム。
「今日もお野菜たくさんねー!」
「んだなー」
そう今日は野菜の収穫に散歩でついてきたのだ。
森の中には、各種野菜、穀物類を植えている畑と、果樹園が含まれている。
さきほどから熊さんといっているが彼は熊ではない。
庭師ランディ。彼は獣人だ。
そう、庭師なはずの彼は、農園もやっている。いうなれば、この森林全てがうちの庭なので、必然的に、広大な庭を管理するのは、彼一人だ。
あのふかふかな屋敷の芝生も、ケルンが散歩するところの芝生も、彼が世話している。
この世界には精霊様がいることは棒神様がいっていた。この世界の人にとっても精霊はかなり身近なものだ。
父様が魔法を使うときに『精霊よ』といってから魔法を使っていた。魔力を精霊に渡して負担なく魔法を使うというのが魔法の基本らしい。
それほど精霊が身近な世界だと、たまに精霊から加護を得ている者もでてくる。
ランディがその加護を得ている者だ。とはいえ、百人いたら数名は加護持ちというほど精霊は人に加護を与えやすいらしい。遺伝もするとかで、色々な精霊がいてその気性と加護を与えられた人間の気性が合っているのだろう。
ランディには土の精霊様の加護がある。そのためなのか、弱っている木々がわかったり、動物に好かれるらしい。
森の主の熊さん。魅力的な言葉なんだろう!
さらに熊さんの背中に乗って、森を移動する。経験できないことだろう。まさに、これは、夢のようなことだ。俺が震える、つまり、魂は今!震えている!
「もう、坊ちゃま。ランディおじさまが、大好きなのはわかりますけど、あまり興奮されますと、夜におねしょしますよ?」
「そら、いけねぇだよ、坊ちゃん。濡れてたら風邪さひいちまうだよ」
おっと、うっかり、溢れてしまっていたか。まぁ、毎度のことなので、気にしない。おねしょも、減ったんだ。
あと、ランディは心配する場所が違うだろ。つぶらな瞳でみられてると、興奮するからやめて。
「大丈夫!それに、今日は、お昼からお勉強だもん…」
「あらあら、坊ちゃま。お勉強は、大事なことですよ?兄もそう申していたでしょう?」
「勉強は…頑張るよ!でも、キャスのお勉強は、ちょっと難しいんだもん」
エセニアたちにいいながら、午後からの勉強を思ってkいくぶんか、冷静になった。我ながらわかりやすいな、ケルン。
教育の場として学校、ケルンのような貴族向けに、少々大きな学園に入学するともう決まっている。
学園に入る前には、基礎的な勉強をしておかねばならない。
一番苦手は、必修の礼儀作法だ。これができないといけないらしく、小さいうちから他のことと一緒に勉強する。といっても、この大陸の貴族と裕福な商人の場合であって、どんな人種、身分を問わずに門戸を広くしている学園では、庶民や留学生用に、基礎の講座もあるようだ。
今日の昼からは、この国の歴史と、仲の良い国について習うようで、宿題はでていない。
家庭教師としてやってくる、エセニアの二番目の兄であるキャスは、カルドの肌の色がフィオナの白色に変わって、カルドの目つきを細く吊り上げて、眼鏡をかけた姿だ。
一番カルドに似ているのに、中身はフィオナを口うるさくしたような男だ。口癖のように「立派な旦那様には、立派な学がいるのです。武力など、愚兄がやってくれるのです。魔法なども愚弟に任せて、坊ちゃまは、私と勉強をいたします、いいですね!」と、週に四回も午後から勉強を教えにやってきている。王都の役所勤めなはずなんだが、やはり、暇なんだろうな。
頻度は高くないが、似たような事をわざわざ他の二人もいいにくるが、愚兄こと、カルドとフィオナの長男であるティルカは、王都で悪い人を懲らしめているそうで、おそらく警官?なんだろう。三男で次男のキャスと双子のナザドは、学園で先生をしている。ちなみに、キャスを除いて、三人ともフィオナにそっくりだ。ティルカだけが、カルドの肌の色を遺伝している。
特に、ティルカは父様から名前をつけていただいた事が自慢なのか、ケルンの期待には全力で答える悪癖がある。
俺はこの三人をやべぇ三兄弟と認識している。ケルンはいい遊び相手だとしか思っていないようだが、とにかく自重しない。
そう、あれは半年ほど前に、たまたま三人で一緒に街に出かけた時だ。
雑貨屋に、客寄せで展示されていた、クリスタルでできた、精巧なこの国の王城と騎馬などの置物があったのだ。ドワーフ製で、かなり値がはるそれをみて、欲しいけど、我慢しようと決めたケルン。俺が目覚める前から、子供ながらに、貧乏な家を気にしていたんだろうな。
王城なんて、見たことがなかったが、光の加減で、虹色に輝いて、鐘楼のある塔にも、きっちりと、小さな鐘がついていた。王都よりも、ドワーフの国に近いから、たまたま一点だけ置かれていたんだろう。まぁ、もしかしたら、王都で売れ残った物が、流れてきたのかもしれないけど。
別段、物欲しそうにみていたわけではない。じっと見て、絵の参考になるかと、よく商品をのぞいていたからだ。だが、ティルカには、何故かばれてしまった。
「坊ちゃま、何か欲しい物があるのか?俺にいえよ、どんなものでも、必ず坊ちゃまに献上してみせるぜ?」
あの、野性的な笑みに、なんとかなるのかもと、思わず、あれが欲しいっといってしまったのだ。
そこで問題だ。貧乏な我が家に仕えていて、本人いわく、出稼ぎで、おそらく給料もそんなに多くない、仕事も暇だから顔を出すような三十代後半の男性は何をするか。
雑貨屋に奇襲をかけて、奪いとる?
まさか。そんな簡単に済むなら、問題に出さないな。
答え。
「よし!坊ちゃま、半日ほど待っててくれ。すぐに、王の首はねて、残った奴らも綺麗にしてから、坊ちゃまに贈らせて」
「この愚兄が!そんな面倒なものに、坊ちゃまがなられるか!領地は今のままで充分だ!国など、めんどくさい!」
置物ではなく、本物を用意しようとする。
あのときはよくわかっていないケルンだったが、今でも俺しかわかってない。
長男のティルカはやべぇやつだ。
少し考えて、にっと、犬歯をのぞかせる笑みで、ティルカが王都へ向かおうとするのを、文系なはずのキャスが、思いっきりひっぱたいていた。その速さは、エセニアを超えていた。どこから取り出したのか、大きな辞書みたいなもので思いっきり後頭部を殴っていた。
長身二人のどつき漫才を、見上げていたら、二人よりも小柄なナザドが、二人をケルンから隠すようにしながら。
「坊ちゃまが望めば、国の一つくらいは簡単にご用意しますよ?ですが、坊ちゃまは、僕らだけの坊ちゃまでいいんです。有象無象は、そこらの適当な人にでも仕えておけばいいのです」
ねっ。
と、三男のナザドが爽やかにいうもんだから、ケルンも「そうだねー」と会話していたが、思い出しても笑顔なのに、うすら寒い。
ナザドは、職場が遠いのもあってか、あまり顔を出さないが、会うたびに、病んでるような気がする。教師って、ストレス溜まるんだろうな。
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