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第一章の裏話
追話 使用人の日記より執事カルドの日記 ➂
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忘れもしない。今から、二十九年前。
友好国から、魔族の攻撃にあっているので、国家防衛の要であるロイヤルメイジの首席である旦那様と、神聖クレエル帝国を追い出されとはいえ、英雄であった奥様に指名で救援を求められたのだった。
身重である奥様が戦地に赴くなど旦那様や私たち全員がは反対をしましたが、予備兵と負傷者の救護の任だけという国王の言葉を信じられ、奥様は戦地へとむかうことが決まりました。貴族の務めを果たす為といわれると、誰も止めることは、できませんでした。
旦那様のお母上も、同じことを申され、戦地へと向かわれたそうです。だから、旦那様は、心配でしたが「貴族の務めだから」という奥様の言葉によって強く反対することが、できませんでした。
予兆はすでにあった。戦地に向かう当日の朝だった。
旦那様は、一足先に、友軍と合流して、作戦にあたっていた。奥様は、安全が確保されたのを確認して、戦地へと向かうことが決まっていた。
後方での救護のみながらも、神聖クレエル帝国の英雄が自軍にいるともなれば、負傷した兵士の心の支えにもなり、魔族にとっては勇者かもしれない奥様がいる場所を迂闊には攻撃できないとの考えもありました。
その日に限ってティルカが、奥様を泣いて引き留めていたのだ。奥様も、旦那様と冒険に何度か行かれたことがある。その時ですら、ティルカはこのように取り乱したことはなかった。それに、スキルを使いきれるようにと、厳しく指導したが、その時ですら…いや、赤子の時ですら、見たことがないほど、泣きじゃくっていた。
「奥様、行かないで!行くなら、俺も!俺が盾になるから!だから、連れていって!俺が坊ちゃまを守るんだ!」
奥様の腰に抱きついて、力の限りお屋敷に引き留めようとしていた。
フィオナがいくら叱りつけても、ランディがなだめても放そうともしなかった。奥様に迷惑をかけるなど、使用人の子にあるまじき行為に私も叱ろうと近づくと、奥様は「任せて」とおっしゃられて、ティルカをなだめはじめた。
「ティルカ…大丈夫よ。赤ちゃんは、私が守るから。ね?だから、待っててね?約束したでしょ?私よりも強くなって、赤ちゃんを守ってあげてね?」
そういって、ティルカをなでていると、ようやく力をぬいたのか、フィオナとランディが、ティルカを引き離してくれた。
見送りのときですらティルカは泣きっぱなしだつた。フィオナがまだ小さかったキャスとナザドの手をひき、ランディに抱かれても、まだぐずっているティルカは、私をじっと見つめた。
「親父…お願いだ…俺の代わりに、坊ちゃまを守ってくれ…!」
息子からの願い事は、当然のことだった。
「大丈夫だ。ティルカ、奥様は安全な場所で守られる。だから、心配しなくていい。しっかり、特訓して、早く強くなれ」
ランディだけが、屋敷の男手となる。だから、ランディに私の家族を任せた。
子供たちの顔を見て、なぜだか、私は不安になった。けれども、兵力や、何より、奥様は最前線でも、まして戦いの場に行くわけでもありません。
旦那様は、最前線で戦われるのですから、魔族が後方にくるはずがない。そう思えば、まったく不安であるはずがない。
私は、傲慢になっていたのです。
友軍は、三十万。魔族は一万足らず。決して、負けるはずのない戦だった。
ルワント様やヴェルム様も、友の為と駆け付けられ、戦いました。
何も危険なことなど起こるはずがなかったのです。
決して、決して、決して!
いけませんね。旦那様を落ち着かせるように、愚息が少しでも考えを持てるように、常に冷静でいなけらばならない私が、筆を折ってしまうとは。
私の罪は、私の憎しみは二十九年経ったいまも、変わらない。
任務先である救護基地へとたどり着き、任務にあたることになりました。どこかで、旦那様は、戦われておられる。私は、奥様をお守りする傍らで、戦地へと向かいたくて仕方ありませんでした。
私が一番お役に立てるのは、戦場であることは昔から変わっていなかったのです。そう「私は信じていました。
さらなる予兆は、ヴェルム様が怪我をなされ、後退されてきた時でした。
「ヴェルム様!それは…!刀傷…!?」
精霊の加護によって、並の武器による刀傷を受けるはずのない、ヴェルム様が、何者かに斬られていたのです。
「カルド。気を付けろ。奴等…自分達の武器を作りやがった」
私は、驚いた。魔族は、武器を、いや、鍛冶をしない。人間の武器を使うか、自らの肉体だけで、戦っていた。そのはずだと。ヴェルム様は、さらに、考えこむように、ご自身でも意見がまとまっていらっしゃらなかったのでしょう。
うわ言のように呟いておられた。
「あの形状…それに、あの厚み…しかし、何故…?奪われて…染められた?…いや、まるで、鍛刀の時点で…」
「大丈夫ですか?」
奥様が、ヴェルム様が、お怪我をなされたことをお知りになられたのか、急いで駆け寄ってまいりました。
「奥様!」
「奥方!危ねぇから、走るんじゃねぇよ!」
身重であるはずの奥様方、駆け寄ってこらたれことに、私は、無論、ヴェルム様も大変慌てました。
「あら、旦那様の親友は、私の親友も同じよ?親友が怪我したと聞いたら、慌てるものでしょ?それに、私が転ぶわけないわ。大事なこの子がいるもの」
まったく気にしていないご様子でしたが、こちらの方が慌てます。そういいかけましたが、ヴェルム様が、先におっしゃられました。
「おいおい。奥方。だからって、走り回っちゃいけねぇよ。もし、転けて怪我でもされたら、俺がティスに…いや、カルドに殺されちまうじゃねぇか」
そういって、ヴェルム様は、私を見ましたが、ヴェルム様を殺すとなると、かなり骨が折れるので、奥様をお守りすることができなくなるではないですか。そういうことは旦那様にお任せします。
「大丈夫ですよ。ティスは優しいから。それに…この子も、これくらいでは、心配することなんてないわ。私とティスの子供ですもの」
「おー。独りもんには、甘すぎる!はははは」
和やかな雰囲気が壊れるのは一瞬でした。
戦場から、どうやら多くの負傷者が、運ばれてきたようだった。
「救護班!怪我人が大量だ!すぐにこい!」
どこかの国の衛生兵がそう叫んでいました。魔法使いも、医療スキルの者も、そうでない者もみな、手分けして、任務にあたっていた。
思えばあの時から、私の注意力は低下していたのだろう。
「あら、では、私も手伝ってくるわ」
「お手伝いいたします、奥様」
奥様と負傷者の手当てをしていると、この戦争の発端となった国の兵士達が傷付き、治療を待っているようだった。
その中の一人が、奥様に気付き、声をかけてきた。
「おお…もしや、貴女様は、英雄であらせられるディアニア様ですか?…このような戦場で、まさか、お会いできようとは…」
右目を包帯で巻いていましたが、衣服から、将校であることはわかりました。奥様の素性を知っていたのでしょう。高位の貴族に対する礼である、膝をおって、頭をたれていた。
「顔をあげてください。お怪我に障りますよ」
奥様の言葉に将校らしき怪我人は顔をあげて、奥様にいいました。
「お噂では…ご懐妊なされたと…」
突然、そのようなことをいうので、私と奥様は不信感を持ちました。
「ええ…どなたから聞いたのかしら?」
奥様のご懐妊は、安定期に入ってから、王や御実家に報告すると、旦那様は仰られておりました。知っている者は、屋敷の者と、ルワント様。そしてヴェルム様でした。
先ほどの会話から、誰かが察したのかと奥様と私は、思いました。
その兵士が、奥様の腹部を、禍々しい赤黒い剣で指し抜くまでは。
友好国から、魔族の攻撃にあっているので、国家防衛の要であるロイヤルメイジの首席である旦那様と、神聖クレエル帝国を追い出されとはいえ、英雄であった奥様に指名で救援を求められたのだった。
身重である奥様が戦地に赴くなど旦那様や私たち全員がは反対をしましたが、予備兵と負傷者の救護の任だけという国王の言葉を信じられ、奥様は戦地へとむかうことが決まりました。貴族の務めを果たす為といわれると、誰も止めることは、できませんでした。
旦那様のお母上も、同じことを申され、戦地へと向かわれたそうです。だから、旦那様は、心配でしたが「貴族の務めだから」という奥様の言葉によって強く反対することが、できませんでした。
予兆はすでにあった。戦地に向かう当日の朝だった。
旦那様は、一足先に、友軍と合流して、作戦にあたっていた。奥様は、安全が確保されたのを確認して、戦地へと向かうことが決まっていた。
後方での救護のみながらも、神聖クレエル帝国の英雄が自軍にいるともなれば、負傷した兵士の心の支えにもなり、魔族にとっては勇者かもしれない奥様がいる場所を迂闊には攻撃できないとの考えもありました。
その日に限ってティルカが、奥様を泣いて引き留めていたのだ。奥様も、旦那様と冒険に何度か行かれたことがある。その時ですら、ティルカはこのように取り乱したことはなかった。それに、スキルを使いきれるようにと、厳しく指導したが、その時ですら…いや、赤子の時ですら、見たことがないほど、泣きじゃくっていた。
「奥様、行かないで!行くなら、俺も!俺が盾になるから!だから、連れていって!俺が坊ちゃまを守るんだ!」
奥様の腰に抱きついて、力の限りお屋敷に引き留めようとしていた。
フィオナがいくら叱りつけても、ランディがなだめても放そうともしなかった。奥様に迷惑をかけるなど、使用人の子にあるまじき行為に私も叱ろうと近づくと、奥様は「任せて」とおっしゃられて、ティルカをなだめはじめた。
「ティルカ…大丈夫よ。赤ちゃんは、私が守るから。ね?だから、待っててね?約束したでしょ?私よりも強くなって、赤ちゃんを守ってあげてね?」
そういって、ティルカをなでていると、ようやく力をぬいたのか、フィオナとランディが、ティルカを引き離してくれた。
見送りのときですらティルカは泣きっぱなしだつた。フィオナがまだ小さかったキャスとナザドの手をひき、ランディに抱かれても、まだぐずっているティルカは、私をじっと見つめた。
「親父…お願いだ…俺の代わりに、坊ちゃまを守ってくれ…!」
息子からの願い事は、当然のことだった。
「大丈夫だ。ティルカ、奥様は安全な場所で守られる。だから、心配しなくていい。しっかり、特訓して、早く強くなれ」
ランディだけが、屋敷の男手となる。だから、ランディに私の家族を任せた。
子供たちの顔を見て、なぜだか、私は不安になった。けれども、兵力や、何より、奥様は最前線でも、まして戦いの場に行くわけでもありません。
旦那様は、最前線で戦われるのですから、魔族が後方にくるはずがない。そう思えば、まったく不安であるはずがない。
私は、傲慢になっていたのです。
友軍は、三十万。魔族は一万足らず。決して、負けるはずのない戦だった。
ルワント様やヴェルム様も、友の為と駆け付けられ、戦いました。
何も危険なことなど起こるはずがなかったのです。
決して、決して、決して!
いけませんね。旦那様を落ち着かせるように、愚息が少しでも考えを持てるように、常に冷静でいなけらばならない私が、筆を折ってしまうとは。
私の罪は、私の憎しみは二十九年経ったいまも、変わらない。
任務先である救護基地へとたどり着き、任務にあたることになりました。どこかで、旦那様は、戦われておられる。私は、奥様をお守りする傍らで、戦地へと向かいたくて仕方ありませんでした。
私が一番お役に立てるのは、戦場であることは昔から変わっていなかったのです。そう「私は信じていました。
さらなる予兆は、ヴェルム様が怪我をなされ、後退されてきた時でした。
「ヴェルム様!それは…!刀傷…!?」
精霊の加護によって、並の武器による刀傷を受けるはずのない、ヴェルム様が、何者かに斬られていたのです。
「カルド。気を付けろ。奴等…自分達の武器を作りやがった」
私は、驚いた。魔族は、武器を、いや、鍛冶をしない。人間の武器を使うか、自らの肉体だけで、戦っていた。そのはずだと。ヴェルム様は、さらに、考えこむように、ご自身でも意見がまとまっていらっしゃらなかったのでしょう。
うわ言のように呟いておられた。
「あの形状…それに、あの厚み…しかし、何故…?奪われて…染められた?…いや、まるで、鍛刀の時点で…」
「大丈夫ですか?」
奥様が、ヴェルム様が、お怪我をなされたことをお知りになられたのか、急いで駆け寄ってまいりました。
「奥様!」
「奥方!危ねぇから、走るんじゃねぇよ!」
身重であるはずの奥様方、駆け寄ってこらたれことに、私は、無論、ヴェルム様も大変慌てました。
「あら、旦那様の親友は、私の親友も同じよ?親友が怪我したと聞いたら、慌てるものでしょ?それに、私が転ぶわけないわ。大事なこの子がいるもの」
まったく気にしていないご様子でしたが、こちらの方が慌てます。そういいかけましたが、ヴェルム様が、先におっしゃられました。
「おいおい。奥方。だからって、走り回っちゃいけねぇよ。もし、転けて怪我でもされたら、俺がティスに…いや、カルドに殺されちまうじゃねぇか」
そういって、ヴェルム様は、私を見ましたが、ヴェルム様を殺すとなると、かなり骨が折れるので、奥様をお守りすることができなくなるではないですか。そういうことは旦那様にお任せします。
「大丈夫ですよ。ティスは優しいから。それに…この子も、これくらいでは、心配することなんてないわ。私とティスの子供ですもの」
「おー。独りもんには、甘すぎる!はははは」
和やかな雰囲気が壊れるのは一瞬でした。
戦場から、どうやら多くの負傷者が、運ばれてきたようだった。
「救護班!怪我人が大量だ!すぐにこい!」
どこかの国の衛生兵がそう叫んでいました。魔法使いも、医療スキルの者も、そうでない者もみな、手分けして、任務にあたっていた。
思えばあの時から、私の注意力は低下していたのだろう。
「あら、では、私も手伝ってくるわ」
「お手伝いいたします、奥様」
奥様と負傷者の手当てをしていると、この戦争の発端となった国の兵士達が傷付き、治療を待っているようだった。
その中の一人が、奥様に気付き、声をかけてきた。
「おお…もしや、貴女様は、英雄であらせられるディアニア様ですか?…このような戦場で、まさか、お会いできようとは…」
右目を包帯で巻いていましたが、衣服から、将校であることはわかりました。奥様の素性を知っていたのでしょう。高位の貴族に対する礼である、膝をおって、頭をたれていた。
「顔をあげてください。お怪我に障りますよ」
奥様の言葉に将校らしき怪我人は顔をあげて、奥様にいいました。
「お噂では…ご懐妊なされたと…」
突然、そのようなことをいうので、私と奥様は不信感を持ちました。
「ええ…どなたから聞いたのかしら?」
奥様のご懐妊は、安定期に入ってから、王や御実家に報告すると、旦那様は仰られておりました。知っている者は、屋敷の者と、ルワント様。そしてヴェルム様でした。
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