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第四章 学園に行くケモナー
ハルハレ
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黒い瞳が、ケルンを映す。
首筋をそっとなめられ、くすぐったさがこみあげる。
押さえようとも漏れだす吐息。見つめあえば、自然と顔を寄せ合う。
頬と頬が触れあう。
触れてみたいけど、まだ触れることは許されていない。なのに、耳を甘噛されて、ケルンは我慢できなくなって、触れようと手を伸ばすと、すっと、避けられた。
まだまだ坊やね。そう目で訴えてくる。
百戦錬磨の彼女にかなうわけがない。
だからこそ興味がないふりをあえてする。そんなものに負けるはずがない。
あら…でも、これでも、我慢できるかしら…?
そんな風に彼女は舌なめずりを一つする。
「あっ…」
首にこすりつけられて、声が漏れてしまう。そして…目と目が合って…もう我慢ができるわけがない。
にゃー。
「かわいいなぁ!」
ああ!ケルン!もっと尻尾の付け根をとんとんするんだ!
「お兄ちゃん、大丈夫?おねしょしない?」
俺はしない!今ここで堪能したいんだ!
ケルンに頼み込んで彼女へご奉仕をする。なんとか喜んでいただきたいのだ!
彼女は看板娘のクレシェちゃん。黒猫の美猫。
綺麗でかつ、色気があるにゃんこだ。
なかなかのテクニシャンだった。あの尻尾さばきは、簡単にはできないな。
あー…黒猫モッフモフしたい…顔をうずめたい…ああ。
「かわいいもんねー…ん?ミルデイどうしたの?」
俺たちがクレシェちゃんを堪能していたら、ミルデイが机につっぷしていた。疲れたのか?
「いえ、癪ですが、ミケ殿下の気持ちがわかってしまって、腹がたっているだけですので、俺のことは、お気になさらないでください」
口調が戻るほど、疲れてるのか。
何軒か動物達のいるお店をまわったからな…疲れるよな。
学園内には、色々なお店が集まっていて、都市というより、小さな世界のようだ。食べ物屋だけでも、あまりにも種類があるんだが、それだけ色んなところから人が来ているということなんだろう。
ただ、本当に学生?って思える人が学生服を着て、店を出していて、びっくりしたがな。
そして、今いるのは『喫茶ハルハレ』という店だ。
ハンクからのおやつが届けられる店であると聞いていたので、ここまでおやつを、食べにきたのだ。
お昼から三時間もの間も遊びっぱなしだからな。お腹の具合もいい感じだ。
ケルンが午後からの体験講義に出ないのは色々な事情がある。
まぁ、俺というかケルンというか…俺たちは丸っきり生産職なのだ。
魔力はたくさんあるから、魔法も使いたい放題ではある。
ただ、それをサポートするようなスキルがない。それに、体を使うような才能が…本当に欠片もない。
そもそも、剣なんか握らせてもらえないからな。彫刻刀でさえあまり、いい顔をされなかったほどだ。
魔法が使えるようになって、壁を壊したつもりが新たな壁に出くわしたということだ。
生産職に関わる講義は、体験なんてものはない。取るか取らないかの二択だ。
結果、暇だったから探検に出たということだ。
「色んなものたくさんあって、楽しいね、お兄ちゃん!」
おかげで知識も増えたからな!
知らないことを知れるということは、知識が増えるということで、俺の調子はすこぶるいい。だいぶ前に戻った感じだからな。
ケルンとの繋がりも以前に近いほど感じれるから、ケルンも喜んでいるのだ。
「いやいや、あっしの可愛いクレシェちゃんが、こんなにもサービスするなんて、若さん、将来大物になりますね」
お!コーザさんが声をかけてきたぞ!ついに飲むぞ!
「うん!コーザさん、そろそろ大人の飲み物を出してください!」
左目に眼帯をした、二十代後半くらいの背の高い…執事服に似ているけど…半袖にしたウェイターのような人が、この店の主人であるコーザさんだ。
ハンクと似たような髪に似たような肌の色なので同郷なのかもしれない。
そして、大人の飲み物である『カフェ』を作る名人と聞いたので、楽しみにしてきたのだ!
ここの『カフェ』を飲めば頭は冴えて、眠気は吹き飛び、仕事がはかどる…大人の飲み物で俺に最適なものだ。飲めばきっと、ケルンとの繋がりが、前と同じくらいには戻れるはず!
「坊っちゃま、この飲み物…かなり苦いですが飲めますか?」
「ふふっ。大人のお店では、大人の飲み物を飲むようにって、ヴェルムおじさんがいってたもん!それに、お兄ちゃんが元気になるって!だから、飲む!」
ミルデイは、先に『カフェ』を、飲んでいるが、苦いといいつつ、美味しそうに飲んでるじゃないか。きっとケルンも飲めるはずだ。
さっそくカップを手にとる。いい香りだ。黒いのはケルンの髪色みたいだな。
さて、冷ましながら一口。
「にがぃぃ!」
ケルンが一口飲んだら、吐きそうになった。
苦すぎる!コーヒーの三倍は苦いぞ、これ!大人って、これ飲めるのか…って、ミルデイよく平気で飲めてるな!お、大人だ。
というか、ケルンの感覚が強すぎるんじゃねぇか?これ。
「はっはっはは!若さん、砂糖とミルクたっぷりの、こっちを飲みなよ…味覚が鋭いって聞いてるからな。飲めるわけない」
「で、でも、おじさんが…何も入れない方がすっきりするって…」
「大丈夫。これにも大人の飲み物入ってるから、いい付けは守れているよ」
そのまま飲まないと俺が元気にならないと気にして、飲むのをためらっているが、俺としても美味しいものを飲んでもらいたいわけだ。感覚がダイレクトにくるからな。
俺のことはいいから。ケルン、いただこうぜ?
「うん…あ、いい匂い…」
混ぜ物をしてもいい匂いがする。焦げ臭さがなくなって、優しい匂いだから、ケルンも飲めるかもしれない。口直しにもらおう。
新しく入れてもらったコップの中身をみれば、牛乳とかが入ってるのか。
一口飲んでケルンが歓声をあげた。
「甘くておいしい!ハチミツも入ってるのかな?」
「お、若さん、やっぱり舌がいいね。砂糖だけじゃなく、故郷から取り寄せた特別なハチミツが入ってるから、美味しさ格別だろ?」
ハチミツなら得意だからな。ランディとよく食べて…あ、軽くみんなに会いたくなってきた…初日から、ホームシックになりそうだ。
「休みになったら帰ろう?」
そうだな。お土産たくさん買おうな。
二人で予定を決めていたら、コーザさんが、腕を組んで困ったように笑っていった。
「しかし、ハンクから五年ぶりに連絡きたと思ったら、店を貸せっていうから、びっくりしたよ。一応ね、ここのことは、内緒にしてたんたんだけどハンクの奴、自分の若さんが来るからって…また勝手に調べたんだろうな…」
「二人は友達なの?」
「ん?いやいや、元同僚で、ハンクの方が上司で、あっしは、ただの部下だったんだよ」
「やっぱり、コーザさんも料理上手いの?」
前にハンクが修業とか、勤めていたお屋敷とか、料理屋の同僚さんだったのか。ハンクの部下ってことは、料理が得意なのと、人付き合いが上手いんだろうなと思う。あのハンクの部下とか人付き合いが上手くないと無理だからな。
「あっしですか?…まぁ、一応、喫茶店の店主ですからね。飲み物作りには自信があります。でも、ハンクの方が料理は上手いですよ。前の仕事で、たくさんいる中で一番の奴があいつでしたから。あっしは二番手なんで、あいつの命令を伝えるのが多かったですね」
流石はハンクだな。あれだけ料理が上手いんだから、たくさんの部下がいてもおかしくないな。
伝達はコーザさんが仲介していたからスムーズだったろうな。
「坊っちゃま、そろそろ、学園に戻りましょう。夕刻までに戻らないと」
「執事の子のいうとおりだね。ここはサイジャル。幻影国家といわれているサイジャル。だから…神隠しにあうかも知れないよ…」
壁の時計をみて、ミルデイがそういうと、コーザさんが、怖がらすようなこといってきた。
「神隠し?なにそれ?」
か、神隠しってのは、その場からいなくなってしまうんだ。妖怪とか幽霊とかそういうもんだ。
「え…妖怪?幽霊?」
「幽霊…そういえば人がふっと消えてしまうんですよね…かと思えばどこからか視線があるんですよ…ここは古い街ですから…出るかもしれませんね、幽霊」
そういってコーザさんがふっと笑った。
帰るぞ!
「うん!また明日来ます!」
ミルデイの手を握って、お店を離れることにした。
神隠しなんてされたら、困る!
「はい、まいどー」
ひらひらとコーザさんが、手を降って、クレシェちゃんは、にゃーんと一鳴きして、見送ってくれた。
首筋をそっとなめられ、くすぐったさがこみあげる。
押さえようとも漏れだす吐息。見つめあえば、自然と顔を寄せ合う。
頬と頬が触れあう。
触れてみたいけど、まだ触れることは許されていない。なのに、耳を甘噛されて、ケルンは我慢できなくなって、触れようと手を伸ばすと、すっと、避けられた。
まだまだ坊やね。そう目で訴えてくる。
百戦錬磨の彼女にかなうわけがない。
だからこそ興味がないふりをあえてする。そんなものに負けるはずがない。
あら…でも、これでも、我慢できるかしら…?
そんな風に彼女は舌なめずりを一つする。
「あっ…」
首にこすりつけられて、声が漏れてしまう。そして…目と目が合って…もう我慢ができるわけがない。
にゃー。
「かわいいなぁ!」
ああ!ケルン!もっと尻尾の付け根をとんとんするんだ!
「お兄ちゃん、大丈夫?おねしょしない?」
俺はしない!今ここで堪能したいんだ!
ケルンに頼み込んで彼女へご奉仕をする。なんとか喜んでいただきたいのだ!
彼女は看板娘のクレシェちゃん。黒猫の美猫。
綺麗でかつ、色気があるにゃんこだ。
なかなかのテクニシャンだった。あの尻尾さばきは、簡単にはできないな。
あー…黒猫モッフモフしたい…顔をうずめたい…ああ。
「かわいいもんねー…ん?ミルデイどうしたの?」
俺たちがクレシェちゃんを堪能していたら、ミルデイが机につっぷしていた。疲れたのか?
「いえ、癪ですが、ミケ殿下の気持ちがわかってしまって、腹がたっているだけですので、俺のことは、お気になさらないでください」
口調が戻るほど、疲れてるのか。
何軒か動物達のいるお店をまわったからな…疲れるよな。
学園内には、色々なお店が集まっていて、都市というより、小さな世界のようだ。食べ物屋だけでも、あまりにも種類があるんだが、それだけ色んなところから人が来ているということなんだろう。
ただ、本当に学生?って思える人が学生服を着て、店を出していて、びっくりしたがな。
そして、今いるのは『喫茶ハルハレ』という店だ。
ハンクからのおやつが届けられる店であると聞いていたので、ここまでおやつを、食べにきたのだ。
お昼から三時間もの間も遊びっぱなしだからな。お腹の具合もいい感じだ。
ケルンが午後からの体験講義に出ないのは色々な事情がある。
まぁ、俺というかケルンというか…俺たちは丸っきり生産職なのだ。
魔力はたくさんあるから、魔法も使いたい放題ではある。
ただ、それをサポートするようなスキルがない。それに、体を使うような才能が…本当に欠片もない。
そもそも、剣なんか握らせてもらえないからな。彫刻刀でさえあまり、いい顔をされなかったほどだ。
魔法が使えるようになって、壁を壊したつもりが新たな壁に出くわしたということだ。
生産職に関わる講義は、体験なんてものはない。取るか取らないかの二択だ。
結果、暇だったから探検に出たということだ。
「色んなものたくさんあって、楽しいね、お兄ちゃん!」
おかげで知識も増えたからな!
知らないことを知れるということは、知識が増えるということで、俺の調子はすこぶるいい。だいぶ前に戻った感じだからな。
ケルンとの繋がりも以前に近いほど感じれるから、ケルンも喜んでいるのだ。
「いやいや、あっしの可愛いクレシェちゃんが、こんなにもサービスするなんて、若さん、将来大物になりますね」
お!コーザさんが声をかけてきたぞ!ついに飲むぞ!
「うん!コーザさん、そろそろ大人の飲み物を出してください!」
左目に眼帯をした、二十代後半くらいの背の高い…執事服に似ているけど…半袖にしたウェイターのような人が、この店の主人であるコーザさんだ。
ハンクと似たような髪に似たような肌の色なので同郷なのかもしれない。
そして、大人の飲み物である『カフェ』を作る名人と聞いたので、楽しみにしてきたのだ!
ここの『カフェ』を飲めば頭は冴えて、眠気は吹き飛び、仕事がはかどる…大人の飲み物で俺に最適なものだ。飲めばきっと、ケルンとの繋がりが、前と同じくらいには戻れるはず!
「坊っちゃま、この飲み物…かなり苦いですが飲めますか?」
「ふふっ。大人のお店では、大人の飲み物を飲むようにって、ヴェルムおじさんがいってたもん!それに、お兄ちゃんが元気になるって!だから、飲む!」
ミルデイは、先に『カフェ』を、飲んでいるが、苦いといいつつ、美味しそうに飲んでるじゃないか。きっとケルンも飲めるはずだ。
さっそくカップを手にとる。いい香りだ。黒いのはケルンの髪色みたいだな。
さて、冷ましながら一口。
「にがぃぃ!」
ケルンが一口飲んだら、吐きそうになった。
苦すぎる!コーヒーの三倍は苦いぞ、これ!大人って、これ飲めるのか…って、ミルデイよく平気で飲めてるな!お、大人だ。
というか、ケルンの感覚が強すぎるんじゃねぇか?これ。
「はっはっはは!若さん、砂糖とミルクたっぷりの、こっちを飲みなよ…味覚が鋭いって聞いてるからな。飲めるわけない」
「で、でも、おじさんが…何も入れない方がすっきりするって…」
「大丈夫。これにも大人の飲み物入ってるから、いい付けは守れているよ」
そのまま飲まないと俺が元気にならないと気にして、飲むのをためらっているが、俺としても美味しいものを飲んでもらいたいわけだ。感覚がダイレクトにくるからな。
俺のことはいいから。ケルン、いただこうぜ?
「うん…あ、いい匂い…」
混ぜ物をしてもいい匂いがする。焦げ臭さがなくなって、優しい匂いだから、ケルンも飲めるかもしれない。口直しにもらおう。
新しく入れてもらったコップの中身をみれば、牛乳とかが入ってるのか。
一口飲んでケルンが歓声をあげた。
「甘くておいしい!ハチミツも入ってるのかな?」
「お、若さん、やっぱり舌がいいね。砂糖だけじゃなく、故郷から取り寄せた特別なハチミツが入ってるから、美味しさ格別だろ?」
ハチミツなら得意だからな。ランディとよく食べて…あ、軽くみんなに会いたくなってきた…初日から、ホームシックになりそうだ。
「休みになったら帰ろう?」
そうだな。お土産たくさん買おうな。
二人で予定を決めていたら、コーザさんが、腕を組んで困ったように笑っていった。
「しかし、ハンクから五年ぶりに連絡きたと思ったら、店を貸せっていうから、びっくりしたよ。一応ね、ここのことは、内緒にしてたんたんだけどハンクの奴、自分の若さんが来るからって…また勝手に調べたんだろうな…」
「二人は友達なの?」
「ん?いやいや、元同僚で、ハンクの方が上司で、あっしは、ただの部下だったんだよ」
「やっぱり、コーザさんも料理上手いの?」
前にハンクが修業とか、勤めていたお屋敷とか、料理屋の同僚さんだったのか。ハンクの部下ってことは、料理が得意なのと、人付き合いが上手いんだろうなと思う。あのハンクの部下とか人付き合いが上手くないと無理だからな。
「あっしですか?…まぁ、一応、喫茶店の店主ですからね。飲み物作りには自信があります。でも、ハンクの方が料理は上手いですよ。前の仕事で、たくさんいる中で一番の奴があいつでしたから。あっしは二番手なんで、あいつの命令を伝えるのが多かったですね」
流石はハンクだな。あれだけ料理が上手いんだから、たくさんの部下がいてもおかしくないな。
伝達はコーザさんが仲介していたからスムーズだったろうな。
「坊っちゃま、そろそろ、学園に戻りましょう。夕刻までに戻らないと」
「執事の子のいうとおりだね。ここはサイジャル。幻影国家といわれているサイジャル。だから…神隠しにあうかも知れないよ…」
壁の時計をみて、ミルデイがそういうと、コーザさんが、怖がらすようなこといってきた。
「神隠し?なにそれ?」
か、神隠しってのは、その場からいなくなってしまうんだ。妖怪とか幽霊とかそういうもんだ。
「え…妖怪?幽霊?」
「幽霊…そういえば人がふっと消えてしまうんですよね…かと思えばどこからか視線があるんですよ…ここは古い街ですから…出るかもしれませんね、幽霊」
そういってコーザさんがふっと笑った。
帰るぞ!
「うん!また明日来ます!」
ミルデイの手を握って、お店を離れることにした。
神隠しなんてされたら、困る!
「はい、まいどー」
ひらひらとコーザさんが、手を降って、クレシェちゃんは、にゃーんと一鳴きして、見送ってくれた。
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